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第5章 渡りに船と言いますが…
第95話 王都見物は出だしから躓きました
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翌朝、ハーブ畑の世話を終えた私はリーナとアリィシャちゃんを連れて『海の女神号』へ転移しました。
ゲーテ船長に宿の手配と王都見物のための馬車の手配をお願いしました。
すると、ゲーテ船長は微妙な顔をして言います。
「宿の手配に、王都見物ですか?お嬢様方が?
ええっと、日傘とハイヒールはお持ちでしょうか?」
ハイヒール?
ハイヒールという言葉は聞いたことがありません。
ヒールが高いと言うのは靴の事でしょうか、文字通り踵が高い靴の事でしょうかね。
それに日傘ですか、今はまだ五月ですよ?
冬場、日照時間が極めて短い高緯度地方では陽射しは貴重です。
暴力的な陽射しとなる六月後半から八月ではあるまいし、今が一番陽射しが心地良い季節ではありませんか。
四月、五月に陽射しを浴びないでいつ浴びろと言うのですか。
私がゲーテ船長にそう告げると、ゲーテ船長は言い難そうに話し始めました。
「お嬢様方にお話ししたくはないですが。
今の王都は女性の方が安心して歩けるような場所はありません。
いえ、女性に限らず男性もなのですが…。」
「えっ、殿方すら気軽に歩けないほど治安が悪いのですか。」
「いえ、確かに、旧市街の東側に広がる下町では切り裂き魔が出たとか物騒な話もありますが。
お嬢様が行かれるような西側の地区では治安の面では問題ありません。」
「では、何が問題なのです?」
「空から降ってくるのです。」
「降ってくる?いったい何が?」
「あまり、お嬢様方の前で尾籠な話をするのは憚られるのですが。
建物の上の階から汚物が降ってくるのです。
頭上から『水に気をつけろ』という声が聞こえたら即座に逃げないといけないのです。
そう言われても、女性の方など即座に動けない方も多いでしょう。
そこで、日傘です。汚物の直撃を避けるために用いるのです。」
「ええっと、……。」
私は二の句が付けませんでした。
ちなみに汚物と言うのは察してください、私の口からは言えません。
そんな状況なので路上も汚物が溜まっているそうなのです。
汚物の被害を最小限に抑えるために生み出されたのがハイヒールだそうです。
汚物を踏むのには変わりませんけどね…。
また、汚物よけにオーバーシューズという靴の上に更に履く靴もあるそうです。
なんでも、大きな商店など人が多く立ち寄る場所では、珍しい職業の方もいるそうです。
ハイヒールやオーバーシューズの用意がない人のために、馬車からお店の中まで背負うのがお仕事だそうです。
当然のことながら、街中は酷い悪臭がするそうです。
私は呆れてしまいました。これが、世界の最先端を行く国の王都なのかと。
「トイレはどうなっているのですか。
仮にも文明国なのでトイレくらいはあるでしょう、未開の地ではないのですから。」
「トイレですか。
王侯貴族の館やブルジョア階級の屋敷ならあるかもしれませんね。
考えてみてください。アパートメントハウスで二階以上にどうやってトイレを作るのですか?」
アパートメントハウスというものの存在は本の知識で知っていましたが、そこは盲点でした。
リーナの領地にも三階建の建物くらいはあります。
でも、大概は一つの建物に住んでいるのは一つの家族です。
一階がお店や仕事場になっていて、二階、三階が家族の住居という形です。
稀に、職人の家に徒弟が下宿している位です。
これなら、一階に一つトイレがあれば事足ります。
しかし、アパートメントハウスは各部屋ごとに別々の世帯が住んでいます。
しかも馬車から見た限りこの王都には、五階建くらいの建物があるのです。
確かに、難しいですね。
しかし、その結果がこれですか。
「でも、首相官邸も、帝国の大使館も嫌な悪臭はしませんでしたし。
汚物も目につきませんでしたよ。」
道も広くて奇麗だったし、周りに建ち並ぶ建物も国会議事堂を始め荘厳で美しい建物ばかりでした。
「あたりまえです。あの辺りは国王陛下も良くお出ましになる場所です。
この川沿いにある国会議事堂から王宮までの間はこの町で一番清潔な場所です。」
どうやら、私が目にしていたのはこの国の良い所だけだったようです。
すると、リーナがゲーテ船長に尋ねました。
「でも、せっかく来たのですし、何処か王都を見て歩ける場所はありませんか?」
せっかく、忙しい執務の間を縫ってきた来たのです、このまま帰るのは意に沿わないのでしょう。
「そうですね、高層建物がなくて裕福層しか住んでいない場所であれば、それなりの場所はご紹介できますよ。
それであれば、ぜひ見て頂きたいのは博物館ですね。
素晴らしい収蔵品を誇る博物館で、古代文明の遺物は圧巻です。
この港から二マイルも離れていませんが、閑静な高級住宅地の中に建っていて非常に清潔な区域です。
それと、博物館から更に二マイルほど北に行ったところにあるサクラソウの丘などが良いのではないでしょうか。
その丘の良い所は、この王都が一望に見渡せるところです。」
こうして、私達はゲーテ船長の勧めに従い、町の中心部の観光を諦め王都の郊外を見て歩くことになりました。
**********
ゲーテ船長は馬車の手配をしてくれると共に、自ら王都の案内をしてくださることになりました。
王都に不案内な女子供だけで、馬車の御者任せにするのはさすがに不安だそうです。
港から続くよく整備された広い道を馬車が走ります。
「馬車の窓から見る限り、そんな汚い街には見えませんし、悪臭がしているようにも感じないのですが。」
リーナがそんな感想を呟きました。
「この通りは最近整備されたばかりの道で、この通り馬車が頻繁に行き来しています。
やはり、こんな人目に付くところで上から汚物を投げ捨てるのは憚られるようですね。
みんな守っていませんが、本来は汚物を窓から捨てるのは禁止されているのですから。
それと、王宮に続くこの通りには役場から清掃を請け負っている者がいるのです。」
リーナの呟きにゲーテ船長が説明を加えてくれました。
この道は、王宮や帝国の大使館もある地域を通っていて、私も先日来通っている道です。
あまり、違和感を感じなかったのはこの通りがとりわけきれいだったからのようです。
しばらく、馬車に揺られていると道の両脇から高い建物が消えて、広い敷地を持つ住宅が並ぶ区域に入ってきました。
「この辺りは、高位貴族が家を構える地域だったそうですが、みな王宮の近くに移り住んだそうです。
最近は中位貴族やブルジョア階級が多く住むそうです。
それでも、一般庶民には関係ない裕福層が住む区域には変わりないのですがね。」
そんな閑静な高級住宅街の中に目指す博物館はありました。
元は大貴族のお屋敷だったそうで、一際大きな敷地の中に立派な館が建っていました。
元の持ち主が王宮近くに移り住んだので博物館として買い取って、使っているそうです。
「広い敷地にゆったりとした建物、とても落ち着いた雰囲気で良い所ですね。」
リーナが漏らしました、それは街中がそんなに見るに堪えないものとは思えないという気持ちも含まれているようです。
この博物館はブルジョア階級の個人の収蔵品が寄付され、それを基に作られたものだそうです。
特に古代の遺物が多いのが売りだそうです
とても、個人のコレクションとは思えない収蔵品の数で、この大きな建物の中でも展示し切れないくらいあるそうです。
リーナは興味津々な様子で展示品の数々に見入ってました。
特に四〇ヤードに及ぶ古代の紙に死後の世界を描いた、極彩色の絵巻物には驚嘆していました。
見るモノに一々感心していたリーナですが、古代の神殿から剥ぎ取られた壁画や移築された古代の神殿を目にした辺りで顔色が曇りました。
「これって、非常に貴重なものなのですよね?
私達が貴重なモノだと感じる以上に地元の方々にとっては貴重なモノなのではないでしょうか?
持ってきてしまって良いモノなのですか?」
私が考えてもいなかったことをリーナが呟きました。
神殿というのは信仰の拠り所で、その信仰を持つ者にとってはとても大切なモノではないかと言うのです。
確かに、指摘されてみると考えさせられるものがあります。
古代のお墓そのものを移築してきたモノもあるし、古代のご遺体まである…。
私は博物館を見るのが初めてなのでこんなものかと思っていました。
でも、同じく初めて博物館をみるリーナは違った感想を抱いたようです。信仰心の違いでしょうか。
その後も時間をかけて世界各地から収集した収蔵品を堪能した後、私達は次の目的地を目指しました。
馬車でやって来た小高い丘、木が生えていないなだらかな斜面はその名の通りプリムローズが咲き誇る丘でした。
「すごい!野原いっぱいにお花が咲いている!」
アリィシャちゃんがはしゃぎながら丘の斜面に向かって走り出しました。
ゆっくりと後をついていくと、なだらかな斜面から王都の風景が一望できる場所に辿り着きました。
突然視界が開けて、遠方に高い建物が建ち並ぶのが見渡せます。
「凄いわね…。ズーリックを初めてみた時はすごい都会だと思ったど。
ここの王都は桁違いに栄えているわね、これはちらっとだけ見た帝都よりも栄えていると思うわ。」
リーナが一瞬言葉を詰まらせてから呟きました。
この丘から見る王都はとても整然と高い建物が並んでいて、この国の繁栄を物語っているかのようです。
でも、街の中に入ると汚物とその悪臭で安心して歩けないというのはいかがなものでしょう。
何かこうアンバランスと言うか、ちぐはぐな感じがします。
この町に住む人は本当に幸せなんでしょうか、私は美しい丘から王都を望み漠然とそう感じていました。
ゲーテ船長に宿の手配と王都見物のための馬車の手配をお願いしました。
すると、ゲーテ船長は微妙な顔をして言います。
「宿の手配に、王都見物ですか?お嬢様方が?
ええっと、日傘とハイヒールはお持ちでしょうか?」
ハイヒール?
ハイヒールという言葉は聞いたことがありません。
ヒールが高いと言うのは靴の事でしょうか、文字通り踵が高い靴の事でしょうかね。
それに日傘ですか、今はまだ五月ですよ?
冬場、日照時間が極めて短い高緯度地方では陽射しは貴重です。
暴力的な陽射しとなる六月後半から八月ではあるまいし、今が一番陽射しが心地良い季節ではありませんか。
四月、五月に陽射しを浴びないでいつ浴びろと言うのですか。
私がゲーテ船長にそう告げると、ゲーテ船長は言い難そうに話し始めました。
「お嬢様方にお話ししたくはないですが。
今の王都は女性の方が安心して歩けるような場所はありません。
いえ、女性に限らず男性もなのですが…。」
「えっ、殿方すら気軽に歩けないほど治安が悪いのですか。」
「いえ、確かに、旧市街の東側に広がる下町では切り裂き魔が出たとか物騒な話もありますが。
お嬢様が行かれるような西側の地区では治安の面では問題ありません。」
「では、何が問題なのです?」
「空から降ってくるのです。」
「降ってくる?いったい何が?」
「あまり、お嬢様方の前で尾籠な話をするのは憚られるのですが。
建物の上の階から汚物が降ってくるのです。
頭上から『水に気をつけろ』という声が聞こえたら即座に逃げないといけないのです。
そう言われても、女性の方など即座に動けない方も多いでしょう。
そこで、日傘です。汚物の直撃を避けるために用いるのです。」
「ええっと、……。」
私は二の句が付けませんでした。
ちなみに汚物と言うのは察してください、私の口からは言えません。
そんな状況なので路上も汚物が溜まっているそうなのです。
汚物の被害を最小限に抑えるために生み出されたのがハイヒールだそうです。
汚物を踏むのには変わりませんけどね…。
また、汚物よけにオーバーシューズという靴の上に更に履く靴もあるそうです。
なんでも、大きな商店など人が多く立ち寄る場所では、珍しい職業の方もいるそうです。
ハイヒールやオーバーシューズの用意がない人のために、馬車からお店の中まで背負うのがお仕事だそうです。
当然のことながら、街中は酷い悪臭がするそうです。
私は呆れてしまいました。これが、世界の最先端を行く国の王都なのかと。
「トイレはどうなっているのですか。
仮にも文明国なのでトイレくらいはあるでしょう、未開の地ではないのですから。」
「トイレですか。
王侯貴族の館やブルジョア階級の屋敷ならあるかもしれませんね。
考えてみてください。アパートメントハウスで二階以上にどうやってトイレを作るのですか?」
アパートメントハウスというものの存在は本の知識で知っていましたが、そこは盲点でした。
リーナの領地にも三階建の建物くらいはあります。
でも、大概は一つの建物に住んでいるのは一つの家族です。
一階がお店や仕事場になっていて、二階、三階が家族の住居という形です。
稀に、職人の家に徒弟が下宿している位です。
これなら、一階に一つトイレがあれば事足ります。
しかし、アパートメントハウスは各部屋ごとに別々の世帯が住んでいます。
しかも馬車から見た限りこの王都には、五階建くらいの建物があるのです。
確かに、難しいですね。
しかし、その結果がこれですか。
「でも、首相官邸も、帝国の大使館も嫌な悪臭はしませんでしたし。
汚物も目につきませんでしたよ。」
道も広くて奇麗だったし、周りに建ち並ぶ建物も国会議事堂を始め荘厳で美しい建物ばかりでした。
「あたりまえです。あの辺りは国王陛下も良くお出ましになる場所です。
この川沿いにある国会議事堂から王宮までの間はこの町で一番清潔な場所です。」
どうやら、私が目にしていたのはこの国の良い所だけだったようです。
すると、リーナがゲーテ船長に尋ねました。
「でも、せっかく来たのですし、何処か王都を見て歩ける場所はありませんか?」
せっかく、忙しい執務の間を縫ってきた来たのです、このまま帰るのは意に沿わないのでしょう。
「そうですね、高層建物がなくて裕福層しか住んでいない場所であれば、それなりの場所はご紹介できますよ。
それであれば、ぜひ見て頂きたいのは博物館ですね。
素晴らしい収蔵品を誇る博物館で、古代文明の遺物は圧巻です。
この港から二マイルも離れていませんが、閑静な高級住宅地の中に建っていて非常に清潔な区域です。
それと、博物館から更に二マイルほど北に行ったところにあるサクラソウの丘などが良いのではないでしょうか。
その丘の良い所は、この王都が一望に見渡せるところです。」
こうして、私達はゲーテ船長の勧めに従い、町の中心部の観光を諦め王都の郊外を見て歩くことになりました。
**********
ゲーテ船長は馬車の手配をしてくれると共に、自ら王都の案内をしてくださることになりました。
王都に不案内な女子供だけで、馬車の御者任せにするのはさすがに不安だそうです。
港から続くよく整備された広い道を馬車が走ります。
「馬車の窓から見る限り、そんな汚い街には見えませんし、悪臭がしているようにも感じないのですが。」
リーナがそんな感想を呟きました。
「この通りは最近整備されたばかりの道で、この通り馬車が頻繁に行き来しています。
やはり、こんな人目に付くところで上から汚物を投げ捨てるのは憚られるようですね。
みんな守っていませんが、本来は汚物を窓から捨てるのは禁止されているのですから。
それと、王宮に続くこの通りには役場から清掃を請け負っている者がいるのです。」
リーナの呟きにゲーテ船長が説明を加えてくれました。
この道は、王宮や帝国の大使館もある地域を通っていて、私も先日来通っている道です。
あまり、違和感を感じなかったのはこの通りがとりわけきれいだったからのようです。
しばらく、馬車に揺られていると道の両脇から高い建物が消えて、広い敷地を持つ住宅が並ぶ区域に入ってきました。
「この辺りは、高位貴族が家を構える地域だったそうですが、みな王宮の近くに移り住んだそうです。
最近は中位貴族やブルジョア階級が多く住むそうです。
それでも、一般庶民には関係ない裕福層が住む区域には変わりないのですがね。」
そんな閑静な高級住宅街の中に目指す博物館はありました。
元は大貴族のお屋敷だったそうで、一際大きな敷地の中に立派な館が建っていました。
元の持ち主が王宮近くに移り住んだので博物館として買い取って、使っているそうです。
「広い敷地にゆったりとした建物、とても落ち着いた雰囲気で良い所ですね。」
リーナが漏らしました、それは街中がそんなに見るに堪えないものとは思えないという気持ちも含まれているようです。
この博物館はブルジョア階級の個人の収蔵品が寄付され、それを基に作られたものだそうです。
特に古代の遺物が多いのが売りだそうです
とても、個人のコレクションとは思えない収蔵品の数で、この大きな建物の中でも展示し切れないくらいあるそうです。
リーナは興味津々な様子で展示品の数々に見入ってました。
特に四〇ヤードに及ぶ古代の紙に死後の世界を描いた、極彩色の絵巻物には驚嘆していました。
見るモノに一々感心していたリーナですが、古代の神殿から剥ぎ取られた壁画や移築された古代の神殿を目にした辺りで顔色が曇りました。
「これって、非常に貴重なものなのですよね?
私達が貴重なモノだと感じる以上に地元の方々にとっては貴重なモノなのではないでしょうか?
持ってきてしまって良いモノなのですか?」
私が考えてもいなかったことをリーナが呟きました。
神殿というのは信仰の拠り所で、その信仰を持つ者にとってはとても大切なモノではないかと言うのです。
確かに、指摘されてみると考えさせられるものがあります。
古代のお墓そのものを移築してきたモノもあるし、古代のご遺体まである…。
私は博物館を見るのが初めてなのでこんなものかと思っていました。
でも、同じく初めて博物館をみるリーナは違った感想を抱いたようです。信仰心の違いでしょうか。
その後も時間をかけて世界各地から収集した収蔵品を堪能した後、私達は次の目的地を目指しました。
馬車でやって来た小高い丘、木が生えていないなだらかな斜面はその名の通りプリムローズが咲き誇る丘でした。
「すごい!野原いっぱいにお花が咲いている!」
アリィシャちゃんがはしゃぎながら丘の斜面に向かって走り出しました。
ゆっくりと後をついていくと、なだらかな斜面から王都の風景が一望できる場所に辿り着きました。
突然視界が開けて、遠方に高い建物が建ち並ぶのが見渡せます。
「凄いわね…。ズーリックを初めてみた時はすごい都会だと思ったど。
ここの王都は桁違いに栄えているわね、これはちらっとだけ見た帝都よりも栄えていると思うわ。」
リーナが一瞬言葉を詰まらせてから呟きました。
この丘から見る王都はとても整然と高い建物が並んでいて、この国の繁栄を物語っているかのようです。
でも、街の中に入ると汚物とその悪臭で安心して歩けないというのはいかがなものでしょう。
何かこうアンバランスと言うか、ちぐはぐな感じがします。
この町に住む人は本当に幸せなんでしょうか、私は美しい丘から王都を望み漠然とそう感じていました。
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