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第一章:始まりの世界 ”チーム対抗戦”
♯82.チーム対抗戦の始まり④ 遅れてくるゲスト1
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両チームの代表者(タカフミと陸城)による握手が
終わったところで、おはじきのカラーを二種類から、
選ぶ為にジャンケンが始まる。
「ジャンケンでほいっ」
二人ともチョキを出したので引き分けで続行される。
「あいこでしょ!」
またまたパーで重なると感情を爆発させて掛け声を
絞り出す二人。
「最後でしょ!」
タカフミがグーを出してパーを出した陸城が勝利し
た。
「ふぅーっ。あいこが二連続ってマジでビビるわ」
「でも、それで勝ったんだから、スゴイじゃん」
「まぁ、単なる色決めだけど勝ちは嬉しいもんだね」
「それで青と黄緑のどっちにする?」
「そーだな。黄緑でいいや」
「では、こちらは青で決まりだね!」
「そうだ。さっきから気になってたんだけど今日は、
立花さんは居ないの?」
「それなんだけど、どうやら寝坊して遅れてくるみた
い」
「へぇー。めずらしい事もあるんだね。でも遅れてく
るのが、どうして分かったの?」
「それが父親からの手紙を哀川君が貰ってたんだ」
「立花さんと大山くんのお父さんの関係が分からない
けど病気で欠席じゃないんなら良いや」
「そうそう、直接関係ないかもだけど僕の幼馴染みも
呼んだんだ。だから、そっち経由で城ヶ崎さんも来る
かもしれない」
(ヒカルには開始十分後を連絡してある。五分前行動
を基本としているので五分後には来るだろう)
「うそっ。それは嬉しいな。ちなみに幼馴染みって、
誰なの?」
「川邑ヒカルだよっ」
「何だって!? 女子陸上部のエースで何にでも首を
突っ込みたくなる熱血漢の塊のあの”川邑ヒカル”かよ!」
「あぁ、でも城ヶ崎さんと仲良くなってるのは間違い
ないよ。じゃなきゃ普通来ないって……」
「だよなっ。あんな事があって普通は来ないよな~」
二人とも複雑な表情をしながらも川邑ヒカルが来る
事によって大会が盛り上がる事は容易に予想できた。
なぜなら男子の7割はお嬢様系がタイプなのだから。
終わったところで、おはじきのカラーを二種類から、
選ぶ為にジャンケンが始まる。
「ジャンケンでほいっ」
二人ともチョキを出したので引き分けで続行される。
「あいこでしょ!」
またまたパーで重なると感情を爆発させて掛け声を
絞り出す二人。
「最後でしょ!」
タカフミがグーを出してパーを出した陸城が勝利し
た。
「ふぅーっ。あいこが二連続ってマジでビビるわ」
「でも、それで勝ったんだから、スゴイじゃん」
「まぁ、単なる色決めだけど勝ちは嬉しいもんだね」
「それで青と黄緑のどっちにする?」
「そーだな。黄緑でいいや」
「では、こちらは青で決まりだね!」
「そうだ。さっきから気になってたんだけど今日は、
立花さんは居ないの?」
「それなんだけど、どうやら寝坊して遅れてくるみた
い」
「へぇー。めずらしい事もあるんだね。でも遅れてく
るのが、どうして分かったの?」
「それが父親からの手紙を哀川君が貰ってたんだ」
「立花さんと大山くんのお父さんの関係が分からない
けど病気で欠席じゃないんなら良いや」
「そうそう、直接関係ないかもだけど僕の幼馴染みも
呼んだんだ。だから、そっち経由で城ヶ崎さんも来る
かもしれない」
(ヒカルには開始十分後を連絡してある。五分前行動
を基本としているので五分後には来るだろう)
「うそっ。それは嬉しいな。ちなみに幼馴染みって、
誰なの?」
「川邑ヒカルだよっ」
「何だって!? 女子陸上部のエースで何にでも首を
突っ込みたくなる熱血漢の塊のあの”川邑ヒカル”かよ!」
「あぁ、でも城ヶ崎さんと仲良くなってるのは間違い
ないよ。じゃなきゃ普通来ないって……」
「だよなっ。あんな事があって普通は来ないよな~」
二人とも複雑な表情をしながらも川邑ヒカルが来る
事によって大会が盛り上がる事は容易に予想できた。
なぜなら男子の7割はお嬢様系がタイプなのだから。
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