理不尽な全知全能とドMネキ

WTF

文字の大きさ
上 下
75 / 427
ババアの娘

五芒星闘技の終わり

しおりを挟む
五芒星闘技も決勝戦再試合
レティとフェルマーと冒険者2名

レティ「あっレイチェルさん」

先程まではフードを被ったいたからわからなかったが冒険者の1人はレイチェルという女性の冒険者だった。王国では剣聖レティリアを度々襲撃することで有名な冒険者
アヴァンティーノ家では討伐依頼書を持参すれば家にも突撃できるようになっている。
朝食中に襲撃して偶然持っていたバターナイフで返り討ちにあい、寝込みを襲って近くにあったスプーンで返り討ちにあって、果てはトイレの中にまで突撃して逆に裸にされるなど、レティリアの討伐好きらしい。

レイチェル「剣聖の真似事とは、あなたも討伐対象です」

フェルマー「おやおやー私は除け者ですか?」

冒険者「レイチェルさん、この女の子真似事とは言えかなりの堅さらしいですよ」

レイチェル「あなたはオリベイラでしたか?」

冒険者「オリビエラですよ」

フェルマー「おやおやおや~、面倒だぁ~ね」

ウィザード冒険者、フェルマーも知っていた。
地属性魔法使い

審判「それでは位置についてください、これより第81回五芒星闘技決勝戦を行います」

レティ「動かず優勝」

審判「開始!」

レティは動かない、冒険者2名はフェルマーと戦い始めた、オリビエラによる地属性魔法で地面操作が行われ、フェルマーは閉じ込められた。

フェルマー「これは困ったーねぇ~」

フェルマ「エクスプロージョンマキシマム」

全く効いてない。

フェルマー「仕方ないですねぇ~、アルス•マグナ•リビジョン、私の番ですねぇ~アルス•マグナ•グリッチ」

レイチェル「この場所で魔法はしばらく使えない」

フェルマーは何がしたかったのだろうか、

フェルマー「ではこのワンドで刺し殺します」

オリビエラはフェルマーによって倒されたが、油断したフェルマーをレイチェルが倒した。
残りはレイチェルとレティ。

レイチェル「これに勝てばレティリアを倒したのと同然の報酬、負けれない」

レティ「私は動かない、好きにしてくれ」

レイチェルはひたすら剣を振り続けた。
少しずつではあったがレティによって服を切り取られていった。

レイチェル「ふざけないでください」

レティ「構わずどうぞ」

レイチェル「真似事ばっかり、いい加減やめてください」

レイチェルはレティリアの真似事をするレティに怒っていた。

数時間後、レイチェルは服を切り取られ下着姿になってしまった。

レイチェル「この屈辱、許さない」

レティ「私も裸になろう」

レティはそう言って下着姿になった。

レイチェル「あなたは狂ってる」

レティ「これで平等」

レイチェルは数時間に及ぶ攻撃とレティの不可解な発言と行動、公衆の面前で下着姿にされた屈辱によって、怒り狂ったレイチェルは攻撃を続けたがレティの堅さの前に全ての武器を失った。

レイチェル「降参します」

審判「冒険者レイチェルを試合放棄と見なします」

レティ「勝っちゃった」

ジョセフィーヌ「誠に大義であった」

表彰式があり、レティは金貨150枚を受け取った。

エミリア「学生冒険者レティをクルセイダーに任命する」

任命式が行われ、史上初の学生冒険者によるクルセイダー、レティが誕生した。

ジョセフィーヌ「今回の五芒星闘技は殺人鬼藤島トキ乱入による一件もございます。よって女王権限により次回の五芒星闘技を4年後に開催させていただきます」

会場は大賑わい

学校に戻ると早速、人だかりができる。

先生「レティさんすごいですね」

エルザ「僕、優勝したかったー」

マサムネ「レティ、マイルズさんがお話があると」

マイルズ「明日のトレーニングにご一緒させていただきたいのですが」

レティ「一緒にやろう、エルザもやるそうだし」

軍人2名と王女を巻き添えにレティの筋トレ会は明日行われる。

マイルズ「いつ頃始められれのですか?」

レティ「夜明け前にこの学校に集合です」

イーサン「走り込みからですね」

2人は離れていった。

マイルズ「どのくらい走る?」

イーサン「10kmくらい、俺はランニングペースだけど、レティさんは全力」

マイルズ「マジかよ、そのあとは?」

イーサン「逆さま宙吊りで腹筋を鍛えるやつを100回、レティさんは1000回」

マイルズ「あの女の子が?」

イーサン「そう、レティさんはその後プランクを1時間くらいやってるけど、それは俺らはやらなくてもいいらしい」

マイルズ「だから優勝できたのか」

イーサン「だと思う」

2人は戻ってきた。

レティ「きつかったら途中でやめてもいい」

軍人にとってその言葉は必ずやり遂げろの意味となる。

マイルズ「鬼教官だな」

エルザ「僕も頑張る」

マサムネ「エルザもやるんだ」

しばらくして売り子の
エウフェリアとラフィアがもどってきた

マサムネ「エウフェリアとラフィアです」

マイルズ「マサムネさんのパーティーでしたよね」

エウフェリア「そうです」

ラフィア「この亜人はだれ?」

マイルズ「申し遅れました、私はマイルズ•アヴァターと申します」

エウフェリア「新しいメンバー?」

マイルズ「いえ、イーサンのお友達ですよ」



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【前編完結】50のおっさん 精霊の使い魔になったけど 死んで自分の子供に生まれ変わる!?

眼鏡の似合う女性の眼鏡が好きなんです
ファンタジー
リストラされ、再就職先を見つけた帰りに、迷子の子供たちを見つけたので声をかけた。  これが全ての始まりだった。 声をかけた子供たち。実は、覚醒する前の精霊の王と女王。  なぜか真名を教えられ、知らない内に精霊王と精霊女王の加護を受けてしまう。 加護を受けたせいで、精霊の使い魔《エレメンタルファミリア》と為った50のおっさんこと芳乃《よしの》。  平凡な表の人間社会から、国から最重要危険人物に認定されてしまう。 果たして、芳乃の運命は如何に?

もう死んでしまった私へ

ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。 幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか? 今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!! ゆるゆる設定です。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ある国の王の後悔

黒木メイ
恋愛
ある国の王は後悔していた。 私は彼女を最後まで信じきれなかった。私は彼女を守れなかった。 小説家になろうに過去(2018)投稿した短編。 カクヨムにも掲載中。

悪役令嬢の去った後、残された物は

たぬまる
恋愛
公爵令嬢シルビアが誕生パーティーで断罪され追放される。 シルビアは喜び去って行き 残された者達に不幸が降り注ぐ 気分転換に短編を書いてみました。

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

僕の兄上マジチート ~いや、お前のが凄いよ~

SHIN
ファンタジー
それは、ある少年の物語。 ある日、前世の記憶を取り戻した少年が大切な人と再会したり周りのチートぷりに感嘆したりするけど、実は少年の方が凄かった話し。 『僕の兄上はチート過ぎて人なのに魔王です。』 『そういうお前は、愛され過ぎてチートだよな。』 そんな感じ。 『悪役令嬢はもらい受けます』の彼らが織り成すファンタジー作品です。良かったら見ていってね。 隔週日曜日に更新予定。

処理中です...