実録 極道中学生

the summer

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第五章 その先

一つの仕事から抗争が始まった。

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次の日の朝、海老名から一丁の鉄砲(ガスガン)を封筒に入れて渡された

海老名(一様明日は定例会がある、もしかしたらの話ヤバイことになるかもしれんでな。)
自分(わかった。)

それにしても鉄砲は重かった、自分が持っているBBガンより重く片手では打つことができなかった。
そして、定例会の当日、自分も海老名も緊張で震えていた。

自分(どうする、災厄の事態になったら)
海老名(どうにか、して親父を守ろう)

自分は制服の内ポケットに鉄砲を隠し入れた。
その日の定例会は何事もなく終わった

海老名(良かったな、なんも起こらんくて)
自分(ドキドキしたわ)

その日の定例会で仕事の振り分けが行われ、結果西濃会の会長さんから、「堂島の仕事」と言われたらしく、抗争の緊張は溶けていった。
その後イジメをした生徒に厳重注意をし事はおわたった。

だが、まだ抗争は終わってなかった。
組長の就任期間は一年とされており、その一年が過ぎようとしていた頃に、後目を決める会議が最高幹部の間で行われたらしく。

結果、8人の最高幹部の中で、これまで次の組長は..と言われていた男が選ばれずその二番目の男が次期組長だと決まったことにより、組は二つに分裂した。

堂島組の分裂した組織は里桜会を設立しまたも抗争が始まった。
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