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第18章 冬、繫栄する島国で遭遇したのは
第516話 ノノちゃんの提案、トリアさんの憂鬱
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生き残った村人四十三人を、私がいったん保護することを告げた後のことです。
「先ほど、自己紹介をした時に省略しましたが、私はアルムハイム公国という小国の大公をしています。
つまり、この国の貴族ではございません。
アルムハイム公国はとても雪深い地なので、冬の間はこの国の王都で過ごしています。
皆さんをこれからお連れするのは、この国の王都にある私の館です。
時間が無いので手短に言いますが、私は魔法使いです。
驚くなとは申しませんが、これから皆さんを魔法で私の館まで送りますので、慌てないでくださいね。」
事前に話しておきませんと、魔法で転移した際に狼狽して暴れられでもしたら困ります。
時間が無いので細かい話は抜きです、どうせ口頭で説明してもすぐには信じられないでしょうから。
私の話を聞いてざわめきが起こりますが、敢えて無視して転送作業に移ります。
既に、炊き出しの道具はアリィシャちゃんの手で館に送り返してもらってあります。
他にもアリィシャちゃんには、伝言係として館に戻ってもらいベルタさんに受け入れの準備をお願いしてもらいました。
既に、ベルタさんの方で部屋とお風呂の準備を整えてあるはずです。
四、五人ずつ、アリィシャちゃんに転移部屋に転移してもらい、待ち受けているベルタさんに託します。
転送部屋は四十三人も入るには狭いので、すぐに浴場の方へ連れて行ってもらう手筈になっています。
最後にナナちゃんと、転移完了の報告に戻って来たアリィシャちゃんが王都へ帰ると、私は転移魔法の敷物を回収しました。
残ったのは、私とノノちゃん、それにトリアさん、更に私にくっついているサリーとエリーの五人です。
私達は、大急ぎで王都へ戻り、服屋の手配と王宮への報告を行うことしました。
馬車も転移魔法で転移させてしまい、私達も魔法で帰った方が早いかとも思いましたが。
馬車を一旦外して魔法で送り、館で再度馬車を取り付けるのに結構な時間と手間が掛かるのが分かり馬車で帰ることを選びました。
馬車に乗り込むと。
「まま、あのひとたち、たすけてくれてありがとう。」
私の向かいの席でノノちゃんの膝の上でエリーが嬉しそうに言います。
かつての自分と同じ境遇にいる人々を子供ながら放っておくことは出来ないかったのでしょう。
「エリーも、ごはんを配るのを手伝ってくれて有り難うね。
偉かったわよ。」
エリーを褒めながら頭を撫でてあげると。
「まま、さりーは?」
私の膝の上で、炊き出しを手伝ったサリーが自分も褒めろと催促します。
「ええ、サリーもとっても偉かったわよ。」
「えへへ、ほめられちゃった。」
もちろん、サリーの頭も撫でてあげると、とても心地良さそうに笑いました。
二人の無垢な笑顔を見ていると、村の光景に荒んだ心が癒されていきます。
**********
「しかし、シャルロッテ様、明日からはどうしましょうか。
あの惨状はメイちゃんの村だけとは思えません。
この飢饉で身寄りのなくなった子供が沢山いるんじゃないかと思います。
とても、シャルロッテ様が個人でどうにかできる問題ではないのでは。」
私が、サリーとエリーに気分を癒されているとノノちゃんが尋ねてきました。
まさに、私が頭を悩ませていたことを。
「そうなのよね、ここまで状況が悪化しているとは予想も出来なかったわ。
私は、ノミーちゃんに土壌改良をしてもらい、ドリーちゃんに芋でも麦でも促成栽培してもらおうと思ってたの。
精霊の力を借りて、食料さえ十分に収穫できるようにしてあげれば自立できると考えていたの。
正直、甘く見ていたわ、男性が全滅、生き残った人の大半が子供だったなんて。
あれでは、村の再建は不可能、あんな村が幾つもあったら個人の手には負えないわ。」
私が正直な感想を伝えると、それまで黙って考え込んでいたトリアさんが口を開きました。
「我が国の国民のことですから、他国の君主であるロッテさんに甘えてばかりはいられませんわ。
ミリアムさんに伝えて早急に何らかの対応をとってもらわないと。
あの村の状況を見ると一刻の猶予もありませんでしょうね。
とうてい、あの村だけとは思えませんから。
放っておいたら、第二、第三のあの村が出来てしまいますわ。
それで、ノノちゃん、あなたはどんな対策が必要だと思うの。」
トリアさんは自分の頭の中を整理するつもりか、答え合わせするつもりかわかりませんが。
ノノちゃんに、考えられる対策を尋ねます。
「まずは、今日行ったような炊き出しですね。
次の段階が食料の配給でしょうか。
そして、税と地代の減免ですね、しかも一時的なモノでなく恒久的な。
最期に身寄りをなくした子供たちの収容施設の創設です。」
ノノちゃんは、数段階に分けた支援が必要だと言いました。
今日のような極限状態になると、食材を配給しても調理をする気力も体力も残ってないと言います。
まずは炊き出しにより、お腹を満たしてもらい、体力を回復してもらう事が必要だと。
第二段階ですが、蓄えが底をついた状態では食料を入手できないので配給が必要だと言います。
次の収穫期までの食べ繋ぐだけの食料を配給する必要があると主張していました。
そして、税と地代の減免については、ノノちゃんはこんなことも言っていました。
「考えても見てください。
麦が十分に収穫できているのに飢饉が起こるなど、通常は有り得ないと思います。
これじゃ、天災じゃなくて、人災です。
税率や地代の水準が著しく高く設定されているのだと思います。
今回の飢饉でみなさん、蓄えを失くしています。
税や地代の減免によって蓄えを作らせて上げないと、また同じことを繰り返しますよ。」
昨日、メイちゃんが言っていました。
作付け面積の三分の二をしめる麦、それを今まで口にしたことが無いと。
全て、地代と税に持って行かれてしまうと。
やはり、これは異常な状態ですよね。
最後の子供達の収容施設ですが、あの状況下で子供を放置すれば早晩死が訪れるのは想像に難くありません。
とはいえ、私が一個人で無制限に保護できる訳が無いのです。
お金の問題とか、場所の問題とか、人手の問題とか、多くの制約がありますから。
そのため、公的に身寄りのない子供を保護する施設が必要だとノノちゃんは言います。
現時点では、ここアルビオン王国にそのような施設はない様子です。
そうでなければ、サリーとエリーがあんな寒空でお腹を空かせている訳がないですものね。
加えて、ノノちゃんは言いました。その施設を糧を失った人の雇用の受け皿にしてしまえと。
何かというと、メイちゃんの村で言えば成人女性は十名、他にメイちゃんを始め十代後半に差し掛かった少女が五人いました。
この人達は、村で家族と一緒に農作業をしていたのです。
今回、男手の壊滅により離村することになり、糊口をしのぐ術を失ってしまいました。
それこそ、放置すれば王都の路地裏で客を引くことになりかねません。
この人達を、子供を収容する施設の職員として雇ってしまおうと言うのです。
二重の意味で路頭の迷う人を救えて、一石二鳥だと言います。
**********
「ノノちゃんの言うことは、一々もっともですわ。
ですが、…。
どれも、難しいですわね。
ノノちゃんが上げたことは、どれも予算措置が必要です。
我が国の場合、王家にその権限はなく、議会が権限を握っています。
次の収穫期までの食料の配給など相当の予算を捻出する必要があるし…。
税や地代の減免など、反対も多くて議論は紛糾するでしょうね。
ミリアムさんが上手く立ち回ってくれたとしても、相当な時間がかかるでしょうね。
現実的に、すぐできそうなのは炊き出しくらいです。
それも、公的なモノではなく、王家がチャリティーを募っての慈善活動になるでしょう。
炊き出しなんて、緊急を要するものを議会でもたもたしている訳にはいきませんから。」
そう言って、トリアさんは頭を抱えてしまいました。
ミリアムさんの尻を蹴とばしてやらせるしかないかしらとのボヤキが聞こえてきます。
そして、身寄りのない子供の収容施設に至っては問題外だそうです。
まずは、議会の前例踏襲主義、今までそのような施設の前例は無いそうです。
更に、今この国で主流となっている『レッセ・フェール』という考え方が大きなネックだと言います。
国は国防や治安維持以外のことになるべく口を挟むなという考え方で、自助の精神を貴ぶのだそうです。
何の事はありません、新興の資本家が自分達に都合の良いようになるべく経済活動に口を出すなというのです。
更に踏み込んで言えば、余計なことをやって、余計な税金を掛けるなという事のようです。
労働者の失業などに関しても、給金が高いからだとか、怠け者だからだとか主張して社会政策を忌避すると言います。
そんな人達からしてみれば、何処の馬の骨か分からない孤児のために俺達に税を負担させるなんてとんでもないという事のようです。
そんな人達の代表が議会で一定数を占めているとのことです。
なので、身寄りのない子供の収容施設の創設を議会で通すのは難しいのではないかと。
トリアさんは暗い表情で説明してくれたのです。
もちろん、そんな人達ばかりではありません。
新興のブルジョアジーと言われる人の中でも、慈善運動に多額の支援をしている方もいます。
この国の貴族の持つ、『ノブレス・オブリージュ』の精神を貴び。
いつか成功した暁には自分もそうありたいと願って、努力を実らせたような方々もいるのです。
