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転生した異世界の生活
17 婚約者は早くないですか? 1
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「この度はミーアお嬢様をお助け頂き、誠に有難うございました」
屋敷へ戻ると先程助けた侍女が何度も礼をしてきた。
馬車の多くには魔獣よけが備わっているはず。だけど、セドラの話によると、その効果が切れていたためこんな事が起こったと聞かされた。
幸い御者の人も軽い怪我で済んでいた。さっきポーションを使ったことですっかり良くなっている。
ポーションは万能薬というわけではないが、ある程度の回復はできるもののすぐに完全回復までには至らない。
「いえ、お怪我もなくてよかったです。それで、ミーア様は大丈夫でしたか?」
「ショックを受けているので今は……」
誰だっていきなりあんな事に巻き込まれたら、それに女の子だからかなり怖いをしたのだろうな……少しでも気が紛れたらと、同年代である俺がミーアの休んでいる部屋へと向かった。
変なトラウマになって無ければ良いんだけど、ゆっくりと扉を開ける。
「ミーア様。失礼しますよ」
「ど、どなたですか?」
ベッドの上に座り、布団で体を隠していた。月明かりに照らされ、子供にしてはとてもきれいな女の子に見えた。
俺も彼女に分かるように窓の下へ行き、膝を折り彼女を見上げた。
「僕はアレス。先程は助けるのが遅くなってすみませんでした。お体の方は大丈夫ですか?」
「貴方様が……御者の方は、大丈夫でしたか?」
「安心してください。怪我をしておりましたが、ポーションもありましたのでそのうち目が覚めるでしょう」
相手が子供の俺一人だからか、ミーアは落ち着いて見えた。
こうして間近で見ると、それにしても何か不思議な感覚だな。初めてだというのに……何処か見覚えがあるような気がする。
なにより、ミーアとアレス。この二人に違和感のようなものを感じていた。
この違和感が何なのか分からないが、とりあえず彼女は話をする程度には大丈夫のようだ。
「大丈夫ですか?」
「はい。その、まだ震えが止まらなくて」
「もう大丈夫です。何も心配はいりません」
「あ……」
手を握りしめ震える彼女の手を、両手で手を握る。
光景的には何も問題はない。子供同士がただ手を取り合っているだけだから。何も問題はない……よね?
ミーアは少しだけ落ち着いたのか、手の震えは止まり彼女は俺をじっと見つめていた。
俺は彼女のためになればと、落ち着かせるように頭を撫でていた。
「まだお辛いのでしたら、もう少し休まれるといいですよ。不安でしたら、僕が貴方の側におりますのでご安心を」
「その……また、手を握って頂いても」
「はい。わかりました、僕の手でいいのならいくらでも」
ミーアを寝かせ、差し出された手を握る。安心したのか彼女の呼吸はしばらくすると、一定のリズムを刻む寝息へと変わっていた。
座っていると体に負担になっていたし、まだしっかりと握られていたため、ベッドへと上がり少し離れた位置で横になった。
それにしても、ミーア……か。アレスとミーア。この二人の名前は何処かで聞いたことがある。それは何でだろうか?
見覚えがないはずなのに、この妙な感覚はなぜなんだろう?
