最高の性別！だから愛される事を知った。

僕が女だと知らない自分。

子供を取るか男を取るか？母の選択

僕の家は老舗の酒屋だった。
ディスカウントの酒屋ができたせいで
ファミリーマートをする事を母が決意した。
あっ、その時には父親は離婚していなかった。
浮気の多い父親。
けどもテレビを見ながら膝の上に座って酒のつまみを食べさせてくれた。
それをちょこちょこもらいながら居た事をだけを覚えてる。
それが、父との思いで。
だけども、母親と離婚してから父親とずっと会ってなかった。。
ある日、母とスーパーに行った日、お菓子を選んでたそしてたら1メートル先に父が居た。
『お父さーん」と叫んだ。
そした父は走って逃げた。
それが最後の父との思い出。
逃げるって？おいおっさん恥ずかしくないか？あんたの生き方はしない。
そして俺はやっぱり誰にも愛されない人間なんだと強く心に刻んだ。
母はその頃、俺の義理の父親になる人に多分夢中だった。
昼間はお酒の配達、灯油の配達、母にはお母さんの香りなんてしなかった。
でも、それでもその匂いが幸せだった。
一緒にいたいのに、いれない。
夜は義理の父親の家にいて帰ってこなかった。
あまりの寂しさに義理の父親に何度も電話した。
そしたら「りかちゃん人形」の電話番号を教えられた。
店が酒屋の時、立ち飲みもっていた。
くそじじいばっかりだった。
立ち飲みの店番をする内に大人が何を考え、何が損得なのか？阪神タイガースになぜそこまで燃えれるのか？
なんでこのおっさん達はこんなに、ずるい考えしかもてないんだろうと小学生の身分で感慨深く考えていた。
大人の考えをもった小学3年生ができあがった。
死んでも水商売なんて絶対にやらない。
と心に誓った。