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待て!発情期ってなんの話だ⁉︎*
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ん……ふわふわ……気持ちいい……
「グウウ……」
あー……おっきいもふもふサイコー……
ズチュッズチュッズチュッ!
ギッギッギ……!
気持ちいい……ってアレ?なんか揺れてる……?
「あっ、ああっ、あっ、あん、あっ、んっ!」
「相変わらず可愛いが過ぎる……!」
あ~……これ昨日の夢か?ヴァレリーが仕事から帰ってきてから、明け方まで盛っていたからなぁ……「ああ“っ」
「ん?トオヤ?起きたか?」
「……ヴァル?おはよう……?」
朝からゴロゴロ喉を鳴らし、俺にすりすり顔を擦り付けるヴァレリーは相変わらず綺麗な毛並みだけど……ん?俺の中にヴァル入ってる……?
「すまんが、急がないといけないからな」
「え?あ、あうっ!あっ、あっ、ああっ、あっん”!」
急に激しく腰を俺の尻に打ちつけ、寝起きの俺に容赦のないヴァレリー。どうやら正常位で事に及んでいたらしい。
ズチュズチュズチュズチュズチュ……!と激しく挿入がなされ、起きたてで喘がせられるのはもはや恒例。
「アゥッ、ヴァルッ、もうっ、イクッてぇっ!」
「ああ、一緒に行こうな」
俺を抱きしめながら朝から盛んなこの雪豹との生活も、三週間目。
「……ック!トオヤッ!」
「ああああっっっ!」
ドクドクと俺の内部に注ぎだす満足顔のヴァレリーと、起きたてで運動した為グッタリした俺。……朝から爛れまくってます。
しかも行為後の俺を嬉しそうに風呂場に連れて行き、甲斐甲斐しく洗いながら、もう一戦するのが出勤前のヴァレリーの日常だったりする。
自分の仕事の支度をし、グッタリしている俺の支度もしつつ、俺の食事まで食べさせてくれる過保護ぶり。
そして、出勤前には……
「ああ、トオヤ。今日も、頼むから大人しくしていてくれ。出来るだけ早く帰ってくる」
「っもうっ!早く行けって!スタッグさん待ってるだろう⁉︎」
「トオヤ?ベッドで他の男の名を出すとは……⁉︎」
「‼︎ あー、ごめんって!……恥ずかしかったんだよ」
「トオヤ?今日はしてくれないのか?」
ヴァレリーのクウゥという声に弱い俺は、腰が痛むもなんとか起き上がり、ヴァレリーに抱きつき行ってらっしゃいのキスをする。
すると、すかさずヴァレリーの舌が俺の口内を舐めまわし、更には折角支度した服を乱して、首筋、胸、乳首はより丹念に舐め、俺の下半身まで舐め切って、俺をイカせてから満足して出勤していくんだ……!
……正直、獣人の新婚家庭ってみんなこうなのか……?と力の入らない身体でベッドに横たわる。
「それは、トオヤ様だからですわ」
「そうよね。だって、毎日マーキングにマーキングを重ねるなんて、心配もあるのでしょうけど、やっぱり愛なんですわ!」
「だって貴重な番が心配で、王宮から未だに通ってらっしゃるのですもの」
「あら?でもあと少しですわね……トオヤ様のお世話が出来るのも……」
相変わらず元気なメイドさん達。ここ三週間の王宮生活の為、俺の生活は至れり尽せりが当たり前になった。
今は、この世界の事を学ぶ為に王宮の一室を借りているが、あと少しで俺はヴァレリーの本宅へと移動になる。
……正直、この四人はもうこの世界で数少ない俺の親しい友達のようで、離れがたくなっているんだよ。
俺の引きこもり生活を明るくしてくれているしなぁ。
そう、朝からヴァレリーに励まれ、昼は勉強、夜はやっぱりヴァレリーに丹念に頂かれる毎日。
はっきり言おう。……部屋から出れねえんだって!
俺の身体に刻まれる鬱血痕は消える事はないし。胸はなんかいつでもぽってりとして、服で擦れると感じちゃうから、ニップレスならぬ乳首ブラジャーをやっているし(慣れた自分が怖い)。
獣人についていける体力はあっても行為中だけだから、後からグッタリくるし……(でも仮眠すれば動けるくらいだから、凄えな異世界)
そうそう、凄えな異世界といえば、やっぱり俺のギフト。
最近になってようやくお披露目(王族関係者限定)したら、王族の皆さんが俺の部屋にわざわざ会いにきて、ショッピングを楽しんでいらっしゃるんだ。
王様、お妃様は俺の後ろ盾になってくれたから勿論信頼してるし、ディグラン様は政務の合間に息抜きにくるし、そうそう、それにもう二人……
「トオヤー!起きた?」「おきたぁ?」
年の離れた第三王子ファビアン君(7)と小さなお姫様フルール姫(3歳)も今の俺の生活に欠かせない。(第二王子は竜人国へ留学中)
小さなライオン君と更に小さなオセロットちゃんだぜ!もう、二人は俺の心のオアシスよ!
バフッと抱きついてくる二人に、俺は朝からまた至福です……!
「まあまあ、ファビアン様にフルール様。もう起きていらっしゃったのですか?」
「あらあら、お口にまだお食事が残っておりますよ?
「今日もまたご一緒にお勉強するのですね」
「準備致しますね」
ほぼ毎日だから、俺付きのメイドさん四人も慣れたものだ。そしてこの四人プラス、ファビアン君とフルールちゃんも当然俺のギフトの中に入る事が出来るんだ。
だから……
「勉強早く終わらせて、トーザルスに行こう、トオヤ!」
「あのね?フルールのおにんぎょうに、きれいなドレスがほしいの」
俺に抱きつきキラキラした目で俺に頼み込む二人。そう、今二人は家電量販店のおもちゃコーナーにハマっているんだよ。
でも1番ハマっているのは……
「あら、今日はビッガーカメラですのね?」
「まあ、あのお店かなり大きいのよね!」
「ええ、驚いたわ!10階建てなのよ?」
「しかも色々種類あるのよね!」
そう、俺専属の四人のメイドさん達。ついでにマリッサ。だって、俺まだそんなに王宮の人信頼してねえし。
そもそも、王族が俺の部屋に来るって事は、俺のギフトを利用したいって事だけど、そうそう何店舗も召喚したくねえし、1日一つだけって約束してるんだよ。
で、入れるのは俺が信頼している人だけ。今のところ新しく入れるのは、王族、マリッサ、四人のメイドさん達、料理長、執事長くらいかな。
で、そうするとうちの四人のメイドさんは活躍する。だって王族は自分じゃあんまり動かないからなぁ。マリッサや執事長はなかなか時間取れないから、毎日メイドさん達の中で誰に付くか熱い話し合いが行われているんだ。
そうこうしていると、現れるのが……
「まあまあ、ファビアン様、フルール様。今日こそ自分の部屋でお勉強をしていらして下さいませ?」
「おはようございます、トオヤ様。王よりご相談がございますが、宜しいですか?」
最近ほぼ同時に現れるマリッサと執事長のベクターさん。ベクターさんは黒豹さんで、執事服が本当に似合ってるんだ。
しかも、この時間に訪れるマリッサは、大概多くの花とお品書きの手紙を持っているんだ。
「うーわー、またこんなに花が来たのか……!」
「ええ、どの輩もトオヤ様に覚えて貰うように必死なのですわ。懲りませんわねぇ」
……何気にマリッサさん毒を吐いています。え?なんで俺に花がって?
ほら、俺ほとんど部屋から出ないだろう?気分転換は店舗召喚でできるし、みんな部屋に来てくれるからな。
それに、前にノコノコ一人(護衛とメイド一人はついてたぞ)で王宮探検なんてやったら、まあ、色んな人達に囲まれた囲まれた。それこそ横柄な態度で、俺に命令してくる馬鹿もいたんだ。
まあ、それはすぐに王様の耳に入って、その後どうなったかわかんないけどさ。(噂じゃ、爵位剥奪とか言ってたけど……ヒエエ)
そんな事もあって、俺は余り出歩く事もなく部屋にいるもんだから、俺と知り合いたい方々から贈り物が届くわ届くわ。
まあ、マリッサとベクターさんが裏で動いてくれているから、俺の部屋が物で溢れる事はないけど。
「あ、ベクター。相談って何?」
「はい。もう直、騎士団長様の発情期がやって参りますが、その際どちらでお過ごしになるのか王がご心配なさっておりまして。宜しければこのままお部屋をご利用頂く方が、安全面でいいのでは?とご提案がございました」
ん?待て……!今、聞いてはいけない単語が来た様な……?
「えーと、ベクター?発情期って獣人みんなあるものなの?」
「はい、オス獣人は誰でも一年に一度は経験致します」
「ご、ごめん……話割り込むけど、発情期ってとりわけ性欲が強くなる期間であってる……?」
「はい、そうでございます」
……待て待て待て待て!更に性欲が強くなるってどういう事⁉︎っていうか俺またあの爛れた生活に戻るわけ⁉︎え?この期間はより強い精力になって身ごもり易いって……?
「えー、トオヤとまたあえなくなるの?」
「フルール、仕方ないよ。獣人にとって必要な期間なんだって」
ぐああっ、フルールちゃんとファビアン君にまで知られてしまったし……!
「あら。シーツの替えいっぱい用意しないといけないわね」
「大丈夫よ!今トオヤ様のギフトで仕入れて来れるもの」
「あ、また交代制でいいわね?」
「料理長にも伝えて来ないと」
そして、既に動き出す有能な俺付きのメイドさん達よ……
「あらあら、それで騎士団長様は仕事を前倒しでやっていたのねぇ。スタッグ様に任せても大丈夫ですのに」
マリッサは花を活けながら、何気に情報を追加させているし。
ええ?ヴァル、定時に上がってきているのに、どんなスピードで仕事こなしているんだよ⁉︎
って言うか……俺、今度こそ死ぬんじゃね?
「グウウ……」
あー……おっきいもふもふサイコー……
ズチュッズチュッズチュッ!
ギッギッギ……!
気持ちいい……ってアレ?なんか揺れてる……?
「あっ、ああっ、あっ、あん、あっ、んっ!」
「相変わらず可愛いが過ぎる……!」
あ~……これ昨日の夢か?ヴァレリーが仕事から帰ってきてから、明け方まで盛っていたからなぁ……「ああ“っ」
「ん?トオヤ?起きたか?」
「……ヴァル?おはよう……?」
朝からゴロゴロ喉を鳴らし、俺にすりすり顔を擦り付けるヴァレリーは相変わらず綺麗な毛並みだけど……ん?俺の中にヴァル入ってる……?
「すまんが、急がないといけないからな」
「え?あ、あうっ!あっ、あっ、ああっ、あっん”!」
急に激しく腰を俺の尻に打ちつけ、寝起きの俺に容赦のないヴァレリー。どうやら正常位で事に及んでいたらしい。
ズチュズチュズチュズチュズチュ……!と激しく挿入がなされ、起きたてで喘がせられるのはもはや恒例。
「アゥッ、ヴァルッ、もうっ、イクッてぇっ!」
「ああ、一緒に行こうな」
俺を抱きしめながら朝から盛んなこの雪豹との生活も、三週間目。
「……ック!トオヤッ!」
「ああああっっっ!」
ドクドクと俺の内部に注ぎだす満足顔のヴァレリーと、起きたてで運動した為グッタリした俺。……朝から爛れまくってます。
しかも行為後の俺を嬉しそうに風呂場に連れて行き、甲斐甲斐しく洗いながら、もう一戦するのが出勤前のヴァレリーの日常だったりする。
自分の仕事の支度をし、グッタリしている俺の支度もしつつ、俺の食事まで食べさせてくれる過保護ぶり。
そして、出勤前には……
「ああ、トオヤ。今日も、頼むから大人しくしていてくれ。出来るだけ早く帰ってくる」
「っもうっ!早く行けって!スタッグさん待ってるだろう⁉︎」
「トオヤ?ベッドで他の男の名を出すとは……⁉︎」
「‼︎ あー、ごめんって!……恥ずかしかったんだよ」
「トオヤ?今日はしてくれないのか?」
ヴァレリーのクウゥという声に弱い俺は、腰が痛むもなんとか起き上がり、ヴァレリーに抱きつき行ってらっしゃいのキスをする。
すると、すかさずヴァレリーの舌が俺の口内を舐めまわし、更には折角支度した服を乱して、首筋、胸、乳首はより丹念に舐め、俺の下半身まで舐め切って、俺をイカせてから満足して出勤していくんだ……!
……正直、獣人の新婚家庭ってみんなこうなのか……?と力の入らない身体でベッドに横たわる。
「それは、トオヤ様だからですわ」
「そうよね。だって、毎日マーキングにマーキングを重ねるなんて、心配もあるのでしょうけど、やっぱり愛なんですわ!」
「だって貴重な番が心配で、王宮から未だに通ってらっしゃるのですもの」
「あら?でもあと少しですわね……トオヤ様のお世話が出来るのも……」
相変わらず元気なメイドさん達。ここ三週間の王宮生活の為、俺の生活は至れり尽せりが当たり前になった。
今は、この世界の事を学ぶ為に王宮の一室を借りているが、あと少しで俺はヴァレリーの本宅へと移動になる。
……正直、この四人はもうこの世界で数少ない俺の親しい友達のようで、離れがたくなっているんだよ。
俺の引きこもり生活を明るくしてくれているしなぁ。
そう、朝からヴァレリーに励まれ、昼は勉強、夜はやっぱりヴァレリーに丹念に頂かれる毎日。
はっきり言おう。……部屋から出れねえんだって!
俺の身体に刻まれる鬱血痕は消える事はないし。胸はなんかいつでもぽってりとして、服で擦れると感じちゃうから、ニップレスならぬ乳首ブラジャーをやっているし(慣れた自分が怖い)。
獣人についていける体力はあっても行為中だけだから、後からグッタリくるし……(でも仮眠すれば動けるくらいだから、凄えな異世界)
そうそう、凄えな異世界といえば、やっぱり俺のギフト。
最近になってようやくお披露目(王族関係者限定)したら、王族の皆さんが俺の部屋にわざわざ会いにきて、ショッピングを楽しんでいらっしゃるんだ。
王様、お妃様は俺の後ろ盾になってくれたから勿論信頼してるし、ディグラン様は政務の合間に息抜きにくるし、そうそう、それにもう二人……
「トオヤー!起きた?」「おきたぁ?」
年の離れた第三王子ファビアン君(7)と小さなお姫様フルール姫(3歳)も今の俺の生活に欠かせない。(第二王子は竜人国へ留学中)
小さなライオン君と更に小さなオセロットちゃんだぜ!もう、二人は俺の心のオアシスよ!
バフッと抱きついてくる二人に、俺は朝からまた至福です……!
「まあまあ、ファビアン様にフルール様。もう起きていらっしゃったのですか?」
「あらあら、お口にまだお食事が残っておりますよ?
「今日もまたご一緒にお勉強するのですね」
「準備致しますね」
ほぼ毎日だから、俺付きのメイドさん四人も慣れたものだ。そしてこの四人プラス、ファビアン君とフルールちゃんも当然俺のギフトの中に入る事が出来るんだ。
だから……
「勉強早く終わらせて、トーザルスに行こう、トオヤ!」
「あのね?フルールのおにんぎょうに、きれいなドレスがほしいの」
俺に抱きつきキラキラした目で俺に頼み込む二人。そう、今二人は家電量販店のおもちゃコーナーにハマっているんだよ。
でも1番ハマっているのは……
「あら、今日はビッガーカメラですのね?」
「まあ、あのお店かなり大きいのよね!」
「ええ、驚いたわ!10階建てなのよ?」
「しかも色々種類あるのよね!」
そう、俺専属の四人のメイドさん達。ついでにマリッサ。だって、俺まだそんなに王宮の人信頼してねえし。
そもそも、王族が俺の部屋に来るって事は、俺のギフトを利用したいって事だけど、そうそう何店舗も召喚したくねえし、1日一つだけって約束してるんだよ。
で、入れるのは俺が信頼している人だけ。今のところ新しく入れるのは、王族、マリッサ、四人のメイドさん達、料理長、執事長くらいかな。
で、そうするとうちの四人のメイドさんは活躍する。だって王族は自分じゃあんまり動かないからなぁ。マリッサや執事長はなかなか時間取れないから、毎日メイドさん達の中で誰に付くか熱い話し合いが行われているんだ。
そうこうしていると、現れるのが……
「まあまあ、ファビアン様、フルール様。今日こそ自分の部屋でお勉強をしていらして下さいませ?」
「おはようございます、トオヤ様。王よりご相談がございますが、宜しいですか?」
最近ほぼ同時に現れるマリッサと執事長のベクターさん。ベクターさんは黒豹さんで、執事服が本当に似合ってるんだ。
しかも、この時間に訪れるマリッサは、大概多くの花とお品書きの手紙を持っているんだ。
「うーわー、またこんなに花が来たのか……!」
「ええ、どの輩もトオヤ様に覚えて貰うように必死なのですわ。懲りませんわねぇ」
……何気にマリッサさん毒を吐いています。え?なんで俺に花がって?
ほら、俺ほとんど部屋から出ないだろう?気分転換は店舗召喚でできるし、みんな部屋に来てくれるからな。
それに、前にノコノコ一人(護衛とメイド一人はついてたぞ)で王宮探検なんてやったら、まあ、色んな人達に囲まれた囲まれた。それこそ横柄な態度で、俺に命令してくる馬鹿もいたんだ。
まあ、それはすぐに王様の耳に入って、その後どうなったかわかんないけどさ。(噂じゃ、爵位剥奪とか言ってたけど……ヒエエ)
そんな事もあって、俺は余り出歩く事もなく部屋にいるもんだから、俺と知り合いたい方々から贈り物が届くわ届くわ。
まあ、マリッサとベクターさんが裏で動いてくれているから、俺の部屋が物で溢れる事はないけど。
「あ、ベクター。相談って何?」
「はい。もう直、騎士団長様の発情期がやって参りますが、その際どちらでお過ごしになるのか王がご心配なさっておりまして。宜しければこのままお部屋をご利用頂く方が、安全面でいいのでは?とご提案がございました」
ん?待て……!今、聞いてはいけない単語が来た様な……?
「えーと、ベクター?発情期って獣人みんなあるものなの?」
「はい、オス獣人は誰でも一年に一度は経験致します」
「ご、ごめん……話割り込むけど、発情期ってとりわけ性欲が強くなる期間であってる……?」
「はい、そうでございます」
……待て待て待て待て!更に性欲が強くなるってどういう事⁉︎っていうか俺またあの爛れた生活に戻るわけ⁉︎え?この期間はより強い精力になって身ごもり易いって……?
「えー、トオヤとまたあえなくなるの?」
「フルール、仕方ないよ。獣人にとって必要な期間なんだって」
ぐああっ、フルールちゃんとファビアン君にまで知られてしまったし……!
「あら。シーツの替えいっぱい用意しないといけないわね」
「大丈夫よ!今トオヤ様のギフトで仕入れて来れるもの」
「あ、また交代制でいいわね?」
「料理長にも伝えて来ないと」
そして、既に動き出す有能な俺付きのメイドさん達よ……
「あらあら、それで騎士団長様は仕事を前倒しでやっていたのねぇ。スタッグ様に任せても大丈夫ですのに」
マリッサは花を活けながら、何気に情報を追加させているし。
ええ?ヴァル、定時に上がってきているのに、どんなスピードで仕事こなしているんだよ⁉︎
って言うか……俺、今度こそ死ぬんじゃね?
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