38 / 198
38話 贅沢な時間②
しおりを挟む
「よ、中々に戦果上げてるみたいじゃねぇか。」
サブクエの「受注可能」が無くなったのを確認し、メインクエの行き先へ。
そこでヘルステルが話し始める。
ここまでのストーリー…というか舞台背景はサブクエで語られていた。
モンスターの存在、それは帝国が開発し、世界に放った生物兵器。
レブード帝国、それが物語の大ボスだ。
帝国周囲はすぐにモンスターに制圧され、数を増やしながら支配域を広げていった。
対応が追い付かぬまま被害は広域に及び、プレイヤーの故郷であるレグ村もその例外ではなく。
だけど反撃の手が止まる訳でもなく、この街チヒニバにてギルドが増強、今に至る。
「お前の活躍もあってギルドの討伐の回りもよくなってな。
それでひとつ作戦が決行される事になった。
この近くの都市、クワイアの解放戦だ。」
クワイア、名前だけはエリア名の一部として出てた地名だ。サブクエのセリフの中でもたまにクワイア出身って形で見たっけ。
「当然ながら、お前にも助力して欲しいというのがギルドの意向だ。
クワイアを取り戻せれば、俺としても商売の経路が確保できてすげぇ助かる。
協力してやってくれるか?」
そして提示される2つの択。わざわざ選ばせてくれるのなら、まずは。
>いいえ
「そうか…気が変わったらまた声をかけてくれ。」
そう言い会話が終わってしまった。そういうタイプのループか。
再び話しかけ、今度は「はい」を選ぶ。
「そうか、参加してくれるか!
俺は物資支援担当だから前線には出れねぇが、それ以外ならできる限りの事は手伝おう!」
その言葉の後、説明の選択肢が出てくる。
>必要なものって?
「お前は普段通りでいい、特別に必要なものはギルド側が用意するとの事だ。」
>何をするの?
「人を集めて、一気に攻め込むんだ。
詳しい事はギルドの方から説明があるだろう。」
そうか、多分パーティプレイできる何かって事か。だからキリはショウヤを待とうって。
…なら突然始まるって事も無さそうか。ギルドで詳細が聞けるなら、今の内に聞いておこう。
サブクエの「受注可能」が無くなったのを確認し、メインクエの行き先へ。
そこでヘルステルが話し始める。
ここまでのストーリー…というか舞台背景はサブクエで語られていた。
モンスターの存在、それは帝国が開発し、世界に放った生物兵器。
レブード帝国、それが物語の大ボスだ。
帝国周囲はすぐにモンスターに制圧され、数を増やしながら支配域を広げていった。
対応が追い付かぬまま被害は広域に及び、プレイヤーの故郷であるレグ村もその例外ではなく。
だけど反撃の手が止まる訳でもなく、この街チヒニバにてギルドが増強、今に至る。
「お前の活躍もあってギルドの討伐の回りもよくなってな。
それでひとつ作戦が決行される事になった。
この近くの都市、クワイアの解放戦だ。」
クワイア、名前だけはエリア名の一部として出てた地名だ。サブクエのセリフの中でもたまにクワイア出身って形で見たっけ。
「当然ながら、お前にも助力して欲しいというのがギルドの意向だ。
クワイアを取り戻せれば、俺としても商売の経路が確保できてすげぇ助かる。
協力してやってくれるか?」
そして提示される2つの択。わざわざ選ばせてくれるのなら、まずは。
>いいえ
「そうか…気が変わったらまた声をかけてくれ。」
そう言い会話が終わってしまった。そういうタイプのループか。
再び話しかけ、今度は「はい」を選ぶ。
「そうか、参加してくれるか!
俺は物資支援担当だから前線には出れねぇが、それ以外ならできる限りの事は手伝おう!」
その言葉の後、説明の選択肢が出てくる。
>必要なものって?
「お前は普段通りでいい、特別に必要なものはギルド側が用意するとの事だ。」
>何をするの?
「人を集めて、一気に攻め込むんだ。
詳しい事はギルドの方から説明があるだろう。」
そうか、多分パーティプレイできる何かって事か。だからキリはショウヤを待とうって。
…なら突然始まるって事も無さそうか。ギルドで詳細が聞けるなら、今の内に聞いておこう。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる