78 / 88
2章天鬼鶏
社畜 修復による弊害
しおりを挟む
階段を登り切る
中ボスエリアだが中ボスは湧かず魔物も来ない
安全地帯
蓮二はバックから水を取り出して飲み軽く息を整える
「体力は大丈夫ですか?」
「問題ない。そちらは?」
「僕も大丈夫です」
二人とも体力は残っている
「そうか、ところでこのダンジョンの中ボスの情報はあるか?」
「5級クラスの中ボスらしいですよ。えっと、一ヶ月以内に討伐されているので湧きませんがそれが何か」
「前を見ろ」
蓮二は言われて前を見る
そこには居るはずの無い魔物が居る
四本足の獣、黒いモヤで細かい所は見えない
「湧いてる!?」
3m程度ある巨体、遭遇していない魔物
(中ボスが何故? 情報が違っていた?)
本来なら湧かない筈の中ボス
『どうしました? 何か緊急事態が?』
通信機を繋いでいた天音が大声に驚き聞く
天音が話し始めた事で緊急事態があったのだと判断して一鬼も繋ぐ
「中ボスらしき魔物が湧いてる」
『情報ではまだ湧かない筈』
天音は再確認する
間違いは無い
(行きの時は出てこなかった。なんで湧いて?)
『中ボスは5級相当らしいから問題ないとは思うが念の為に気をつけろよ』
「その情報は確かか?」
『は、はい! 討伐者の実力からしてほぼ間違いないかと』
「成程、姿の確認だ。3m程度の四足の魔物」
『同じ情報が書いてあるので情報通りの魔物だと思います』
レイは槍を持って真正面から突っ込む
魔物は反応して前足を振るう
前足による攻撃が当たる直前に異能で魔物の後頭部側へ移動して槍を振るう
奇襲から放たれる速い一撃、大抵の魔物は反応すら出来ない
しかし、魔物は反応した
頭を動かして槍を回避する
「は?」
「えっ?」
空中に居る魔物の尻尾が襲いかかる
槍で尻尾の攻撃を受け止め背中に着地する
「蛇か?」
蛇のような尻尾であった
まるで尻尾が一生命体のように動いている
槍を噛んでいる
尻尾に蹴りを叩き込む
痛覚があるのか口が開き離れる
離れる尻尾に接近して槍を振るうが素早く避けられる
魔物が動く、背中に乗っているレイはよろめく
「ちっ」
背中にいるのは危険と考えて飛び降りて距離を取る
飛び降りたのを確認した蓮二が魔物目掛けて炎を放つが素早く回避する
「速っ」
何発も放つが全て避けられる
魔物は避けながら接近して蓮二目掛けて前足を振り下ろす
蓮二は素早く炎の盾を展開する
触れるのは危険と判断したのか魔物は前足を下げる
背後から来る槍の攻撃を避けて距離を取る
すぐさまレイは接近して突きを何度も繰り出す
最低限の動きで突きを躱していく
前足による攻撃を躱し異能で移動して戦う
互いに攻撃が入らない
蓮二がタイミングを見て炎を放つが避けられる
「おい、本当に奴は5級なのか?」
『そんな強いのか?』
「異能で接近しても攻撃を避けられる」
『おぉ……まじか』
『姿見てないので確実な事は言えませんが中ボスとは異なる魔物の可能性もありますね』
「面倒」
(異能で接近しても避けられる、反応速度かそれとも異能か?)
「これならとっととコアを破壊すれば良かったな」
『イレギュラーなダンジョンは出来る限り自然消滅するまで放置しておく事だからねぇ』
『イレギュラーにイレギュラーを重ねてる状況なの相当ヤバいダンジョンですね』
「素早過ぎる」
ダンジョンのコアを破壊すればダンジョンは消滅する
コアを破壊せずとも自然消滅するが自然消滅の場合は時間がかかる
イレギュラーなダンジョンはそのイレギュラーの情報の収集の為に残され調査隊が派遣され調査の情報は探索者に共有される
攻略した者に権利がある為、破壊も可能
(情報からして突破できるからスルーしたが破壊するべきだったな)
これほど厄介な魔物が出るという情報が無かった上蓮二の傷も癒えている
「今から戻ってコア破壊するか……」
『その選択はそちらに任せる。私達もダンジョンに入って合流する。天音行くぞ!』
『分かった』
二人は準備をしてダンジョンに入る
強い魔物となれば数が多い方がいい
(竜胆さんの異能があれば)
天音の異能で隙を作れる可能性がある
「鎖の異能か。拘束は出来るのか?」
『強さが分からないので確実ではありませんがおそらく私の異能では一瞬動きを止める程度だと思います』
「いやそれで充分だ」
一瞬でも隙が出来れば攻撃を当てるチャンスが生まれる
「討伐ですか?」
「そのつもりだがそちらの意見は? 尊重しよう」
「倒したいです」
「なら倒すぞ。合流前に倒せるのがベストだ」
「はい!」
二人が合流するまで戦い続ける
レイは一歩も引かずに戦う
防具をつけていない今一撃を喰らえば致命傷になり得るが自身の身体能力と異能を信じ切って戦う
蓮二は横から炎を放って攻撃する
レイに当たらないように注意しながら炎を放つ
連携の練習をしていない上、レイは蓮二に構う余裕もそのつもりもない
蓮二が当たらないように注意をする
(速い。今だな)
動きが速く異能で移動するレイを避けて炎を放つ
蓮二に構わず魔物と至近距離で槍を振るい戦う
剣の能力を使い身体能力を向上させる
前足の攻撃を防ぎ弾く
「想像より軽いな」
剣を使い前足目掛けて素早く切りかかる
魔物は前足を上げて避ける
剣の向きを変えて切り上げる
僅かに足に傷を付ける
「硬くは無い。当てれば行ける」
蓮二は炎で作りあげた刀を振るう
魔物は飛び退いて回避する
接近した蓮二が二本の炎の刀で追撃
器用に刀による攻撃を避けて行く
(当たらない)
炎の刀を回避した瞬間にレイが死角から襲いかかるがギリギリで回避する
「これにも反応するか!」
「今のが当たらないのか」
刀を炎の腕に変化されて殴り掛かる
炎の腕の手を広げて捕まえようとするが避けられる
炎の腕による攻撃を躱された瞬間に炎を放つ
魔物は素早く反応して回避し距離を取る
レイが背後から突きを繰り出し攻撃をする
「すばしっこい」
一旦攻撃をやめて二人は合流する
魔物は攻め込んでこない
二人の様子を伺っているようだ
「軽く整理だ、あの魔物は素早いが攻撃は強くない。剣の能力で強化する前でも槍で受け切れた。あと尻尾が蛇だ」
「攻撃は強くない……炎の盾を展開した時危険を感じたのか引っ込めました。結構警戒心が強いのかもしれません……蛇ですか」
「あぁ、噛んできた。強くは無いだろうが恐らく厄介だ」
「気をつけます」
「それとこれは憶測だがこいつは異能持ちかも知れないな」
「異能持ちですか?」
(異能となれば身体能力強化?)
「異能には種類がある。その中に未来視や感知と言った異能があるとシズクに聞いた事がある」
「未来視や感知……確かにそれなら死角からの攻撃や素早い攻撃に対応できる理由にはなりますね」
情報共有をした後戦いに戻る
中ボスエリアだが中ボスは湧かず魔物も来ない
安全地帯
蓮二はバックから水を取り出して飲み軽く息を整える
「体力は大丈夫ですか?」
「問題ない。そちらは?」
「僕も大丈夫です」
二人とも体力は残っている
「そうか、ところでこのダンジョンの中ボスの情報はあるか?」
「5級クラスの中ボスらしいですよ。えっと、一ヶ月以内に討伐されているので湧きませんがそれが何か」
「前を見ろ」
蓮二は言われて前を見る
そこには居るはずの無い魔物が居る
四本足の獣、黒いモヤで細かい所は見えない
「湧いてる!?」
3m程度ある巨体、遭遇していない魔物
(中ボスが何故? 情報が違っていた?)
本来なら湧かない筈の中ボス
『どうしました? 何か緊急事態が?』
通信機を繋いでいた天音が大声に驚き聞く
天音が話し始めた事で緊急事態があったのだと判断して一鬼も繋ぐ
「中ボスらしき魔物が湧いてる」
『情報ではまだ湧かない筈』
天音は再確認する
間違いは無い
(行きの時は出てこなかった。なんで湧いて?)
『中ボスは5級相当らしいから問題ないとは思うが念の為に気をつけろよ』
「その情報は確かか?」
『は、はい! 討伐者の実力からしてほぼ間違いないかと』
「成程、姿の確認だ。3m程度の四足の魔物」
『同じ情報が書いてあるので情報通りの魔物だと思います』
レイは槍を持って真正面から突っ込む
魔物は反応して前足を振るう
前足による攻撃が当たる直前に異能で魔物の後頭部側へ移動して槍を振るう
奇襲から放たれる速い一撃、大抵の魔物は反応すら出来ない
しかし、魔物は反応した
頭を動かして槍を回避する
「は?」
「えっ?」
空中に居る魔物の尻尾が襲いかかる
槍で尻尾の攻撃を受け止め背中に着地する
「蛇か?」
蛇のような尻尾であった
まるで尻尾が一生命体のように動いている
槍を噛んでいる
尻尾に蹴りを叩き込む
痛覚があるのか口が開き離れる
離れる尻尾に接近して槍を振るうが素早く避けられる
魔物が動く、背中に乗っているレイはよろめく
「ちっ」
背中にいるのは危険と考えて飛び降りて距離を取る
飛び降りたのを確認した蓮二が魔物目掛けて炎を放つが素早く回避する
「速っ」
何発も放つが全て避けられる
魔物は避けながら接近して蓮二目掛けて前足を振り下ろす
蓮二は素早く炎の盾を展開する
触れるのは危険と判断したのか魔物は前足を下げる
背後から来る槍の攻撃を避けて距離を取る
すぐさまレイは接近して突きを何度も繰り出す
最低限の動きで突きを躱していく
前足による攻撃を躱し異能で移動して戦う
互いに攻撃が入らない
蓮二がタイミングを見て炎を放つが避けられる
「おい、本当に奴は5級なのか?」
『そんな強いのか?』
「異能で接近しても攻撃を避けられる」
『おぉ……まじか』
『姿見てないので確実な事は言えませんが中ボスとは異なる魔物の可能性もありますね』
「面倒」
(異能で接近しても避けられる、反応速度かそれとも異能か?)
「これならとっととコアを破壊すれば良かったな」
『イレギュラーなダンジョンは出来る限り自然消滅するまで放置しておく事だからねぇ』
『イレギュラーにイレギュラーを重ねてる状況なの相当ヤバいダンジョンですね』
「素早過ぎる」
ダンジョンのコアを破壊すればダンジョンは消滅する
コアを破壊せずとも自然消滅するが自然消滅の場合は時間がかかる
イレギュラーなダンジョンはそのイレギュラーの情報の収集の為に残され調査隊が派遣され調査の情報は探索者に共有される
攻略した者に権利がある為、破壊も可能
(情報からして突破できるからスルーしたが破壊するべきだったな)
これほど厄介な魔物が出るという情報が無かった上蓮二の傷も癒えている
「今から戻ってコア破壊するか……」
『その選択はそちらに任せる。私達もダンジョンに入って合流する。天音行くぞ!』
『分かった』
二人は準備をしてダンジョンに入る
強い魔物となれば数が多い方がいい
(竜胆さんの異能があれば)
天音の異能で隙を作れる可能性がある
「鎖の異能か。拘束は出来るのか?」
『強さが分からないので確実ではありませんがおそらく私の異能では一瞬動きを止める程度だと思います』
「いやそれで充分だ」
一瞬でも隙が出来れば攻撃を当てるチャンスが生まれる
「討伐ですか?」
「そのつもりだがそちらの意見は? 尊重しよう」
「倒したいです」
「なら倒すぞ。合流前に倒せるのがベストだ」
「はい!」
二人が合流するまで戦い続ける
レイは一歩も引かずに戦う
防具をつけていない今一撃を喰らえば致命傷になり得るが自身の身体能力と異能を信じ切って戦う
蓮二は横から炎を放って攻撃する
レイに当たらないように注意しながら炎を放つ
連携の練習をしていない上、レイは蓮二に構う余裕もそのつもりもない
蓮二が当たらないように注意をする
(速い。今だな)
動きが速く異能で移動するレイを避けて炎を放つ
蓮二に構わず魔物と至近距離で槍を振るい戦う
剣の能力を使い身体能力を向上させる
前足の攻撃を防ぎ弾く
「想像より軽いな」
剣を使い前足目掛けて素早く切りかかる
魔物は前足を上げて避ける
剣の向きを変えて切り上げる
僅かに足に傷を付ける
「硬くは無い。当てれば行ける」
蓮二は炎で作りあげた刀を振るう
魔物は飛び退いて回避する
接近した蓮二が二本の炎の刀で追撃
器用に刀による攻撃を避けて行く
(当たらない)
炎の刀を回避した瞬間にレイが死角から襲いかかるがギリギリで回避する
「これにも反応するか!」
「今のが当たらないのか」
刀を炎の腕に変化されて殴り掛かる
炎の腕の手を広げて捕まえようとするが避けられる
炎の腕による攻撃を躱された瞬間に炎を放つ
魔物は素早く反応して回避し距離を取る
レイが背後から突きを繰り出し攻撃をする
「すばしっこい」
一旦攻撃をやめて二人は合流する
魔物は攻め込んでこない
二人の様子を伺っているようだ
「軽く整理だ、あの魔物は素早いが攻撃は強くない。剣の能力で強化する前でも槍で受け切れた。あと尻尾が蛇だ」
「攻撃は強くない……炎の盾を展開した時危険を感じたのか引っ込めました。結構警戒心が強いのかもしれません……蛇ですか」
「あぁ、噛んできた。強くは無いだろうが恐らく厄介だ」
「気をつけます」
「それとこれは憶測だがこいつは異能持ちかも知れないな」
「異能持ちですか?」
(異能となれば身体能力強化?)
「異能には種類がある。その中に未来視や感知と言った異能があるとシズクに聞いた事がある」
「未来視や感知……確かにそれなら死角からの攻撃や素早い攻撃に対応できる理由にはなりますね」
情報共有をした後戦いに戻る
0
お気に入りに追加
147
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
俺だけ展開できる聖域《ワークショップ》~ガチャで手に入れたスキルで美少女達を救う配信がバズってしまい、追放した奴らへざまあして人生大逆転~
椿紅颯
ファンタジー
鍛誠 一心(たんせい いっしん)は、生ける伝説に憧憬の念を抱く駆け出しの鍛冶師である。
探索者となり、同時期に新米探索者になったメンバーとパーティを組んで2カ月が経過したそんなある日、追放宣言を言い放たれてしまった。
このことからショックを受けてしまうも、生活するために受付嬢の幼馴染に相談すると「自らの価値を高めるためにはスキルガチャを回してみるのはどうか」、という提案を受け、更にはそのスキルが希少性のあるものであれば"配信者"として活動するのもいいのではと助言をされた。
自身の戦闘力が低いことからパーティを追放されてしまったことから、一か八かで全て実行に移す。
ガチャを回した結果、【聖域】という性能はそこそこであったが見た目は派手な方のスキルを手に入れる。
しかし、スキルの使い方は自分で模索するしかなかった。
その後、試行錯誤している時にダンジョンで少女達を助けることになるのだが……その少女達は、まさかの配信者であり芸能人であることを後々から知ることに。
まだまだ驚愕的な事実があり、なんとその少女達は自身の配信チャンネルで配信をしていた!
そして、その美少女達とパーティを組むことにも!
パーティを追放され、戦闘力もほとんどない鍛冶師がひょんなことから有名になり、間接的に元パーティメンバーをざまあしつつ躍進を繰り広げていく!
泥臭く努力もしつつ、実はチート級なスキルを是非ご覧ください!
社畜の俺の部屋にダンジョンの入り口が現れた!? ダンジョン配信で稼ぐのでブラック企業は辞めさせていただきます
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
強制的にダンジョンに閉じ込められ配信を始めた俺、吸血鬼に進化するがエロい衝動を抑えきれない
ぐうのすけ
ファンタジー
朝起きると美人予言者が俺を訪ねて来る。
「どうも、予言者です。あなたがダンジョンで配信をしないと日本人の半分近くが死にます。さあ、行きましょう」
そして俺は黒服マッチョに両脇を抱えられて黒塗りの車に乗せられ、日本に1つしかないダンジョンに移動する。
『ダンジョン配信の義務さえ果たせばハーレムをお約束します』
『ダンジョン配信の義務さえ果たせば一生お金の心配はいりません』
「いや、それより自由をください!!」
俺は進化して力を手に入れるが、その力にはトラップがあった。
「吸血鬼、だと!バンパイア=エロだと相場は決まっている!」
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
かつてダンジョン配信者として成功することを夢見たダンジョン配信者マネージャー、S級ダンジョンで休暇中に人気配信者に凸られた結果バズる
竜頭蛇
ファンタジー
伊藤淳は都内の某所にあるダンジョン配信者事務所のマネージャーをしており、かつて人気配信者を目指していた時の憧憬を抱えつつも、忙しない日々を送っていた。
ある時、ワーカーホリックになりかねていた淳を心配した社長から休暇を取らせられることになり、特に休日に何もすることがなく、暇になった淳は半年先にあるS級ダンジョン『破滅の扉』の配信プロジェクトの下見をすることで時間を潰すことにする.
モンスターの攻撃を利用していたウォータースライダーを息抜きで満喫していると、日本発のS級ダンジョン配信という箔に目が眩んだ事務所のNO.1配信者最上ヒカリとそのマネージャーの大口大火と鉢合わせする.
その配信で姿を晒すことになった淳は、さまざまな実力者から一目を置かれる様になり、世界に名を轟かす配信者となる.
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる