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追及偏
性癖を告白されました
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「ねえ、アキラさん……そんなに私とするのが嫌なんですか?」
「それは……」
「……♡ ちゃんと言ってくれないと、犯しちゃいますよ?」
「っ……いっ、嫌です……」
「……童貞は昨日捨てたのに?」
「それでも……です……。昨日のことは、記憶にないので……」
「くすっ♡ そうですよねー♡ 女性と違って、男の童貞なんて精神的な意味しかないですもんね……♡ でもそんなに童貞を大事にしてるくせに、私の演技に引っかかってこんなところまでほいほい来ちゃったんですよねー?」
「うっ……」
「えへへっ……♡ あーんなインスタントな処女キャラに騙されちゃうとか、ほんと童貞さんって可愛いですよね♡ ……だから好きなんですよ♡」
「っ……!」
ツキがこちらを見上げて微笑む。
その表情は100パーセントの好意で満ちていて、可憐な顔も相俟って同性だとわかっているのにドキリとさせられてしまった。
「私が男の子だって知った時のあの表情も……ほんっとにさいこーでした……♡ 思い出しただけでも……ふふっ、笑えて、興奮できて……動画で撮っておけばよかったです♡ 自分がどんな表情だったか、自覚してますか?」
「……驚いている、間抜けな阿呆面ですか」
「それだけじゃなくて、明らかに落ち込んでましたよ? 顔もおちんちんも……♡ ひどいですよねー……♡ せっかくホテルまで来たのに、あんなあからさまな態度するなんて……私が本当に清楚だったらトラウマになっちゃってますよ?」
「……すみませんでした……」
それはツキが清楚ではなかったから、ツキが気にしなかったからと言って済まされる話ではない。
ツキの性別を勝手に勘違いして、
期待と違っていたからと勝手にショックを受けて、
しかもその落胆をツキに晒してしまうなんて。
ツキがこちらを意図して騙していたのだとしても、失礼な態度を取ったことには変わりない。
「っ……♡♡♡ 謝っちゃうんですか? そこで謝っちゃうんですか、アキラさん♡ まさか、本当に自分に非があったとか思っちゃってるんですか? ……ほんっとに童貞さんですね♡ もう童貞くさすぎて、体中からぷんぷん匂っちゃってますよ♡ あぁ……こんな匂い嗅がされたら、街中でも構わず犯したくなっちゃいます……♡」
ツキは胸板に鼻を擦りつけて、鼻をすんすんと鳴らし始めた。
そんな場所からはフェロモンなんて出ていないとは思うが、
ツキはまるで麻薬でも嗅いでいるかのように蕩けた表情をしている。
「しかも男だってわかってるくせに、ちょっと耳を舐めただけで興奮しちゃうんですもんね♡ 男の子の手でくちゅくちゅされて、男の子の舌でペロペロされて、男の子のメス穴に入れること考えただけで大きくしちゃって……♡ あんな落ち込んでおきながら、1分も我慢できずに即負け……♡ はぁ……♡ どれだけ私好みなんですか、アキラさんは……♡」
ツキの顔が眼前に迫る。
鼻先が触れ合うくらいに。
吐息を唇に感じるくらいに。
ツキの瞳に映る自分の顔が見えるくらいに。
「私、好きなんです……アキラさんみたいな人を落とすの……♡ 童貞で、男の子に興味なくて、むしろ同性との性行為なんて嫌悪してるような人……。そんな人の初めてを奪って、一生女の人じゃ満足できなくさせるのが……大好きなんですよ……♡」
「それは……」
「……♡ ちゃんと言ってくれないと、犯しちゃいますよ?」
「っ……いっ、嫌です……」
「……童貞は昨日捨てたのに?」
「それでも……です……。昨日のことは、記憶にないので……」
「くすっ♡ そうですよねー♡ 女性と違って、男の童貞なんて精神的な意味しかないですもんね……♡ でもそんなに童貞を大事にしてるくせに、私の演技に引っかかってこんなところまでほいほい来ちゃったんですよねー?」
「うっ……」
「えへへっ……♡ あーんなインスタントな処女キャラに騙されちゃうとか、ほんと童貞さんって可愛いですよね♡ ……だから好きなんですよ♡」
「っ……!」
ツキがこちらを見上げて微笑む。
その表情は100パーセントの好意で満ちていて、可憐な顔も相俟って同性だとわかっているのにドキリとさせられてしまった。
「私が男の子だって知った時のあの表情も……ほんっとにさいこーでした……♡ 思い出しただけでも……ふふっ、笑えて、興奮できて……動画で撮っておけばよかったです♡ 自分がどんな表情だったか、自覚してますか?」
「……驚いている、間抜けな阿呆面ですか」
「それだけじゃなくて、明らかに落ち込んでましたよ? 顔もおちんちんも……♡ ひどいですよねー……♡ せっかくホテルまで来たのに、あんなあからさまな態度するなんて……私が本当に清楚だったらトラウマになっちゃってますよ?」
「……すみませんでした……」
それはツキが清楚ではなかったから、ツキが気にしなかったからと言って済まされる話ではない。
ツキの性別を勝手に勘違いして、
期待と違っていたからと勝手にショックを受けて、
しかもその落胆をツキに晒してしまうなんて。
ツキがこちらを意図して騙していたのだとしても、失礼な態度を取ったことには変わりない。
「っ……♡♡♡ 謝っちゃうんですか? そこで謝っちゃうんですか、アキラさん♡ まさか、本当に自分に非があったとか思っちゃってるんですか? ……ほんっとに童貞さんですね♡ もう童貞くさすぎて、体中からぷんぷん匂っちゃってますよ♡ あぁ……こんな匂い嗅がされたら、街中でも構わず犯したくなっちゃいます……♡」
ツキは胸板に鼻を擦りつけて、鼻をすんすんと鳴らし始めた。
そんな場所からはフェロモンなんて出ていないとは思うが、
ツキはまるで麻薬でも嗅いでいるかのように蕩けた表情をしている。
「しかも男だってわかってるくせに、ちょっと耳を舐めただけで興奮しちゃうんですもんね♡ 男の子の手でくちゅくちゅされて、男の子の舌でペロペロされて、男の子のメス穴に入れること考えただけで大きくしちゃって……♡ あんな落ち込んでおきながら、1分も我慢できずに即負け……♡ はぁ……♡ どれだけ私好みなんですか、アキラさんは……♡」
ツキの顔が眼前に迫る。
鼻先が触れ合うくらいに。
吐息を唇に感じるくらいに。
ツキの瞳に映る自分の顔が見えるくらいに。
「私、好きなんです……アキラさんみたいな人を落とすの……♡ 童貞で、男の子に興味なくて、むしろ同性との性行為なんて嫌悪してるような人……。そんな人の初めてを奪って、一生女の人じゃ満足できなくさせるのが……大好きなんですよ……♡」
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