64 / 66
3章
20 全て奪う
しおりを挟む
「あ、やだ、こんなところで……」
性器を昂らせ、胸の突起を弄られて、赤く腫れさせて、言うセリフが今更で、志津木はもっと辱めたくなる。
「やらしいな、ニア。ニアは王子さまなのに、こんな誰にでも見られる場所で、足を開いて、イヤらしい顔をしてる」
志津木の指の動きに合わせクチュクチュと音を響かせて、ニアは辱めに感じながらドクドクと血を滾らせている。
「あっ……——やだ……」
「いや? こんなに熱く勃たせているのに?」
耳元で囁き、首筋を舐める。時折、噛んで刺激して、乳首を摘む。
「も、や、イクよ……イっちゃう」
涙声で訴えられ、ブルッと背を震わせる。同時に激しく擦り上げ、手の中に射精させた。初の射精に痛みを感じたのか、ビクッ、ビクッ、と体を震わせ、弛緩させる。その体を受け止め、向かい合わせに体を返し、肩にニアの頬を置き、抱き止めながら、後孔にニアの吐き出した精液を塗り込める。ニアは脱力したままで荒い息を吐いている。肩が濡れるのは泣いているのかもしれない。
初めてで硬く閉ざされた襞を指で広げ、滑りを利用して指を入れて行く。周りを撫でながら、前後に動かし、隙間を作り、もう一本入れる。解しながら指を開き、隙間を作りながら、奥の腹側を撫でれば、ニアの呼吸に熱い息が混じりだす。
「あ、や、そこ、やだ——や、感じるよ、またイっちゃうからぁ——……」
「ダメだよ、ニア、我慢して? もうすぐ挿れてあげるから」
ニアの手を取り、ニアの育ち出した性器の付け根に置く。イかないように押さえてと指示を出して、よさに刺激を与えだすニアの手を止めながら、いやいやと首をふるニアをなだめて、胸の赤く腫れた乳首を舌で可愛がりながら、ニアの反応を楽しんでいる。
「もういい? ニア、自分で挿れられる?」
ニアの開いた後孔に先端を触れさせて、前後を擦れば、ニアが欲の表情を覗かせる。コクリと喉を鳴らし、知り尽くした快楽の予感に身を震わせている。
煽られて一気に突き入れそうな所を我慢して、ニアの手が志津木の性器に触れ、自身の中へ導き挿れて行く表情を楽しんだ。
「あ、イイ、イイよぉ——……ああ、はいっちゃう、はいっちゃうよぉ……」
腰が沈んで行くにつれ、震える。
鬼頭をパクッと咥えて、止まる。震えながら熱い息を吐くニアに構う事なく、腰を掴んで力任せに押し挿れた。
「やああぁぁ——……」
悲鳴に似た声を上げてニアが体を強ばらせる。ビクッ、ビクッと体を震わせ、内側で志津木を卑猥に舐め上げる。襞が蠢き、志津木の精液を搾り取る。ニアの内側が志津木の精液で濡れ、熱い蜜壺となる。
「イった? ニア、悪い子だ。——ニアの中、すごく、イイよ」
志津木がゆるゆると動き始めると、意識が遠い筈なのに、連動するように喘ぎを聞かせる。可愛い声に、もっと奥を突いてイかせてやりたいと思うのは、もう一度、食い締められて吐き出したい欲のせいだ。
草にニアを押し倒し、腰を上げさせ、後ろから覆い被さって、奥を突く。奥から溢れ出る精液が卑猥にニアの太ももを伝った。
性器を昂らせ、胸の突起を弄られて、赤く腫れさせて、言うセリフが今更で、志津木はもっと辱めたくなる。
「やらしいな、ニア。ニアは王子さまなのに、こんな誰にでも見られる場所で、足を開いて、イヤらしい顔をしてる」
志津木の指の動きに合わせクチュクチュと音を響かせて、ニアは辱めに感じながらドクドクと血を滾らせている。
「あっ……——やだ……」
「いや? こんなに熱く勃たせているのに?」
耳元で囁き、首筋を舐める。時折、噛んで刺激して、乳首を摘む。
「も、や、イクよ……イっちゃう」
涙声で訴えられ、ブルッと背を震わせる。同時に激しく擦り上げ、手の中に射精させた。初の射精に痛みを感じたのか、ビクッ、ビクッ、と体を震わせ、弛緩させる。その体を受け止め、向かい合わせに体を返し、肩にニアの頬を置き、抱き止めながら、後孔にニアの吐き出した精液を塗り込める。ニアは脱力したままで荒い息を吐いている。肩が濡れるのは泣いているのかもしれない。
初めてで硬く閉ざされた襞を指で広げ、滑りを利用して指を入れて行く。周りを撫でながら、前後に動かし、隙間を作り、もう一本入れる。解しながら指を開き、隙間を作りながら、奥の腹側を撫でれば、ニアの呼吸に熱い息が混じりだす。
「あ、や、そこ、やだ——や、感じるよ、またイっちゃうからぁ——……」
「ダメだよ、ニア、我慢して? もうすぐ挿れてあげるから」
ニアの手を取り、ニアの育ち出した性器の付け根に置く。イかないように押さえてと指示を出して、よさに刺激を与えだすニアの手を止めながら、いやいやと首をふるニアをなだめて、胸の赤く腫れた乳首を舌で可愛がりながら、ニアの反応を楽しんでいる。
「もういい? ニア、自分で挿れられる?」
ニアの開いた後孔に先端を触れさせて、前後を擦れば、ニアが欲の表情を覗かせる。コクリと喉を鳴らし、知り尽くした快楽の予感に身を震わせている。
煽られて一気に突き入れそうな所を我慢して、ニアの手が志津木の性器に触れ、自身の中へ導き挿れて行く表情を楽しんだ。
「あ、イイ、イイよぉ——……ああ、はいっちゃう、はいっちゃうよぉ……」
腰が沈んで行くにつれ、震える。
鬼頭をパクッと咥えて、止まる。震えながら熱い息を吐くニアに構う事なく、腰を掴んで力任せに押し挿れた。
「やああぁぁ——……」
悲鳴に似た声を上げてニアが体を強ばらせる。ビクッ、ビクッと体を震わせ、内側で志津木を卑猥に舐め上げる。襞が蠢き、志津木の精液を搾り取る。ニアの内側が志津木の精液で濡れ、熱い蜜壺となる。
「イった? ニア、悪い子だ。——ニアの中、すごく、イイよ」
志津木がゆるゆると動き始めると、意識が遠い筈なのに、連動するように喘ぎを聞かせる。可愛い声に、もっと奥を突いてイかせてやりたいと思うのは、もう一度、食い締められて吐き出したい欲のせいだ。
草にニアを押し倒し、腰を上げさせ、後ろから覆い被さって、奥を突く。奥から溢れ出る精液が卑猥にニアの太ももを伝った。
0
お気に入りに追加
89
あなたにおすすめの小説
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
【BL】完結「異世界に転移したら溺愛された。自分の事を唯一嫌っている人を好きになってしまったぼく」
まほりろ
BL
【完結済み、約60,000文字、全32話】
主人公のハルトはある日気がつくと異世界に転移していた。運良くたどり着いた村で第一村人に話しかけてたら求愛され襲われそうになる。その人から逃げたらまた別の人に求愛され襲われそうになり、それを繰り返しているうちに半裸にされ、体格の良い男に森の中で押し倒されていた。処女喪失の危機を感じたハルトを助けてくれたのは、青い髪の美少年。その少年だけはハルトに興味がないようで。異世界に来てから変態に襲われ続けたハルトは少年の冷たい態度が心地良く、少年を好きになってしまう。
主人公はモブに日常的に襲われますが未遂です。本番は本命としかありません。
攻めは最初主人公に興味がありませんが、徐々に主人公にやさしくなり、最後は主人公を溺愛します。
男性妊娠、男性出産。美少年×普通、魔法使い×神子、ツンデレ×誘い受け、ツン九割のツンデレ、一穴一棒、ハッピーエンド。
性的な描写あり→*、性行為してます→***。
他サイトにも投稿してます。過去作を転載しました。
「Copyright(C)2020-九十九沢まほろ」
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
異世界に転移したショタは森でスローライフ中
ミクリ21
BL
異世界に転移した小学生のヤマト。
ヤマトに一目惚れした森の主のハーメルンは、ヤマトを溺愛して求愛しての毎日です。
仲良しの二人のほのぼのストーリーです。
楽園をかたどったなら
ジンノケイ
BL
動物たちが進化して獣人となり、ヒトは彼らに敗北し絶対的な弱者となった世界。
シロクマ獣人の医師ディランはかつて、ヒトを実験生物として扱う「楽園」という組織に属していた。
良心の呵責に耐えきれなくなったディランは被験体のヒトを逃してしまい、「楽園」を追われることとなる。
そうして五年後のある雨の日。
逃がしたヒトの子・アダムが美しく成長した姿でディランの元へ現れた。幼いヒト似獣人の少女を連れて。
「俺をもう一度、お側に置いてください」
そう訴えるアダムの真意が掴めないまま、ディランは彼らと共に暮らし始める。
当然その生活は穏やかとはいかず、ディランは己の罪とアダムからの誘惑に悩み苦しむことになる——
◇ ◇ ◇
獣人×ヒトの創作BLです
シリアスで重い話、受から攻へのメンタルアタック、やや残酷な表現など含みますが最終的にはハッピーエンドになります!
R描写ありの回には※マークをつけます
(pixivで連載している創作漫画のifルートですが、これ単体でも読める話として書いています)
虐げられ聖女(男)なので辺境に逃げたら溺愛系イケメン辺境伯が待ち構えていました【本編完結】(異世界恋愛オメガバース)
美咲アリス
BL
虐待を受けていたオメガ聖女のアレクシアは必死で辺境の地に逃げた。そこで出会ったのは逞しくてイケメンのアルファ辺境伯。「身バレしたら大変だ」と思ったアレクシアは芝居小屋で見た『悪役令息キャラ』の真似をしてみるが、どうやらそれが辺境伯の心を掴んでしまったようで、ものすごい溺愛がスタートしてしまう。けれども実は、辺境伯にはある考えがあるらしくて⋯⋯? オメガ聖女とアルファ辺境伯のキュンキュン異世界恋愛です、よろしくお願いします^_^ 本編完結しました、特別編を連載中です!
異世界チン!~王子様の選ばれし存在は俺!?~
モト
BL
俺、伊東新太が召喚された場所は、なんと異世界の神殿の中だった。特別取り柄のない俺がなんで召喚されたの!? 間違いない!?ねぇ、教えてよ! 召喚した異世界の人達は、何故か俺に遜って物凄い好対応。豪華フルコース! フカフカベッド! エステ三昧! ……ねぇ、怖い。そろそろ俺を召喚した理由を教えてくれない? すると、ようやく国の偉いさんがやってきて「王子の呪いを解く鞘として召喚いたしました」「鞘?」話を聞くと、なんと国の第一王子が呪いをかけられているそうだ。それを解くのは選ばれし鞘だけ……。なるほど、俺が王子を助けるわけね。鞘の役目ってことは剣があるんだろう? エクスカ〇バー的な剣がさ。新太は王子の呪いを解くことが出来るのか!
美形王子と健気な流され受け。元気なBLです。ムーンライトノベルズでも投稿しております
明日は大事なプレゼンがあるのに異世界転生ってマジですか?
葛城 惶
BL
海藤斎(かいどう いつき)、女、独身。年齢 アラフォー。趣味 仕事。某コンサルティング会社 課長代理。
次のプレゼンで成功すれば、念願の課長の椅子に座れる......はずだったのに前夜に急性心筋梗塞、つまりは過労死。
気がついてみたら、ラノベも真っ青な異世界に転生していた。
しかも男に......。
男ぉ?やったじゃん!これでもうバカにされないっ......て思ったら、男しかいないじゃんよ。チェッ!しかも尻尾ついてるし...。
私、もしかして猫?最高やん。
まぁいいや。仕事くださ~い!
エッ?嫁に行け?......ウソやろ~!
このお話は、ワーカホリックなアラフォー干物女が、いきなり尻尾のついた男しかいない異世界に転生して、男同士なのに婚姻を迫られてわちゃわちゃする、しょうもないコメディです
作中に風巻ユウ様著「モンスターだってBL したいんです!」
https://estar.jp/novels/25700494の超可愛いキャラ、聖樹たんが遊びに来て下さってます(*^^*)
ユウさま、ありがとうございます~♥
《第一幕》テンプレ転移した世界で全裸から目指す騎士ライフ
ぽむぽむ
BL
交通事故死により中世ヨーロッパベースの世界に転移してしまった主人公。
セオリー通りの神のスキル授与がない? 性別が現世では女性だったのに男性に?
しかも転移先の時代は空前の騎士ブーム。
ジャンと名を貰い転移先の体の持ち前の運動神経を役立て、晴れて騎士になれたけど、旅先で知り合った男、リシャールとの出会いが人生を思わぬ方向へと動かしてゆく。
最終的に成り行きで目指すは騎士達の目標、聖地!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる