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六竅
40、化けの皮*
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「ターシュ、乱暴はよせってば。大丈夫、ユイファ?」
「ごめん、だって、ずっと見せつけられてさ、限界だったんだよ」
ターシュは少し息を荒げ、抽挿を開始した。ぱんぱんと肌をぶつける音と、ぶしゅぶしゅという水音が響き、さっきエルが吐き出した白濁が掻き出されて、ユイファの太股を伝っていく。
「ふあっ、ああっんんんっんあっ、はあっあああっやあ、やあっ、いやあっ」
荒々しい抜き差しに、ユイファが苦し気に喘ぐ。ターシュはユイファの胸に腕を回すと、抱き起こすようにして、ユイファの身体を自身の膝の上にのせる。自重がかかって、より深く抉られ、ユイファが悲鳴を上げた。
「あああっああっあっあ――――――――っ」
ユイファが髪を乱し、ターシュの逞しい肩に後頭部を持たせかけるように喉を晒す。シウはユイファの膝の裏に手をかけ、ユイファの脚を大きく開き、結合部を露わにする。
「うわっすっごいね。ぐっちょんぐっちょん。こんなおっきいのでも食べちゃうんだ、ユイファ」
「もう洪水みたいになってるじゃねぇか、天国の旦那も呆れてんじゃねーか?」
エルもユイファの乳首を咥え、もう一つをがっしりに握り込んで言う。
「いやっ、だめえ!見ない、でぇっ!あああっああっ」
三人の男に犯されながら、その繋がる場所まで見られていることに、ユイファは混乱し、涙を流して懇願する。
「もっとよくしてあげるよ、ユイファ。すっごい天国に行かせてあげるからね」
そう言うと、シウはユイファの足の間に顔を埋めてユイファの秘芽を舌で舐めあげた。
「ふあっ?!あああっ!ああ―――――――っ」
指とは異なる強い官能の感覚がユイファを駆け抜け、思わず高い声をあげてしまう。後ろからはパンパンと力強い腕に掴まれて激しく抽挿され、最も敏感な秘芽は舌で舐められ、吸われ、二つの乳房はエルの手と口で弄ばれ、ユイファはそれまで感じたことのない、めちゃくちゃな快楽の淵に引きずりこまれて、白い身体を反らしてただただ喘いだ。
「ああっやああっ、やめっそんなあっああっああああっ」
「たしかに、すごい、締まる……持っていかれそう、だ……」
「やあっあああっこんなのっ、しらないっ、いやっああっ!」
「すっごい気持ちよさそうだぞ、三人の男に嬲られて、この淫乱。ほら、もっとよがって、好きなだけイけ」
「あっだめっまたっあああ――――――――――っああ―――――っ」
激しく痙攣しながらユイファが達するが、ターシュは水音を響かせながら激しくユイファを揺すり立てる。
「ユイファちゃん、またイったの?随分感じやすいよね。俺はまだまだだから、ちょっと付き合ってよ」
ユイファの尻を掴んで自身を突き上げる。
「やっああっ、いやっ、あああっ、シウ様っシウ様あっ、もういやなのっ助けてっ!やめてっ!」
泣きながらシウに助けを求めて懇願するユイファを、シウが宥める。
「どうして、すごく気持ちいいでしょう。……ここなんて、ビンビンに立ってるじゃん、止めて欲しそうには見えないよ」
シウがユイファの立ち上がった肉芽を指で弾くと、ユイファが甲高い悲鳴を上げる。
ターシュが背後からユイファの耳を舌でくすぐり、エルはしつこく乳首を舐め回す。
「あああっ、いやっ、ちがうっのぉ!もう、これ以上はっ、いやあっ、あああっ!またっあっ、ああっ、あああ――――――――――っ」
もはやユイファの身体はどんな刺激もすべてを快感として拾ってしまうようになっていた。耐えきれない甘い疼きと、乱暴に突き上げられ、秘芽を吸われ、乳首を揉みしだく痛みにさえ嬌声を上げた。さらにターシュは愛液と精液に塗れた蜜口を散々に突きあげ、ぐしゅぐしゅと淫らな水音を立てて膣内を掻き回されている。
「あああ―――――っあああ――――――――っあああ―――――――っ」
何度目かの絶頂に押し上げられて、ユイファは理性も尊厳も全て奪われ、首を振り、涎をたらして悲鳴ともつかぬ嬌声を上げ、与えられる快楽によがり狂った。ユイファが狂えば狂うほど、男たちの獣性は刺激され、その行為は常軌を逸して激しくなる一方だった。
ターシュがユイファの中で果てると、息も絶え絶えになったユイファの身体をエルが反転させ、尻を高く上げさせると再び背後から挿入し、激しく腰を打ち付ける。
ユイファはもはや抵抗もできず、衝撃に白い身体を反らす。その淫らな表情に刺激されたのか、シウは細身だが無駄のない筋肉のついた美しい身体をユイファに寄せる。全てが清新で美しいシウの外見にそぐわぬほど、屹立した肉茎はむしろグロテスクで、ユイファは思わず顔を背けるが、シウはユイファの頬を両手で掴んで耳元で強請った。
「ユイファの口で、してよ」
夫にさえ求められたことのない行為に、ユイファが戸惑う間もなく、シウの怒張がユイファの口に強引に押し込まれてくる。
「うぐっ……んんんっ」
頭を強く押さえつけられ、口の中に雄の臭いと独特の味が充満する。
「そう、舐めて……舌を這わせて……はあっ」
ユイファは背後からはエルにがつがつと貪るようにつらぬかれて身体を揺すられており、その勢いでシウの口はシウの肉茎を出し入れする形になる。頭をシウに抱き込まれ、喉の奥まで犯され、息苦しさと嘔吐感と、生臭い雄の臭いに苛まれ、背後から固く太いエルの肉楔に最奥を突かれるたびに目くるめく快感が波のようにユイファに押し寄せる。口を塞がれてよがり声を上げることも許されず、男たちに快楽のための玩具のように扱われているのに、ユイファの身体は快楽の淵に堕ちて浮かび上がることもできない。それだけでもいっぱいいっぱいなのに、さらに貫かれるたびに大きく揺れる乳房を下からターシュに掴まれ、乳首をくりくりとつままれて、ユイファは快楽の底のさらに底まで一気に堕ちた。
「んんんっんん―――――――――っんんん――――――っ」
ユイファの頭の中が真っ白になり、全身が痙攣する。両手は白くなるまで敷布を握りしめ、白い背は大きく反って汗が噴き出す。ユイファの中が大きくうねりながらエルの肉楔を締め上げた。
「すっすげぇっ!もうっ無理っ……出すぞっううう―――――――っ」
エルが獣のような咆哮を上げてユイファの中で精を吐き出す。
「僕も……出るっ……ううっ」
ほぼ同時に、シウもユイファの口の中で果てた。体内と口内の両方で熱い飛沫を感じながら、ユイファは投げ出されるような強烈な浮遊感を感る。
(どうして……シウ様……裏切ったの……?)
全身を苛む激烈な快感の中で、しかし、ユイファはある事実を理解した。
騙されたのだ。美しく、優しい仮面に。化けの皮の下は、残酷な悪魔の顔――。
「ごめん、だって、ずっと見せつけられてさ、限界だったんだよ」
ターシュは少し息を荒げ、抽挿を開始した。ぱんぱんと肌をぶつける音と、ぶしゅぶしゅという水音が響き、さっきエルが吐き出した白濁が掻き出されて、ユイファの太股を伝っていく。
「ふあっ、ああっんんんっんあっ、はあっあああっやあ、やあっ、いやあっ」
荒々しい抜き差しに、ユイファが苦し気に喘ぐ。ターシュはユイファの胸に腕を回すと、抱き起こすようにして、ユイファの身体を自身の膝の上にのせる。自重がかかって、より深く抉られ、ユイファが悲鳴を上げた。
「あああっああっあっあ――――――――っ」
ユイファが髪を乱し、ターシュの逞しい肩に後頭部を持たせかけるように喉を晒す。シウはユイファの膝の裏に手をかけ、ユイファの脚を大きく開き、結合部を露わにする。
「うわっすっごいね。ぐっちょんぐっちょん。こんなおっきいのでも食べちゃうんだ、ユイファ」
「もう洪水みたいになってるじゃねぇか、天国の旦那も呆れてんじゃねーか?」
エルもユイファの乳首を咥え、もう一つをがっしりに握り込んで言う。
「いやっ、だめえ!見ない、でぇっ!あああっああっ」
三人の男に犯されながら、その繋がる場所まで見られていることに、ユイファは混乱し、涙を流して懇願する。
「もっとよくしてあげるよ、ユイファ。すっごい天国に行かせてあげるからね」
そう言うと、シウはユイファの足の間に顔を埋めてユイファの秘芽を舌で舐めあげた。
「ふあっ?!あああっ!ああ―――――――っ」
指とは異なる強い官能の感覚がユイファを駆け抜け、思わず高い声をあげてしまう。後ろからはパンパンと力強い腕に掴まれて激しく抽挿され、最も敏感な秘芽は舌で舐められ、吸われ、二つの乳房はエルの手と口で弄ばれ、ユイファはそれまで感じたことのない、めちゃくちゃな快楽の淵に引きずりこまれて、白い身体を反らしてただただ喘いだ。
「ああっやああっ、やめっそんなあっああっああああっ」
「たしかに、すごい、締まる……持っていかれそう、だ……」
「やあっあああっこんなのっ、しらないっ、いやっああっ!」
「すっごい気持ちよさそうだぞ、三人の男に嬲られて、この淫乱。ほら、もっとよがって、好きなだけイけ」
「あっだめっまたっあああ――――――――――っああ―――――っ」
激しく痙攣しながらユイファが達するが、ターシュは水音を響かせながら激しくユイファを揺すり立てる。
「ユイファちゃん、またイったの?随分感じやすいよね。俺はまだまだだから、ちょっと付き合ってよ」
ユイファの尻を掴んで自身を突き上げる。
「やっああっ、いやっ、あああっ、シウ様っシウ様あっ、もういやなのっ助けてっ!やめてっ!」
泣きながらシウに助けを求めて懇願するユイファを、シウが宥める。
「どうして、すごく気持ちいいでしょう。……ここなんて、ビンビンに立ってるじゃん、止めて欲しそうには見えないよ」
シウがユイファの立ち上がった肉芽を指で弾くと、ユイファが甲高い悲鳴を上げる。
ターシュが背後からユイファの耳を舌でくすぐり、エルはしつこく乳首を舐め回す。
「あああっ、いやっ、ちがうっのぉ!もう、これ以上はっ、いやあっ、あああっ!またっあっ、ああっ、あああ――――――――――っ」
もはやユイファの身体はどんな刺激もすべてを快感として拾ってしまうようになっていた。耐えきれない甘い疼きと、乱暴に突き上げられ、秘芽を吸われ、乳首を揉みしだく痛みにさえ嬌声を上げた。さらにターシュは愛液と精液に塗れた蜜口を散々に突きあげ、ぐしゅぐしゅと淫らな水音を立てて膣内を掻き回されている。
「あああ―――――っあああ――――――――っあああ―――――――っ」
何度目かの絶頂に押し上げられて、ユイファは理性も尊厳も全て奪われ、首を振り、涎をたらして悲鳴ともつかぬ嬌声を上げ、与えられる快楽によがり狂った。ユイファが狂えば狂うほど、男たちの獣性は刺激され、その行為は常軌を逸して激しくなる一方だった。
ターシュがユイファの中で果てると、息も絶え絶えになったユイファの身体をエルが反転させ、尻を高く上げさせると再び背後から挿入し、激しく腰を打ち付ける。
ユイファはもはや抵抗もできず、衝撃に白い身体を反らす。その淫らな表情に刺激されたのか、シウは細身だが無駄のない筋肉のついた美しい身体をユイファに寄せる。全てが清新で美しいシウの外見にそぐわぬほど、屹立した肉茎はむしろグロテスクで、ユイファは思わず顔を背けるが、シウはユイファの頬を両手で掴んで耳元で強請った。
「ユイファの口で、してよ」
夫にさえ求められたことのない行為に、ユイファが戸惑う間もなく、シウの怒張がユイファの口に強引に押し込まれてくる。
「うぐっ……んんんっ」
頭を強く押さえつけられ、口の中に雄の臭いと独特の味が充満する。
「そう、舐めて……舌を這わせて……はあっ」
ユイファは背後からはエルにがつがつと貪るようにつらぬかれて身体を揺すられており、その勢いでシウの口はシウの肉茎を出し入れする形になる。頭をシウに抱き込まれ、喉の奥まで犯され、息苦しさと嘔吐感と、生臭い雄の臭いに苛まれ、背後から固く太いエルの肉楔に最奥を突かれるたびに目くるめく快感が波のようにユイファに押し寄せる。口を塞がれてよがり声を上げることも許されず、男たちに快楽のための玩具のように扱われているのに、ユイファの身体は快楽の淵に堕ちて浮かび上がることもできない。それだけでもいっぱいいっぱいなのに、さらに貫かれるたびに大きく揺れる乳房を下からターシュに掴まれ、乳首をくりくりとつままれて、ユイファは快楽の底のさらに底まで一気に堕ちた。
「んんんっんん―――――――――っんんん――――――っ」
ユイファの頭の中が真っ白になり、全身が痙攣する。両手は白くなるまで敷布を握りしめ、白い背は大きく反って汗が噴き出す。ユイファの中が大きくうねりながらエルの肉楔を締め上げた。
「すっすげぇっ!もうっ無理っ……出すぞっううう―――――――っ」
エルが獣のような咆哮を上げてユイファの中で精を吐き出す。
「僕も……出るっ……ううっ」
ほぼ同時に、シウもユイファの口の中で果てた。体内と口内の両方で熱い飛沫を感じながら、ユイファは投げ出されるような強烈な浮遊感を感る。
(どうして……シウ様……裏切ったの……?)
全身を苛む激烈な快感の中で、しかし、ユイファはある事実を理解した。
騙されたのだ。美しく、優しい仮面に。化けの皮の下は、残酷な悪魔の顔――。
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