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いざ、入学へ
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「......」
何この大量のプレゼントとは⁇
こんにちは。モブだけど、モブではなくなったユリア.モニークです。
私は今、玄関前に置かれた大量のプレゼントに驚いています。
「......メイ」
「なんでしょうか?お嬢様」
「誰がこんな大量のプレゼントを寄越したの⁇」
「え、えーと......皇太子殿下とグレン公子とアグ様です」
「そ、そう......」
なんで⁉︎なんであの三人からプレゼントがこんなにくるの?
アグももうすぐで入学なのにこんなことしてていいの⁉︎
「と、とりあえず......一個一個中身を確認するしかないよね?」
「はい」
そして四時間今後
ズゥーン
「つ、疲れた」
ほぼ午前はプレゼントの中身を確認するのに終わった。
「ほぼ宝石と服と本......」
魔法学とか体力の基礎とか勉強の基礎とかいろいろあったな。
「一体主人公補正たちは何がしたいの?」
「お嬢様。制服はどれにいたしますか?」
「そうだった......」
私が通う魔法学園には制服が五着もあるのだ。
「......」
真ん中にあのルビーを付けられたら可愛いんだろうな⁇
「右から三番目がいいのですか?」
「へっ⁉︎なんでわかったの?」
「みていればわかります」
「そ、そうなの?」
「はい。きっとお嬢様は殿下からもらったルビーがアグ様の瞳の色に似ているから付けたいって理由ですよね?」
「......メイって何者なの?」
「ただのメイドです」
「......」
そのあとは大忙し。制服を決めて入る学科を決めて手続きをし身の回りをまとめてあっという間に半年が過ぎた。
「うぅ。ユリアももう学園へと言ってしまうのか」
「お、お父様⁇一生会えなくなるわけではありませんよ?」
「ユリア大丈夫よ。ただの子離れができない馬鹿親だから」
「お母様......」
相変わらず言い方きついな。
「ユリア!」
「アグ様!」
「もう!アグでいいよ」
「はいはい。アグ」
「初々しいわね?」
「娘に手を出したらいくらイングリッシュ家でも潰す」
「処刑されたいの?されたいのなら止めないわ」
「......」
なんであれで夫婦になれたんだろ⁇
少しだけ不思議に思ったユリアなのであった。
校門の前
「ユリア!」
ギュッ
「会いたかったよ」
「僕ずっと待ってたんだよ?」
ギロッ
「いきなりユリアに抱き付かないでくれますか⁇先輩!」
「君こそユリアに近い!」
「お前も近い。この俺様が見込んだ女だぞ?図が高い」
「ユリアは俺と同じ学科でクラスも一緒なんだよ!」
「僕はひとつ上だけど、ユリアを守る自信はある」
「俺様に逆らえる奴はいない。お前らにも教えてやるよ」
「あ、あの......」
「ユリアは誰を選ぶの⁉︎」
「なんで......そうゆー話になるんですか⁇」
「......」
何あの子?見たこともないし名前も知らない。
「モブが主人公補正たちと仲良くなるなんて......そんなことがありえるの?」
迫り来る影はすぐそこにある。その意味を知るのに私は失ってから気がついた。
何この大量のプレゼントとは⁇
こんにちは。モブだけど、モブではなくなったユリア.モニークです。
私は今、玄関前に置かれた大量のプレゼントに驚いています。
「......メイ」
「なんでしょうか?お嬢様」
「誰がこんな大量のプレゼントを寄越したの⁇」
「え、えーと......皇太子殿下とグレン公子とアグ様です」
「そ、そう......」
なんで⁉︎なんであの三人からプレゼントがこんなにくるの?
アグももうすぐで入学なのにこんなことしてていいの⁉︎
「と、とりあえず......一個一個中身を確認するしかないよね?」
「はい」
そして四時間今後
ズゥーン
「つ、疲れた」
ほぼ午前はプレゼントの中身を確認するのに終わった。
「ほぼ宝石と服と本......」
魔法学とか体力の基礎とか勉強の基礎とかいろいろあったな。
「一体主人公補正たちは何がしたいの?」
「お嬢様。制服はどれにいたしますか?」
「そうだった......」
私が通う魔法学園には制服が五着もあるのだ。
「......」
真ん中にあのルビーを付けられたら可愛いんだろうな⁇
「右から三番目がいいのですか?」
「へっ⁉︎なんでわかったの?」
「みていればわかります」
「そ、そうなの?」
「はい。きっとお嬢様は殿下からもらったルビーがアグ様の瞳の色に似ているから付けたいって理由ですよね?」
「......メイって何者なの?」
「ただのメイドです」
「......」
そのあとは大忙し。制服を決めて入る学科を決めて手続きをし身の回りをまとめてあっという間に半年が過ぎた。
「うぅ。ユリアももう学園へと言ってしまうのか」
「お、お父様⁇一生会えなくなるわけではありませんよ?」
「ユリア大丈夫よ。ただの子離れができない馬鹿親だから」
「お母様......」
相変わらず言い方きついな。
「ユリア!」
「アグ様!」
「もう!アグでいいよ」
「はいはい。アグ」
「初々しいわね?」
「娘に手を出したらいくらイングリッシュ家でも潰す」
「処刑されたいの?されたいのなら止めないわ」
「......」
なんであれで夫婦になれたんだろ⁇
少しだけ不思議に思ったユリアなのであった。
校門の前
「ユリア!」
ギュッ
「会いたかったよ」
「僕ずっと待ってたんだよ?」
ギロッ
「いきなりユリアに抱き付かないでくれますか⁇先輩!」
「君こそユリアに近い!」
「お前も近い。この俺様が見込んだ女だぞ?図が高い」
「ユリアは俺と同じ学科でクラスも一緒なんだよ!」
「僕はひとつ上だけど、ユリアを守る自信はある」
「俺様に逆らえる奴はいない。お前らにも教えてやるよ」
「あ、あの......」
「ユリアは誰を選ぶの⁉︎」
「なんで......そうゆー話になるんですか⁇」
「......」
何あの子?見たこともないし名前も知らない。
「モブが主人公補正たちと仲良くなるなんて......そんなことがありえるの?」
迫り来る影はすぐそこにある。その意味を知るのに私は失ってから気がついた。
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