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ナビゲート【アリス】

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それから俺は様々な魔物と戦闘をし、戦い方を身につけた。そうしているうちにレベルも上がりそれに比例してステータスの上がりが半端なかった…。

しばらく歩きながらふと

「そういや、ここから一番近い都市はどこだ?」

そう呟くと

『ここから最も近い都市はセキルという街でございます、“”』

突然、無機質な声が俺に向かって言った。

「お前は誰だ?」

『私は“マスター”のスキル[ナビゲート]です」

「なるほど、しかしお前なんか声に感情が無いな」

『私はただのスキルですので』

「ふぅーん、ならお前今日から【アリス】な」

『【アリス】とは私の名前でございますか?』

「それ以外誰がいるんだよ」

『ありがとうございます!今日からこのアリス、マスターについていきます!』

「よろしくな、アリス。」

『はい!マスター!』

(急にアリスの声に感情が出てきたな。もしかして俺が名前を与えたからか?)

そんな事を考えていると

『マスター!ここから約600メートル先で何名かが魔物に襲われています!』

その直後、悲鳴が聞こえた。

「今すぐにその場所を教えろ!」

『かしこまりました!』

すると視線の右上にマップが表示された。

(どうやらマジでやばそうだな)

俺は急いで向かって行った。


現場に着いた瞬間、俺は顔を顰めた。
そこは悲惨な状況だった。
辺りには血の水たまりができており、護衛らしき者たちは既に息がなく、5匹のフォレストウルフに食われていた。

俺は【白刀】を握ってフォレストウルフたちの首を落とした。戦闘が終わり、誰か生きていないか確認しようとすると、倒れている馬車の中からうめき声が聞こえた。

俺はすぐに馬車の方へ向かった。馬車の中には何人かが負傷していたので、俺は[快復魔法]をまとめてかけた。

「これで大丈夫だろう」

しばらくすると、

「あれ?俺死んでない」

「うぅ…生き、てるのか…俺たち…」

その声に反応したのかやがて全員が目を覚まし、状況を確認してから俺を見た。

「あなたが私たちを助けてくれたのですか?」

この馬車の責任者らしきおじさんが俺に言った。

「あぁ。悲鳴が聞こえたから急いで駆けつけて魔物を討伐した。全員負傷していたようだから、とりあえず治しておいた」

俺がそう言うとおじさん達から感謝された。

「あ、ありがとうございます。あなたが駆けつけてくれなかったら今頃私たちは死んでいたでしょう」

「助けてくださりありがとうございます」

すると先ほどの責任者らしきおじさんが

「私たちを全員治してくれてありがとう。ところで、金額なんだが…」

俺はそれに対して

「?いえいえお金はいりませんよ。俺は困っている人を助ける、ただ当たり前のことをしただけですから」



_____________________
名前:間宮傑
Lvレベル:27
種族:人間
性別:男
年齢:17
HP:26500
MP:27500(+13750)→41250
STR:27300(+13650)→40950
VIT:27100
運:2850
スキル:並列思考Lv10 HP自動回復Lv10 MP自動回復Lv10 身体強化Lv10 魔鎧Lv10
USユニークスキル:スキル成長MAXLv- 取得経験値ステータス倍加Lv- 異空間収納インベントリLv- ナビゲートLv-
ギフト:武芸百般Lv- 全属性魔法Lv- 絶対記憶Lv- 神眼Lv- 万物創成Lv- 
称号:異世界人 絶対神の加護 スキルを造りし者 魔導を極み 武道の極み
_____________________
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