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旅行
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「父ちゃん、早く!!」
稔の手を握りながら、妻の涼子と共に休日のドライブへと出かけた。
都内から離れた山間にキャンプ場があるので家族で車を走らせながら天気のいい1日を満喫していた。
「稔さん、気持ちいいね。」涼子は嬉しそうに顔を覗かせてくると、こっちまで照れるほど。
「ああ、気持ちいいなあ」山間の道を曲がり曲がっていくと、運転している稔でさえも酔いそうになってしまう。
「お母さん達はよかったのかしら」ふと思い出す涼子はなびく髪を押さえながら心配していた。
「お母さんは心配ないよ。平日でも休日でも仕事だから。それにこういった家族旅行なんて小さい頃からしたことないからさ。」
「でもお母さんも気休めできたらいいのになあ」涼子的に母の茂子との交流もちゃんとしたい。という思いだ。
キャンプ場に向かうこと1時間、山間にキャンプ場入り口の看板が見えてきた。
このところ、稔は仕事に追われる毎日でなかなか休めなかった。
忙しい期間を越え、やっと有給を使えるようになったので家族旅行に行くことになった。
家族3人で旅行は今までなかった為初めてだった。
目的となるキャンプ場に車を停めた。
車の後ろからキャンプ道具を取り出していく
「宗介!運ぶの手伝ってくれ」
「え!ちょっとだけ川見てきていい?」
「後ででも見れるだろ。まずは準備からだ。その後に釣りしに行くぞ!」
「えーー。」と言いながらも宗介は嫌々と手伝った。
稔の手を握りながら、妻の涼子と共に休日のドライブへと出かけた。
都内から離れた山間にキャンプ場があるので家族で車を走らせながら天気のいい1日を満喫していた。
「稔さん、気持ちいいね。」涼子は嬉しそうに顔を覗かせてくると、こっちまで照れるほど。
「ああ、気持ちいいなあ」山間の道を曲がり曲がっていくと、運転している稔でさえも酔いそうになってしまう。
「お母さん達はよかったのかしら」ふと思い出す涼子はなびく髪を押さえながら心配していた。
「お母さんは心配ないよ。平日でも休日でも仕事だから。それにこういった家族旅行なんて小さい頃からしたことないからさ。」
「でもお母さんも気休めできたらいいのになあ」涼子的に母の茂子との交流もちゃんとしたい。という思いだ。
キャンプ場に向かうこと1時間、山間にキャンプ場入り口の看板が見えてきた。
このところ、稔は仕事に追われる毎日でなかなか休めなかった。
忙しい期間を越え、やっと有給を使えるようになったので家族旅行に行くことになった。
家族3人で旅行は今までなかった為初めてだった。
目的となるキャンプ場に車を停めた。
車の後ろからキャンプ道具を取り出していく
「宗介!運ぶの手伝ってくれ」
「え!ちょっとだけ川見てきていい?」
「後ででも見れるだろ。まずは準備からだ。その後に釣りしに行くぞ!」
「えーー。」と言いながらも宗介は嫌々と手伝った。
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