2 / 16
2 恋
しおりを挟む変わらない窓からの風景。変わらない味付け。
僕は酒に酔えば同じ話を繰り返すし、君は同じ色の口紅ばかり塗る。
けれどある朝、庭に咲いた小さな花に顔を近づけ「可愛いわね」と笑った君の、前髪の白髪と笑い皺に僕はふとドキリとした。
――――――――――
お題元【確かに恋だった】様
『もうずっと君に恋してる』より創作
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
DRAMA QUEEN
Pomu
現代文学
自作の詩を集めた詩集です。
人によって受け取り方や、考え方が違うのは当たり前。
あなただけの心で、何かを感じ取っていただければと思います。
イラスト/漫画/小説などの題材にしていただくのも、一つの楽しみ方としていかがでしょうか?
(どのような創作物に使用していただいても構いませんが、素材、題材として使用する際には、ご連絡をお願いいたします。細かいルールなどはその時にお伝えできればと思います)
・複数のサイト様にも同じ作品を投稿しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ひとひら
Pomu
現代文学
自作のタイトルのない短詩を集めた詩集です。
何かを感じ取っていただけるよう、日々言葉を綴っています。
・複数のサイト様にも同じ作品を投稿しています。
イラスト/漫画/小説などの題材にしていただくのも、一つの楽しみ方としていかがでしょうか?
(どのような創作物に使用していただいても構いませんが、素材、題材として使用する際には、ご連絡をお願いいたします)
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
痛み、そのまま
ユウキ カノ
現代文学
元日の朝。
母は雑煮を作る。父は朝から酒を飲む。
お互いに、お互いが見えていないかのように。
新年から、こんな気持ちになっている人間なんてだれもいない。
だって、家の前の通りには、わたしみたいに家が嫌で外に出ているひとは、ひとりもいない。
トントントン、ツーツーツー、トントントン。
SNSで放り投げた信号だって、きっとだれにも届かない。
そう、だれにも、届かない。
-----
日常ではない救いと、変わることのない痛みのはなしです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる