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男だらけの異世界転生〜学園編・第二部〜
忌々しい日
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side ウェルギリウス
「もうすぐ、ですね。」
リアゼルが、くるりとした大きな瞳で見上げてくる。
王の脅迫に怯えたまま、ウェルギリウスは、この日を迎えてしまった。
『婚約発表』
あの頃は喜ばしいものだと、楽しみで仕方がなかった。希望すらも感じて、待ち望んでいたはずの日は、今や忌々しいほど屈辱的な日に変わった。愛らしいと人気のある庇護欲をそそる顔立ちで、聖母のような慈悲深き優しさを持ち合わせた『神子』の少年。世間はそういうが、本性の見えないこの少年が正直オレは苦手だ。
ここ数年の異変、何かがゆっくりと蠢いている予感。恐ろしいのは、確証がないこと。けれど、感じる大きな違和感。でも確証はなくとも確実なのだ。何かが水面下で動くのなら、オレも同じ水の下で泳ぐ。全てはこの国とフランドールを守るため。そのためにオレは、周囲の人間も、父上も、リアゼルも、そしてフランドールも騙すことになる。
「ウェル様……?」
「ぁ、ああ、なんでもないよ。」
なるべく、フランからリアゼルを遠ざけたい。清廉潔白すぎるリアゼルこそ疑わしい。フランと接触させるつもりなどなかったのに、リアゼルの方が自らフランに接触を図った。おまけに懐いているような素振りでフランを追いかけ、ちょっかいを出す。そんなリアゼルに、フランはとても優しい目を向けるのだ。気に入らないし、何かあったらと思うと気が気でない。それでいて、オレを慕うような素振りや甘えたような仕草をする。人前ではそれが悪化する、まるで見せつけるみたいだ。どこか胡散臭い。
「あっ、あちらにフランドール様が! 僕、ご挨拶してきますっ!」
そう言って、リアゼルが駆け出そうとする。
オレは、慌ててリアゼルの腕を乱暴に掴んだ。
「ダメだっ、いい加減にしろ‼」
「へ……っ?」
「王子殿下…?」
「どうなさいましたか?」
つい、カッとなって怒鳴りつけてしまった。オレの様子に周囲が困惑している。ギリギリと掴む力に、リアゼルが顔を顰めながら目を潤ませた。あちこちから批判の視線がささる。やってしまった…。オレは、掴む腕を離し、今度はリアゼルの腰を抱いた。
「リア…、何故オレを前にして他の男のところに行こうとするのだ?」
「ぇっ、あっ、そんなつもりじゃっ…!」
嫉妬のふりをして、そう言えば安堵の声がいくつも聞こえてくる。
「まぁ、王子ったら! きっとフランドール様に神子様を奪われてしまうと思っているのですね。」
「ふふふっ、フランドール様はお強くてお美しいから人気がありますもの!王子殿下だって不安にもなります。」
「前々から独占欲がお強いと思っていましたが、本当にリアゼル様が愛しいのですね!」
少年たちがキャーキャーと煩く騒ぐ、だが今はそれが救いだ。どうして、時々取り乱してしまうのだろう。こうやって、誤魔化すのがどんどん上手くなって、嫌になる。偽りの愛を囁やき、皆を騙し、リアゼルを騙し、フランを騙す。オレが本当に愛しているのは、たった一人だけだというのに…。
「その、僕は、心からウェル様をお慕いして申しております…。好きです、好き…。でも、挨拶は大切ですから…いけませんか?」
食い下がるリアゼルを面倒に思う。
本心なのか、演技なのか。
頬を赤らめて見せ、視線をふらふらと揺らがせた。
ふんわり微笑んで、好きだと言う姿に男たちが悦んでいる。
全く、馬鹿な男どもだ。
純粋無垢で謙虚か…、作り上げたような出来すぎた人間。
腕を回した腰から抜け出そうとリアゼルが身じろぐ。
また、フランの方へ行こうとするリアゼルを言葉で引き止めるのも面倒になって、唇を奪った。
リアゼルの目が大きく見開かれ、魔力を一瞬向けられたのを感じた。
ほう…やはりか……。
得た確信に、オレは思わず口角が上がるのを感じた。
リアゼル、お前は、オレに惚れていないのだな。
向けられた一瞬の明らかな嫌悪。リアゼルはすぐに微笑んだが、隠しきれていない。惚れた男からの口吻を悦ばない奴がいるか? つい漏れてしまった笑みを頭を撫でることで、また誤魔化す。
ふと、視線を感じてその先を見るとフランドールが居た。表情までは見えないが、顔がこちらを向いている。今のを見られていたようだ。それに気が付いて、オレの胸にぼんやりと浮かんだのは浅ましくも「嫉妬してくれたのだろうか」という気持ちだった。
なんだ、誰かといるのか?
「ウェル様がそうまで仰るのなら、今日は我慢いたします。」
「ああ、そうしてくれ。オレの可愛いリア。」
フランの様子を伺っていると、背の高い大柄な男がフランの肩を掴んで揺すっている。何かを話しているようだが、遠くて聞こえない。フランの顔を覗き込む男、やたらと距離が近い。途端にフランがへたりと座り込んだ。
なんだ? どうした!
表情が見えない、一体何があった!
こんなの、絶対におかしい。
早く、早く行かなければっ。
「王子はいかが思われますか?」
「えっ?」
突然話を振られ、困惑する。
聞いていなかった。
どう答えようかと頭を巡らせていると、気がつけば先程の場所にフランが居ない。どこに行った? 焦ってあちこちに視線を巡らせる。王子?と問う声を無視して、フランを探す。すると、男にもたれかかりながら会場の扉を出ていくフランを見つけた。
「すまない、少し外の空気を吸ってくる。」
そう言って、オレは強引にその場から抜け出した。
仕立て上げた服など気にせずに走った。
「お、王子⁉ あと数刻で婚約発表ですよ‼」
「お戻りください! 王子‼」
「黙れ‼ 婚約発表など後だっ‼」
追いかけてくる、うるさい側近たちに怒鳴りつけ、オレは扉に魔法で鍵を掛けた。
どっちだ、どっちに行った…!
右左を忙しなく見ると、奥の方に横抱きにされ、客室に連れて行かれるフランを見つけた。
「おい!待てっ‼」
住み慣れたこの城の廊下をこんなにも長いと感じたのは初めてだ。
走っても、走っても、フランを抱える男に追いつかない。
客室の扉が音を立てて、閉まった。
「もうすぐ、ですね。」
リアゼルが、くるりとした大きな瞳で見上げてくる。
王の脅迫に怯えたまま、ウェルギリウスは、この日を迎えてしまった。
『婚約発表』
あの頃は喜ばしいものだと、楽しみで仕方がなかった。希望すらも感じて、待ち望んでいたはずの日は、今や忌々しいほど屈辱的な日に変わった。愛らしいと人気のある庇護欲をそそる顔立ちで、聖母のような慈悲深き優しさを持ち合わせた『神子』の少年。世間はそういうが、本性の見えないこの少年が正直オレは苦手だ。
ここ数年の異変、何かがゆっくりと蠢いている予感。恐ろしいのは、確証がないこと。けれど、感じる大きな違和感。でも確証はなくとも確実なのだ。何かが水面下で動くのなら、オレも同じ水の下で泳ぐ。全てはこの国とフランドールを守るため。そのためにオレは、周囲の人間も、父上も、リアゼルも、そしてフランドールも騙すことになる。
「ウェル様……?」
「ぁ、ああ、なんでもないよ。」
なるべく、フランからリアゼルを遠ざけたい。清廉潔白すぎるリアゼルこそ疑わしい。フランと接触させるつもりなどなかったのに、リアゼルの方が自らフランに接触を図った。おまけに懐いているような素振りでフランを追いかけ、ちょっかいを出す。そんなリアゼルに、フランはとても優しい目を向けるのだ。気に入らないし、何かあったらと思うと気が気でない。それでいて、オレを慕うような素振りや甘えたような仕草をする。人前ではそれが悪化する、まるで見せつけるみたいだ。どこか胡散臭い。
「あっ、あちらにフランドール様が! 僕、ご挨拶してきますっ!」
そう言って、リアゼルが駆け出そうとする。
オレは、慌ててリアゼルの腕を乱暴に掴んだ。
「ダメだっ、いい加減にしろ‼」
「へ……っ?」
「王子殿下…?」
「どうなさいましたか?」
つい、カッとなって怒鳴りつけてしまった。オレの様子に周囲が困惑している。ギリギリと掴む力に、リアゼルが顔を顰めながら目を潤ませた。あちこちから批判の視線がささる。やってしまった…。オレは、掴む腕を離し、今度はリアゼルの腰を抱いた。
「リア…、何故オレを前にして他の男のところに行こうとするのだ?」
「ぇっ、あっ、そんなつもりじゃっ…!」
嫉妬のふりをして、そう言えば安堵の声がいくつも聞こえてくる。
「まぁ、王子ったら! きっとフランドール様に神子様を奪われてしまうと思っているのですね。」
「ふふふっ、フランドール様はお強くてお美しいから人気がありますもの!王子殿下だって不安にもなります。」
「前々から独占欲がお強いと思っていましたが、本当にリアゼル様が愛しいのですね!」
少年たちがキャーキャーと煩く騒ぐ、だが今はそれが救いだ。どうして、時々取り乱してしまうのだろう。こうやって、誤魔化すのがどんどん上手くなって、嫌になる。偽りの愛を囁やき、皆を騙し、リアゼルを騙し、フランを騙す。オレが本当に愛しているのは、たった一人だけだというのに…。
「その、僕は、心からウェル様をお慕いして申しております…。好きです、好き…。でも、挨拶は大切ですから…いけませんか?」
食い下がるリアゼルを面倒に思う。
本心なのか、演技なのか。
頬を赤らめて見せ、視線をふらふらと揺らがせた。
ふんわり微笑んで、好きだと言う姿に男たちが悦んでいる。
全く、馬鹿な男どもだ。
純粋無垢で謙虚か…、作り上げたような出来すぎた人間。
腕を回した腰から抜け出そうとリアゼルが身じろぐ。
また、フランの方へ行こうとするリアゼルを言葉で引き止めるのも面倒になって、唇を奪った。
リアゼルの目が大きく見開かれ、魔力を一瞬向けられたのを感じた。
ほう…やはりか……。
得た確信に、オレは思わず口角が上がるのを感じた。
リアゼル、お前は、オレに惚れていないのだな。
向けられた一瞬の明らかな嫌悪。リアゼルはすぐに微笑んだが、隠しきれていない。惚れた男からの口吻を悦ばない奴がいるか? つい漏れてしまった笑みを頭を撫でることで、また誤魔化す。
ふと、視線を感じてその先を見るとフランドールが居た。表情までは見えないが、顔がこちらを向いている。今のを見られていたようだ。それに気が付いて、オレの胸にぼんやりと浮かんだのは浅ましくも「嫉妬してくれたのだろうか」という気持ちだった。
なんだ、誰かといるのか?
「ウェル様がそうまで仰るのなら、今日は我慢いたします。」
「ああ、そうしてくれ。オレの可愛いリア。」
フランの様子を伺っていると、背の高い大柄な男がフランの肩を掴んで揺すっている。何かを話しているようだが、遠くて聞こえない。フランの顔を覗き込む男、やたらと距離が近い。途端にフランがへたりと座り込んだ。
なんだ? どうした!
表情が見えない、一体何があった!
こんなの、絶対におかしい。
早く、早く行かなければっ。
「王子はいかが思われますか?」
「えっ?」
突然話を振られ、困惑する。
聞いていなかった。
どう答えようかと頭を巡らせていると、気がつけば先程の場所にフランが居ない。どこに行った? 焦ってあちこちに視線を巡らせる。王子?と問う声を無視して、フランを探す。すると、男にもたれかかりながら会場の扉を出ていくフランを見つけた。
「すまない、少し外の空気を吸ってくる。」
そう言って、オレは強引にその場から抜け出した。
仕立て上げた服など気にせずに走った。
「お、王子⁉ あと数刻で婚約発表ですよ‼」
「お戻りください! 王子‼」
「黙れ‼ 婚約発表など後だっ‼」
追いかけてくる、うるさい側近たちに怒鳴りつけ、オレは扉に魔法で鍵を掛けた。
どっちだ、どっちに行った…!
右左を忙しなく見ると、奥の方に横抱きにされ、客室に連れて行かれるフランを見つけた。
「おい!待てっ‼」
住み慣れたこの城の廊下をこんなにも長いと感じたのは初めてだ。
走っても、走っても、フランを抱える男に追いつかない。
客室の扉が音を立てて、閉まった。
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