【R18】渾沌の七竅

無憂

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五竅

7、ジーノの証言

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 ゲルフィンが持ち帰った異母兄の遺書と遺髪、遺品の佩玉を目にした廉郡王の荒れようは凄まじかった。
 騎士団長室の全ての物品を破壊する勢いで暴れまわり、周囲を怒鳴りつけ、最後に、大声を上げていた。
 幼子のように床に身を投げ出し、身体を捩り、転げ回って泣き叫んだ。二刻(四時間)ほども泣き喚いて、さすがに声も体力も涸れ果てたころに、ゼクトが蜂蜜をお湯で溶いて柚子の搾り汁を加えたものを持っていって、主に飲ませた。

 それを一気に飲み干して、涙でぐずぐずになった頬をそのままに、肩で大きく息をしている廉郡王に向かい、ゼクトが静かに言った。

「お気が済まれましたか?」
 
 常に冷静さを失わない自身の正傅をぎろりと睨みつけると、廉郡王が吐き捨てるように言った。

「済むわけないだろう! 死んだヤツは戻ってこねぇんだ!」
「左様。死んだ者は戻りません。何をしても」
「なんだってマルインだけが死んでるんだ! ユエリンもアイリンも生きているのに! ユエリンはあいつを守るために残ったんじゃないのかよっ!」
「その理由を、これから聞かねばならんのです。何があったか。今、何が起きているのか。泣き騒ぐ時間は終わりです」
 
 大きな身体を捩って身も世もなく泣き崩れていた廉郡王は、さすがに目を閉じて、冷静さを取り戻しつつあった。

「わかった……。その代わり、酒、酒持ってこい! 飛び切り強い奴だ!」

 再び開いた廉郡王は、怒りと復讐に燃えた目をしていた。

 廉郡王のおかげで荒れに荒れた騎士団長室は諦めて、応接室にメイガン以下の正使・副使、騎士団長と副団長、廉郡王とダヤン皇子、その従者たちを集め、事情の説明が行われた。重傷を負っているジーノはちょうど廉郡王が大泣きしている間に適切な治療を受け、長椅子にクッションをたくさん用意して、かろうじて凭れ掛かっている。

 騎士団長のパーヴェルが立ち上がり、ベルン北岸から帰還したメイガンらに敬意を表する。

「この度は、不甲斐なくも殿下方を蛮族に囚われるという大失態を演じ、帝都の陛下以下、多大なご心労をおかけして、身の置き所もない。職を辞す覚悟はできておりますが、今、騎士団長の重責を投げ出すことはできぬ。無事、殿下方を取り戻す暁まで、少しのお時間をいただきたい」

 メイガンもジームも沈痛な表情で頷いた。

「おぬしが全く無傷と言うわけにはいかぬが、此度のことは不運も重なった出来事。皇上も殊更に追及なさるおつもりはあるまい」
「まずは、殿下方のご救出を第一目標に、集めた情報を交換して、最善の策を取ることが肝要じゃ」

 パーヴェルは頷き、長椅子に凭れ掛かるジーノを見た。

「状況についてご説明いただけるか?」

 ジーノはこの一月あまりですっかり増えた白髪を振り、落ちくぼんだ目を瞬いて、言った。

「まっこと、面目次第もござらん有様で、恭親王殿下よりは、その身体ではいざという時に殿下を守る役に立たぬばかりか、足手まとい故、南に帰れと言われ申し……」
「殿下は成郡王殿下も体調がよくない故に南に帰そうと、交渉なさったが、無理であったと聞いておる」
 
 ジームがそう尋ねると、ジーノも頷いた。

「まずは、ベルンチャ族の族長ボルゴールは、魔物が憑依しておりまする。故に陽の〈王気〉を持つ殿下方に異常な執着を示し、そのまま北岸に連れ去って、とりわけ恭親王殿下は……」

 ジーノがその後を言いにくそうに言葉を濁した。

「殿下は当初、自分ひとりが相手をする故、他の二皇子には手を出すなと仰せられたが、ボルゴールは納得せず、しかし、当初は恭親王殿下のみが、彼奴きゃつの天幕に呼び出されて慰み者にされており、二皇子殿下はご無事でございました」

 生々しい話に、廉郡王とダヤン皇子が思わず息を飲む。わが身に起きたと想像すれば、耐えられる話ではあるまい。
 
「しかし、新年を迎える夜、ベルン北岸の他の二部族、ヨロ族のマルチュロとマンチュ族のイリブが野営地に現れ、新年の宴と称して殿下方三人を天幕に連れ去り、そこで……」

 さすがに、我が仕える主が蛮族に凌辱されたことについて、ジーノは口にすることができなかった。嗚咽を堪えながら、ジーノは絶望的な虜囚の生活を語り続けた。

「三皇子殿下は明け方にお戻りでございましたが、特に肅郡王様の消耗はひどく、また大柄の男をを恐れる風がございましたため、トルフィン卿とそれがしとでお世話いたし、恭親王殿下が少し魔力をお分かちになられてお休みになりました。その後、昼前に肅郡王殿下お一人がお目覚めになって、たまたま見張りについておりましたバードと二人、外の空気を吸いに行くと言って出ていかれたということです。夕刻近くになり、先に成郡王殿下がお目覚めになり、肅郡王殿下のご不在に気づいて恭親王殿下を起こし、見張りをしていた聖騎士に問いただして、そこでゾーイ卿やゾラ卿で捜索し、某とゲル卿は殿下方の治療をいたしました」
「魔物であると気づいたのはその時か?」