ゲームでも似たような名前は多いし、きっとこの違和感もその程度のことだろう。
「ふあぁ。今日は少し疲れたな」
ミーアの寝息に誘われるように、アレスは瞼を閉じたことで眠りの中へと落ちていった。
夜の帳が下りて、使用人の多くが休む中。ローバン家の屋敷にはミーアの父、クーバルが駆けつけていた。知らせを受けてから休むこと無く、彼は一人で馬を走らせここまで来ていた。
アークとは友人であり、屋敷に着くなり執務室のドアを許可もなく開け放つ。
「アーク! ミーアは、ミーアの容態は!?」
「く、クーバル様!?」
アークの肩を持ち強く房ぶり続けていた。
耐えかねたセドラが止めさせると、クーバルは膝を付きへたり込んでいる。
溺愛していた娘が危険な目にあったのだから、アークとしても彼の力にはなりたい。
「落ち着いてクーバル。ミーア嬢は外傷はないよ、安心してくれ」
「本当か? それでいま何処に……」
会わせてやりたいのは山々のアークだが、現在一つ問題があってなかなか言葉にできないでいた。
貴族の世界では貞操観念は強く、いくら子供とはいえ、嫁入り前の淑女が男性と同じベッドで寝ているというのが問題であった。
もちろん、アークは引き離そうとしたが、二人がしっかり手を繋いでいたためそのままにするしかなかった。
「その、私の息子が……付き添ってはいるのだけど、ね」
「何だ歯切れの悪い。どうしたというのだ?」
しかし、ミーアの父親であるクーバルが来ているため、たとえ寝ていようとも会わせない訳にもいかない。
ミーアがいる所まで行くのは良かったが、アークは扉を開けるのに少しばかり躊躇していた。早くしろと言わんばかりに、クーバルはその扉を開けた。
ドアノブを持ったまま、扉を開けたクーバルは中に入ることもなく、時が止まったかのように静止をしていた。
月明かりに照らされた、ベッドには二人の子供が寝ていて、その手は未だしっかりと繋がれていた。
「はい。閉めるよ……」
アークは扉を締め、セドラと共に固まったクーバルを、執務室へと運び込んだ。
床に転がされていたクーバルは、涙を流し、まるで子供のように足をばたつかせていた。
子離れできていない彼は、向けようのない悲しみと怒りを押し留め大の字になりミーアのことばかりを思い出していた。
それからしばらくして、ようやく動き出したクーバルは、アークの胸ぐらを掴んでいた。
「アーク。分かっているんだろうな?」
「ああ」
「これは責任問題になるぞ?」
「言いたいことは分かるけどさ。まだ十歳の子供だよ?」
その日は朝日が登るまで口論は続いた。
婚約が早いと思うアークだったが、アレスがやってしまっている以上ローバン家だとしても強くは出られない。
例え何もなかったとしても、閨を共にしているのは事実で知られた以上隠し通すこともできない。
もちろん、クーバルも二人にはまだ早いとは思っている。
しかし、事の経緯を知ったことで今押さえる必要もあった。アレスの優秀さを知った今なら……。
屋敷へ戻ると先程助けた侍女が何度も礼をしてきた。
馬車の多くには魔獣よけが備わっているはず。だけど、セドラの話によると、その効果が切れていたためこんな事が起こったと聞かされた。
幸い御者の人も軽い怪我で済んでいた。さっきポーションを使ったことですっかり良くなっている。
ポーションは万能薬というわけではないが、ある程度の回復はできるもののすぐに完全回復までには至らない。
「いえ、お怪我もなくてよかったです。それで、ミーア様は大丈夫でしたか?」
「ショックを受けているので今は……」
誰だっていきなりあんな事に巻き込まれたら、それに女の子だからかなり怖いをしたのだろうな……少しでも気が紛れたらと、同年代である俺がミーアの休んでいる部屋へと向かった。
変なトラウマになって無ければ良いんだけど、ゆっくりと扉を開ける。
「ミーア様。失礼しますよ」
「ど、どなたですか?」
ベッドの上に座り、布団で体を隠していた。月明かりに照らされ、子供にしてはとてもきれいな女の子に見えた。
俺も彼女に分かるように窓の下へ行き、膝を折り彼女を見上げた。
「僕はアレス。先程は助けるのが遅くなってすみませんでした。お体の方は大丈夫ですか?」
「貴方様が……御者の方は、大丈夫でしたか?」
「安心してください。怪我をしておりましたが、ポーションもありましたのでそのうち目が覚めるでしょう」
相手が子供の俺一人だからか、ミーアは落ち着いて見えた。
こうして間近で見ると、それにしても何か不思議な感覚だな。初めてだというのに……何処か見覚えがあるような気がする。
なにより、ミーアとアレス。この二人に違和感のようなものを感じていた。
この違和感が何なのか分からないが、とりあえず彼女は話をする程度には大丈夫のようだ。
「大丈夫ですか?」
「はい。その、まだ震えが止まらなくて」
「もう大丈夫です。何も心配はいりません」
「あ……」
手を握りしめ震える彼女の手を、両手で手を握る。
光景的には何も問題はない。子供同士がただ手を取り合っているだけだから。何も問題はない……よね?
ミーアは少しだけ落ち着いたのか、手の震えは止まり彼女は俺をじっと見つめていた。
俺は彼女のためになればと、落ち着かせるように頭を撫でていた。
「まだお辛いのでしたら、もう少し休まれるといいですよ。不安でしたら、僕が貴方の側におりますのでご安心を」
「その……また、手を握って頂いても」
「はい。わかりました、僕の手でいいのならいくらでも」
ミーアを寝かせ、差し出された手を握る。安心したのか彼女の呼吸はしばらくすると、一定のリズムを刻む寝息へと変わっていた。
座っていると体に負担になっていたし、まだしっかりと握られていたため、ベッドへと上がり少し離れた位置で横になった。
それにしても、ミーア……か。アレスとミーア。この二人の名前は何処かで聞いたことがある。それは何でだろうか?
見覚えがないはずなのに、この妙な感覚はなぜなんだろう?
ゲームでも似たような名前は多いし、きっとこの違和感もその程度のことだろう。
「ふあぁ。今日は少し疲れたな」
ミーアの寝息に誘われるように、アレスは瞼を閉じたことで眠りの中へと落ちていった。
夜の帳が下りて、使用人の多くが休む中。ローバン家の屋敷にはミーアの父、クーバルが駆けつけていた。知らせを受けてから休むこと無く、彼は一人で馬を走らせここまで来ていた。
アークとは友人であり、屋敷に着くなり執務室のドアを許可もなく開け放つ。
「アーク! ミーアは、ミーアの容態は!?」
「く、クーバル様!?」
アークの肩を持ち強く房ぶり続けていた。
耐えかねたセドラが止めさせると、クーバルは膝を付きへたり込んでいる。
溺愛していた娘が危険な目にあったのだから、アークとしても彼の力にはなりたい。
「落ち着いてクーバル。ミーア嬢は外傷はないよ、安心してくれ」
「本当か? それでいま何処に……」
会わせてやりたいのは山々のアークだが、現在一つ問題があってなかなか言葉にできないでいた。
貴族の世界では貞操観念は強く、いくら子供とはいえ、嫁入り前の淑女が男性と同じベッドで寝ているというのが問題であった。
もちろん、アークは引き離そうとしたが、二人がしっかり手を繋いでいたためそのままにするしかなかった。
「その、私の息子が……付き添ってはいるのだけど、ね」
「何だ歯切れの悪い。どうしたというのだ?」
しかし、ミーアの父親であるクーバルが来ているため、たとえ寝ていようとも会わせない訳にもいかない。
ミーアがいる所まで行くのは良かったが、アークは扉を開けるのに少しばかり躊躇していた。早くしろと言わんばかりに、クーバルはその扉を開けた。
ドアノブを持ったまま、扉を開けたクーバルは中に入ることもなく、時が止まったかのように静止をしていた。
月明かりに照らされた、ベッドには二人の子供が寝ていて、その手は未だしっかりと繋がれていた。
「はい。閉めるよ……」
アークは扉を締め、セドラと共に固まったクーバルを、執務室へと運び込んだ。
床に転がされていたクーバルは、涙を流し、まるで子供のように足をばたつかせていた。
子離れできていない彼は、向けようのない悲しみと怒りを押し留め大の字になりミーアのことばかりを思い出していた。
それからしばらくして、ようやく動き出したクーバルは、アークの胸ぐらを掴んでいた。
「アーク。分かっているんだろうな?」
「ああ」
「これは責任問題になるぞ?」
「言いたいことは分かるけどさ。まだ十歳の子供だよ?」
その日は朝日が登るまで口論は続いた。
婚約が早いと思うアークだったが、アレスがやってしまっている以上ローバン家だとしても強くは出られない。
例え何もなかったとしても、閨を共にしているのは事実で知られた以上隠し通すこともできない。
もちろん、クーバルも二人にはまだ早いとは思っている。
しかし、事の経緯を知ったことで今押さえる必要もあった。アレスの優秀さを知った今なら……。
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