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レミレニア編
45話 幕間:貨幣価値
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「…1日で銀2まいって、かなり安くやとわれてたんですね……。」
報酬金分け前分配ののち、ラディがつぶやく。
「だな。相場も知らないのをいい事に、都合よく使われてたな。」
「でも、金と銀のそれぞれが、よくわからないです。」
「価値の差、って事?」
「はいです。」
「銀100に対して金1が等価値だね。どっちの単位で言うかはその額によって雰囲気次第。
だからラディの貯金の銀貨700枚で、金7と同価値だ。」
「…それって、冒険者になってからのと同じくらい……。」
「…まぁ、そういう事だ。」
「それで、このもよう付きのは?」
「銀十貨か。このXの模様のやつは、名前通り銀10の価値。
金額によっては数えるのが大変だから、その都合で使われる貨幣だ、」
「なるほど、ほかにはないのです?」
「この辺りで使われるのはこの3種類だけだな。
遠方の国の貨幣は少しだけ見た事あるけど、大分前の事だから詳しくは覚えてないな……。」
「そう、ですか。」
「あとはそうだな、どこかの国の価値で、金1が1万円の価値だって聞いたことはあるな。」
「…ずいぶんと大きな数字を使うところもあるのですね。」
「ま、数字感は地域それぞれだからね。」
報酬金分け前分配ののち、ラディがつぶやく。
「だな。相場も知らないのをいい事に、都合よく使われてたな。」
「でも、金と銀のそれぞれが、よくわからないです。」
「価値の差、って事?」
「はいです。」
「銀100に対して金1が等価値だね。どっちの単位で言うかはその額によって雰囲気次第。
だからラディの貯金の銀貨700枚で、金7と同価値だ。」
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「それで、このもよう付きのは?」
「銀十貨か。このXの模様のやつは、名前通り銀10の価値。
金額によっては数えるのが大変だから、その都合で使われる貨幣だ、」
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「そう、ですか。」
「あとはそうだな、どこかの国の価値で、金1が1万円の価値だって聞いたことはあるな。」
「…ずいぶんと大きな数字を使うところもあるのですね。」
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