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娘の所業
勇者ですか?
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ララティリアが王国内に入った頃、マサムネたちに1人の男が訪ねて来た。
男「剣主様、お会いできて光栄です」
パトリシア「誰です?」
男「ベンジャミン•バトラーです」
パトリシア「あぁ、勇者とか言われてる人でしたね」
勇者という言葉にエミリアがやってきた。
エミリア「お疲れ様でございます」
ベンジャミン「お疲れ様でございます」
ラフィア「この人何?」
ベンジャミン「盾の勇者です」
ラフィア「盾の勇者風情が何の用です?」
盾は譲れないらしい、早速喧嘩を売るラフィア
ベンジャミン「立場を弁えてください、雑魚のくせに」
パトリシア「強いのはラフィアさんですが」
アフネス「自分から勇者を名乗る程度なら未熟者です」
ベンジャミン「わかりました、そこまで私を侮辱されるなら力の差を見せつけてあげます」
ラフィア「死んでも知らない」
ジョセフィーヌ「決闘で死ぬのは自己責任です」
アフネス「イリーネス女王、盾同士でどう戦うのですか?」
エミリア「では私の矢を防いでみてください」
ラフィア「わかりました」
ベンジャミン「矢程度なら大丈夫かと」
エミリア「私の矢は速いですよ」
ジョセフィーヌ「勝手にどうぞ、私は知りません」
レイチェル「またマサムネさんの真似ですか」
レティリア「どうせ貫通して死ぬだけでしょ?」
ベンジャミン「カウンターくらい使えますよ」
ラフィア「カウンター程度で?」
ベンジャミンはラフィアに煽られてブチギレた
ベンジャミン「言わせておけば好き勝手に侮辱しやがって、クソみてーなシルフィードが、死ねや」
ジョセフィーヌ「それでも勇者ですか」
エミリア「そこまで言うのですか、それならいいでしょう、この矢を防げなかったら勇者から除名処分します」
ベンジャミン「ギルドマスターだからと容赦しないぞ、」
傲慢で無知な盾の勇者はギルドマスターに喧嘩を売った。
レティ「勇者のくせに傲慢すぎ、エミリア、この人を殺ってもいい、死ねばわかる」
エミリア「わかりました全力で殺して差し上げます」
レティリア「この人バカだねー」
それから決闘が始まった。
噂を聞いた市民たちがパトリシアの屋敷の、広大な庭に押しかけた。
エミリア「先ずは肩慣らしにあの小高い山に、、、」
ジョセフィーヌ「耳を塞いでください」
ミレリアル「スーパープロテクションです、音なら防げます」
ジョセフィーヌ「スーパープロテクション」
観衆は魔法で護られ、エミリアは弓を構えた。
キトンを着た背筋の美しい女性。
ソニックブームと共に秒速60kmの2.5mの特大の矢は3km離れた山の頂上を吹き飛ばした。
エミリア「では、ラフィアさんから」
アフネス「跳ね返った矢は私が受け止めます」
ラフィア「わかりました」
ラフィアは盾を構えた。
ベンジャミン「あの盾は、、、」
ラフィア「リフレクター起動」
エミリア「いきますよ~」
アフネス「私に返してくださいね」
ラフィア「わかりました」
炸裂音と共に矢は跳ね返され、50m離れた二つのリフレクターの間を物凄い速さで往復した。
ラフィア「これじゃ時間がかかる」
パトリシア「これはすごいですね、切ってあげますよ」
パトリシアが練習用のロングソードを振るとまたしてもソニックブーム、切られた矢は地面に突き刺さった。
エミリア「次はベンジャミンの番ですね」
ベンジャミン「流石に、、、」
レティ「逃げるのは禁止」
パトリシア「逃げたら殺します」
ラフィア「カウンターには防げない」
ベンジャミンは黙って盾を構えた。
エミリア「逝きますよ?」
エミリアが矢を放つとソニックブームと共にベンジャミンの構える盾を貫通して上半身を肉片に変え血を撒き散らし、パビリオンを、破壊して空高く飛んでいった。
エミリア「あら、残念」
ラフィア「あーあ死んじゃった」
パトリシア「喧嘩を売った相手が間違いです」
エミリア「あの矢は高いです」
パトリシア「お気に入りの離れでしたが」
エミリア「ごめんなさい」
パトリシア「構いません、直ぐに建て直します」
それから
レティ「エティを呼んでみる」
胸に手を置き目を閉じると、
魔法陣とともにエティがやってきた。
エティ「リューセルの王都に行ってる最中だった」
レティ「あれを復元して欲しい」
エティがフィンガースナップをやるとベンジャミン•バトラーは肉片から死体に変わった。
レティ「ありがとう、でも違うパビリオンの方でよかった」
エティ「ごめん間違えた」
レティ「でも来てくれてありがとう」
エティは魔法陣を発生させて消えていった。
レティ「あとはお願い」
ジョセフィーヌ「魔力の権威たるエルファルト女王が命ずる、森羅万象の理を超え、かのものを謙虚な紳士として蘇生せよ」
ミレリアル「蘇生する瞬間は気持ち悪いです」
ジョセフィーヌ「紳士的に、謙虚になって欲しいです」
エミリア「勇者として、もうすこし、紳士になれば良いです」
マサムネ「なんかすごいことになってしまった」
エルザ「僕もカーリーの勇者になりたい」
ミレリアル「勇者なんてつまらないですよ」
エミリア「ジョセフィーヌ、ミレリアル、ララティリア、アフネスはすでに勇者を超えています」
マサムネ「勇者の上はあるんですか?」
エミリア「ありません」
ミレリアル「勇者ではなくて、私はギデオンの人って呼ばれます」
マサムネ「なんか難しい」
レイチェル「勇者はポンコツすぎる、みんなから勇者と言われて調子にのってる」
エミリア「勇者よりレイチェルみたいに様々な武器で支配者クラスの腕がある人の方がよっぽど紳士的で勇者らしいです」
レティ「ベンジャミンは勇者失格」
エミリア「わかりました、約束通りです」
男「剣主様、お会いできて光栄です」
パトリシア「誰です?」
男「ベンジャミン•バトラーです」
パトリシア「あぁ、勇者とか言われてる人でしたね」
勇者という言葉にエミリアがやってきた。
エミリア「お疲れ様でございます」
ベンジャミン「お疲れ様でございます」
ラフィア「この人何?」
ベンジャミン「盾の勇者です」
ラフィア「盾の勇者風情が何の用です?」
盾は譲れないらしい、早速喧嘩を売るラフィア
ベンジャミン「立場を弁えてください、雑魚のくせに」
パトリシア「強いのはラフィアさんですが」
アフネス「自分から勇者を名乗る程度なら未熟者です」
ベンジャミン「わかりました、そこまで私を侮辱されるなら力の差を見せつけてあげます」
ラフィア「死んでも知らない」
ジョセフィーヌ「決闘で死ぬのは自己責任です」
アフネス「イリーネス女王、盾同士でどう戦うのですか?」
エミリア「では私の矢を防いでみてください」
ラフィア「わかりました」
ベンジャミン「矢程度なら大丈夫かと」
エミリア「私の矢は速いですよ」
ジョセフィーヌ「勝手にどうぞ、私は知りません」
レイチェル「またマサムネさんの真似ですか」
レティリア「どうせ貫通して死ぬだけでしょ?」
ベンジャミン「カウンターくらい使えますよ」
ラフィア「カウンター程度で?」
ベンジャミンはラフィアに煽られてブチギレた
ベンジャミン「言わせておけば好き勝手に侮辱しやがって、クソみてーなシルフィードが、死ねや」
ジョセフィーヌ「それでも勇者ですか」
エミリア「そこまで言うのですか、それならいいでしょう、この矢を防げなかったら勇者から除名処分します」
ベンジャミン「ギルドマスターだからと容赦しないぞ、」
傲慢で無知な盾の勇者はギルドマスターに喧嘩を売った。
レティ「勇者のくせに傲慢すぎ、エミリア、この人を殺ってもいい、死ねばわかる」
エミリア「わかりました全力で殺して差し上げます」
レティリア「この人バカだねー」
それから決闘が始まった。
噂を聞いた市民たちがパトリシアの屋敷の、広大な庭に押しかけた。
エミリア「先ずは肩慣らしにあの小高い山に、、、」
ジョセフィーヌ「耳を塞いでください」
ミレリアル「スーパープロテクションです、音なら防げます」
ジョセフィーヌ「スーパープロテクション」
観衆は魔法で護られ、エミリアは弓を構えた。
キトンを着た背筋の美しい女性。
ソニックブームと共に秒速60kmの2.5mの特大の矢は3km離れた山の頂上を吹き飛ばした。
エミリア「では、ラフィアさんから」
アフネス「跳ね返った矢は私が受け止めます」
ラフィア「わかりました」
ラフィアは盾を構えた。
ベンジャミン「あの盾は、、、」
ラフィア「リフレクター起動」
エミリア「いきますよ~」
アフネス「私に返してくださいね」
ラフィア「わかりました」
炸裂音と共に矢は跳ね返され、50m離れた二つのリフレクターの間を物凄い速さで往復した。
ラフィア「これじゃ時間がかかる」
パトリシア「これはすごいですね、切ってあげますよ」
パトリシアが練習用のロングソードを振るとまたしてもソニックブーム、切られた矢は地面に突き刺さった。
エミリア「次はベンジャミンの番ですね」
ベンジャミン「流石に、、、」
レティ「逃げるのは禁止」
パトリシア「逃げたら殺します」
ラフィア「カウンターには防げない」
ベンジャミンは黙って盾を構えた。
エミリア「逝きますよ?」
エミリアが矢を放つとソニックブームと共にベンジャミンの構える盾を貫通して上半身を肉片に変え血を撒き散らし、パビリオンを、破壊して空高く飛んでいった。
エミリア「あら、残念」
ラフィア「あーあ死んじゃった」
パトリシア「喧嘩を売った相手が間違いです」
エミリア「あの矢は高いです」
パトリシア「お気に入りの離れでしたが」
エミリア「ごめんなさい」
パトリシア「構いません、直ぐに建て直します」
それから
レティ「エティを呼んでみる」
胸に手を置き目を閉じると、
魔法陣とともにエティがやってきた。
エティ「リューセルの王都に行ってる最中だった」
レティ「あれを復元して欲しい」
エティがフィンガースナップをやるとベンジャミン•バトラーは肉片から死体に変わった。
レティ「ありがとう、でも違うパビリオンの方でよかった」
エティ「ごめん間違えた」
レティ「でも来てくれてありがとう」
エティは魔法陣を発生させて消えていった。
レティ「あとはお願い」
ジョセフィーヌ「魔力の権威たるエルファルト女王が命ずる、森羅万象の理を超え、かのものを謙虚な紳士として蘇生せよ」
ミレリアル「蘇生する瞬間は気持ち悪いです」
ジョセフィーヌ「紳士的に、謙虚になって欲しいです」
エミリア「勇者として、もうすこし、紳士になれば良いです」
マサムネ「なんかすごいことになってしまった」
エルザ「僕もカーリーの勇者になりたい」
ミレリアル「勇者なんてつまらないですよ」
エミリア「ジョセフィーヌ、ミレリアル、ララティリア、アフネスはすでに勇者を超えています」
マサムネ「勇者の上はあるんですか?」
エミリア「ありません」
ミレリアル「勇者ではなくて、私はギデオンの人って呼ばれます」
マサムネ「なんか難しい」
レイチェル「勇者はポンコツすぎる、みんなから勇者と言われて調子にのってる」
エミリア「勇者よりレイチェルみたいに様々な武器で支配者クラスの腕がある人の方がよっぽど紳士的で勇者らしいです」
レティ「ベンジャミンは勇者失格」
エミリア「わかりました、約束通りです」
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