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六竅
28、スールーの策略
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報告を聞いて、黒檀の執務机に座る中年男は不快そうに顔を歪めた。場所は、帝都でも指折りの大きな商会の董事室。金に糸目を付けぬ豪華な調度は、成り上がりと馬鹿にされた男の、見栄と意地の結晶だ。
「どういうことだ? 金を返してきたって?」
「そうなんです。今年ばかりはどうにもならなくなる予定だったのですがね。どうやら、蔵書を少しばかり手放したようなのです」
報告する男は色白ですらりと背の高い、女なら誰もが見惚れるような男前だが、どこか崩れたような、なんとなく饐えた匂いがするような、そんな雰囲気が漂う男だった。言葉遣いは丁寧で、声は蜜のように甘い。だがそれは、女を喰いものにして生きてきた男の人生を象徴するかのように、耳さわりはいいが、いつか麻薬のように身体も人生も駄目にしてしまうような、そんな声だった。
男の職業は「女衒」である。だが女衒のスールーの通り名でよばれる彼の仕事は、世間一般で言う女衒の範疇ではすまない。主な顧客は花街の妓楼や高級な売春宿だが、彼は普通の妓女や娼婦ではなく、「極上の」「特別な」女しか扱わない。
売れっ妓がいなくて客足が遠のいた妓楼に、店の看板となるような妓女を引き抜いたり、特殊な性癖を持つ金持ち客の対娼を調教したり、人には言えない趣味を持つ金持ちの隠れ家に、年端もいかない幼女を何人も送り込んだり、そういう特別な顧客のニーズに沿った女を調達するのが彼の仕事だ。これ、と要望した女を確実に手に入れ、依頼主のもとに送り届ける。それも、依頼主の望んだ形で。
例えば、花嫁を強奪して思うさま蹂躙したいという願望を持つ顧客の頼みで、ならず者を雇って花嫁行列を襲撃させ、花嫁を誘拐して顧客の別邸に連れ込んで顧客の望みを叶えさせたあげく、けして依頼主に官憲の手が及ばぬように後始末したこともある。当然、賄賂その他も含めて法外な金をかけ、報酬も莫大であった。
最近では若い皇族から、調教が行き届いて性技に長けた獣人奴隷を十人、超特急で調達しろと言われ、あちこちの獣人飼育場を奔走してかき集めた。彼ら皇族は龍種であるが故に、娼館や花街で女を買うことができない。没落した貴族令嬢に、淫らな調教を施して娼婦のように仕立て、皇族の邸に送り込んだこともある。皇族はスールーの密かなお得意様だ。
スールーが今対峙している依頼主の依頼は、二年越しの件だ。これはとりわけ困難な依頼だからである。
――何年かかってもいいから、彼女の全てを手に入れたい。
帝都でも指折りの大商人ソールからの依頼を、はじめスールーは断った。
ソールが求めた女は、彼の友人の娘だった。幼い日より、ソールはその娘の成長を見守り、いずれは妻にしたいという願望を持つようになる。
しかし、多額の負債を抱えたその父親は、身売りのように娘を老貴族の後妻に売り飛ばそうとした。
――借金は俺が払う。その代わり、娘を妻にしたい――。
ソールの申し出を、しかし、その父親は鼻であしらった。爵位を継ぐあてもない男爵の三男坊風情に、十二貴嬪家に連なる名門伯爵の娘をやれるわけがない。――父親の言い草はそうだった。ソールは拳を握りしめて引き下がるしかなかった。
ところが――同じことを申し出た大商家である伯爵家の若旦那には、その父親は折れ、娘は若旦那の妻になった。二人は琴瑟相和し、比翼の鳥か、連理の枝かという喩えのままに、唯一無二の夫婦として愛しあっていた。男は、その二人の姿を見るごとに、腸が灼けて腐っていくような、嫉妬に苛まれた。
俺に、爵位があれば、娘は俺のものになったのに――男は、その娘を欲した。娘がその夫を愛するがごとく、自分をも愛して欲しいと望んだのだ。
はっきり言って、それは俺の仕事ではありません。
初め、スールーはすっぱりと断った。俺が扱う女は全て「商品」であり、愛の対象ではない。スールーに依頼した時点で、その女への感情は愛ではなくなる。ただの、欲だと。女に愛されたいのであれば、「女衒」の手を借りるべきではない。
しかし、ソールは引かなかった。
愛しい女が自分以外を夫として持ち、その夫に微笑みかける姿を、これ以上見続けるのが耐えられない。どんな手段を用いても、あの男から彼女を奪い、自分のものにしたい。金ならいくらでも払う。
スールーはそんな男の依頼を、渋々、心の底から侮蔑しながら引き受けた。
どれほどの時間と金がかかっても、文句は言わない。女の愛が得られなくとも、返金は認めない、との条件をつけて。
スールーの立てた計略は非情を極めた。女の幸せを全てぶち壊し、男のもとに堕ちざるを得ないように。
女が夫を失い、経済的にも困窮するように仕向ける。
ただ夫を殺しただけでは、女は莫大な財産を継承して悠々自適に暮らしてしまう。それでは駄目なのだ。
女の夫、ネルー家の若旦那は生まれながらのボンボンで、商才はない。しかし、その商家は帝国から伯爵位を授与される程の大家。少々商売に失敗したくらいでは、その身代は揺らぐこともない。
スールーはその当時行われていた大規模な河川改修工事に絡む汚職を嗅ぎ付けた。だが、それはすでに物故したその商会の先代董事――女の夫の父親――が絡んだもので、それを理由に夫を引きずり下ろすのはやや、弱かった。スールーは少しばかり細工をして、現董事である女の夫を牢に収監させることに成功した。
微罪であるから、たいした額でもない罰金を支払えば、夫は牢から出てくる。スールーは人を使い、牢内の夫に砒素を盛った。保釈された時には、夫はすでに口もきけない程の重症で、そのままあっけなく世を去った。
女の婚家は没落する。爵位剥奪の上、家財は没収。
それでもまだ、夫が生きていれば、商家としてはまだ残る可能性があったものを、夫の死によってそれも潰える。金目の物は官憲が根こそぎ奪い去り、借金取が押し寄せる。貴族の矜持だけで生きているような女の実家の、後を継いだ兄は無情にも縁切りを宣言し、何の助けの手も差し伸べなかった。――女がネルー家に嫁いだおかげで、以前の借金が帳消しになった恩も忘れて。
スールーはソールに助言し、女を少しだけ手助けさせる。あくまで、父親の古い友人として。間違っても男が女に下心があると知られてはならない。その裏で、さらに女の経済状況が苦境に陥るよう、巧妙にその家財を掠め取る。ゆっくり、ゆっくりと、女が男の腕の中に堕ちざるを得ないよう、計算して。
その後は、二年かけて女の生活をじりじりと追い込んだ。女の衣裳や装身具が次第に減り、みすぼらしくなったが、それにもかかわらず、女はつつましく暮らし、むしろ清楚な美しささえ加えていく。スールーは金貸しのマンジに裏から手を回し、未納分に罰則の利子をかけてまとめて請求させる。期限を切り、屋敷の差し押さえをにおわせ、女が男を頼らざるを得ないよう誘導した。うまくいくはずだった。――邪魔さえ、入らなければ。
「彼女が手放した本は、五百年前の内乱で、宮中より流出した貴重書だかで、たまたまその本を見つけた貴族が、他にもあればまとめて買うと言って、高額で買い取ったそうなのです」
「それで、一息ついてしまったのか……」
「本や骨董を売ることは多少想定していましたが、所詮二束三文だろうと高を括っておりました。俺のミスです」
スールーは骨董屋にも手を回して、ネルー家の奥方が持ち込んだ骨董は買い叩くように言ってあり、高額にはならないはずだった。だが、どういう偶然かで貴族の目利きがその蔵書に目をつけ、国宝クラスの稀覯本として直接買い取ったために、価格の高騰を抑えることは不可能だった。
スールーは、本を買い取った貴族が若い男で、男ですら陶然と見惚れるほどの美貌だという話は、依頼主の男には報告しなかった。迂闊なことを口走って男の嫉妬心を煽れば、何を仕出かすかわからないと思っていたからだ。
報告を聞いて、ソールは渋い顔で腕を組んだ。
女の夫を殺して二年。男の欲は限界まで膨らんでいた。これ以上待てない。
目的のためとはいえ、愛しい女に厳しい暮らしを強い、みすぼらしい服を着せているのは、男の矜持が許さない。彼女はもっと着飾るべきだ。我が財力と、我が手の内で。
「お前は生活に困窮すれば、亡き夫への愛も消えて、私の手に縋るはずだと言ったではないか。なのに、二年たっても彼女は変わらない。いつまで待てというのだ」
男が欲望に瞳をぎらつかせながらスールーに食って掛かるのを、スールーはぬめりとした綺麗な顔にへらへらした表情を張りつけて言った。
「話が違いますよ。俺はいいましたよね。心の件は保証しないと。それに、何年かかってもいいと言ったのはあんたですよ」
「それは……」
男は口ごもる。しばしイライラと貧乏ゆすりした挙句、溜息をつき、スールーに言った。
「わかった。もう少し待つ。だが、本当に女は手に入るのだろうな」
「まあ、身体だけでよければやりようはいろいろとありますよ」
「それでは困る」
「じゃあ、もう少し待つしかないでしょう。……また手を打ってみますよ」
「頼んだぞ」
男はスールーの蛇のようなつるりとした顔を睨んで、顎をしゃくる。スールーは部屋をあとにした。
「どういうことだ? 金を返してきたって?」
「そうなんです。今年ばかりはどうにもならなくなる予定だったのですがね。どうやら、蔵書を少しばかり手放したようなのです」
報告する男は色白ですらりと背の高い、女なら誰もが見惚れるような男前だが、どこか崩れたような、なんとなく饐えた匂いがするような、そんな雰囲気が漂う男だった。言葉遣いは丁寧で、声は蜜のように甘い。だがそれは、女を喰いものにして生きてきた男の人生を象徴するかのように、耳さわりはいいが、いつか麻薬のように身体も人生も駄目にしてしまうような、そんな声だった。
男の職業は「女衒」である。だが女衒のスールーの通り名でよばれる彼の仕事は、世間一般で言う女衒の範疇ではすまない。主な顧客は花街の妓楼や高級な売春宿だが、彼は普通の妓女や娼婦ではなく、「極上の」「特別な」女しか扱わない。
売れっ妓がいなくて客足が遠のいた妓楼に、店の看板となるような妓女を引き抜いたり、特殊な性癖を持つ金持ち客の対娼を調教したり、人には言えない趣味を持つ金持ちの隠れ家に、年端もいかない幼女を何人も送り込んだり、そういう特別な顧客のニーズに沿った女を調達するのが彼の仕事だ。これ、と要望した女を確実に手に入れ、依頼主のもとに送り届ける。それも、依頼主の望んだ形で。
例えば、花嫁を強奪して思うさま蹂躙したいという願望を持つ顧客の頼みで、ならず者を雇って花嫁行列を襲撃させ、花嫁を誘拐して顧客の別邸に連れ込んで顧客の望みを叶えさせたあげく、けして依頼主に官憲の手が及ばぬように後始末したこともある。当然、賄賂その他も含めて法外な金をかけ、報酬も莫大であった。
最近では若い皇族から、調教が行き届いて性技に長けた獣人奴隷を十人、超特急で調達しろと言われ、あちこちの獣人飼育場を奔走してかき集めた。彼ら皇族は龍種であるが故に、娼館や花街で女を買うことができない。没落した貴族令嬢に、淫らな調教を施して娼婦のように仕立て、皇族の邸に送り込んだこともある。皇族はスールーの密かなお得意様だ。
スールーが今対峙している依頼主の依頼は、二年越しの件だ。これはとりわけ困難な依頼だからである。
――何年かかってもいいから、彼女の全てを手に入れたい。
帝都でも指折りの大商人ソールからの依頼を、はじめスールーは断った。
ソールが求めた女は、彼の友人の娘だった。幼い日より、ソールはその娘の成長を見守り、いずれは妻にしたいという願望を持つようになる。
しかし、多額の負債を抱えたその父親は、身売りのように娘を老貴族の後妻に売り飛ばそうとした。
――借金は俺が払う。その代わり、娘を妻にしたい――。
ソールの申し出を、しかし、その父親は鼻であしらった。爵位を継ぐあてもない男爵の三男坊風情に、十二貴嬪家に連なる名門伯爵の娘をやれるわけがない。――父親の言い草はそうだった。ソールは拳を握りしめて引き下がるしかなかった。
ところが――同じことを申し出た大商家である伯爵家の若旦那には、その父親は折れ、娘は若旦那の妻になった。二人は琴瑟相和し、比翼の鳥か、連理の枝かという喩えのままに、唯一無二の夫婦として愛しあっていた。男は、その二人の姿を見るごとに、腸が灼けて腐っていくような、嫉妬に苛まれた。
俺に、爵位があれば、娘は俺のものになったのに――男は、その娘を欲した。娘がその夫を愛するがごとく、自分をも愛して欲しいと望んだのだ。
はっきり言って、それは俺の仕事ではありません。
初め、スールーはすっぱりと断った。俺が扱う女は全て「商品」であり、愛の対象ではない。スールーに依頼した時点で、その女への感情は愛ではなくなる。ただの、欲だと。女に愛されたいのであれば、「女衒」の手を借りるべきではない。
しかし、ソールは引かなかった。
愛しい女が自分以外を夫として持ち、その夫に微笑みかける姿を、これ以上見続けるのが耐えられない。どんな手段を用いても、あの男から彼女を奪い、自分のものにしたい。金ならいくらでも払う。
スールーはそんな男の依頼を、渋々、心の底から侮蔑しながら引き受けた。
どれほどの時間と金がかかっても、文句は言わない。女の愛が得られなくとも、返金は認めない、との条件をつけて。
スールーの立てた計略は非情を極めた。女の幸せを全てぶち壊し、男のもとに堕ちざるを得ないように。
女が夫を失い、経済的にも困窮するように仕向ける。
ただ夫を殺しただけでは、女は莫大な財産を継承して悠々自適に暮らしてしまう。それでは駄目なのだ。
女の夫、ネルー家の若旦那は生まれながらのボンボンで、商才はない。しかし、その商家は帝国から伯爵位を授与される程の大家。少々商売に失敗したくらいでは、その身代は揺らぐこともない。
スールーはその当時行われていた大規模な河川改修工事に絡む汚職を嗅ぎ付けた。だが、それはすでに物故したその商会の先代董事――女の夫の父親――が絡んだもので、それを理由に夫を引きずり下ろすのはやや、弱かった。スールーは少しばかり細工をして、現董事である女の夫を牢に収監させることに成功した。
微罪であるから、たいした額でもない罰金を支払えば、夫は牢から出てくる。スールーは人を使い、牢内の夫に砒素を盛った。保釈された時には、夫はすでに口もきけない程の重症で、そのままあっけなく世を去った。
女の婚家は没落する。爵位剥奪の上、家財は没収。
それでもまだ、夫が生きていれば、商家としてはまだ残る可能性があったものを、夫の死によってそれも潰える。金目の物は官憲が根こそぎ奪い去り、借金取が押し寄せる。貴族の矜持だけで生きているような女の実家の、後を継いだ兄は無情にも縁切りを宣言し、何の助けの手も差し伸べなかった。――女がネルー家に嫁いだおかげで、以前の借金が帳消しになった恩も忘れて。
スールーはソールに助言し、女を少しだけ手助けさせる。あくまで、父親の古い友人として。間違っても男が女に下心があると知られてはならない。その裏で、さらに女の経済状況が苦境に陥るよう、巧妙にその家財を掠め取る。ゆっくり、ゆっくりと、女が男の腕の中に堕ちざるを得ないよう、計算して。
その後は、二年かけて女の生活をじりじりと追い込んだ。女の衣裳や装身具が次第に減り、みすぼらしくなったが、それにもかかわらず、女はつつましく暮らし、むしろ清楚な美しささえ加えていく。スールーは金貸しのマンジに裏から手を回し、未納分に罰則の利子をかけてまとめて請求させる。期限を切り、屋敷の差し押さえをにおわせ、女が男を頼らざるを得ないよう誘導した。うまくいくはずだった。――邪魔さえ、入らなければ。
「彼女が手放した本は、五百年前の内乱で、宮中より流出した貴重書だかで、たまたまその本を見つけた貴族が、他にもあればまとめて買うと言って、高額で買い取ったそうなのです」
「それで、一息ついてしまったのか……」
「本や骨董を売ることは多少想定していましたが、所詮二束三文だろうと高を括っておりました。俺のミスです」
スールーは骨董屋にも手を回して、ネルー家の奥方が持ち込んだ骨董は買い叩くように言ってあり、高額にはならないはずだった。だが、どういう偶然かで貴族の目利きがその蔵書に目をつけ、国宝クラスの稀覯本として直接買い取ったために、価格の高騰を抑えることは不可能だった。
スールーは、本を買い取った貴族が若い男で、男ですら陶然と見惚れるほどの美貌だという話は、依頼主の男には報告しなかった。迂闊なことを口走って男の嫉妬心を煽れば、何を仕出かすかわからないと思っていたからだ。
報告を聞いて、ソールは渋い顔で腕を組んだ。
女の夫を殺して二年。男の欲は限界まで膨らんでいた。これ以上待てない。
目的のためとはいえ、愛しい女に厳しい暮らしを強い、みすぼらしい服を着せているのは、男の矜持が許さない。彼女はもっと着飾るべきだ。我が財力と、我が手の内で。
「お前は生活に困窮すれば、亡き夫への愛も消えて、私の手に縋るはずだと言ったではないか。なのに、二年たっても彼女は変わらない。いつまで待てというのだ」
男が欲望に瞳をぎらつかせながらスールーに食って掛かるのを、スールーはぬめりとした綺麗な顔にへらへらした表情を張りつけて言った。
「話が違いますよ。俺はいいましたよね。心の件は保証しないと。それに、何年かかってもいいと言ったのはあんたですよ」
「それは……」
男は口ごもる。しばしイライラと貧乏ゆすりした挙句、溜息をつき、スールーに言った。
「わかった。もう少し待つ。だが、本当に女は手に入るのだろうな」
「まあ、身体だけでよければやりようはいろいろとありますよ」
「それでは困る」
「じゃあ、もう少し待つしかないでしょう。……また手を打ってみますよ」
「頼んだぞ」
男はスールーの蛇のようなつるりとした顔を睨んで、顎をしゃくる。スールーは部屋をあとにした。
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