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エース リリアVSデイモン キーラ リーリエ
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バンバン
「おい!テメェ!なんで攻撃してくるんだよ!」
「......」
「無視かよ!」
今、エースに何言ってもこの状況は変わらない。だったらせめて、リリアに怪我をさせずに済むのならなんだって利用する。
「いい加減止まれ!」
ゴオオオ
「......っ⁉︎」
そういえば、エースは炎と剣の使い手だったはず。最強でありながらリリアを慕っていた。理由何?ううん。今そんなこと考えている場合じゃない。一刻も早くリリアの元に!
「ぐっ......!」
「だから言っただろ?お前は俺に勝てない」
「リーリエを返して!」
「何度も言わせるな。リーリエは俺達の仲間であってお前達の仲間じゃない」
「貴方にはわからないでしょうね?突然妹が居なくなり孤独を感じるこの気持ちが!」
「ああ。そんな無意味な感情は持ち合わせてないんでね」
バンッ
「銃声の音?リーリエか?でも城に戻ったはず⁇じゃあなんだ?」
「はぁはぁ......デイモンごめん!帰る途中で変な男に見つかっちゃった!」
「は?変な男?」
「待ちやがれよ!」
「え、エース⁉︎」
なんでエース此処に?帰る途中?そんなのおかしい。エースはとんでもない方向音痴。だから城まで奇跡的に行けたとしてもリーリエと会うなんて......そんな偶然があるの?
「デイモン!そっちの男は任せた!私はそっちをやる!」
「だけど、こっちはもう決着がついた。だから二人でやれば......」
「何を言っているの?その考えがとても甘くて取り返しのつかないことになったらどうするの?シルクロード様に迷惑をかける気?」
「チッ!わかった。だが、危険だと判断した場合問答無用でお前を城に帰らせるぞ」
「......わかった」
エース。貴方ならデイモンとやり合える。二人の力互角。でも相性はかなり悪い。デイモンは水の使い手。そして、エースは炎と剣の使い手。だからエースの方が不利ではあるけど剣術は誰にも負けないぐらい強い。
「......リーリエ」
「......」
「今助けてあげるから」
バンッ
「リーリエをこんなに苦しめたシルクロードを私は許さない」
「......シルクロード様の所には行かせない」
「はぁーい。リーリエ、デイモン。助けに来ちゃった」
「キーラ⁉︎」
なんでこんなタイミングでキーラが来るの⁉︎まずい。キーラの魔法は自分で見た対象を石化させる魔法。今この時点ではリリアはそのことを知らない。でも下手に動けばリリアと本気でやりあうことになる。いや待てよ。本気で銃弾を当てまくればキーラには見えづらくなるのでは?
「リーリエ。私も参戦しちゃうわね」
バンバンッバンッバンバンバンバンッ
「なっ⁉︎」
「ちょっと!これじゃ前が見えないじゃないの!」
ガッガッガッガガガッ
「銃弾が多すぎてリーリエに近付けない⁉︎」
「リーリエやるわね」
剣を利用してキーラに当てられればいいのだけど。
「......」
「リーリエ!お願いやめて!私を思い出して」
「......シルクロード様の敵は私の敵」
「......っ」
「リーリエ。もう茶番はやめにしましょう」
「どういう意味⁇」
「貴方は何を企んでいるの?リーリエ.クロムラム」
「......」
キーラが何かに気付いた⁇まずい。この状況は本当にまずい。まだ早かったんだ。まだ魔法も力も何もかも足りない状態での戦い。このままじゃシルクロードはおろかデイモン達にも勝てない。一か八かやるしかない
バン
ガッガンガガガッガー
「え......リーリエ⁇な、なんで?」
「おい!テメェ!なんで攻撃してくるんだよ!」
「......」
「無視かよ!」
今、エースに何言ってもこの状況は変わらない。だったらせめて、リリアに怪我をさせずに済むのならなんだって利用する。
「いい加減止まれ!」
ゴオオオ
「......っ⁉︎」
そういえば、エースは炎と剣の使い手だったはず。最強でありながらリリアを慕っていた。理由何?ううん。今そんなこと考えている場合じゃない。一刻も早くリリアの元に!
「ぐっ......!」
「だから言っただろ?お前は俺に勝てない」
「リーリエを返して!」
「何度も言わせるな。リーリエは俺達の仲間であってお前達の仲間じゃない」
「貴方にはわからないでしょうね?突然妹が居なくなり孤独を感じるこの気持ちが!」
「ああ。そんな無意味な感情は持ち合わせてないんでね」
バンッ
「銃声の音?リーリエか?でも城に戻ったはず⁇じゃあなんだ?」
「はぁはぁ......デイモンごめん!帰る途中で変な男に見つかっちゃった!」
「は?変な男?」
「待ちやがれよ!」
「え、エース⁉︎」
なんでエース此処に?帰る途中?そんなのおかしい。エースはとんでもない方向音痴。だから城まで奇跡的に行けたとしてもリーリエと会うなんて......そんな偶然があるの?
「デイモン!そっちの男は任せた!私はそっちをやる!」
「だけど、こっちはもう決着がついた。だから二人でやれば......」
「何を言っているの?その考えがとても甘くて取り返しのつかないことになったらどうするの?シルクロード様に迷惑をかける気?」
「チッ!わかった。だが、危険だと判断した場合問答無用でお前を城に帰らせるぞ」
「......わかった」
エース。貴方ならデイモンとやり合える。二人の力互角。でも相性はかなり悪い。デイモンは水の使い手。そして、エースは炎と剣の使い手。だからエースの方が不利ではあるけど剣術は誰にも負けないぐらい強い。
「......リーリエ」
「......」
「今助けてあげるから」
バンッ
「リーリエをこんなに苦しめたシルクロードを私は許さない」
「......シルクロード様の所には行かせない」
「はぁーい。リーリエ、デイモン。助けに来ちゃった」
「キーラ⁉︎」
なんでこんなタイミングでキーラが来るの⁉︎まずい。キーラの魔法は自分で見た対象を石化させる魔法。今この時点ではリリアはそのことを知らない。でも下手に動けばリリアと本気でやりあうことになる。いや待てよ。本気で銃弾を当てまくればキーラには見えづらくなるのでは?
「リーリエ。私も参戦しちゃうわね」
バンバンッバンッバンバンバンバンッ
「なっ⁉︎」
「ちょっと!これじゃ前が見えないじゃないの!」
ガッガッガッガガガッ
「銃弾が多すぎてリーリエに近付けない⁉︎」
「リーリエやるわね」
剣を利用してキーラに当てられればいいのだけど。
「......」
「リーリエ!お願いやめて!私を思い出して」
「......シルクロード様の敵は私の敵」
「......っ」
「リーリエ。もう茶番はやめにしましょう」
「どういう意味⁇」
「貴方は何を企んでいるの?リーリエ.クロムラム」
「......」
キーラが何かに気付いた⁇まずい。この状況は本当にまずい。まだ早かったんだ。まだ魔法も力も何もかも足りない状態での戦い。このままじゃシルクロードはおろかデイモン達にも勝てない。一か八かやるしかない
バン
ガッガンガガガッガー
「え......リーリエ⁇な、なんで?」
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