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ウツセミ
しおりを挟む雨ふる夜に 何度も何度も
涙したりて
幾度も行く道も 帰ることなく
彷徨いつづけたりて
涙雨ふりつづける
何度も何度も 叫ぶよ 自分の心よ
とても悲しく燃えてく 叫びが
この雨に冷やされてゆく
切実な雨に
蝉の泣く声 鳴り響く
鬱になりゆくボクの心よ
ザザ降りの雨にうたれて
うつせみになりゆく
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