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カタチの形
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1人暮らしをして5年は過ぎた。
19歳になった蓮は、サキがオーナーを務めるBARで働くようになった。
サキはたまに社長である父と連絡を取り合っている姿をよく見る。
辞めた会社であっても人間関係が続いてるのがすごいと思ってしまう。
ドアの開く音に急ぎ足で来るヤツがいた
「レン!!ヤバい!お前が考えた設計図が、是非作ってみたいと志願してきた会社から声がかかってきたぜ!」
とテツが言ってきた。
蓮は、父の会社は継ぐことはせず、自分の力でモノを作り出している。空飛ぶボードを作ろうとしていた。
ボードに装置を付けるにあたり、設計図を詳しく書くと足の踏む位置にどう、操作させるか考えていた。
初期のタイヤ時代の車の構造を元に、アクセルとレバーの仕組みを足だけで操作できるのか、考えていた。
設計図を見たテツは興奮していた。
いくつかの会社にこの設計図を提案してみたが認めてもらえない会社も何社かいた。
テツは、大学へと新入はできたが元不良気質のある性格な理由でよく揉め事をして大学を辞めさせられた。
「オレは硬い学校はやっぱりなじめない」
はっきり言って蓮よりやばい人生なのかもしれない。
そこでテツは、蓮の手伝いの元、設計図を何枚かコピーして営業に出るようになった。
「よし!決めた!自分達で会社作るぞ!」
とテツは決めた。
なぜかいつも打ち合わせ場所は働いているBAR。
「おいおい!ここは会社じゃねーぞ!若造ものが」
とサキは言うが「打合せの基本もねえじゃねいか!」
必ずアドバイスはくれた。
目に止めてくれた会社は、「ZENGe」と言う製造会社だった。
製造している主任に打ち合わせをして、早速空飛ぶボード作りが始まった。失敗することもなく、蓮の計画通りに事は進んだ。
「これだけ精密に、出来たのはすごい!」と主任である原は言った。
「パーツとすれば、チタン合金を100パーセントで固め、ボードの質を高めることかな」と蓮は頷きながら答えた。
一ヶ月後、空飛ぶボードは完成した。
名前は「スカイボードだ!」と蓮は工場内で命名した。
「なんか。。ダサくないか。。」とテツは呆れた顔で答えた。
「だっダサいか?。。」
19歳になった蓮は、サキがオーナーを務めるBARで働くようになった。
サキはたまに社長である父と連絡を取り合っている姿をよく見る。
辞めた会社であっても人間関係が続いてるのがすごいと思ってしまう。
ドアの開く音に急ぎ足で来るヤツがいた
「レン!!ヤバい!お前が考えた設計図が、是非作ってみたいと志願してきた会社から声がかかってきたぜ!」
とテツが言ってきた。
蓮は、父の会社は継ぐことはせず、自分の力でモノを作り出している。空飛ぶボードを作ろうとしていた。
ボードに装置を付けるにあたり、設計図を詳しく書くと足の踏む位置にどう、操作させるか考えていた。
初期のタイヤ時代の車の構造を元に、アクセルとレバーの仕組みを足だけで操作できるのか、考えていた。
設計図を見たテツは興奮していた。
いくつかの会社にこの設計図を提案してみたが認めてもらえない会社も何社かいた。
テツは、大学へと新入はできたが元不良気質のある性格な理由でよく揉め事をして大学を辞めさせられた。
「オレは硬い学校はやっぱりなじめない」
はっきり言って蓮よりやばい人生なのかもしれない。
そこでテツは、蓮の手伝いの元、設計図を何枚かコピーして営業に出るようになった。
「よし!決めた!自分達で会社作るぞ!」
とテツは決めた。
なぜかいつも打ち合わせ場所は働いているBAR。
「おいおい!ここは会社じゃねーぞ!若造ものが」
とサキは言うが「打合せの基本もねえじゃねいか!」
必ずアドバイスはくれた。
目に止めてくれた会社は、「ZENGe」と言う製造会社だった。
製造している主任に打ち合わせをして、早速空飛ぶボード作りが始まった。失敗することもなく、蓮の計画通りに事は進んだ。
「これだけ精密に、出来たのはすごい!」と主任である原は言った。
「パーツとすれば、チタン合金を100パーセントで固め、ボードの質を高めることかな」と蓮は頷きながら答えた。
一ヶ月後、空飛ぶボードは完成した。
名前は「スカイボードだ!」と蓮は工場内で命名した。
「なんか。。ダサくないか。。」とテツは呆れた顔で答えた。
「だっダサいか?。。」
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