264 / 427
ババアの降臨
惨めですね?
しおりを挟む
別荘に着き翌朝、何故か鬼ごっこが始まった。
アルティテュス「まぁ、鬼でも構いませんよ、全員楽勝です」
サクラ「なーんかその服、神話の人みたい」
アルティテュス「ヒマティオンですよ」
サクラ「あーそう、そういうのには興味ないので!」
アルティテュス「冷たいですね」
サクラ「おばさん何者?」
エティ「おばさん、この人はババア、キ◯ガイだかは関わらない方がいい」
サクラ「そっか、キ◯ガイなんだ」
レティ「人を惨殺するのが趣味、詐欺は性癖」
ティオニセス「あながち間違いではありませんな」
アルティテュス「まぁた、私を悪く言うのですか?」
サクラ「人は見かけによらないですね」
アルティテュス「では、初めてますよ」
ティオニセス「魔法は禁止です」
そのまま詠唱を始めた。
ティオニセス「えぇと、、、この遊びは魔法を使うと楽しくないですね、楽しむために魔法を禁止します、アルス•マグナ•グリッチ」
サクラ「変なの」
ラフィア「すごいです、やっぱり魔法が使えません」
エティ「つまんない」
アルティテュス「まあ、いいでしょう」
エティ「母さんは魔法を使えないと足が遅い」
ティオニセス「鬼は100kgの重りを持ってヒンズースクワットを100回してください、参加者はその間に逃げます、範囲は周囲145エーカーです」
マサムネ「それ範囲は大丈夫ですか?」
パトリシア「広すぎます」
ティオニセス「参加者が出れないように特殊な結界を張っていますよ」
アルティテュス「後付けルールは、、、」
ティオニセス「まぁ、自分から鬼をやると言ったのはあなたです、それに後付けルールではありません」
レティ「説明はした、母さんはその時は聞いてなかった」
エルザ「スクワットって何?」
ティオニセス「最初の鬼はスクワットです、それ以後はしなくていいよ」
マサムネ「それなら、胸が重くて腰と肩が死にそう」
ラフィア「大丈夫ですか?」
マサムネ「なんとか」
ティオニセス「では、始め!」
アルティテュスは別荘の外でスクワットを始めたがあまりにも遅かったため、参加者は傍観者になっていた。
エティ「遅い」
アルティテュス「魔法が使えないとこんな事もできない」
文句の垂れ流しを始めた。
アフネス「鬼畜の運動、この後鬼ごっこですよね?足が死にますよ」
アルティテュス「年寄りは労ってください」
ティオニセス「しゃべるだけの余裕があるなら大丈夫ね逃げます」
そして散らばった。
ラフィア「いい場所を知っています、魔法が使えないなら絶対に見つかりません」
マサムネ「行こ?」
サクラ「私も~」
エルザ「僕もそこに行きたい」
そして3階上の屋根裏部屋に隠れた。
マサムネ「何も無い」
ラフィア「何もありませんよ」
サクラ「埃っぽい」
エルザ「くしゃみが出そう」
鼻を啜り始めた。
するとラフィアがくしゃみをした。
エルザ「見つかっちゃうよ」
ラフィア「ごめんなさい」
しかし見つからなかった。
その頃外ではレティたちが戻ってきてアルティテュスを煽っていた。
エティ「遅い」
ひたすら踏ん張っていたアルティテュス
レティ「急がないと終わらない」
ティオニセス「ほら、ほら」
エティ「母さん非力」
レティ「運動不足」
エティ「自堕落な生活の成れの果て」
レティ「筋トレすれば良い」
そしてレティはアルティテュスの目の前で同じように始めた。
ティオニセス「娘に負けちゃって」
エティ「あと3回」
アルティテュス「はぁ~」
身体がプルプルと震え始めた。
ティオニセス「ほらあと2回」
震え方が激しくなった。
レティ「あと1回」
顔を真っ赤にしていた。
ティオニセス「はい、終わり」
ようやく終わったアルティテュスはそのまま、崩れるようにうつ伏せで倒れた。
アルティテュス「はぁ~、はぁ~、はぁ、うぅ~」
レティ「這いつくばってもいい、あと1歩」
腕の力だけで這いつくばってレティの足を触った。
レティ「私が鬼」
すると真横のエティの肩を触った。
エティ「私が鬼、次はティオニセスを狙う」
だがティオニセスは動かなかった。
ティオニセス「嫌~!」
エティに胸を触られた。
ティオニセス「残念です」
一周回ってアルティテュスがまた鬼になった。
エティ「じゃあ行く」
レティ「頑張って」
ティオニセスはうつ伏せのアルティテュスの肩を2回叩いた。
アルティテュス「待って、、、」
うつ伏せで顔を上げて手を伸ばして声を掛けたが、声が擦れていた。
3人は離れて行った。
その頃エミリアと数名は、、、
リア「私も上に上げてください」
エミリア「試練です、自分で飛んでください」
イーサン「できると思います」
エリザベス「できますよ」
翼をピクピクと動かして飛べなかった。
リア「できません」
エミリア「羽ばたくような感覚です、肩を動かすような動きではありませんよ」
リアは何度も挑戦したが飛べなかった。
するとエミリアが木の上から降りてきてリアの翼を掴んだ。
エミリア「動きはこうです」
リア「はぁ、はあっ!あっ」
エミリア「そんな声を出さないでください」
そしてエミリアはリアと同じ声を上げてしまった。
リア「どうしたんですか?」
エミリア「何か足に」
そこには泥に塗れたアルティテュスが這いつくばっていた。
アルティテュス「鬼はあなたです」
リア「私は飛べません、見逃してください」
命乞いも虚しくエミリアはリアを鬼にしてしまった。
エリザベス「そこにちょうどいい人が寝ていますね?」
リア「直ぐに鬼に返すのはルール違反です」
エミリア「それは鬼にされてすぐに同じ人に返すのがルール違反で、間に誰か入ればルール内です」
アルティテュス「惨めな私めをどうか、どうかお見逃しください」
命乞いするように懇願するがリアはアルティテュスの肩を触った。
エミリア「無慈悲ですね」
アルティテュス「まぁ、鬼でも構いませんよ、全員楽勝です」
サクラ「なーんかその服、神話の人みたい」
アルティテュス「ヒマティオンですよ」
サクラ「あーそう、そういうのには興味ないので!」
アルティテュス「冷たいですね」
サクラ「おばさん何者?」
エティ「おばさん、この人はババア、キ◯ガイだかは関わらない方がいい」
サクラ「そっか、キ◯ガイなんだ」
レティ「人を惨殺するのが趣味、詐欺は性癖」
ティオニセス「あながち間違いではありませんな」
アルティテュス「まぁた、私を悪く言うのですか?」
サクラ「人は見かけによらないですね」
アルティテュス「では、初めてますよ」
ティオニセス「魔法は禁止です」
そのまま詠唱を始めた。
ティオニセス「えぇと、、、この遊びは魔法を使うと楽しくないですね、楽しむために魔法を禁止します、アルス•マグナ•グリッチ」
サクラ「変なの」
ラフィア「すごいです、やっぱり魔法が使えません」
エティ「つまんない」
アルティテュス「まあ、いいでしょう」
エティ「母さんは魔法を使えないと足が遅い」
ティオニセス「鬼は100kgの重りを持ってヒンズースクワットを100回してください、参加者はその間に逃げます、範囲は周囲145エーカーです」
マサムネ「それ範囲は大丈夫ですか?」
パトリシア「広すぎます」
ティオニセス「参加者が出れないように特殊な結界を張っていますよ」
アルティテュス「後付けルールは、、、」
ティオニセス「まぁ、自分から鬼をやると言ったのはあなたです、それに後付けルールではありません」
レティ「説明はした、母さんはその時は聞いてなかった」
エルザ「スクワットって何?」
ティオニセス「最初の鬼はスクワットです、それ以後はしなくていいよ」
マサムネ「それなら、胸が重くて腰と肩が死にそう」
ラフィア「大丈夫ですか?」
マサムネ「なんとか」
ティオニセス「では、始め!」
アルティテュスは別荘の外でスクワットを始めたがあまりにも遅かったため、参加者は傍観者になっていた。
エティ「遅い」
アルティテュス「魔法が使えないとこんな事もできない」
文句の垂れ流しを始めた。
アフネス「鬼畜の運動、この後鬼ごっこですよね?足が死にますよ」
アルティテュス「年寄りは労ってください」
ティオニセス「しゃべるだけの余裕があるなら大丈夫ね逃げます」
そして散らばった。
ラフィア「いい場所を知っています、魔法が使えないなら絶対に見つかりません」
マサムネ「行こ?」
サクラ「私も~」
エルザ「僕もそこに行きたい」
そして3階上の屋根裏部屋に隠れた。
マサムネ「何も無い」
ラフィア「何もありませんよ」
サクラ「埃っぽい」
エルザ「くしゃみが出そう」
鼻を啜り始めた。
するとラフィアがくしゃみをした。
エルザ「見つかっちゃうよ」
ラフィア「ごめんなさい」
しかし見つからなかった。
その頃外ではレティたちが戻ってきてアルティテュスを煽っていた。
エティ「遅い」
ひたすら踏ん張っていたアルティテュス
レティ「急がないと終わらない」
ティオニセス「ほら、ほら」
エティ「母さん非力」
レティ「運動不足」
エティ「自堕落な生活の成れの果て」
レティ「筋トレすれば良い」
そしてレティはアルティテュスの目の前で同じように始めた。
ティオニセス「娘に負けちゃって」
エティ「あと3回」
アルティテュス「はぁ~」
身体がプルプルと震え始めた。
ティオニセス「ほらあと2回」
震え方が激しくなった。
レティ「あと1回」
顔を真っ赤にしていた。
ティオニセス「はい、終わり」
ようやく終わったアルティテュスはそのまま、崩れるようにうつ伏せで倒れた。
アルティテュス「はぁ~、はぁ~、はぁ、うぅ~」
レティ「這いつくばってもいい、あと1歩」
腕の力だけで這いつくばってレティの足を触った。
レティ「私が鬼」
すると真横のエティの肩を触った。
エティ「私が鬼、次はティオニセスを狙う」
だがティオニセスは動かなかった。
ティオニセス「嫌~!」
エティに胸を触られた。
ティオニセス「残念です」
一周回ってアルティテュスがまた鬼になった。
エティ「じゃあ行く」
レティ「頑張って」
ティオニセスはうつ伏せのアルティテュスの肩を2回叩いた。
アルティテュス「待って、、、」
うつ伏せで顔を上げて手を伸ばして声を掛けたが、声が擦れていた。
3人は離れて行った。
その頃エミリアと数名は、、、
リア「私も上に上げてください」
エミリア「試練です、自分で飛んでください」
イーサン「できると思います」
エリザベス「できますよ」
翼をピクピクと動かして飛べなかった。
リア「できません」
エミリア「羽ばたくような感覚です、肩を動かすような動きではありませんよ」
リアは何度も挑戦したが飛べなかった。
するとエミリアが木の上から降りてきてリアの翼を掴んだ。
エミリア「動きはこうです」
リア「はぁ、はあっ!あっ」
エミリア「そんな声を出さないでください」
そしてエミリアはリアと同じ声を上げてしまった。
リア「どうしたんですか?」
エミリア「何か足に」
そこには泥に塗れたアルティテュスが這いつくばっていた。
アルティテュス「鬼はあなたです」
リア「私は飛べません、見逃してください」
命乞いも虚しくエミリアはリアを鬼にしてしまった。
エリザベス「そこにちょうどいい人が寝ていますね?」
リア「直ぐに鬼に返すのはルール違反です」
エミリア「それは鬼にされてすぐに同じ人に返すのがルール違反で、間に誰か入ればルール内です」
アルティテュス「惨めな私めをどうか、どうかお見逃しください」
命乞いするように懇願するがリアはアルティテュスの肩を触った。
エミリア「無慈悲ですね」
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
【前編完結】50のおっさん 精霊の使い魔になったけど 死んで自分の子供に生まれ変わる!?
眼鏡の似合う女性の眼鏡が好きなんです
ファンタジー
リストラされ、再就職先を見つけた帰りに、迷子の子供たちを見つけたので声をかけた。
これが全ての始まりだった。
声をかけた子供たち。実は、覚醒する前の精霊の王と女王。
なぜか真名を教えられ、知らない内に精霊王と精霊女王の加護を受けてしまう。
加護を受けたせいで、精霊の使い魔《エレメンタルファミリア》と為った50のおっさんこと芳乃《よしの》。
平凡な表の人間社会から、国から最重要危険人物に認定されてしまう。
果たして、芳乃の運命は如何に?
もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
僕のおつかい
麻竹
ファンタジー
魔女が世界を統べる世界。
東の大地ウェストブレイ。赤の魔女のお膝元であるこの森に、足早に森を抜けようとする一人の少年の姿があった。
少年の名はマクレーンといって黒い髪に黒い瞳、腰まである髪を後ろで一つに束ねた少年は、真っ赤なマントのフードを目深に被り、明るいこの森を早く抜けようと必死だった。
彼は、母親から頼まれた『おつかい』を無事にやり遂げるべく、今まさに旅に出たばかりであった。
そして、その旅の途中で森で倒れていた人を助けたのだが・・・・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※一話約1000文字前後に修正しました。
他サイト様にも投稿しています。
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる