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赤きレイセリファの力その1
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「あいつを止めなくきゃ‼︎」
「そうだね。呆然と立ち尽くしている場合じゃない」
「僕、皇帝陛下に知らせてくる‼︎」
「俺も行こう。その間は此処で待機していなさい」
「お父様!?それでは被害が拡大するだけよ!」
「駄目だ。此処で待っていなさい」
「......はい」
「アリアス皇女様もですよ」
「わかりました」
お父様達は王宮へと瞬間移動をした。
「......どうせ。おとなしく待っているつもりないでしょ?」
「当たり前。その間に被害が拡大するだけ。あの赤のレイセリファは、私が止める」
「後で大目玉食らっても知らないよ?」
「それだけなら軽い方だよ......一度だけ知らない土地に置き去りにされた時はもう駄目かと思った。」
「......」
「アリアスは街の人達を王宮へと集めて。その間に私があいつをぶっ叩く!」
「了解‼︎」
シュル
「相変わらず風魔法って便利よね?」
「うふふ。風ってとても速く動けるから好きだよ」
「ラティスらしいね」
「お褒めの言葉としてもらっとくね」
「褒めてはいないけどね」
「そうなの?」
「そうだよ」
その頃の王宮
「状況はわかった。今すぐに娘の所へと瞬間移動してくれ」
「皇帝陛下の仰せのままに」
自宅
「誰も居ないぞ⁇」
「あいつら!」
「余の娘は何処だ?」
「おそらくは......赤のレイセリファを追って行ったのではないでしょうか⁇」
「今すぐに追うぞ‼︎」
「了解です‼︎」
「ラティス、あそこ!」
「居た!」
「チッ!もう追いついて来たのかよ?めんどくせぇな‼︎」
「アリアスごめん!」
「......え?ええええええええええ!?」
ドンッ
「お仲間を突き落とすなんて、お前案外冷酷なんだなぁ?」
「アリアスを抱えては戦えないからね!」
「俺様とやり合う気か?面白え。此処でぶち殺してやるよ!」
速い!でも......。
「へぇー。案外素早いんだな?意外だわ」
「......」
レイセリファは一個も......自分の中にあるやつを除いて、一個も持っていない。屋敷を半分以上も吹き飛ばす威力。あれはきっとほんの力の一部に違いない。他にどんな力を持っているのかわからない。冷静になって分析しなちゃ‼︎
「ボム」
ドーン
「......嘘でしょ⁇」
地面のどでかい穴が空きそこからマグマが噴き出して来た。
「俺様の力はどうだ?あははは‼︎」
とりあえず土で覆い被せるように穴を塞げば......。
ドーン
「なっ......!?」
「こんなんじゃ、俺様達に認めてもらえないぞ⁇まぁ、お前を主人として認めるのは遠い未来だな?」
「どうしたら......」
「セリファ‼︎」
バーシャーン
「水......アリアス‼︎」
「ラティス、いきなり突き落とすのは酷すぎよ!まだあの事根に持ってるの?」
「いや......根に持ってないけど⁇」
「じゃあ、私のこと嫌いになったの?」
「な、なってないよ」
「嘘をつかなくてもいいよ!うわあああん‼︎」
「......え」
ガチ泣き!?これはどうしたらいいの?ノワール‼︎助けて!
「ん?誰か俺のこと呼んだ気がするが......まぁ気のせいか。神の使いの仕事めんどくせぇ‼︎」
「俺様の力はこんなもんじゃないぜ」
「え......」
マグマが津波のようにこっちに向かって来た。
これ終わったかも。
「そうだね。呆然と立ち尽くしている場合じゃない」
「僕、皇帝陛下に知らせてくる‼︎」
「俺も行こう。その間は此処で待機していなさい」
「お父様!?それでは被害が拡大するだけよ!」
「駄目だ。此処で待っていなさい」
「......はい」
「アリアス皇女様もですよ」
「わかりました」
お父様達は王宮へと瞬間移動をした。
「......どうせ。おとなしく待っているつもりないでしょ?」
「当たり前。その間に被害が拡大するだけ。あの赤のレイセリファは、私が止める」
「後で大目玉食らっても知らないよ?」
「それだけなら軽い方だよ......一度だけ知らない土地に置き去りにされた時はもう駄目かと思った。」
「......」
「アリアスは街の人達を王宮へと集めて。その間に私があいつをぶっ叩く!」
「了解‼︎」
シュル
「相変わらず風魔法って便利よね?」
「うふふ。風ってとても速く動けるから好きだよ」
「ラティスらしいね」
「お褒めの言葉としてもらっとくね」
「褒めてはいないけどね」
「そうなの?」
「そうだよ」
その頃の王宮
「状況はわかった。今すぐに娘の所へと瞬間移動してくれ」
「皇帝陛下の仰せのままに」
自宅
「誰も居ないぞ⁇」
「あいつら!」
「余の娘は何処だ?」
「おそらくは......赤のレイセリファを追って行ったのではないでしょうか⁇」
「今すぐに追うぞ‼︎」
「了解です‼︎」
「ラティス、あそこ!」
「居た!」
「チッ!もう追いついて来たのかよ?めんどくせぇな‼︎」
「アリアスごめん!」
「......え?ええええええええええ!?」
ドンッ
「お仲間を突き落とすなんて、お前案外冷酷なんだなぁ?」
「アリアスを抱えては戦えないからね!」
「俺様とやり合う気か?面白え。此処でぶち殺してやるよ!」
速い!でも......。
「へぇー。案外素早いんだな?意外だわ」
「......」
レイセリファは一個も......自分の中にあるやつを除いて、一個も持っていない。屋敷を半分以上も吹き飛ばす威力。あれはきっとほんの力の一部に違いない。他にどんな力を持っているのかわからない。冷静になって分析しなちゃ‼︎
「ボム」
ドーン
「......嘘でしょ⁇」
地面のどでかい穴が空きそこからマグマが噴き出して来た。
「俺様の力はどうだ?あははは‼︎」
とりあえず土で覆い被せるように穴を塞げば......。
ドーン
「なっ......!?」
「こんなんじゃ、俺様達に認めてもらえないぞ⁇まぁ、お前を主人として認めるのは遠い未来だな?」
「どうしたら......」
「セリファ‼︎」
バーシャーン
「水......アリアス‼︎」
「ラティス、いきなり突き落とすのは酷すぎよ!まだあの事根に持ってるの?」
「いや......根に持ってないけど⁇」
「じゃあ、私のこと嫌いになったの?」
「な、なってないよ」
「嘘をつかなくてもいいよ!うわあああん‼︎」
「......え」
ガチ泣き!?これはどうしたらいいの?ノワール‼︎助けて!
「ん?誰か俺のこと呼んだ気がするが......まぁ気のせいか。神の使いの仕事めんどくせぇ‼︎」
「俺様の力はこんなもんじゃないぜ」
「え......」
マグマが津波のようにこっちに向かって来た。
これ終わったかも。
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