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転生したら森の主人になりました4
転生したら森の主人になりましたナイトメア
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「あははは‼︎死ね死ね死ね死ね!」
タロットの妹は狂ったように笑い。別の世界の私のお父さんを刺し続けた。
「死んで詫びろ!死ね死ね死ね‼︎死に尽くせ!」
全員が黙って、ただただタロットの妹のやることを見守る事しかできなかった。
「も、もう死んでいるのに......」
「あいつ。楽しんでやがる」
「いつまで続ける気なの⁇」
「多分形が無くなるまでだと思う」
「......」
「あははは‼︎楽しい!あははは‼︎もう死んでいるのにまだ刺せるなんて楽しくて笑いが止まらない」
「この......‼︎」
パチィッ
「......」
「ちょっ!?ラフォーレ!?やりすぎよ‼︎」
「な、なにするのよ!」
「これ以上は見たくない」
「は?あっそうか。あんたらもこうなりたいんだね?だったら殺してあげる。そして形がわからなくなるまで刺し続けてあげるわ。あははは‼︎」
ガシッ
「......え」
「悪いけど......貴方には前世の記憶も今までのことも忘れてもらう」
「い、いやだ......そんなことをしたら私は......」
「その憎悪感を抱き続けて......それがなんなのかわからずに死になさい」
「やめてえええ!?」
タロットの妹は悲鳴に近い声で叫んだけど、私はその声に無視をして記憶を完全に消した。
「ふぅー」
「ラフォーレ。容赦ないわね」
「私もまさか菜摘が此処までするなんて思ってなかったよ」
「あ、あはは」
ズキッ
「ゔっ!?」
「ラフォーレ⁇」
ドサッ
「ラフォーレ!?」
「ライフ‼︎これはどうゆーことだ!」
「わ、わからないわ」
「ナイトメアを使い過ぎたんだ」
「......」
「じゃあラフォーレちゃんは?」
「多分そのまま死ぬ」
「そんなの許さねぇぞ!」
「フィードバックがいくら言っても無駄だ」
「運命からはそう簡単には逃れなれぬ」
「わしらの力で治せると良いが......無理じゃろう」
「ラフォーレさんはそのことを知っててナイトメアを使ったのよ」
「......」
「はっ!?」
此処何処⁇暗い。まるで真っ暗な洞窟のようだ。
「神よ」
「誰‼︎」
「お前はまた人間として、前世の世界で生きたくないのか?」
「前世の世界?」
「無論。お前にはその権利がある。だから光のある道へと進め。そうすれば戻れる。死ぬ前にな」
「たしかに戻りたいのかもしれない」
「なにを迷うことがある?早く光のある先に行け」
「......ありがとう」
「は?お前はなにを......」
「貴方が生きていてくれたからラフォーレになれた。貴方が生まれて来てくれたから今の私が居るの。でもね戻るつもりはない」
「何故だ!」
「何度繰り返されようと、私は同じ道を進む。だってこんなにも私を愛してくれる人に出逢えた。大切に出来る仲間が出来た。だから私はこの幸せを手放すつもりはない」
「愚かな小娘め。お前はそのまま死を選ぶのか?」
「ううん。どっちも選ばない」
「なに?」
「だって私は森崎菜摘でありラフォーレ.ア.ウッドだから!私の居た所に戻るよ」
「欲張りな娘だ」
「ナイトメア。貴方が何をしたいのかはわからない。でも私はまた貴方の力を使う」
「その時は命を奪ってやろう」
「ナイトメアには無理だよ。だって、私には......」
「ラフォーレ!?」
「いぎででよがっだ‼︎」
「フィードバック⁇今なんて言ったの⁇」
「ラフォーレ‼︎」
ギュウウウウ
「母上‼︎」
「あらら。皆んなして甘えん坊さんね」
「生き残った?どうしてかしら?」
「後で言います」
「そう」
私にはまだやりべきとこが残っている。そう別の世界の私達を元居た場所に戻すのだ。最後まで全力で頑張るのであった。
次に続く
タロットの妹は狂ったように笑い。別の世界の私のお父さんを刺し続けた。
「死んで詫びろ!死ね死ね死ね‼︎死に尽くせ!」
全員が黙って、ただただタロットの妹のやることを見守る事しかできなかった。
「も、もう死んでいるのに......」
「あいつ。楽しんでやがる」
「いつまで続ける気なの⁇」
「多分形が無くなるまでだと思う」
「......」
「あははは‼︎楽しい!あははは‼︎もう死んでいるのにまだ刺せるなんて楽しくて笑いが止まらない」
「この......‼︎」
パチィッ
「......」
「ちょっ!?ラフォーレ!?やりすぎよ‼︎」
「な、なにするのよ!」
「これ以上は見たくない」
「は?あっそうか。あんたらもこうなりたいんだね?だったら殺してあげる。そして形がわからなくなるまで刺し続けてあげるわ。あははは‼︎」
ガシッ
「......え」
「悪いけど......貴方には前世の記憶も今までのことも忘れてもらう」
「い、いやだ......そんなことをしたら私は......」
「その憎悪感を抱き続けて......それがなんなのかわからずに死になさい」
「やめてえええ!?」
タロットの妹は悲鳴に近い声で叫んだけど、私はその声に無視をして記憶を完全に消した。
「ふぅー」
「ラフォーレ。容赦ないわね」
「私もまさか菜摘が此処までするなんて思ってなかったよ」
「あ、あはは」
ズキッ
「ゔっ!?」
「ラフォーレ⁇」
ドサッ
「ラフォーレ!?」
「ライフ‼︎これはどうゆーことだ!」
「わ、わからないわ」
「ナイトメアを使い過ぎたんだ」
「......」
「じゃあラフォーレちゃんは?」
「多分そのまま死ぬ」
「そんなの許さねぇぞ!」
「フィードバックがいくら言っても無駄だ」
「運命からはそう簡単には逃れなれぬ」
「わしらの力で治せると良いが......無理じゃろう」
「ラフォーレさんはそのことを知っててナイトメアを使ったのよ」
「......」
「はっ!?」
此処何処⁇暗い。まるで真っ暗な洞窟のようだ。
「神よ」
「誰‼︎」
「お前はまた人間として、前世の世界で生きたくないのか?」
「前世の世界?」
「無論。お前にはその権利がある。だから光のある道へと進め。そうすれば戻れる。死ぬ前にな」
「たしかに戻りたいのかもしれない」
「なにを迷うことがある?早く光のある先に行け」
「......ありがとう」
「は?お前はなにを......」
「貴方が生きていてくれたからラフォーレになれた。貴方が生まれて来てくれたから今の私が居るの。でもね戻るつもりはない」
「何故だ!」
「何度繰り返されようと、私は同じ道を進む。だってこんなにも私を愛してくれる人に出逢えた。大切に出来る仲間が出来た。だから私はこの幸せを手放すつもりはない」
「愚かな小娘め。お前はそのまま死を選ぶのか?」
「ううん。どっちも選ばない」
「なに?」
「だって私は森崎菜摘でありラフォーレ.ア.ウッドだから!私の居た所に戻るよ」
「欲張りな娘だ」
「ナイトメア。貴方が何をしたいのかはわからない。でも私はまた貴方の力を使う」
「その時は命を奪ってやろう」
「ナイトメアには無理だよ。だって、私には......」
「ラフォーレ!?」
「いぎででよがっだ‼︎」
「フィードバック⁇今なんて言ったの⁇」
「ラフォーレ‼︎」
ギュウウウウ
「母上‼︎」
「あらら。皆んなして甘えん坊さんね」
「生き残った?どうしてかしら?」
「後で言います」
「そう」
私にはまだやりべきとこが残っている。そう別の世界の私達を元居た場所に戻すのだ。最後まで全力で頑張るのであった。
次に続く
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