1 / 1
令和でなぞかけ
しおりを挟む
俺の名前は、平成令和だ。
1989年1月8日生まれの30歳で、
売れないピン芸人だ。
ニュースを観てたら、来月から、俺と名前が一緒の元号になるらしい。
まあ、今の元号は名字と一緒だがな。
でも、読み方は違うけどな。
俺は、今日、事務所のライブに出ることになっている。
俺「大正、俺、何もネタ考えてないけど、どうしよう。」
マネージャーの大正明治「平成さん、僕の考えたネタはどうですか?」
俺「どういうネタだ?」
俺は大正のネタを見た。
俺「がははははは!
面白い。
大正、ライブでそのネタやっていいのか?」
大正「やっていいですよ。」
スタッフ「平成さん、準備の方お願いします。」
俺「分かった!」
俺は舞台に立った。
俺「どうもー、平成令和です。」
俺(まずは、俺の考えたネタでやるか。)
俺「納豆ネバネバネバネバネバネバネバネバネバネバネバネバーギブアップ」
スベった。
俺(じゃあ、これはどうだ。)
俺「マッカーサー マッカーサー 俺がいつも使うのは真っ赤な傘」
またスベった。
俺(くそー、じゃあこれはどうだ。)
俺「GHQ GHQ 外でやるのはバーベキュー」
またまたスベった。
俺(仕方ない、大正の考えてくれたネタをやるか。)
俺「早く新しい時代になってほしいと思っている人とかけまして、養鶏場の鶏が病気で死んでしまう数とときます!
その心は、どちらもれいわ(令和・0羽)になることを願ってます!」
大ウケした。
俺「どうもありがとうございました!」
ライブは無事終わった。
大正「平成さん、何で、最初から、僕の考えたネタやってくれなかったんですか?」
俺「大正、俺にも自分のネタで笑わせたいプライドがあるんだよ。」
大正「でも、結局、僕の考えたネタやりましたよね!」
俺「まあ、そうだけど。
それと、大正。」
大正「何ですか?」
俺「一緒、俺のマネージャーでいてくれないかな?」
大正「もちろんです!」
俺は次の時代もピン芸人と頑張ろうと決意した。
1989年1月8日生まれの30歳で、
売れないピン芸人だ。
ニュースを観てたら、来月から、俺と名前が一緒の元号になるらしい。
まあ、今の元号は名字と一緒だがな。
でも、読み方は違うけどな。
俺は、今日、事務所のライブに出ることになっている。
俺「大正、俺、何もネタ考えてないけど、どうしよう。」
マネージャーの大正明治「平成さん、僕の考えたネタはどうですか?」
俺「どういうネタだ?」
俺は大正のネタを見た。
俺「がははははは!
面白い。
大正、ライブでそのネタやっていいのか?」
大正「やっていいですよ。」
スタッフ「平成さん、準備の方お願いします。」
俺「分かった!」
俺は舞台に立った。
俺「どうもー、平成令和です。」
俺(まずは、俺の考えたネタでやるか。)
俺「納豆ネバネバネバネバネバネバネバネバネバネバネバネバーギブアップ」
スベった。
俺(じゃあ、これはどうだ。)
俺「マッカーサー マッカーサー 俺がいつも使うのは真っ赤な傘」
またスベった。
俺(くそー、じゃあこれはどうだ。)
俺「GHQ GHQ 外でやるのはバーベキュー」
またまたスベった。
俺(仕方ない、大正の考えてくれたネタをやるか。)
俺「早く新しい時代になってほしいと思っている人とかけまして、養鶏場の鶏が病気で死んでしまう数とときます!
その心は、どちらもれいわ(令和・0羽)になることを願ってます!」
大ウケした。
俺「どうもありがとうございました!」
ライブは無事終わった。
大正「平成さん、何で、最初から、僕の考えたネタやってくれなかったんですか?」
俺「大正、俺にも自分のネタで笑わせたいプライドがあるんだよ。」
大正「でも、結局、僕の考えたネタやりましたよね!」
俺「まあ、そうだけど。
それと、大正。」
大正「何ですか?」
俺「一緒、俺のマネージャーでいてくれないかな?」
大正「もちろんです!」
俺は次の時代もピン芸人と頑張ろうと決意した。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
7ガツ5カのアナタ
海棠エマ(水無月出版)
現代文学
『2025年7月5日、日本は大災難に見舞われる』
茗がその都市伝説を聞いたのは、高校の同級生からだった。
2020年から2024年の間、成長とともに都市伝説であったはずの話が身近に感じられ始めた彼女の話。
※災害描写はありません。重い内容でもありません。
【全8話】8日間毎日18:00更新
※完結済みのお話です。
コメントお待ちしております。
【新作】読切超短編集 1分で読める!!!
Grisly
現代文学
⭐︎登録お願いします。
1分で読める!読切超短編小説
新作短編小説は全てこちらに投稿。
⭐︎登録忘れずに!コメントお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる