51 / 139
転生したら森の主人になりました最後の戦いその4
しおりを挟む
「ラフォーレ‼︎避けろ‼︎」
「え?」
目の前の真っ黒い霧で何も見えなくなった。
「これ、どうなっているんだよ」
「わからないわ。でも、強い魔力を感じるわ」
「ねぇー。ラフォーレちゃんは何処ぉ?」
「ラブ、何を言ってるんだ黒い霧の中にいるはずだ」
「そうかなぁー⁇」
「おい。タロットは何処だよ!」
「ラフォーレちゃんも居ないわ!」
「嘘だろ」
「ライフ‼︎」
「フィードバック君、アクアちゃん。あれ?スカイ君は?」
「知らねぇ。まだ、死者達と戦ってると思うぜ」
「フィードバック、他人事だと思ってない?」
「他人事だからな」
「馬鹿、アホ、間抜け‼︎」
「はあ!?アクア、何言ってるんだ?俺達はこっちの方が大事だ」
「フィードバック君。貴方と一緒にしないでくれるかなぁー?」
「へいへーい。で、ラフォーレは?」
「黒い霧の中に居たのに消えてしまったのよ」
「もしかしたら、地球ってところに行ったのかもしれない」
「は?地球って何?」
「え?」
「待って。フィードバック、地球がわからない⁇本気で言ってるの?」
「え?本気だけど⁇」
「......」
「なんだよ。変な顔するなよ」
「フィードバックは、馬鹿だとは思っていたけどここまでなんて思わなかった」
「地球に行ったことあるでしょ⁇」
「え?無いけど......?」
「あーもう。ラフォーレが、転生する前の住んでいた星って言えば、わかる?」
「あっ。あー。ラフォーレを探しに行った場所か。で、何でラフォーレがそこに居るんだ?」
「だから、それは、私達もわからないって言ってるのよ。わかる?」
「よくわからねー」
「フィードバックってここまでアホだったんだ」
「あれ?ラフォーレだけど、敵の方だよね?」
「え、えーと、なんというか今は違うから安心してね」
「変なことするなよ」
「フィードバック、そんな怖い顔してると菜摘に嫌われるよ」
「う、うるせぇ‼︎」
「そんなことよりもこっちをなんとかしろよ!」
「あ。忘れてた。ごめんね。ライト君、イモーション君、メモリー君」
「早く手伝えよ」
「相変わらず数が多いよ」
「......居た!」
「敵のラフォーレ⁇」
ぶすっ。
「あああああ」
「死者が動かなくなった」
「どういうこと?」
「核を破壊したんです」
「核を破壊?」
「はい。核を破壊すれば死者が止まる。というよりも、動けなくなるんです」
「へー。よく知ってたね」
「だって私も死者だから」
「でも、敵のラフォーレは動けるよね?なんで?」
「あのさー、さっきから敵のラフォーレって何⁇もう私、敵じゃ無いんですけど‼︎」
「そうだけどそっちの方が言いやすからね」
「はぁー。私が動けるのは菜摘と契約したからね」
「とりあえず、此処は終わったね」
「ううん。まだみたい。操られた人達がまだこんなにも居るんだもん。休んでる暇なんて無いよ」
「チッ。行くぞ!」
「なんで、フィードバックが仕切ってるのよ‼︎」
地球
「うぅ。此処は病院⁇なんで⁇」
「ラフォーレちゃん!?大丈夫⁇」
「......え?えぇぇ!?お兄ちゃん!?なんで⁇どういうこと⁇なんでお兄ちゃんが此処に居るの?」
「ラフォーレちゃんが公園で大怪我で倒れていたから救急車を呼んだよ。なんでこんなに怪我をしてるんだ?」
「(待って。それじゃあ、タロットが言ってた、お前の大切な世界にも死者を解き放つってこういうことだったの?)そうだったんですか。ありがとうございます」
「別にいいけどこんなになるまで怪我をするなんてどういうことか説明をしてもらうよ。」
「それは......」
ドンバン
「なんだか外が騒がしいね」
「まさか......」
「ラフォーレちゃん⁇」
私は慌ててベットから起き上がり兄に捕まる前に病室を出た。
「ラフォーレちゃん!?何処に行くんだ?そんな怪我で動くと悪化するから戻ってきなさい‼︎」
外に出ると死者で溢れ返っていた。
「嘘でしょ。もうこんなにも死者が増えてるなんて、私、どのぐらい寝てたの?」
「いやああ‼︎誰かー、助けて‼︎」
「危ない‼︎」
グサ
「ああああ‼︎」
「あ、ありが......」
「くっ。数が多すぎる‼︎このままじゃこっちがやられる。(どうする。この人を守りながらじゃ本気出せない。)」
「あああ」
「......!?しまっ......」
死者が私の頭を目掛けて飛んできた。
ゴロゴロ。
「雷⁇それにいきなり雨。天気......っ‼︎天気の神エレメント様‼︎」
「間に合って良かったよ」
「スーパーハイパーデラックストルネードキック‼︎」
「果物の神フルーツ様。何やってるんですか⁇」
「何って必殺技だよ‼︎」
「相変わらず馬鹿やってるね」
「うるさいわね。誰が馬鹿よ」
「野菜の神ベジタブル様」
「ラーちゃん。久しぶり」
「はい」
「キャアハハ。いっぱい居るね。キャアハハ」
「笑いの神ルーフェン様」
「何?何?あんた達一体何者なの?」
「そんなことは後です。早く避難してください。此処は私達に任せてください」
「よ、よくわからないけどありがとう」
助けた人は建物の中に避難して行った。
「皆さん。タロットが何処にいるかわかりますか?」
「ごめんね。あたいにもわからないのよ」
「でも此処にいる、キャアハハ。死者達は任せてね。キャアハハ」
「はい」
「私はラフォーレに着いて行くよ」
「あ。僕も行くよ」
「ベジタブルは着いて来なくていいんだけとね」
「酷いな。ラーちゃんは僕達で守ろうね」
「ふ、ふん。そこまでいうなら一緒に行ってやらない事はないんだからね」
「ありがとうございます。(はっきりと言うとこの中では私の方が強いから二人は着いて来なくても良いんだけどね。とは言えない。)」
「さぁー。行くわよ」
「はい」
タロットを止める為にそれぞれ出来ることを始めた。
次に続く
「え?」
目の前の真っ黒い霧で何も見えなくなった。
「これ、どうなっているんだよ」
「わからないわ。でも、強い魔力を感じるわ」
「ねぇー。ラフォーレちゃんは何処ぉ?」
「ラブ、何を言ってるんだ黒い霧の中にいるはずだ」
「そうかなぁー⁇」
「おい。タロットは何処だよ!」
「ラフォーレちゃんも居ないわ!」
「嘘だろ」
「ライフ‼︎」
「フィードバック君、アクアちゃん。あれ?スカイ君は?」
「知らねぇ。まだ、死者達と戦ってると思うぜ」
「フィードバック、他人事だと思ってない?」
「他人事だからな」
「馬鹿、アホ、間抜け‼︎」
「はあ!?アクア、何言ってるんだ?俺達はこっちの方が大事だ」
「フィードバック君。貴方と一緒にしないでくれるかなぁー?」
「へいへーい。で、ラフォーレは?」
「黒い霧の中に居たのに消えてしまったのよ」
「もしかしたら、地球ってところに行ったのかもしれない」
「は?地球って何?」
「え?」
「待って。フィードバック、地球がわからない⁇本気で言ってるの?」
「え?本気だけど⁇」
「......」
「なんだよ。変な顔するなよ」
「フィードバックは、馬鹿だとは思っていたけどここまでなんて思わなかった」
「地球に行ったことあるでしょ⁇」
「え?無いけど......?」
「あーもう。ラフォーレが、転生する前の住んでいた星って言えば、わかる?」
「あっ。あー。ラフォーレを探しに行った場所か。で、何でラフォーレがそこに居るんだ?」
「だから、それは、私達もわからないって言ってるのよ。わかる?」
「よくわからねー」
「フィードバックってここまでアホだったんだ」
「あれ?ラフォーレだけど、敵の方だよね?」
「え、えーと、なんというか今は違うから安心してね」
「変なことするなよ」
「フィードバック、そんな怖い顔してると菜摘に嫌われるよ」
「う、うるせぇ‼︎」
「そんなことよりもこっちをなんとかしろよ!」
「あ。忘れてた。ごめんね。ライト君、イモーション君、メモリー君」
「早く手伝えよ」
「相変わらず数が多いよ」
「......居た!」
「敵のラフォーレ⁇」
ぶすっ。
「あああああ」
「死者が動かなくなった」
「どういうこと?」
「核を破壊したんです」
「核を破壊?」
「はい。核を破壊すれば死者が止まる。というよりも、動けなくなるんです」
「へー。よく知ってたね」
「だって私も死者だから」
「でも、敵のラフォーレは動けるよね?なんで?」
「あのさー、さっきから敵のラフォーレって何⁇もう私、敵じゃ無いんですけど‼︎」
「そうだけどそっちの方が言いやすからね」
「はぁー。私が動けるのは菜摘と契約したからね」
「とりあえず、此処は終わったね」
「ううん。まだみたい。操られた人達がまだこんなにも居るんだもん。休んでる暇なんて無いよ」
「チッ。行くぞ!」
「なんで、フィードバックが仕切ってるのよ‼︎」
地球
「うぅ。此処は病院⁇なんで⁇」
「ラフォーレちゃん!?大丈夫⁇」
「......え?えぇぇ!?お兄ちゃん!?なんで⁇どういうこと⁇なんでお兄ちゃんが此処に居るの?」
「ラフォーレちゃんが公園で大怪我で倒れていたから救急車を呼んだよ。なんでこんなに怪我をしてるんだ?」
「(待って。それじゃあ、タロットが言ってた、お前の大切な世界にも死者を解き放つってこういうことだったの?)そうだったんですか。ありがとうございます」
「別にいいけどこんなになるまで怪我をするなんてどういうことか説明をしてもらうよ。」
「それは......」
ドンバン
「なんだか外が騒がしいね」
「まさか......」
「ラフォーレちゃん⁇」
私は慌ててベットから起き上がり兄に捕まる前に病室を出た。
「ラフォーレちゃん!?何処に行くんだ?そんな怪我で動くと悪化するから戻ってきなさい‼︎」
外に出ると死者で溢れ返っていた。
「嘘でしょ。もうこんなにも死者が増えてるなんて、私、どのぐらい寝てたの?」
「いやああ‼︎誰かー、助けて‼︎」
「危ない‼︎」
グサ
「ああああ‼︎」
「あ、ありが......」
「くっ。数が多すぎる‼︎このままじゃこっちがやられる。(どうする。この人を守りながらじゃ本気出せない。)」
「あああ」
「......!?しまっ......」
死者が私の頭を目掛けて飛んできた。
ゴロゴロ。
「雷⁇それにいきなり雨。天気......っ‼︎天気の神エレメント様‼︎」
「間に合って良かったよ」
「スーパーハイパーデラックストルネードキック‼︎」
「果物の神フルーツ様。何やってるんですか⁇」
「何って必殺技だよ‼︎」
「相変わらず馬鹿やってるね」
「うるさいわね。誰が馬鹿よ」
「野菜の神ベジタブル様」
「ラーちゃん。久しぶり」
「はい」
「キャアハハ。いっぱい居るね。キャアハハ」
「笑いの神ルーフェン様」
「何?何?あんた達一体何者なの?」
「そんなことは後です。早く避難してください。此処は私達に任せてください」
「よ、よくわからないけどありがとう」
助けた人は建物の中に避難して行った。
「皆さん。タロットが何処にいるかわかりますか?」
「ごめんね。あたいにもわからないのよ」
「でも此処にいる、キャアハハ。死者達は任せてね。キャアハハ」
「はい」
「私はラフォーレに着いて行くよ」
「あ。僕も行くよ」
「ベジタブルは着いて来なくていいんだけとね」
「酷いな。ラーちゃんは僕達で守ろうね」
「ふ、ふん。そこまでいうなら一緒に行ってやらない事はないんだからね」
「ありがとうございます。(はっきりと言うとこの中では私の方が強いから二人は着いて来なくても良いんだけどね。とは言えない。)」
「さぁー。行くわよ」
「はい」
タロットを止める為にそれぞれ出来ることを始めた。
次に続く
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
婚約破棄され森に捨てられました。探さないで下さい。
拓海のり
ファンタジー
属性魔法が使えず、役に立たない『自然魔法』だとバカにされていたステラは、婚約者の王太子から婚約破棄された。そして身に覚えのない罪で断罪され、修道院に行く途中で襲われる。他サイトにも投稿しています。
異世界王女に転生したけど、貧乏生活から脱出できるのか
片上尚
ファンタジー
海の事故で命を落とした山田陽子は、女神ロミア様に頼まれて魔法がある世界のとある国、ファルメディアの第三王女アリスティアに転生!
悠々自適の贅沢王女生活やイケメン王子との結婚、もしくは現代知識で無双チートを夢見て目覚めてみると、待っていたのは3食草粥生活でした…
アリスティアは現代知識を使って自国を豊かにできるのか?
痩せっぽっちの王女様奮闘記。
悪役令嬢エリザベート物語
kirara
ファンタジー
私の名前はエリザベート・ノイズ
公爵令嬢である。
前世の名前は横川禮子。大学を卒業して入った企業でOLをしていたが、ある日の帰宅時に赤信号を無視してスクランブル交差点に飛び込んできた大型トラックとぶつかりそうになって。それからどうなったのだろう。気が付いた時には私は別の世界に転生していた。
ここは乙女ゲームの世界だ。そして私は悪役令嬢に生まれかわった。そのことを5歳の誕生パーティーの夜に知るのだった。
父はアフレイド・ノイズ公爵。
ノイズ公爵家の家長であり王国の重鎮。
魔法騎士団の総団長でもある。
母はマーガレット。
隣国アミルダ王国の第2王女。隣国の聖女の娘でもある。
兄の名前はリアム。
前世の記憶にある「乙女ゲーム」の中のエリザベート・ノイズは、王都学園の卒業パーティで、ウィリアム王太子殿下に真実の愛を見つけたと婚約を破棄され、身に覚えのない罪をきせられて国外に追放される。
そして、国境の手前で何者かに事故にみせかけて殺害されてしまうのだ。
王太子と婚約なんてするものか。
国外追放になどなるものか。
乙女ゲームの中では一人ぼっちだったエリザベート。
私は人生をあきらめない。
エリザベート・ノイズの二回目の人生が始まった。
⭐️第16回 ファンタジー小説大賞参加中です。応援してくれると嬉しいです
レインボーアーク
上野佐栁
ファンタジー
主人公の赤月月美は最初は人見知りで、月乃後をいつも追いかける感じだったけど月乃とアイドルの道を見つけて、ライバルや仲間と一緒にスイーツクイーンを目指す話である。
ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています
【完結】もったいないですわ!乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢は、今日も生徒会活動に勤しむ~経済を回してる?それってただの無駄遣いですわ!~
鬼ヶ咲あちたん
恋愛
内容も知らない乙女ゲームの世界に転生してしまった悪役令嬢は、ヒロインや攻略対象者たちを放って今日も生徒会活動に勤しむ。もったいないおばけは日本人の心! まだ使える物を捨ててしまうなんて、もったいないですわ! 悪役令嬢が取り組む『もったいない革命』に、だんだん生徒会役員たちは巻き込まれていく。「このゲームのヒロインは私なのよ!?」荒れるヒロインから一方的に恨まれる悪役令嬢はどうなってしまうのか?
伯爵夫人のお気に入り
つくも茄子
ファンタジー
プライド伯爵令嬢、ユースティティアは僅か二歳で大病を患い入院を余儀なくされた。悲しみにくれる伯爵夫人は、遠縁の少女を娘代わりに可愛がっていた。
数年後、全快した娘が屋敷に戻ってきた時。
喜ぶ伯爵夫人。
伯爵夫人を慕う少女。
静観する伯爵。
三者三様の想いが交差する。
歪な家族の形。
「この家族ごっこはいつまで続けるおつもりですか?お父様」
「お人形遊びはいい加減卒業なさってください、お母様」
「家族?いいえ、貴方は他所の子です」
ユースティティアは、そんな家族の形に呆れていた。
「可愛いあの子は、伯爵夫人のお気に入り」から「伯爵夫人のお気に入り」にタイトルを変更します。
ゆとりある生活を異世界で
コロ
ファンタジー
とある世界の皇国
公爵家の長男坊は
少しばかりの異能を持っていて、それを不思議に思いながらも健やかに成長していた…
それなりに頑張って生きていた俺は48歳
なかなか楽しい人生だと満喫していたら
交通事故でアッサリ逝ってもた…orz
そんな俺を何気に興味を持って見ていた神様の一柱が
『楽しませてくれた礼をあげるよ』
とボーナスとして異世界でもう一つの人生を歩ませてくれる事に…
それもチートまでくれて♪
ありがたやありがたや
チート?強力なのがあります→使うとは言ってない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
身体の状態(主に目)と相談しながら書くので遅筆になると思います
宜しくお付き合い下さい
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる