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ババアの娘
競売ですか?
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エウフェリアとラフィアはローブに身を包み、可憐なソーサラーとなっていた。
エルザ「エウフェリアとラフィア綺麗」
レティ「良いと思う」
そのまま街を散策した。しばらくして賑やかな広場に着いた
エルザ「オークションて何?」
マサムネ「欲しい人同士で買取価格を競い合うやつ」
イーサン「では行きますか」
エルザ「僕もやりたい」
ギルド主催のオークション会場
担当者「出品される方はこちらに」
マサムネ、イーサン、レティ
担当者「購入される方はこちらに」
エルザ、エウフェリア、ラフィア
担当者「こちらは異世界の本になります銅貨99枚から」
マサムネが出品したのは漫画本の全巻セットだった。
参加者1「銀貨5枚」
参加者2「銀貨10枚」
参加者3「銀貨11枚」
値段はどんどん吊り上がり
参加者4「銀貨700枚」
担当者「銀貨700枚他にいませんか」
参加者5「銀貨701枚」
参加者4「銀貨702枚」
参加者5「銀貨750枚」
参加者4「金貨1枚」
他に誰もあげなかった。
担当者「金貨1枚、落札です」
マサムネ「えぐいな」
全巻セット1億円落札事件
イーサン「でも人気漫画の全巻セットですよね?」
マサムネ「200巻くらい」
イーサン「私も家に持ってますよ」
落札した参加者がやってきた。
参加者4「金貨1枚です」
エウフェリア「あなたは」
レティ「ララティリアです」
エウフェリア「嘘?」
エルザ「エウフェリアこの人がララティリア女王だよ」
ララティリア「エウフェリア?」
ララティリアは泣きながら土下座してきた。
国の長が1人の魔法使いの前で土下座、会場は大騒ぎになった。
エウフェリア「女王、いやお母さん」
ララティリア「私に母親の資格は無い」
エウフェリア「お母さんは義務を全うしただけ、だからこそ、今でも国は存在できている」
ララティリア「私は、何よりも大切なエウフェリアを捨てた」
エウフェリア「私は終わった事をあれこれ言わない、ただ、知りたいだけ、だから教えて、何で孤児院に入れたのか」
ララティリア「あの時、私は最後まで国民を説得した、だけど、クーシーでは無い者を王女としなければならないならエウフェリアを処刑すると国民の総意として言われた、エウフェリアは私にとってたった1人の娘、処刑なんかさせたくなかった。全てはエウフェリアのため、どうしようもなかった」
国民が王室アンチ、ではなく建国以来しきたりとして行われてきた事。
エウフェリア「お母さんなりの最善の策だったんだ」
ララティリア「悪いのは守れなかった私」
エウフェリア「そう、守れていればお母さんが悲しまずに済んだ」
エウフェリア「でも、恨んではいない、本当の事を言ってくれた、それだけでいい、それに、こうやってみんなと一緒にいれるようになったから」
エウフェリアは許していた。
話は一通り済んだ。
エウフェリア「何でここにいたの?」
ララティリア「異世界の本をどうしても読みたかった」
ララティリアは読書が好きな女王として冒険者の間ではかなり有名。
数日間、図書館に引きこもりひたすら本読み
そんなことはよくある
エルザ「そんなに有名なの?」
ララティリア「少し前から巷では有名でしたよ」
マサムネが競売で売り始めた頃から既に有名だった。ララティリアはそれを聞いてオークションに参加していた。
ララティリア「それはそれとして、エウフェリア、そんな高い服どうしたの?」
エウフェリア「マサムネが買ってくれた」
ララティリア「マサムネ様ありがとうございます」
マサムネ「エウフェリアにはいろいろ助けられてるからそのお礼です」
しばらくしてララティリアは帰って行った
イーサン「エウフェリアさんかなり寛容ですね」
エウフェリア「私は過去には囚われません」
レティ「じゃあこれは?」
レティは美顔ローラーでエウフェリアの真似を始めた
レティ「すごく気持ちぃ~」
エウフェリア「それとこれは別です」
レティ「観衆の前での恥辱プレイは最高」
ラフィア「勘弁してください」
ラフィアはレティの暴走時の装備は完璧に揃えている。
バッグから布を取り出して、レティは布で覆われた。
マサムネ「そのまま連れて帰ろう」
エルザ「僕、オークションしない」
レティ「出品してくる」
レティは布を取り離れていった
マサムネ「仕方ない、待とう」
担当者「何を出品されるのですか?」
レティ「水」
担当者「何の水ですか?」
レティ「残り湯」
担当者「綺麗な物ですか?」
レティ「剣聖の残り湯」
担当者「それは出品できません」
レティ「仕方ない帰る」
レティは戻ってきた。
マサムネ「出品しなかったの?」
レティ「しなかった」
マサムネ「何で?」
レティ「残り湯は出品できないって」
マサムネ「当然だろ」
エウフェリア「剣聖の残り湯なんてどこで手に入れたのですか?」
レティ「一緒に風呂入った」
エウフェリア「でも、そこまでしますか?、レティリア様が可哀想です」
レティ「一緒に気持ちよくなれた」
エルザ「いいな~、僕も一緒に入りたい」
レティ「ただの風呂とは違う、裸で互いに相手の全身を揉み解す」
エウフェリア「エルザさん、これは絶対にダメですよ」
レティ「レティリアのやり方教えてあげる」
エウフェリア「レティリア様のやり方ですか?」
レティ「そう」
エウフェリア「エルザさん、やりましょう」
変なところでスイッチが入るエウフェリア
レティの暴走に次第に巻き込まれていく2人の王女だった。
エルザ「エウフェリアとラフィア綺麗」
レティ「良いと思う」
そのまま街を散策した。しばらくして賑やかな広場に着いた
エルザ「オークションて何?」
マサムネ「欲しい人同士で買取価格を競い合うやつ」
イーサン「では行きますか」
エルザ「僕もやりたい」
ギルド主催のオークション会場
担当者「出品される方はこちらに」
マサムネ、イーサン、レティ
担当者「購入される方はこちらに」
エルザ、エウフェリア、ラフィア
担当者「こちらは異世界の本になります銅貨99枚から」
マサムネが出品したのは漫画本の全巻セットだった。
参加者1「銀貨5枚」
参加者2「銀貨10枚」
参加者3「銀貨11枚」
値段はどんどん吊り上がり
参加者4「銀貨700枚」
担当者「銀貨700枚他にいませんか」
参加者5「銀貨701枚」
参加者4「銀貨702枚」
参加者5「銀貨750枚」
参加者4「金貨1枚」
他に誰もあげなかった。
担当者「金貨1枚、落札です」
マサムネ「えぐいな」
全巻セット1億円落札事件
イーサン「でも人気漫画の全巻セットですよね?」
マサムネ「200巻くらい」
イーサン「私も家に持ってますよ」
落札した参加者がやってきた。
参加者4「金貨1枚です」
エウフェリア「あなたは」
レティ「ララティリアです」
エウフェリア「嘘?」
エルザ「エウフェリアこの人がララティリア女王だよ」
ララティリア「エウフェリア?」
ララティリアは泣きながら土下座してきた。
国の長が1人の魔法使いの前で土下座、会場は大騒ぎになった。
エウフェリア「女王、いやお母さん」
ララティリア「私に母親の資格は無い」
エウフェリア「お母さんは義務を全うしただけ、だからこそ、今でも国は存在できている」
ララティリア「私は、何よりも大切なエウフェリアを捨てた」
エウフェリア「私は終わった事をあれこれ言わない、ただ、知りたいだけ、だから教えて、何で孤児院に入れたのか」
ララティリア「あの時、私は最後まで国民を説得した、だけど、クーシーでは無い者を王女としなければならないならエウフェリアを処刑すると国民の総意として言われた、エウフェリアは私にとってたった1人の娘、処刑なんかさせたくなかった。全てはエウフェリアのため、どうしようもなかった」
国民が王室アンチ、ではなく建国以来しきたりとして行われてきた事。
エウフェリア「お母さんなりの最善の策だったんだ」
ララティリア「悪いのは守れなかった私」
エウフェリア「そう、守れていればお母さんが悲しまずに済んだ」
エウフェリア「でも、恨んではいない、本当の事を言ってくれた、それだけでいい、それに、こうやってみんなと一緒にいれるようになったから」
エウフェリアは許していた。
話は一通り済んだ。
エウフェリア「何でここにいたの?」
ララティリア「異世界の本をどうしても読みたかった」
ララティリアは読書が好きな女王として冒険者の間ではかなり有名。
数日間、図書館に引きこもりひたすら本読み
そんなことはよくある
エルザ「そんなに有名なの?」
ララティリア「少し前から巷では有名でしたよ」
マサムネが競売で売り始めた頃から既に有名だった。ララティリアはそれを聞いてオークションに参加していた。
ララティリア「それはそれとして、エウフェリア、そんな高い服どうしたの?」
エウフェリア「マサムネが買ってくれた」
ララティリア「マサムネ様ありがとうございます」
マサムネ「エウフェリアにはいろいろ助けられてるからそのお礼です」
しばらくしてララティリアは帰って行った
イーサン「エウフェリアさんかなり寛容ですね」
エウフェリア「私は過去には囚われません」
レティ「じゃあこれは?」
レティは美顔ローラーでエウフェリアの真似を始めた
レティ「すごく気持ちぃ~」
エウフェリア「それとこれは別です」
レティ「観衆の前での恥辱プレイは最高」
ラフィア「勘弁してください」
ラフィアはレティの暴走時の装備は完璧に揃えている。
バッグから布を取り出して、レティは布で覆われた。
マサムネ「そのまま連れて帰ろう」
エルザ「僕、オークションしない」
レティ「出品してくる」
レティは布を取り離れていった
マサムネ「仕方ない、待とう」
担当者「何を出品されるのですか?」
レティ「水」
担当者「何の水ですか?」
レティ「残り湯」
担当者「綺麗な物ですか?」
レティ「剣聖の残り湯」
担当者「それは出品できません」
レティ「仕方ない帰る」
レティは戻ってきた。
マサムネ「出品しなかったの?」
レティ「しなかった」
マサムネ「何で?」
レティ「残り湯は出品できないって」
マサムネ「当然だろ」
エウフェリア「剣聖の残り湯なんてどこで手に入れたのですか?」
レティ「一緒に風呂入った」
エウフェリア「でも、そこまでしますか?、レティリア様が可哀想です」
レティ「一緒に気持ちよくなれた」
エルザ「いいな~、僕も一緒に入りたい」
レティ「ただの風呂とは違う、裸で互いに相手の全身を揉み解す」
エウフェリア「エルザさん、これは絶対にダメですよ」
レティ「レティリアのやり方教えてあげる」
エウフェリア「レティリア様のやり方ですか?」
レティ「そう」
エウフェリア「エルザさん、やりましょう」
変なところでスイッチが入るエウフェリア
レティの暴走に次第に巻き込まれていく2人の王女だった。
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