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第二章 ゴミスキルとおいらの平穏な日常
第19話 冴えたスライムの捕り方
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*本日、お昼に1話投稿しています。
まだ読み出ない方は、お手数をおかけしますが一話戻ってお読みください。
よろしくお願いいたします。
********
スライムの狩場に案内すると手を差し伸べたおいら。
「おお、そりゃ、助かるぜ。
何てったって、意気込んで飛び出して来たらな。
一食分も捕まらねえと、面目丸潰れだぜ。」
そんな事を堂々と言うタロウ。
いい歳して、八歳児に教えを請う時点で面目も何も無いと思うけど…。
実のところ、おいらがタロウに案内を申し出たのには訳があるの。
この近くには、スライムがうようよいる場所が四ヶ所あるんだけど。
うち、二ヶ所は超危険地帯。
スライムの狩場を探して、タロウがその二ヶ所に入り込んだらヤバいから。
スライムはジメジメした場所が好きなので、泉のほとりとか湿地とかに沢山いるの。
でも、水場は魔物や危険動物なんかも水飲みに来るからね。
おいらたち、レベルゼロの人では太刀打ちできない魔物が水飲みに集まる池。
それに、毒蛇がうじゃうじゃいる湿地が超危険地帯。
特に湿地の方は、近付くまで毒蛇に気が付かないから質が悪い。
池の方は、危険な魔物がいれば少し離れたところから見えるからね。
「げっ、そんな罠があるんか!
爺さんが、何か言おうとしてたのはそう言う事か。」
狩場に向かう途中、私の説明を聞いてそんな声を上げるタロウ。
今更だよ…。
そして、今向かっている狩場はおいらだけの秘密の狩場なんだ。
もう一ヶ所はスライム狩を生業にしている人達の狩場で一番ポピュラーな場所。
だからこそ、タロウを案内するのは止めたの。
世間知らずのタロウでは、スライム狩りの人とトラブルになりかねないからね。
仕方が無いので、おいらだけのとっておきの狩場を教える事にしたんだ。
********
おいらは、いつものシューティング・ビーンズの狩場を通り過ぎ、森の奥へズンズンと歩いて行く。
「おい、おい、こんな薄暗い森の中を通って大丈夫なのか?
それこそ、魔物が襲ってくるんじゃ?」
タロウが怯えた顔で聞いて来たの。
少し薄暗いだけで大袈裟な…、偉そうな口きくけど意外と小心者だね。
平気、平気、ここは魔物が入れない森だから。
しばらく歩くと、森が途切れ小さな空き地に辿り着いたよ。
ここが目的地、おいらのとっておきの場所さ。
小さな空き地の奥の方に、泉があってキレイな水が滾々と湧き出しているの。
このお水がとっても美味しいので、おいらはツボを持ってきて汲んで帰ることもあるよ。
そして、泉の畔には…。
「何だ、こりゃあ!
あれ、全部スライムか?
ウジャウジャいるじゃねえか!」
タロウがビックリしているように、スライムが腐るほどいるんだ。
おいらは、腰に付けた布袋を一つ、タロウに向かって差し出したの。
「おいら、最近スライム狩りはしないから、これタロウにあげる。
この布袋の口を大きく開いて、そおーっとスライムに近付いて上から被せるの。
上手くやれば、百匹くらい一度に捕れるから。
一度やると逃げちゃうけど、少し待ってるとまた集まって来る。
布袋を沢山用意すれば、一日で千匹くらい余裕で捕れるよ。
少し嵩張るけど、スライムは軽いからタロウなら千匹くらい担げるよ。」
一網打尽ってやつだよ。
この方法だと、とってもお手軽にスライムの大量捕獲が出来るの。
コツはそおーっと近付くことと、出来る限り密集している場所を狙う事だね。
布袋を受け取ったタロウは、言われた通り慎重にスライムの群れに近寄り…。
「やっ!」
という掛け声と共に布袋をスライム密集地帯に被せたの。
そして…。
「おおおお、やった!
マロン、見てくれ、大猟だぞ!」
スライムを捕獲した布袋をおいらに向かって見せびらかしながら喜ぶタロウ。
まるで、子供みたいな喜びようだったよ。
スライム捕獲用の口の広い布袋はおいらが提供した一つしかないので。
タロウは自分が持って来た布袋にスライムを移し始めた、数を数えながら。
「すげえ、百十三匹…。
マロンの言うとおり一度に百匹以上捕れた。」
袋を移し替えたタロウが、感動したように言ったんだ。
朝から半日かけて二十くらいしか捕れなかったのに、一発で百匹以上だからね。
それから、タロウは逃げ散ったスライムが再度密集して来るのを待って四回ほどそれを繰り返したの。
おいらは見てても暇だから、別の事をしてたよ。
せっかくここに来たのだから、あれを拾って帰らないとね。
********
「おお、これで五百匹超えたぜ。
一日のノルマ千百匹には届かなかったが。
この時間でこれだけで取れたら御の字だ!
