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第十九話 トシPと歌い手あずき

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スカイウォークの求人担当に電話すると言うことも忘れて、俺は三島駅へと車を走らせた。
改札口に行くとキャリーバックを持つ梨穂ちゃんの姿が。
「梨穂ちゃん」
「おじ様!」
抱き着いてきた。おっぱいを押してくる。ああ、股間が熱い。

「ちょっとお預け。今日はエッチの前に色々とお話ししたいの」
「お話か。俺の家でいい?」
「うん」

梨穂ちゃんを車に乗せて自宅へと。車内で
「おじ様の家に住んでいい?」
いきなり直球で来た。梨穂ちゃんは続ける。
「ほら、弟の難病の治療費のため嬢をやっていると言ったでしょ。でも、その必要は無くなったから。母親だった女も私が稼ぐお金目当ての毒親、もう続ける意味がないから嬢を辞めたの。実家に帰る気は無いし寮にも住めない。頼れる人はおじ様しかいないの」
母親だった女、か。『お前がソープ嬢出来なくなったら誰が私たちの生活費を出すの』と、アシッドアタックを受けた娘を案じるどころか金の心配。長きにわたり紡いできた家族の絆がたった一言で崩壊するのだな。

「だけど、それだけじゃないの。おじ様、人生絶望して死のうとしている私を助けてくれたじゃない。そのうえアシッドアタックで溶けた顔も元に戻してくれた」
「うん、そうしたかったから。客と嬢の関係とはいえ肌を合わせた女性だ。助けられるなら助けたいからね」
「あまりに嬉しくて、元々セックスが好きだし強烈におじ様に抱かれたくなった。そして抱かれた時すごく蕩けたの。今まで味わったことのない快楽、そして癒し…」
「癒し…」
「考えてみれば私って好きな男に抱かれたことって、あんまり無いから。本当に快楽しか求めていなかったの。だから抱かれている時もちょっと驚いたの。好きな男に抱かれると、これほどに違うものなのかって」
「何か照れるな…」

「でもね、おじ様と一緒に暮らしたいなと思ったのは、そのあとの朝食だった。富士山と駿河湾が一望できるリビングで食べた美味しい卵焼きとご飯、お味噌汁、おじ様と食べた時、すごく幸せに感じたんだ」
「ああ、美味しそうに食べてくれたものね」
「私はおじ様にセックスと胃袋同時に掴まれちゃった。そして命も助けてくれた大事な人。だから押しかけ女房に来ちゃったの」
「え」
「私がおじ様を好きになるのは十分と思うけれど…だめ?」
「押しかけ女房って…俺と結婚してくれるってこと?」
「元ソープ嬢はイヤ?」
「そんなの関係ないよ」
俺は車を停めて梨穂ちゃんの手を握った。
「梨穂ちゃん…。ありがとう。まさか、この歳で嫁さんをもらえるとは思わなかった。夢みたいだよ」
「うん、だからおじ様…。ううん、俊樹さんからも言ってほしいな」
「…藤野梨穂さん」
「はい」
「私と結婚してくれますか」
「はい、喜んで」
涙が出てきた。結婚するのならセイラシアで。令和日本では完全に諦めていた。
それなら仕事はパートじゃだめだな。正社員にならなくちゃ。
本当に嫁さんが出来ると男は踏ん張れるのだな。独り者の時とは違い腹を括れる。


自宅に着いて、梨穂ちゃんを招き入れた。富士山と駿河湾が一望できる自慢のリビング、お茶を出して
「ねえ、俊樹さん。先日私を東京に送ってくれた時、車内で私がずぅっと黙っていたの覚えている?」
「もちろん、つい先日のことだしね。でもご機嫌斜めになっているわけじゃないことは分かったよ。何かいいことを考えているんだなって」
「お見通しね。実はあの時、俊樹さんとなら面白いこと出来るんじゃないかなぁ、と思っていたの。それをずっと考えていて無口になっていたわけ」
「へえ、面白いこと」

「俊樹さん、私と一緒にアイパイパーになってほしいの」
「アイパイパーって、あのアイパイパー?」
動画投稿サイト『アイパイプ』に動画を投稿して収益を得ている人のことだ。
しかし、そう簡単な話じゃないだろう。何より
「俺、パソコンは大の苦手で…」
「そっちは任せて。編集も動画投稿もスマホで出来るし」
「そうなんだ。すごいんだな、最近のスマホのアプリは」

「私ね、ショッピングモールで『焔』スカイウォークで『夏の歌姫』を俊樹さんのピアノで歌った時、ああ、これだと思ったの。私がやりたかったのは歌なんだって」
「訊くの忘れていたけれど、どうして梨穂ちゃ…梨穂はあんなに歌が上手いの?」
「上手いと言ってくれてありがとう、でも特別なレッスンは受けていないの。単純に子供のころから歌うことが大好きだったから。でもカラオケに行くお金も無かったから、よく近くの土手に行って歌っていたよ」
「我流であそこまでの歌唱力を身に付けるってすごいな。しかも歌詞カードなしで『焔』と『夏の歌姫』をフルで歌えたし」
「自慢じゃないけど歌詞を覚えるのは得意なの。ふふっ」
「ああ、自慢していいよ。で、君が歌い、俺が演奏をする動画を撮って配信しようってことか」
「うん、一緒にやってほしい。今まで何の目標と夢も持たずに生きてきたけれど、やっと本気でやってみたいというの見つけたんだもの」
「俺…音楽アプリは使えるものの動画編集は全くできない。君に歌ってもらったうえ編集も丸投げになってしまう。それでも…いいかな?」
「そんなの負担のうちに入らないよ。編集も楽しんでこそアイパイパーだもん。俊樹さん、私と一緒にアイパイパーやって。お願い」
「うん、分かった。俺も何かやってみたくなった。一緒にやろう!」
「やったぁ!俊樹さん、大好き!」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

俺は梨穂を車に乗せてスカイウォークに連れて行った。
自宅にピアノが無いので、弾ける場所がそこしかないから。梨穂も歌いたいと言うし。
幸いに吊り橋を渡る前のエリアに設置されているから吊り橋の料金は支払わずに済む。

「傾向としては、しばらくはアニソンや昭和ポップスがいいか」
「うん、それでいいと思う。ところで俊樹さん、作曲は?」
「ああ、出来るよ」
自分で有して何だが音楽スキルはすごい。演奏面では、おそらく地球とセイラシアに存在する楽器全てプロ級に弾ける。作曲も余裕だ。
で、俺はパソコンが苦手であるにも関わらず、何故か音楽アプリだけはサクサク使える。おそらく裁縫スキルによって電子ミシンを使いこなせたと同じ理由だ。

「私に曲を作ってくれる?」
「ああ、いいよ」
「やった!でも活動開始からしばらくは先のとおり、アニソンと昭和ポップスでいいと思う。やっぱり有名な曲じゃなければ再生してくれないからね。それである程度チャンネルの下地を作ってから私たちのオリジナルを発表するのが確実だよ」
「うん、俺も賛成だ。いい作戦だよ」
「えへへ…」
「で…作詞も何とかなると思うけれど、最近の歌の傾向はあまりよく分からない。出来上がるのはアイドル☆レボリューションで歌われそうな曲になるかと思う。俺、令和の歌はアイレボしか知らないんだ」
作詞はスキル『言語理解』で対応可能だ。このスキルはあらゆる文章のエキスパートになれるものだ。
「十分だよ。私もPだし、むしろそっちの方がいいな」
梨穂もアイレボのPなんだよな。無課金らしいけれどガチャ運がいいらしくて画面見せてもらった時はSSRカードいっぱい持っていてびっくりしたよ。

それにしても、こんな展開が待ち受けているなんて思わなかったな。若くて綺麗なお嫁さんを娶れただけじゃなく、共にアイパイパーとして生きていこうとする俺。
しかし、油断大敵だ。消防士は常在戦場、現場では常に最悪を想定するもの。
アイパイパーとして上手くいかなかった展開も考えて動いていないとな。五十五だけど、シゲさんが長きにわたり稽古をつけてくれたおかげで、腰痛と五十肩、糖尿病と高血圧も俺の体から消し飛び、若い嫁と何回もセックス出来る逞しい体を得られた。不発の五十路男が自信を取り戻せた。
それとなく働き口も探しておこう。健康で元気なら何でもできる! 地球上に存在する言語、すべて読み書きできるし通訳の資格でも取るか。これならアイパイパーを失敗したとしても梨穂を食わせていけるだろう。

そうこう考えているうちにスカイウォークに着いた。駐車場に車を停めて
「いつもデートはこの場所で済まないね」
「もうっ、何言っているのよ、俊樹さん。こんな素敵なデートスポットないよ」
小躍りしてピアノがある場所へと歩いていく梨穂。ああ、相変わらず可愛いお尻。
あれが俺だけのもんになったんだよ。

ピアノは空席だったので俺が座り
「始めるよ」
前奏を弾き、彼女は歌いだした。今回は平成の世に大ヒットした魔女っ娘アニメ『魔法のお姫様☆ロゼアンナ』の主題歌『プリンセスドリーム』だ。
「~♪」
本当に何でこんな歌の上手い子が嬢をやっていたのか分からない。人と運に恵まれなかったんだなと思う。慕っていた母親の本性が娘の金目当ての毒親だった。助けようと思っていた弟が働けなくなった姉をあっさり見捨てる不義理者。父親は早くに亡くしたと言うし貧しい暮らしだったのだろう。歌だけが心の拠り所だったのかも。

歌い終えると訪れていた観光客から盛大な拍手。外国人女性もいた。英語で
≪ロゼアンナの歌ですね。素晴らしい!≫
と、梨穂が迫られて困っていたから英語で
≪はい、確か欧米でも放映されていたのですね。最後まで聴いて下さり、ありがとうございます≫
そう答えると
≪それにしても撮影しないなんてもったいないです。この演奏と歌の動画をアイパイプに投稿したら再生数すごいことになりますよ!≫
≪それは視野に入れています。近いうちに動画撮影し、アイパイプに投稿するつもりです≫
≪チャンネル名は何て言うのですか?絶対に登録します!≫
梨穂に外国人女性の言葉を通訳した。
「近いうちにアイパイプに動画投稿を始めると言ったら、俺たちのチャンネルの名前を教えてくれって。よほど君の歌に惚れ込んだんだな」

俺が英語ペラペラなことにも驚いたようだけど、それよりも歌が大絶賛されたことへの嬉しさが勝り
「ええと、チャンネルの名前、名前…。ゴ〇ラチャンネル!」
テンパっていきなり大怪獣の名前を言ってしまう梨穂可愛い。
「いや、いくら何でも、そりゃ無理だよ。どんだけ有名な大怪獣かって。仕方ない」
≪私たちはここスカイウォークのストリートピアノで撮影することが多くなるでしょう。それで何とか検索できるかもしれません。私と彼女は組んだばかりなので、チャンネル名も配信の準備とか何もしていないのですよ≫
≪そうですか、何とか見つけてみます。本当に素晴らしい歌をありがとう≫
外国人女性は去っていった。

「素晴らしい歌をありがとうって。歌詞なんて分からないだろうに」
「俊樹さん、英語ペラペラじゃないの」
「ああ、他にも何か国語話せるよ。消防署の119指令センターにいた時に勉強したんだ。外国人が通報者だった時に対応できるようにって」
嘘だった。言語理解スキルの恩恵、試していないがこっちの世界の動物とも話せてしまうかもしれない。やらないけど。
「私も英語覚えたいな…」
「それなら一日に英語だけで会話する時間を設けよう。それだけでもだいぶ違うよ」
「俊樹さん、嬉しい。英語もだけど、あんなに拍手してもらえて」
「そうだな、俺も嬉しいよ」
「ふふっ、ランチ食べて帰りましょうか。そろそろ俊樹さん、我慢できないでしょ。モッコリしているし」
「ははは…。五十路男だってのに性欲旺盛で申し訳ない」

ランチを済ませたあと自宅に戻って二人で入浴。後ろからガッツリいただきました。
桃尻を愛でながら貫く悦びよ。
梨穂の興奮は収まらず、そこそこ体を拭いてベッドに
「俊樹さん、来て」
濃密な前戯を。本当に若い娘の肢体ほど美味しいものは無い。若鮎のような美肌、豊満で形の良い乳房、染み一つない桃尻、薄い陰毛の下には桃色の花弁、たまらない。舌と指で愛でる。

三発、梨穂の中に出しちゃった。まだいけるけど今日梨穂は東京から三島に来て疲れもあるだろうから、ここでやめておいた。恍惚の表情の梨穂は股とあそこを広げたまま全身脱力状態。
「三回もイッちゃった…。めちゃくちゃ気持ちよかった…」
「俺もだよ。起きれるかな?そろそろ近くのスーパーに行って夕食の食材を買いに行かないと」
「うん、何とか…。うう、すごく体がだるい…」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

夕食はカレーライスとサラダ、わかめスープだ。
わかめスープは俺が作ったけれどカレーライスとサラダは梨穂が作ってくれた。
これがまた美味しいのだ。セックス大好き美人の若い嫁さん、これだけでもお釣りがくるのに料理も上手なんて罰が当たりそうだ。
「小さなころから家事は私の仕事だったからね…。当時は友達とも遊べず嫌で仕方なかったけれど何でもやっておくものだね。俊樹さんに美味しいカレーをご馳走出来たし」
「いや、本当に美味しいよ」
「それならご褒美欲しいな。夜もエッチしたい」
「えっ、いいの?さすがに旅の疲れがあるかなと思って、さっきも三発に留めたんだけど…」
「そりゃ人間だし少しは。でも俊樹さんの硬くて太いの欲しいの」
「嬉しいよ、それじゃ俺のナニが猛る前にアイパイパーとしての活動方針や何やら少し話しておこうか」
「そうね。おかわりは?」
「もちろん。それにしてもサラダ美味しいな。このドレッシング、行ったスーパーに売っていたの?」
「ううん、私のお手製、気に入ってくれた?」
恐れ入りましたよ。俺って、すごく幸運なんじゃないか。


夕食と、その片付けも終えて、リビングで話し合う俺と梨穂。
「それじゃ『トシPと歌い手あずき』というチャンネル名でいいね。念のため、あずきというハンドルネームの由来はなに?」
「特に根拠はないんだけど、ずっとSNSでハンドルネームにしていただけ。字面がいいし、可愛いじゃない」
「それと…最初はアニソンや昭和ポップスにしようという話になったけれど著作権とか大丈夫なのかな」
「著作権管理団体のジャ〇ラックやネク〇トーンが管理している歌なら大丈夫だよ。音源は俊樹さんの演奏だし、そっちの方は問題なしだよ」
「へえ、ちゃんと調べてあるんだな」
「当然!本気だもん、私」
目をキラキラさせている梨穂、本気だと伝わってくる。
上手くいかなかった場合を想定しておくけれど、幼な妻の夢を叶えるため、あまりネガティブなことは考えず俺も全力で取り組みたいと思う。

「それと必要なものは三脚とそれなりのデジカメか…。これも明日買うか」
「俊樹さん、ピアノは買わないの?自宅でも撮れるじゃない」
「いや、梨穂に言われるまでピアノで生きていくなんて考えもしなかったから」
「安物でもいいから買おうよ。私も自宅でレッスン出来るし」
「そうしようか。それと新婚旅行を兼ねて全国のストリートピアノ設置場所を巡ってみないか。特に『探偵少女アイカ』の作者出身地の愛媛には『探偵少女アイカ空港』というのがあって、空港にストピがある。そこでメインテーマを歌う様子を動画に撮ったら、かなりいけるんじゃないか」
「わあ、素敵!」
抱き着いてきた梨穂、豊満なおっぱいを当ててくる。
「そろそろベッドに…。火照ってきちゃった」
甘えてくれる梨穂、本当に嬉しい。幼いころ父親を亡くした梨穂は俺に父親を感じているのかもしれない。彼女は父親の愛を知らない。ならば俺も娘のような奥さんと思い大事にしていこう。
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