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第一章:始まりの世界 ”自己啓発編”
♯18. リカ姐の素朴な疑問②
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マイカの表情が落ち着いた頃を見計らって再び質問を
始めるリカ。
「脚本見るの全部話終わってからで良いから、もう一つ
聞いても良い?」
「どうぞ何なりと」
眉毛の位置も通常の場所に戻っており、荒れた様子は
影を潜めて冷静な対応をする立花。
「ヒカルさんが記憶を封じ込まれてでも潜在意識(無意
識)の状態で体を鍛えた格闘技は何か気になるのよね~」
「リカ姐って、そういうのに疎いと思ってたけど実際は
違うの!?」
「私の場合は女性が逞しくなる事に凄く惹かれるの」
「成程、マニアックな意見ね。ヒカルさんが選んだのは
シュートボクシング (Shoot Boxing)でキックボクシング
の技に加え、投げ技および立った状態での関節技(極め
技や絞め技)が認められている立ち技の新興格闘技なの」
「名前は聞いた事あるけど実際には見たことないかも。
それにしても打撃プラスアルファを求めて辿り着いたの
は皮肉な所よね~」
「まぁこっちとしては競技が被ってなければ問題ないか
ら、唯一、同姓で本気で戦えそうな相手ではあるかな」
左右の指を組みながら首を左右に倒してポキポキ音を
響かせる立花。
「あっそうそう、一番肝心な事を忘れてた。宮間さんっ
て本当に強いの?」
「清武さんと比べないのを前提に話をさせて貰うと言う
だけの事はある程、腕前は確かよ」
「どうして、そう言い切れるの? 直接見たの!?」
「残念ながら直接は見る機会が無かったけど動画サイト
にアップされてるんだ。しかも会員制で紹介システムを
採用してるサイトなの」
「へぇー。そんな限定にしてるサイトに投稿されてるっ
て事は普通じゃないわよね」
「今度、見せてあげるよ」
「じゃぁ、約束ね!」
「約束する。って言うかリカ姐って宮間さんみたいな人
がタイプなの?」
「ち、違うわよっ。清武さんに対抗できるって所に興味
があるだけ」
リカは精一杯、弁明するも動揺を隠せない状態に陥っ
てしまい額から汗が滲み出ていた。
「まぁ、今回はそういう事にしておきますっ」
立花はそれ以上追及する事を止めたが良い情報が入手
出来た事に満足気な表情見せた。
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
始めるリカ。
「脚本見るの全部話終わってからで良いから、もう一つ
聞いても良い?」
「どうぞ何なりと」
眉毛の位置も通常の場所に戻っており、荒れた様子は
影を潜めて冷静な対応をする立花。
「ヒカルさんが記憶を封じ込まれてでも潜在意識(無意
識)の状態で体を鍛えた格闘技は何か気になるのよね~」
「リカ姐って、そういうのに疎いと思ってたけど実際は
違うの!?」
「私の場合は女性が逞しくなる事に凄く惹かれるの」
「成程、マニアックな意見ね。ヒカルさんが選んだのは
シュートボクシング (Shoot Boxing)でキックボクシング
の技に加え、投げ技および立った状態での関節技(極め
技や絞め技)が認められている立ち技の新興格闘技なの」
「名前は聞いた事あるけど実際には見たことないかも。
それにしても打撃プラスアルファを求めて辿り着いたの
は皮肉な所よね~」
「まぁこっちとしては競技が被ってなければ問題ないか
ら、唯一、同姓で本気で戦えそうな相手ではあるかな」
左右の指を組みながら首を左右に倒してポキポキ音を
響かせる立花。
「あっそうそう、一番肝心な事を忘れてた。宮間さんっ
て本当に強いの?」
「清武さんと比べないのを前提に話をさせて貰うと言う
だけの事はある程、腕前は確かよ」
「どうして、そう言い切れるの? 直接見たの!?」
「残念ながら直接は見る機会が無かったけど動画サイト
にアップされてるんだ。しかも会員制で紹介システムを
採用してるサイトなの」
「へぇー。そんな限定にしてるサイトに投稿されてるっ
て事は普通じゃないわよね」
「今度、見せてあげるよ」
「じゃぁ、約束ね!」
「約束する。って言うかリカ姐って宮間さんみたいな人
がタイプなの?」
「ち、違うわよっ。清武さんに対抗できるって所に興味
があるだけ」
リカは精一杯、弁明するも動揺を隠せない状態に陥っ
てしまい額から汗が滲み出ていた。
「まぁ、今回はそういう事にしておきますっ」
立花はそれ以上追及する事を止めたが良い情報が入手
出来た事に満足気な表情見せた。
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