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異世界に再就職…する前のチュートリアルが長すぎる
はち。
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…新しい『身体』。
彼方では、経年劣化してきたけれど、愛着がある肉体。
まぁ、出来れば新陳代謝が改善されれば善しとしたい。
でも。
行き先の世界観とか情報が全く無いのに、この『純日本人』な容姿は馴染む事ができるのか?
「もしもし?」
『なんでしょう?』
「まず、呼び掛けるのに貴方の名前を知りたい。何て云うか不便」
『私に名前は有りません。肉体が再生し転送先の世界に着いたら貴女の中に"能力"として吸収されますから』
「えっ?じゃあ、多重人格?!」
『"能力"に人格無いです』
「じゃあ、会話出来ないの?」
『…逆に会話出来る方が良いのでしょうか?』
本来なら気味が悪いのだろうが、全く見知らぬ世界に一人放り出されるのは初めての経験。連れが居た方が良い。…あれ?私、こんなに寂しがりだったかな?
思考か退行してる気が…。
彼方では、経年劣化してきたけれど、愛着がある肉体。
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「まず、呼び掛けるのに貴方の名前を知りたい。何て云うか不便」
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