8 / 42
ナビゲート【アリス】
しおりを挟む
それから俺は様々な魔物と戦闘をし、戦い方を身につけた。そうしているうちにレベルも上がりそれに比例してステータスの上がりが半端なかった…。
しばらく歩きながらふと
「そういや、ここから一番近い都市はどこだ?」
そう呟くと
『ここから最も近い都市はセキルという街でございます、“マスター”』
突然、無機質な声が俺に向かって言った。
「お前は誰だ?」
『私は“マスター”のスキル[ナビゲート]です」
「なるほど、しかしお前なんか声に感情が無いな」
『私はただのスキルですので』
「ふぅーん、ならお前今日から【アリス】な」
『【アリス】とは私の名前でございますか?』
「それ以外誰がいるんだよ」
『ありがとうございます!今日からこのアリス、マスターについていきます!』
「よろしくな、アリス。」
『はい!マスター!』
(急にアリスの声に感情が出てきたな。もしかして俺が名前を与えたからか?)
そんな事を考えていると
『マスター!ここから約600メートル先で何名かが魔物に襲われています!』
その直後、悲鳴が聞こえた。
「今すぐにその場所を教えろ!」
『かしこまりました!』
すると視線の右上にマップが表示された。
(どうやらマジでやばそうだな)
俺は急いで向かって行った。
現場に着いた瞬間、俺は顔を顰めた。
そこは悲惨な状況だった。
辺りには血の水たまりができており、護衛らしき者たちは既に息がなく、5匹のフォレストウルフに食われていた。
俺は【白刀】を握ってフォレストウルフたちの首を落とした。戦闘が終わり、誰か生きていないか確認しようとすると、倒れている馬車の中からうめき声が聞こえた。
俺はすぐに馬車の方へ向かった。馬車の中には何人かが負傷していたので、俺は[快復魔法]をまとめてかけた。
「これで大丈夫だろう」
しばらくすると、
「あれ?俺死んでない」
「うぅ…生き、てるのか…俺たち…」
その声に反応したのかやがて全員が目を覚まし、状況を確認してから俺を見た。
「あなたが私たちを助けてくれたのですか?」
この馬車の責任者らしきおじさんが俺に言った。
「あぁ。悲鳴が聞こえたから急いで駆けつけて魔物を討伐した。全員負傷していたようだから、とりあえず治しておいた」
俺がそう言うとおじさん達から感謝された。
「あ、ありがとうございます。あなたが駆けつけてくれなかったら今頃私たちは死んでいたでしょう」
「助けてくださりありがとうございます」
すると先ほどの責任者らしきおじさんが
「私たちを全員治してくれてありがとう。ところで、金額なんだが…」
俺はそれに対して
「?いえいえお金はいりませんよ。俺は困っている人を助ける、ただ当たり前のことをしただけですから」
_____________________
名前:間宮傑
Lv:27
種族:人間
性別:男
年齢:17
HP:26500
MP:27500(+13750)→41250
STR:27300(+13650)→40950
VIT:27100
運:2850
スキル:並列思考Lv10 HP自動回復Lv10 MP自動回復Lv10 身体強化Lv10 魔鎧Lv10
US:スキル成長MAXLv- 取得経験値ステータス倍加Lv- 異空間収納Lv- ナビゲートLv-
ギフト:武芸百般Lv- 全属性魔法Lv- 絶対記憶Lv- 神眼Lv- 万物創成Lv-
称号:異世界人 絶対神の加護 スキルを造りし者 魔導を極み 武道の極み
_____________________
しばらく歩きながらふと
「そういや、ここから一番近い都市はどこだ?」
そう呟くと
『ここから最も近い都市はセキルという街でございます、“マスター”』
突然、無機質な声が俺に向かって言った。
「お前は誰だ?」
『私は“マスター”のスキル[ナビゲート]です」
「なるほど、しかしお前なんか声に感情が無いな」
『私はただのスキルですので』
「ふぅーん、ならお前今日から【アリス】な」
『【アリス】とは私の名前でございますか?』
「それ以外誰がいるんだよ」
『ありがとうございます!今日からこのアリス、マスターについていきます!』
「よろしくな、アリス。」
『はい!マスター!』
(急にアリスの声に感情が出てきたな。もしかして俺が名前を与えたからか?)
そんな事を考えていると
『マスター!ここから約600メートル先で何名かが魔物に襲われています!』
その直後、悲鳴が聞こえた。
「今すぐにその場所を教えろ!」
『かしこまりました!』
すると視線の右上にマップが表示された。
(どうやらマジでやばそうだな)
俺は急いで向かって行った。
現場に着いた瞬間、俺は顔を顰めた。
そこは悲惨な状況だった。
辺りには血の水たまりができており、護衛らしき者たちは既に息がなく、5匹のフォレストウルフに食われていた。
俺は【白刀】を握ってフォレストウルフたちの首を落とした。戦闘が終わり、誰か生きていないか確認しようとすると、倒れている馬車の中からうめき声が聞こえた。
俺はすぐに馬車の方へ向かった。馬車の中には何人かが負傷していたので、俺は[快復魔法]をまとめてかけた。
「これで大丈夫だろう」
しばらくすると、
「あれ?俺死んでない」
「うぅ…生き、てるのか…俺たち…」
その声に反応したのかやがて全員が目を覚まし、状況を確認してから俺を見た。
「あなたが私たちを助けてくれたのですか?」
この馬車の責任者らしきおじさんが俺に言った。
「あぁ。悲鳴が聞こえたから急いで駆けつけて魔物を討伐した。全員負傷していたようだから、とりあえず治しておいた」
俺がそう言うとおじさん達から感謝された。
「あ、ありがとうございます。あなたが駆けつけてくれなかったら今頃私たちは死んでいたでしょう」
「助けてくださりありがとうございます」
すると先ほどの責任者らしきおじさんが
「私たちを全員治してくれてありがとう。ところで、金額なんだが…」
俺はそれに対して
「?いえいえお金はいりませんよ。俺は困っている人を助ける、ただ当たり前のことをしただけですから」
_____________________
名前:間宮傑
Lv:27
種族:人間
性別:男
年齢:17
HP:26500
MP:27500(+13750)→41250
STR:27300(+13650)→40950
VIT:27100
運:2850
スキル:並列思考Lv10 HP自動回復Lv10 MP自動回復Lv10 身体強化Lv10 魔鎧Lv10
US:スキル成長MAXLv- 取得経験値ステータス倍加Lv- 異空間収納Lv- ナビゲートLv-
ギフト:武芸百般Lv- 全属性魔法Lv- 絶対記憶Lv- 神眼Lv- 万物創成Lv-
称号:異世界人 絶対神の加護 スキルを造りし者 魔導を極み 武道の極み
_____________________
0
お気に入りに追加
349
あなたにおすすめの小説
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。
異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。
そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。
異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。
龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。
現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定
婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな
カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界
魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた
「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね?
それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」
小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く
塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう
一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが……
◇◇◇
親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります
(『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です)
◇◇◇
ようやく一区切りへの目処がついてきました
拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです
異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる