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ヴァレリーへのご褒美 1
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あれから二人で、屋台の焼きとうもろこしを食べ、ピザを食べ、たこ焼きを分け合い、射的を楽しんだ後……
「トオヤ?俺へのご褒美は?」
流石に焦らしすぎたのか、ヴァレリーが俺に直接聞いてきたんだ。
「ん。じゃ、『宮殿』に戻ろ?」
「『宮殿』へ?」
「そ。そこで渡すからさ」
「ふむ……!楽しみだ」
◇
ーヴァレリー視点ー
トオヤに言われて宮殿へと戻って来た俺達。一足先に宮殿へ戻っていた騎士達もいて、庭園で声をかけられて仕方なく話していると……
「ヴァレリー様、トオヤ様から手紙をお預かりしています」
いつの間にか横にいたトオヤが居なくなり、代わりに俺達の部屋付きの執事が俺に手紙を渡してきた。
手紙といってもメモのようだが……?
カサリと開くとトオヤの字で俺に頼み事が記されていた。
『ヴァレリーへ
討伐お疲れ様。ご褒美を渡すのは、宝探し形式にしてみたんだ。俺はゴールで待っているから、必ず迎えに来てくれよ?
ーーーー覚えているか?俺が初めてヴァレリー達に会って、1番最初に召喚したもの。そこに次の指示が書かれた箱を置いている。まずはそこへ行ってほしい』
……これはまた、面白い事を考えてくれたものだ。俺のトオヤは人を楽しませる天才だな。
それにしても、トオヤと初めて会った時か……まだそんなに月日は経っていないが、懐かしい……!
初めてトオヤに会った時の事はよく覚えている。草原に奇妙なテントを張り、立って迎えに来た俺達を不安そうに見ていたトオヤ。
だが、俺はその時……トオヤの匂いに、トオヤの存在に衝撃を受けていた。
『……俺の……番……!』
俺がボソッと発した言葉にディグラン様やスタッグも驚き、動きを止めてしまったんだよな。そしてトオヤが俺達に声をかけて来た時、俺はディグラン様を置いて、先にトオヤに声を掛けに行ってしまったんだ。
そして現地の言葉が分かると理解したトオヤが、俺の側に近寄りグイグイと質問をして来たのには驚いた。と同時にフワっと香るトオヤの花の香り……
俺とした事が落ち着かせるのを口実に、トオヤを抱き寄せていたんだ。今までどんなに言い寄られても、そんな事はした事なかったのにな。
それに、転移者は俺達の姿を見てまずは警戒するって言うのに……トオヤから感じたのは俺達に対する全開の好意。それでいて、いきなりの閨への誘い……
あれには驚きすぎて、思わず思考停止してスタッグに助けられたんだったな。
フッと思い出し笑いしながら移動していたんだが、思いのほか早く宮殿の右翼棟に着いた。
此処にはまだ騎士達は帰って来ていないな……
つい、誰もいない事を確認した俺。なんとなく邪魔されたくなかったから丁度良い。そして、俺はトオヤがこの世界で初めて召喚したものの扉を開ける。
『だー!!勝手に見ても良いけど、俺に集中して聞きに来んな!』
フフッ……思わずトオヤの声を思い出してしまった。このログハウスは、俺達にとってはとても新鮮だったからな。あの時のトオヤの焦った顔もまた可愛いものだった。
なんとなくだが、リビングでの出来事を思い出してリビングのドアを開けると、テーブルの上には綺麗な箱が一つ乗っていた。
テーブルへと近づき箱を開けると、またトオヤからの手紙が入っている。
『ーー実は、俺さ。この時は、異世界に来た事にただ浮かれていただけなんだ。番に関しても余り考えてなくてさ。でも、何故かヴァレリーから深緑の匂いはしていたのは気づいていたんだぜ?
*次は俺が最初に持っていたモノが売っている場所へGO!』
……成る程な。少しずつトオヤの思いが書き綴っているのか。コレは気になるな。
そしてトオヤが最初から持っていたモノは……
「やはり、テント売り場か……」
トオヤが持っていたテントは優れていて、簡単に張れてすぐに仕舞える優れモノだったんだ。だからこそ、ホームセンターは正直言って驚いた。と同時に、今後の野営で使える有用なモノを俺も見つけた場所だ。
……トオヤの好奇心の強さを知った場所でもある。
最初に一人で検証に入って行かれた時は、本当に心配したのを思い出す。
うむ、やはりテントの中に置いていたか……
展示用テントの中に一つだけあった箱。その中を開けるとーーー
『ーー此処で騎士じゃない素のヴァレリーを見たんだ。次の遠征に役立ちそうなモノを探すヴァレリーに、真面目な獣人なんだなぁって感心したのを覚えているよ。
*次は王都への移動中に入った店舗へGO!』
フフッ、真面目か……!この時のトオヤは俺達の毛並みにばかり注意が向いていたと思ったが……俺自身の事も見ていてくれていたんだな。
胸が温かくなり、はやる気持ちと共に次へと向かう俺。
一人で移動していたにも関わらず、箱と手紙が手の中にあるおかげか、トオヤがすぐ近くにいるような思いで歩いていた。
さて、王都への移動中に入ったと言えば……
『ニュ♪ニュ♪ニュ♪ニューマート~♪』
相変わらず賑やかな店舗だ。お?季節のケーキタルトか……うむ、土産に買っていくのも良いな……
「ヴァレリー!」
声をかけられて振り返ると、インフォメーションセンターから走ってくるトオヤの姿があった。
「良かった!やっぱり来てくれたんだね!」
そう言って抱きついてきたトオヤだったが、俺はすぐにそのトオヤを引き剥がす。
「……お前、トオヤじゃないだろう?」
俺の側に来たトオヤにそっくりだがトウヤではない奴に向かって断言してやったら、一瞬で姿を戻したソイツは……やっぱり店舗スタッフか。
「流石はヴァレリー様。トウヤ様に内緒で試させて頂きましたが、すぐに我が主人とは違う事見破られるとは……!失礼致しました」
恭しく膝をつき俺に謝るのは、『宮殿』にいた執事だった。……しかし、やはりこのギフトは凄すぎる。ギフト自身が意思を持つとは……!
「お聞きしてもよろしいですか?何故、ニセモノとわかったのでしょう?」
内心驚いている俺に、真摯に聞いてくる執事。……ふん!そんなの当然だろう。
「まず、花の香りがしない。それにトオヤはそんな無機質な笑顔ではない。もっと魅力的で可愛いらしく、俺に抱きついてくる。特に目が駄目だ。甘えるように俺を惹きつけて恥ずかしがるという、永遠に逸らしたくない視線をトオヤは俺に向ける。それに今は……」
「……成る程。私の要らぬ心配だったわけですね。恐れ入りました。トオヤ様からの預りモノをお渡し致しましょう」
執事スタッフが言葉を被せて来たのにはいささか苛立ちはしたものの、トオヤが待っているとなると時間をかけるわけにもいかん。
気を取り直し、執事から箱を受け取り中身を確かめるとーー
『ーー此処は、ヴァレリーが甘党だとわかった場所。可愛いって本気で思った場所。……俺、この時すでにヴァレリーの事もう好きだったんだろうなぁ。
*次は執事の案内する場所にGO!』
そうか……!かなり早い段階で俺を気にかけてくれていたのか。
そう思うと、一刻も早くトオヤに会いたくなり、即座に執事に案内を頼むと連れて来られたのはーーー
「やはりお似合いです、ヴァレリー様。その騎士服はトオヤ様に言われてご用意致しました」
ファッションパレス『Q』へ案内された俺は、紳士服コーナーへと連れて行かれた。そして、今は執事が準備した服に着替えさせられて鏡の前に立っている。
この服……!あの時の色違いか……?
鏡の中には、黒い正装の騎士服を身に纏った俺が映っている。 黙って俺が鏡の中の服をジッと見ている様子に、執事も気付いたんだろう。
「これがトオヤ様から託された最後の箱です」
そう言ってスッと下がって行った執事。やはりこのギフトはできる……!俺が一人でトオヤの手紙を見たい事に気づいていたらしい。
最後の箱だからこそ、今度こそ贈り物か……?と思っていたんだがーーー
『ーーヴァレリーが今着ているのは、番の証明の時に着ていた服の色違いだ。今回の色は、俺の色にして仕立てて貰ったんだ。だって……俺の色をヴァレリーに着て欲しいと思った日だったからな……
そう、俺がヴァレリーを心から受け止めた日だ。
そしてーーーーこの続きは、スパリゾートのビュッフェで話そう。俺はそこで待っている。 トオヤ』
ふむ……ようやくトオヤに会えるのか。
カツカツと歩き出す俺の心は、もはやトオヤを思う気持ちでいっぱいだ……!愛おしいトオヤと過ごした濃密な思い出が、次々に思い出されていく。
フフっ。まさか、当時のトオヤの思いを知ることが出来るとはな……
贈り物への期待感が増すのもそうだが、トオヤの俺に対する愛情がヒシヒシと伝わってきた俺は、今のトオヤに改めて問いたいと思った。
ーーートオヤ、お前は俺と番って幸せか?
ーーーーーーーーーーーー
アクセスありがとうございます♪
さて、いよいよ次が最終回です!
え?まだ施設いっぱいあるよ?と思うでしょう。もう一人の転移者の話は?などなど、気になる事はまずは次回を確認してくださいね。明日の夕方更新しますよー!
「トオヤ?俺へのご褒美は?」
流石に焦らしすぎたのか、ヴァレリーが俺に直接聞いてきたんだ。
「ん。じゃ、『宮殿』に戻ろ?」
「『宮殿』へ?」
「そ。そこで渡すからさ」
「ふむ……!楽しみだ」
◇
ーヴァレリー視点ー
トオヤに言われて宮殿へと戻って来た俺達。一足先に宮殿へ戻っていた騎士達もいて、庭園で声をかけられて仕方なく話していると……
「ヴァレリー様、トオヤ様から手紙をお預かりしています」
いつの間にか横にいたトオヤが居なくなり、代わりに俺達の部屋付きの執事が俺に手紙を渡してきた。
手紙といってもメモのようだが……?
カサリと開くとトオヤの字で俺に頼み事が記されていた。
『ヴァレリーへ
討伐お疲れ様。ご褒美を渡すのは、宝探し形式にしてみたんだ。俺はゴールで待っているから、必ず迎えに来てくれよ?
ーーーー覚えているか?俺が初めてヴァレリー達に会って、1番最初に召喚したもの。そこに次の指示が書かれた箱を置いている。まずはそこへ行ってほしい』
……これはまた、面白い事を考えてくれたものだ。俺のトオヤは人を楽しませる天才だな。
それにしても、トオヤと初めて会った時か……まだそんなに月日は経っていないが、懐かしい……!
初めてトオヤに会った時の事はよく覚えている。草原に奇妙なテントを張り、立って迎えに来た俺達を不安そうに見ていたトオヤ。
だが、俺はその時……トオヤの匂いに、トオヤの存在に衝撃を受けていた。
『……俺の……番……!』
俺がボソッと発した言葉にディグラン様やスタッグも驚き、動きを止めてしまったんだよな。そしてトオヤが俺達に声をかけて来た時、俺はディグラン様を置いて、先にトオヤに声を掛けに行ってしまったんだ。
そして現地の言葉が分かると理解したトオヤが、俺の側に近寄りグイグイと質問をして来たのには驚いた。と同時にフワっと香るトオヤの花の香り……
俺とした事が落ち着かせるのを口実に、トオヤを抱き寄せていたんだ。今までどんなに言い寄られても、そんな事はした事なかったのにな。
それに、転移者は俺達の姿を見てまずは警戒するって言うのに……トオヤから感じたのは俺達に対する全開の好意。それでいて、いきなりの閨への誘い……
あれには驚きすぎて、思わず思考停止してスタッグに助けられたんだったな。
フッと思い出し笑いしながら移動していたんだが、思いのほか早く宮殿の右翼棟に着いた。
此処にはまだ騎士達は帰って来ていないな……
つい、誰もいない事を確認した俺。なんとなく邪魔されたくなかったから丁度良い。そして、俺はトオヤがこの世界で初めて召喚したものの扉を開ける。
『だー!!勝手に見ても良いけど、俺に集中して聞きに来んな!』
フフッ……思わずトオヤの声を思い出してしまった。このログハウスは、俺達にとってはとても新鮮だったからな。あの時のトオヤの焦った顔もまた可愛いものだった。
なんとなくだが、リビングでの出来事を思い出してリビングのドアを開けると、テーブルの上には綺麗な箱が一つ乗っていた。
テーブルへと近づき箱を開けると、またトオヤからの手紙が入っている。
『ーー実は、俺さ。この時は、異世界に来た事にただ浮かれていただけなんだ。番に関しても余り考えてなくてさ。でも、何故かヴァレリーから深緑の匂いはしていたのは気づいていたんだぜ?
*次は俺が最初に持っていたモノが売っている場所へGO!』
……成る程な。少しずつトオヤの思いが書き綴っているのか。コレは気になるな。
そしてトオヤが最初から持っていたモノは……
「やはり、テント売り場か……」
トオヤが持っていたテントは優れていて、簡単に張れてすぐに仕舞える優れモノだったんだ。だからこそ、ホームセンターは正直言って驚いた。と同時に、今後の野営で使える有用なモノを俺も見つけた場所だ。
……トオヤの好奇心の強さを知った場所でもある。
最初に一人で検証に入って行かれた時は、本当に心配したのを思い出す。
うむ、やはりテントの中に置いていたか……
展示用テントの中に一つだけあった箱。その中を開けるとーーー
『ーー此処で騎士じゃない素のヴァレリーを見たんだ。次の遠征に役立ちそうなモノを探すヴァレリーに、真面目な獣人なんだなぁって感心したのを覚えているよ。
*次は王都への移動中に入った店舗へGO!』
フフッ、真面目か……!この時のトオヤは俺達の毛並みにばかり注意が向いていたと思ったが……俺自身の事も見ていてくれていたんだな。
胸が温かくなり、はやる気持ちと共に次へと向かう俺。
一人で移動していたにも関わらず、箱と手紙が手の中にあるおかげか、トオヤがすぐ近くにいるような思いで歩いていた。
さて、王都への移動中に入ったと言えば……
『ニュ♪ニュ♪ニュ♪ニューマート~♪』
相変わらず賑やかな店舗だ。お?季節のケーキタルトか……うむ、土産に買っていくのも良いな……
「ヴァレリー!」
声をかけられて振り返ると、インフォメーションセンターから走ってくるトオヤの姿があった。
「良かった!やっぱり来てくれたんだね!」
そう言って抱きついてきたトオヤだったが、俺はすぐにそのトオヤを引き剥がす。
「……お前、トオヤじゃないだろう?」
俺の側に来たトオヤにそっくりだがトウヤではない奴に向かって断言してやったら、一瞬で姿を戻したソイツは……やっぱり店舗スタッフか。
「流石はヴァレリー様。トウヤ様に内緒で試させて頂きましたが、すぐに我が主人とは違う事見破られるとは……!失礼致しました」
恭しく膝をつき俺に謝るのは、『宮殿』にいた執事だった。……しかし、やはりこのギフトは凄すぎる。ギフト自身が意思を持つとは……!
「お聞きしてもよろしいですか?何故、ニセモノとわかったのでしょう?」
内心驚いている俺に、真摯に聞いてくる執事。……ふん!そんなの当然だろう。
「まず、花の香りがしない。それにトオヤはそんな無機質な笑顔ではない。もっと魅力的で可愛いらしく、俺に抱きついてくる。特に目が駄目だ。甘えるように俺を惹きつけて恥ずかしがるという、永遠に逸らしたくない視線をトオヤは俺に向ける。それに今は……」
「……成る程。私の要らぬ心配だったわけですね。恐れ入りました。トオヤ様からの預りモノをお渡し致しましょう」
執事スタッフが言葉を被せて来たのにはいささか苛立ちはしたものの、トオヤが待っているとなると時間をかけるわけにもいかん。
気を取り直し、執事から箱を受け取り中身を確かめるとーー
『ーー此処は、ヴァレリーが甘党だとわかった場所。可愛いって本気で思った場所。……俺、この時すでにヴァレリーの事もう好きだったんだろうなぁ。
*次は執事の案内する場所にGO!』
そうか……!かなり早い段階で俺を気にかけてくれていたのか。
そう思うと、一刻も早くトオヤに会いたくなり、即座に執事に案内を頼むと連れて来られたのはーーー
「やはりお似合いです、ヴァレリー様。その騎士服はトオヤ様に言われてご用意致しました」
ファッションパレス『Q』へ案内された俺は、紳士服コーナーへと連れて行かれた。そして、今は執事が準備した服に着替えさせられて鏡の前に立っている。
この服……!あの時の色違いか……?
鏡の中には、黒い正装の騎士服を身に纏った俺が映っている。 黙って俺が鏡の中の服をジッと見ている様子に、執事も気付いたんだろう。
「これがトオヤ様から託された最後の箱です」
そう言ってスッと下がって行った執事。やはりこのギフトはできる……!俺が一人でトオヤの手紙を見たい事に気づいていたらしい。
最後の箱だからこそ、今度こそ贈り物か……?と思っていたんだがーーー
『ーーヴァレリーが今着ているのは、番の証明の時に着ていた服の色違いだ。今回の色は、俺の色にして仕立てて貰ったんだ。だって……俺の色をヴァレリーに着て欲しいと思った日だったからな……
そう、俺がヴァレリーを心から受け止めた日だ。
そしてーーーーこの続きは、スパリゾートのビュッフェで話そう。俺はそこで待っている。 トオヤ』
ふむ……ようやくトオヤに会えるのか。
カツカツと歩き出す俺の心は、もはやトオヤを思う気持ちでいっぱいだ……!愛おしいトオヤと過ごした濃密な思い出が、次々に思い出されていく。
フフっ。まさか、当時のトオヤの思いを知ることが出来るとはな……
贈り物への期待感が増すのもそうだが、トオヤの俺に対する愛情がヒシヒシと伝わってきた俺は、今のトオヤに改めて問いたいと思った。
ーーートオヤ、お前は俺と番って幸せか?
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アクセスありがとうございます♪
さて、いよいよ次が最終回です!
え?まだ施設いっぱいあるよ?と思うでしょう。もう一人の転移者の話は?などなど、気になる事はまずは次回を確認してくださいね。明日の夕方更新しますよー!
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