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第一章 世界図書館と博識者
11話 奥義
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「・・・ごちそう様でした・・・明日は肉以外にも手に入れたいな。」
「そういえば家大丈夫かな?俺がいなくて・・・」
うちの女性陣は壊滅的に料理ができない母も姉も全く。卵かけご飯をつくるのすら失敗する。いやなんで卵かけご飯に砂糖入れてみたらし風とかできもしないのにやんな!しかも失敗すると俺に食わせるし・・・
「っとそうだ本!」
食べてる途中片手間に読もうとしたら「汚れるから食べてから!!」と出たまま読めなくなった。無駄にハイテクだな・・
「まず回復魔法の本から読むと・・・」
一応忠告通りに目で追うように見る・・・・・ぐー・・・
「は!?」
その後何回かうとうとしながらなんとか最後まで読みきった。
「次は剣術書か・・」
前のほうの3分の1はバスタクの剣聖になるまでがかかれていたが○○の戦役でとか言われても意味が分からんし。
「ふう何とか読みきったな」
本を返却して元の本を読む。
「ではその辺に落ちている枝を使って実践してみて下さい」
「は?」
言われるがまま?薪に集めた枝の中から振るのに丁度よさそうな枝を選び構える。
「・・・・・奥義ディバインスラシュ!!!」
衝撃波が前方を駆け抜け木々をなぎ払い・・・
「ゴキ!ボキ!ブチブチ!」
「イッテェェェェェl!!!」
俺は全身から血しぶきを上げながら倒れた。
「・・エクストラヒール・・・・エクストラヒール」
何回か上級ヒールをかけるとなんとか動けるようになった。
「・・・まさか奥義から使うとは・・・馬鹿ですか?いや馬鹿でしたね。」
一瞬本を焚き火に投げ込みたい衝動にかられるが、なんとか堪え続きを読む。
「えー実感して貰えたと思いますが本の内容を理解し、完全に再現したとしても体がついていかなければ自らを滅ぼします。」
「・・・それは痛いほど分かる」
というか実際痛かった。むちゃくちゃ。
「剣術等の格闘技術には肉体的強さ魔法には知性、想像力が必要となります。そしてそれらはレベルが上がっても変動はしません」
「え!?」
ゲームみたいに敵を倒してレベルが上がれば強くなるんじゃないの?
「レベルとはあくまで魂の階位でありスキルの向上はありますが基本レベルが上がって強くなったと言う事は少ないです」
じゃあレベル上げって意味が無いのか?
「・・・スキルを覚えられる本は本来門外不出で一般人は読む事ができないません。ですのでレベルで取得するのが一般的です」
「ラッキーなんだな俺・・」
「ここまでお読みいただき真にありがとうございます」
「ん?何だ急に?」
「忠告通り【Read Man】を使わずに読みきった御礼にこちらを・・」
本がどさどさと落ちてくる。
「・・・・これは?」
「私のおすすめのスキルです」
「こんなに?」
「スキルはあって困る物じゃないですから!では・・・・」
と本の山を残し勝手に返却されていった。
「・・・・・・・」
空を見上げると大きなお月様。時間的には深夜一時ぐらいかな?
「よし!明日にしよう!」
薪を焚き火追加すると毛皮を毛布代わりにして眠る事にした。
「そういえば家大丈夫かな?俺がいなくて・・・」
うちの女性陣は壊滅的に料理ができない母も姉も全く。卵かけご飯をつくるのすら失敗する。いやなんで卵かけご飯に砂糖入れてみたらし風とかできもしないのにやんな!しかも失敗すると俺に食わせるし・・・
「っとそうだ本!」
食べてる途中片手間に読もうとしたら「汚れるから食べてから!!」と出たまま読めなくなった。無駄にハイテクだな・・
「まず回復魔法の本から読むと・・・」
一応忠告通りに目で追うように見る・・・・・ぐー・・・
「は!?」
その後何回かうとうとしながらなんとか最後まで読みきった。
「次は剣術書か・・」
前のほうの3分の1はバスタクの剣聖になるまでがかかれていたが○○の戦役でとか言われても意味が分からんし。
「ふう何とか読みきったな」
本を返却して元の本を読む。
「ではその辺に落ちている枝を使って実践してみて下さい」
「は?」
言われるがまま?薪に集めた枝の中から振るのに丁度よさそうな枝を選び構える。
「・・・・・奥義ディバインスラシュ!!!」
衝撃波が前方を駆け抜け木々をなぎ払い・・・
「ゴキ!ボキ!ブチブチ!」
「イッテェェェェェl!!!」
俺は全身から血しぶきを上げながら倒れた。
「・・エクストラヒール・・・・エクストラヒール」
何回か上級ヒールをかけるとなんとか動けるようになった。
「・・・まさか奥義から使うとは・・・馬鹿ですか?いや馬鹿でしたね。」
一瞬本を焚き火に投げ込みたい衝動にかられるが、なんとか堪え続きを読む。
「えー実感して貰えたと思いますが本の内容を理解し、完全に再現したとしても体がついていかなければ自らを滅ぼします。」
「・・・それは痛いほど分かる」
というか実際痛かった。むちゃくちゃ。
「剣術等の格闘技術には肉体的強さ魔法には知性、想像力が必要となります。そしてそれらはレベルが上がっても変動はしません」
「え!?」
ゲームみたいに敵を倒してレベルが上がれば強くなるんじゃないの?
「レベルとはあくまで魂の階位でありスキルの向上はありますが基本レベルが上がって強くなったと言う事は少ないです」
じゃあレベル上げって意味が無いのか?
「・・・スキルを覚えられる本は本来門外不出で一般人は読む事ができないません。ですのでレベルで取得するのが一般的です」
「ラッキーなんだな俺・・」
「ここまでお読みいただき真にありがとうございます」
「ん?何だ急に?」
「忠告通り【Read Man】を使わずに読みきった御礼にこちらを・・」
本がどさどさと落ちてくる。
「・・・・これは?」
「私のおすすめのスキルです」
「こんなに?」
「スキルはあって困る物じゃないですから!では・・・・」
と本の山を残し勝手に返却されていった。
「・・・・・・・」
空を見上げると大きなお月様。時間的には深夜一時ぐらいかな?
「よし!明日にしよう!」
薪を焚き火追加すると毛皮を毛布代わりにして眠る事にした。
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