マロン有り難うよ、助かったぜ!
って、マロン、おまえ、何やってんだ。」
五回目の捕獲を終え、捕まえたスライムを数え終えたタロウ。
おいらの方を見て珍しく感謝の言葉を口にしたんだけど。
振り返って目にしたおいらの行動が気になったらしい。
しゃがみ込んでゴソゴソと地面を漁っているのだから気にもなるか…。
「ああ、これ?
『泡泡の実』を拾ってるんだ。
お風呂に入る時に、これを使うと汚れが良く落ちるんだよ。
タロウも、スライムを捕って手が汚れたよね。
一つ上げるから、これで手を洗ってみると良いよ。」
おいらは、黄色っぽい『泡泡の実』の実を一つタロウに分けてあげたんだ。
ついでに、おいらも手を洗うために泉の畔に行ったの。
良く熟した『泡泡の実』、その中の黒くて大きな種を取り除いて。
柔らかい部分手のひらの上で磨り潰し、少し水を垂らして擦ると泡立つんだ。
良く泡立てて手を洗うと、…。
あら不思議、手に着いた泥の汚れがきれいさっぱり落ちている。
タロウもおいらを真似て、手を洗ったんだけど。
「なんてこった…。
けっこうキレイに汚れが落ちるじゃねえか…。
これじゃ、俺に出来る数少ない知識チート。
石鹸作りの知識が全然役に立たねえじゃねえか!」
いきなり、耳元で叫ばないでよ。耳が痛いじゃない。
また訳のわからない言葉を叫んだタロウ。
何故か、肩を落としているよ。
おいらが、喧しいタロウの声に顔をしかめていると。
「全く騒がしいわね。
ここは私達の大切な場所、少し静かにしてもらえないかしら。」
おいらの耳元で、鈴の音のようなキレイな声が囁かれたの。
まだ読み出ない方は、お手数をおかけしますが一話戻ってお読みください。
よろしくお願いいたします。
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スライムの狩場に案内すると手を差し伸べたおいら。
「おお、そりゃ、助かるぜ。
何てったって、意気込んで飛び出して来たらな。
一食分も捕まらねえと、面目丸潰れだぜ。」
そんな事を堂々と言うタロウ。
いい歳して、八歳児に教えを請う時点で面目も何も無いと思うけど…。
実のところ、おいらがタロウに案内を申し出たのには訳があるの。
この近くには、スライムがうようよいる場所が四ヶ所あるんだけど。
うち、二ヶ所は超危険地帯。
スライムの狩場を探して、タロウがその二ヶ所に入り込んだらヤバいから。
スライムはジメジメした場所が好きなので、泉のほとりとか湿地とかに沢山いるの。
でも、水場は魔物や危険動物なんかも水飲みに来るからね。
おいらたち、レベルゼロの人では太刀打ちできない魔物が水飲みに集まる池。
それに、毒蛇がうじゃうじゃいる湿地が超危険地帯。
特に湿地の方は、近付くまで毒蛇に気が付かないから質が悪い。
池の方は、危険な魔物がいれば少し離れたところから見えるからね。
「げっ、そんな罠があるんか!
爺さんが、何か言おうとしてたのはそう言う事か。」
狩場に向かう途中、私の説明を聞いてそんな声を上げるタロウ。
今更だよ…。
そして、今向かっている狩場はおいらだけの秘密の狩場なんだ。
もう一ヶ所はスライム狩を生業にしている人達の狩場で一番ポピュラーな場所。
だからこそ、タロウを案内するのは止めたの。
世間知らずのタロウでは、スライム狩りの人とトラブルになりかねないからね。
仕方が無いので、おいらだけのとっておきの狩場を教える事にしたんだ。
********
おいらは、いつものシューティング・ビーンズの狩場を通り過ぎ、森の奥へズンズンと歩いて行く。
「おい、おい、こんな薄暗い森の中を通って大丈夫なのか?
それこそ、魔物が襲ってくるんじゃ?」
タロウが怯えた顔で聞いて来たの。
少し薄暗いだけで大袈裟な…、偉そうな口きくけど意外と小心者だね。
平気、平気、ここは魔物が入れない森だから。
しばらく歩くと、森が途切れ小さな空き地に辿り着いたよ。
ここが目的地、おいらのとっておきの場所さ。
小さな空き地の奥の方に、泉があってキレイな水が滾々と湧き出しているの。
このお水がとっても美味しいので、おいらはツボを持ってきて汲んで帰ることもあるよ。
そして、泉の畔には…。
「何だ、こりゃあ!
あれ、全部スライムか?
ウジャウジャいるじゃねえか!」
タロウがビックリしているように、スライムが腐るほどいるんだ。
おいらは、腰に付けた布袋を一つ、タロウに向かって差し出したの。
「おいら、最近スライム狩りはしないから、これタロウにあげる。
この布袋の口を大きく開いて、そおーっとスライムに近付いて上から被せるの。
上手くやれば、百匹くらい一度に捕れるから。
一度やると逃げちゃうけど、少し待ってるとまた集まって来る。
布袋を沢山用意すれば、一日で千匹くらい余裕で捕れるよ。
少し嵩張るけど、スライムは軽いからタロウなら千匹くらい担げるよ。」
一網打尽ってやつだよ。
この方法だと、とってもお手軽にスライムの大量捕獲が出来るの。
コツはそおーっと近付くことと、出来る限り密集している場所を狙う事だね。
布袋を受け取ったタロウは、言われた通り慎重にスライムの群れに近寄り…。
「やっ!」
という掛け声と共に布袋をスライム密集地帯に被せたの。
そして…。
「おおおお、やった!
マロン、見てくれ、大猟だぞ!」
スライムを捕獲した布袋をおいらに向かって見せびらかしながら喜ぶタロウ。
まるで、子供みたいな喜びようだったよ。
スライム捕獲用の口の広い布袋はおいらが提供した一つしかないので。
タロウは自分が持って来た布袋にスライムを移し始めた、数を数えながら。
「すげえ、百十三匹…。
マロンの言うとおり一度に百匹以上捕れた。」
袋を移し替えたタロウが、感動したように言ったんだ。
朝から半日かけて二十くらいしか捕れなかったのに、一発で百匹以上だからね。
それから、タロウは逃げ散ったスライムが再度密集して来るのを待って四回ほどそれを繰り返したの。
おいらは見てても暇だから、別の事をしてたよ。
せっかくここに来たのだから、あれを拾って帰らないとね。
********
「おお、これで五百匹超えたぜ。
一日のノルマ千百匹には届かなかったが。
この時間でこれだけで取れたら御の字だ!
マロン有り難うよ、助かったぜ!
って、マロン、おまえ、何やってんだ。」
五回目の捕獲を終え、捕まえたスライムを数え終えたタロウ。
おいらの方を見て珍しく感謝の言葉を口にしたんだけど。
振り返って目にしたおいらの行動が気になったらしい。
しゃがみ込んでゴソゴソと地面を漁っているのだから気にもなるか…。
「ああ、これ?
『泡泡の実』を拾ってるんだ。
お風呂に入る時に、これを使うと汚れが良く落ちるんだよ。
タロウも、スライムを捕って手が汚れたよね。
一つ上げるから、これで手を洗ってみると良いよ。」
おいらは、黄色っぽい『泡泡の実』の実を一つタロウに分けてあげたんだ。
ついでに、おいらも手を洗うために泉の畔に行ったの。
良く熟した『泡泡の実』、その中の黒くて大きな種を取り除いて。
柔らかい部分手のひらの上で磨り潰し、少し水を垂らして擦ると泡立つんだ。
良く泡立てて手を洗うと、…。
あら不思議、手に着いた泥の汚れがきれいさっぱり落ちている。
タロウもおいらを真似て、手を洗ったんだけど。
「なんてこった…。
けっこうキレイに汚れが落ちるじゃねえか…。
これじゃ、俺に出来る数少ない知識チート。
石鹸作りの知識が全然役に立たねえじゃねえか!」
いきなり、耳元で叫ばないでよ。耳が痛いじゃない。
また訳のわからない言葉を叫んだタロウ。
何故か、肩を落としているよ。
おいらが、喧しいタロウの声に顔をしかめていると。
「全く騒がしいわね。
ここは私達の大切な場所、少し静かにしてもらえないかしら。」
おいらの耳元で、鈴の音のようなキレイな声が囁かれたの。
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