 メイガンがジーノに尋ねる。

「はい。恭親王殿下がそのように仰せになり、ゲル殿も間違いなかろうと……。北方の魔物は〈陰〉の気を帯びておりますため、殊更に〈陽〉の気を求めます。恭親王殿下は魔力が豊富でございますので、吸い取られても比較的しっかりしておられますが、魔力の少ない肅郡王殿下と成郡王殿下はダメージが大きく……」

 ジーノが言い淀むと、一人、強い酒を無言で煽っていた廉郡王が、ジーノを真っ直ぐに見て、言った。

「……肅郡王の死んだ様子を説明しろ」
「はい。……そうこういたしますうち、トルフィン卿が天幕に駆け込んでまいりまして……肅郡王殿下が見つかったと……。ですが、その取り乱しようからも、もう助からぬと、某も殿下も考えました。成郡王殿下は立ち上がるのもままなりませんので、某が残ってお世話をし、恭親王殿下とゲル卿で湖の方に向かわれました。……おそらくは、バードが殿下の心の臓を一突きし、そのまま自分の喉を掻き切ったのではないかと」

 ギリギリと音がしそうなほど、廉郡王が奥歯を噛みしめ、膝を握りしめていた。
 ゲルフィンが預かっていた遺書と、遺髪、遺品の佩玉を廉郡王の前に置いた。
 その遺書を読んで、一度は止まっていた廉郡王の涙が再び滂沱として流れ出し、遺書を引き裂かんばかりに力いっぱい握りしめている。

「あ、あのっ意気地なしがっ! 蛮族にヤられたくらいでっ! だからあいつは馬鹿だっつーんだよっ!」
「殿下……」

 ゲルフィンが辛そうな目で廉郡王を見る。

「そんなことしたら、残された二人がもっとひどい目に遭わされるかもしれねぇじゃねーかっ! あんのっ考え無しがよっ!」
 
 ジーノは視線を逸らし、目を伏せた。

「……ボルゴールは恭親王殿下に執着して手放す様子もなく、ヨロ族とマンチュ族の族長には二皇子殿下を宛がっておりました。肅郡王殿下が世を捨て給いし夜に、成郡王殿下の逃げる手段を封じるためと申して、殿下の脚の腱を……」

 そこで、堪えられなくなったジーノが顔を覆って号泣した。傅役として幼少から慈しんで育てた皇子への、余りにも残虐な行いと、それを見ていることしかできなかったジーノの心情を思い、その場の者たちは声すらも上げられなかった。

「ボルゴールだけでなく、ヨロ族とマンチュ族の族長も、魔物が憑いておるのか?」

 騎士団長のパーヴェルが尋ねる。

「某は直接目にしておりませぬ故、確とは。ですが、殿下のあの消耗具合は普通ではござらぬ。ほとんど〈王気〉も消えかけていて、殿下がデュクト卿に命じて魔力の〈補給〉をお命じになりましたが、それでも追いつかず、ここしばらくはずっと、恭親王殿下ご自身が〈補給〉なさって漸く命を繋いでいる有様で」
「デュクトが……」
「〈補給〉って?」

 ダヤン皇子が恐る恐る尋ねる。ゲルフィンが小さな声でダヤン皇子に説明した。

「〈陰〉の気を持つ魔物に〈陽〉気を吸い取られ過ぎると、生命の素が涸れてしまいます。ですから、魔力の強いものが〈陽〉の気を補うのです」
「……どうやって?」
「〈陽〉の気が最も多く含まれているのは、男で言えば精でございますから」
「!!!!!」

 命がかかっているとはいえ、壮絶な話にダヤン皇子も言葉を失う。

「〈陽〉の気が涸れると、人は体力を奪われ、ひどい頭痛や倦怠感に襲われますが、何より生きる気力を失ってしまいます。肅郡王殿下もおそらくは〈陽〉気の枯渇がひどく、生きて行くのが堪えられないほどの苦しみを味わったのでございましょう」

 ゼクトが、静かに言った。

「あの中で、一番魔力が強いのはユエリンだ。ユエリンは吸われても大丈夫なのか?」

 廉郡王の問いに、ジーノは苦し気な表情で言った。

「殿下とて、全く問題ないわけではないかと存じます。ですが、殿下は魔力総量だけでなく増加量も半端なく多いので、回復も早いのです。ですので、ご自身の魔力量が枯渇しないよう気を配りながら、成郡王殿下にも〈補給〉なさっているわけで……」
「デュクトや、ゾーイ卿ではやはり追いつかぬか」

 ゼクトがが腕を組んで考え込む。ゲルフィンが言った。

「〈王気〉があるということは、魔力の強さもさることながら、その力、濃度などが貴種の魔力とは比較にならぬほど強いからです。ゾーイが全魔力を注入するよりも、恭親王殿下が一部を分け与えた方が、成郡王殿下には効果的でしょうな。ご兄弟ですから親和力も高いですし」
「このこと、外に漏れれば大変なことになるな」
「同性の上に近親でございますからね。しかし、背に腹は代えられぬというところでしょう」

 ゼクトとゲルフィンが辛そうに首を振った。

「助け出すにはどうしたらいい」

 廉郡王がメイガンとジーム、そして騎士団長のパーヴェルをじっと見据えた。

「恭親王殿下から、密書を預かって参った」
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