ただ、主流なのは、自分の儲けに貪欲な資本家たちのようです。
隆盛を誇るアルビオン王国ですが、欲深な地主に、欲深な資本家、色々問題を抱えていますね。
「先ほど、自己紹介をした時に省略しましたが、私はアルムハイム公国という小国の大公をしています。
つまり、この国の貴族ではございません。
アルムハイム公国はとても雪深い地なので、冬の間はこの国の王都で過ごしています。
皆さんをこれからお連れするのは、この国の王都にある私の館です。
時間が無いので手短に言いますが、私は魔法使いです。
驚くなとは申しませんが、これから皆さんを魔法で私の館まで送りますので、慌てないでくださいね。」
事前に話しておきませんと、魔法で転移した際に狼狽して暴れられでもしたら困ります。
時間が無いので細かい話は抜きです、どうせ口頭で説明してもすぐには信じられないでしょうから。
私の話を聞いてざわめきが起こりますが、敢えて無視して転送作業に移ります。
既に、炊き出しの道具はアリィシャちゃんの手で館に送り返してもらってあります。
他にもアリィシャちゃんには、伝言係として館に戻ってもらいベルタさんに受け入れの準備をお願いしてもらいました。
既に、ベルタさんの方で部屋とお風呂の準備を整えてあるはずです。
四、五人ずつ、アリィシャちゃんに転移部屋に転移してもらい、待ち受けているベルタさんに託します。
転送部屋は四十三人も入るには狭いので、すぐに浴場の方へ連れて行ってもらう手筈になっています。
最後にナナちゃんと、転移完了の報告に戻って来たアリィシャちゃんが王都へ帰ると、私は転移魔法の敷物を回収しました。
残ったのは、私とノノちゃん、それにトリアさん、更に私にくっついているサリーとエリーの五人です。
私達は、大急ぎで王都へ戻り、服屋の手配と王宮への報告を行うことしました。
馬車も転移魔法で転移させてしまい、私達も魔法で帰った方が早いかとも思いましたが。
馬車を一旦外して魔法で送り、館で再度馬車を取り付けるのに結構な時間と手間が掛かるのが分かり馬車で帰ることを選びました。
馬車に乗り込むと。
「まま、あのひとたち、たすけてくれてありがとう。」
私の向かいの席でノノちゃんの膝の上でエリーが嬉しそうに言います。
かつての自分と同じ境遇にいる人々を子供ながら放っておくことは出来ないかったのでしょう。
「エリーも、ごはんを配るのを手伝ってくれて有り難うね。
偉かったわよ。」
エリーを褒めながら頭を撫でてあげると。
「まま、さりーは?」
私の膝の上で、炊き出しを手伝ったサリーが自分も褒めろと催促します。
「ええ、サリーもとっても偉かったわよ。」
「えへへ、ほめられちゃった。」
もちろん、サリーの頭も撫でてあげると、とても心地良さそうに笑いました。
二人の無垢な笑顔を見ていると、村の光景に荒んだ心が癒されていきます。
**********
「しかし、シャルロッテ様、明日からはどうしましょうか。
あの惨状はメイちゃんの村だけとは思えません。
この飢饉で身寄りのなくなった子供が沢山いるんじゃないかと思います。
とても、シャルロッテ様が個人でどうにかできる問題ではないのでは。」
私が、サリーとエリーに気分を癒されているとノノちゃんが尋ねてきました。
まさに、私が頭を悩ませていたことを。
「そうなのよね、ここまで状況が悪化しているとは予想も出来なかったわ。
私は、ノミーちゃんに土壌改良をしてもらい、ドリーちゃんに芋でも麦でも促成栽培してもらおうと思ってたの。
精霊の力を借りて、食料さえ十分に収穫できるようにしてあげれば自立できると考えていたの。
正直、甘く見ていたわ、男性が全滅、生き残った人の大半が子供だったなんて。
あれでは、村の再建は不可能、あんな村が幾つもあったら個人の手には負えないわ。」
私が正直な感想を伝えると、それまで黙って考え込んでいたトリアさんが口を開きました。
「我が国の国民のことですから、他国の君主であるロッテさんに甘えてばかりはいられませんわ。
ミリアムさんに伝えて早急に何らかの対応をとってもらわないと。
あの村の状況を見ると一刻の猶予もありませんでしょうね。
とうてい、あの村だけとは思えませんから。
放っておいたら、第二、第三のあの村が出来てしまいますわ。
それで、ノノちゃん、あなたはどんな対策が必要だと思うの。」
トリアさんは自分の頭の中を整理するつもりか、答え合わせするつもりかわかりませんが。
ノノちゃんに、考えられる対策を尋ねます。
「まずは、今日行ったような炊き出しですね。
次の段階が食料の配給でしょうか。
そして、税と地代の減免ですね、しかも一時的なモノでなく恒久的な。
最期に身寄りをなくした子供たちの収容施設の創設です。」
ノノちゃんは、数段階に分けた支援が必要だと言いました。
今日のような極限状態になると、食材を配給しても調理をする気力も体力も残ってないと言います。
まずは炊き出しにより、お腹を満たしてもらい、体力を回復してもらう事が必要だと。
第二段階ですが、蓄えが底をついた状態では食料を入手できないので配給が必要だと言います。
次の収穫期までの食べ繋ぐだけの食料を配給する必要があると主張していました。
そして、税と地代の減免については、ノノちゃんはこんなことも言っていました。
「考えても見てください。
麦が十分に収穫できているのに飢饉が起こるなど、通常は有り得ないと思います。
これじゃ、天災じゃなくて、人災です。
税率や地代の水準が著しく高く設定されているのだと思います。
今回の飢饉でみなさん、蓄えを失くしています。
税や地代の減免によって蓄えを作らせて上げないと、また同じことを繰り返しますよ。」
昨日、メイちゃんが言っていました。
作付け面積の三分の二をしめる麦、それを今まで口にしたことが無いと。
全て、地代と税に持って行かれてしまうと。
やはり、これは異常な状態ですよね。
最後の子供達の収容施設ですが、あの状況下で子供を放置すれば早晩死が訪れるのは想像に難くありません。
とはいえ、私が一個人で無制限に保護できる訳が無いのです。
お金の問題とか、場所の問題とか、人手の問題とか、多くの制約がありますから。
そのため、公的に身寄りのない子供を保護する施設が必要だとノノちゃんは言います。
現時点では、ここアルビオン王国にそのような施設はない様子です。
そうでなければ、サリーとエリーがあんな寒空でお腹を空かせている訳がないですものね。
加えて、ノノちゃんは言いました。その施設を糧を失った人の雇用の受け皿にしてしまえと。
何かというと、メイちゃんの村で言えば成人女性は十名、他にメイちゃんを始め十代後半に差し掛かった少女が五人いました。
この人達は、村で家族と一緒に農作業をしていたのです。
今回、男手の壊滅により離村することになり、糊口をしのぐ術を失ってしまいました。
それこそ、放置すれば王都の路地裏で客を引くことになりかねません。
この人達を、子供を収容する施設の職員として雇ってしまおうと言うのです。
二重の意味で路頭の迷う人を救えて、一石二鳥だと言います。
**********
「ノノちゃんの言うことは、一々もっともですわ。
ですが、…。
どれも、難しいですわね。
ノノちゃんが上げたことは、どれも予算措置が必要です。
我が国の場合、王家にその権限はなく、議会が権限を握っています。
次の収穫期までの食料の配給など相当の予算を捻出する必要があるし…。
税や地代の減免など、反対も多くて議論は紛糾するでしょうね。
ミリアムさんが上手く立ち回ってくれたとしても、相当な時間がかかるでしょうね。
現実的に、すぐできそうなのは炊き出しくらいです。
それも、公的なモノではなく、王家がチャリティーを募っての慈善活動になるでしょう。
炊き出しなんて、緊急を要するものを議会でもたもたしている訳にはいきませんから。」
そう言って、トリアさんは頭を抱えてしまいました。
ミリアムさんの尻を蹴とばしてやらせるしかないかしらとのボヤキが聞こえてきます。
そして、身寄りのない子供の収容施設に至っては問題外だそうです。
まずは、議会の前例踏襲主義、今までそのような施設の前例は無いそうです。
更に、今この国で主流となっている『レッセ・フェール』という考え方が大きなネックだと言います。
国は国防や治安維持以外のことになるべく口を挟むなという考え方で、自助の精神を貴ぶのだそうです。
何の事はありません、新興の資本家が自分達に都合の良いようになるべく経済活動に口を出すなというのです。
更に踏み込んで言えば、余計なことをやって、余計な税金を掛けるなという事のようです。
労働者の失業などに関しても、給金が高いからだとか、怠け者だからだとか主張して社会政策を忌避すると言います。
そんな人達からしてみれば、何処の馬の骨か分からない孤児のために俺達に税を負担させるなんてとんでもないという事のようです。
そんな人達の代表が議会で一定数を占めているとのことです。
なので、身寄りのない子供の収容施設の創設を議会で通すのは難しいのではないかと。
トリアさんは暗い表情で説明してくれたのです。
もちろん、そんな人達ばかりではありません。
新興のブルジョアジーと言われる人の中でも、慈善運動に多額の支援をしている方もいます。
この国の貴族の持つ、『ノブレス・オブリージュ』の精神を貴び。
いつか成功した暁には自分もそうありたいと願って、努力を実らせたような方々もいるのです。
ただ、主流なのは、自分の儲けに貪欲な資本家たちのようです。
隆盛を誇るアルビオン王国ですが、欲深な地主に、欲深な資本家、色々問題を抱えていますね。
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