122 / 177
夜空のオーケストラ
しおりを挟むつなぎ目を隠すように
この世界で幾度となく嘘をついてきた
この世界で愛おしい記憶を今まで殺してきた
ただこの夜空に願っていた
世界中の悲しみが
どれだけの思いで
未来へと届くのだろう
流れていく星の下で
不安や悲しみが速くなっていくほど
世界中が悲しみ
僕らも悲しんだ
どれぐらいの時代が流れれば
この悲しみが晴れるのだろう
世界中で孤独を抱えている
僕らは
どれくらいの思いで
未来へ届くのだろう
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる