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三竅
9、秋の宴
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最終の六巡まで来て同点であった。ハッキリ言えば蒼組はシウリンと穆郡王の二人で戦っているようなものである。襄親王は下手ではないが判断が遅く、思い切りが悪いのだ。まだ技量が足りなくて使い物にならないが、やる気だけは溢れている成郡王の方がマシだ。シウリンは全速で駆けながら打球桿を振り、前方に白球を転がす。背後をグインが必死に追いかけてくる。斜め前を走る穆郡王にパスを回したいのだが、穆郡王には文郡王がいやらしく纏いついていて、なかなかパスが通らない。細身のシウリンは組しやすいとみられるのか、さっきから順親王にも追いかけられて非常にムカついていた。
(くっそー! こうなったら意地でも勝ってやる!)
見た目にそぐわない、負けず嫌いなところのあるシウリンが、穆郡王にパスすると見せかけて、背後の成郡王にバックパスした。それを受けた成郡王にマークが動いたところでさっと前に出る。即座に成郡王からシウリンにパスが返って、それをすぐさま確保し、門めがけて叩きこんだ――。
最年少の皇子の活躍に、観客席は沸いた。汗だくになりながら馬から降りたシウリンを、興奮したゾーイが迎え入れ、ぎゅっと抱きしめてバンバン背中を叩いて喜びを表現する。ゾラも走ってきてシウリンを讃える。
「すげぇ! すげぇっすよ、殿下! 一月前はあんなにヘタックソだったのに!」
「失礼すぎるだろう、ゾラ。少し下手気味だったぐらいに訂正しろ!」
二人に大げさなぐらい褒められ、デュクトも普段よりも苦みの少ない笑顔でシウリンを迎えた。
「上達されましたし、ここ一番の勝負強さが素晴らしい! 教えがいがありますよ!」
負けた紅組の方では、走り続けてぐったりしたグインが芝生で大の字になっている。
「もう無理! 動けねぇ!」
ゲルフィンが冷えた水を持って走り寄り、主を介抱する。
勝負はついたものの、ほぼ、互角の戦いに、観客たちは温かい拍手を惜しみなく送る。もうすぐ十月。冬月に入れば、成人した皇子たちは皆、辺境へと巡検に赴かねばならない。撃鞠は、その前哨と親睦を兼ねた行事なのである。
その夜、皇子たちと傅役および文武の侍従官を始め、各騎士団から集められた貴種の聖騎士たちは、皇子の健闘を讃え、また来たる巡検への慰労を兼ねて、前朝の太極殿で宴席が催された。三公九卿以下の官僚群、そして各騎士団の要人が居並ぶ中、今日の主役である皇子たちは正面中央の皇帝の御坐近くに席を与えられ、正装して行儀よく座っていなければならない。第十五皇子であるユエリン皇子までに至る、多くの皇子たちが皆、その場に集められていた。
本来ならば、まだ成人前のシウリンはこのような宴席に出る義務はない。反対側の末席に座るグインが露骨に面倒くさそうにしているのを見て、シウリンもほっとする。
横目に見ると、隣に座る成郡王に至っては緊張で顔が蒼白になっている。料理が運ばれ、酒も注がれるが、食べ始めていいものかどうか、さっぱりわからない。
あまりきょろきょろするのもな、と思いながら、目だけで周囲を見回すと、すっとさりげなくデュクトが立ってきて、背後に屈みこむようにして、耳元で囁いた。
その声音と耳にかかる熱い息が、いつかの夜を思い出させてぶるりと身震いしてしまう。
「殿下はまだ成人されていませんので、乾杯が済んだら頃合いを見て退席いたします」
「わかった……」
この秋宴は巡検に出る皇子と聖騎士への壮行の宴であるから、未成人で巡検に出る予定のない、シウリンやグインには関係がないのだ。
やや待って、皇帝の出御が知らされ、その場にいた百官が立ち上がる。当然、シウリンたち皇子たちも会場掛の宦官たちに促され、立ち上がって皇帝を迎えた。
前後を宦官に挟まれるようにして、皇帝が御坐にお出ましになった。皇太子と賢親王がその左右、一段低く設えられた席の前に立つ。
「再拝せよ!」
美髯を蓄えた謁者の号令に従い、皆が一斉に礼をする。
「「「万歳!」」」
百官の怒号のような歓呼に皇帝は余裕を持って応えると、手で座るように示した。
「座れ!」
謁者の号令に、百官が応じる。
「「「謝、万歳!」」」
百官以下が席に着いたところで、謁者が宴の開始を告げた。
杯を掲げて、一人の高官らしき老人が進み出る。全員、杯を両手で持ち、額の前に掲げる。
「秋の佳き日、皇帝陛下の聖恩に感謝を奉り、秋の巡検が無事に成し遂げられますよう、天と陰陽とに祈願申し上げる。乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
杯の酒を全員が一斉に飲み干し、頭上で杯を振る。飲み干したことを示すためである。
老人が下がると、次いで賢親王が立ち上がる。居並ぶ百官に全く怯むことなく、朗々たる美声で語り始めた。
「秋の佳き日、皇子たちの戦いを天と陰陽は嘉し賜うた。今年も十月の朔より皇子を中心に四方の辺境へ巡検を行う。ついてはまず、順親王! 高郡王!」
「「は!」」
順親王と、その隣にいた二十歳前後の青年が、大きな声で応えて立ち上がった。第八皇子高郡王は長身の偉丈夫で、順親王とよく似た貴族的な容貌をしてはいる。
「そなたらは西方辺境へ参れ! 皇宮騎士団より精鋭を率いて辺境の備えを確かめよ!」
「はい!」
「礼郡王、文郡王、穆郡王!」
「「「は!」」」
賢親王の呼びかけに、普段はいがみ合う同い年の皇子と、その隣にいた背の高い男が立ち上がる。第七皇子の礼郡王は二十代の半ばほど、少し頬骨の出た、物静かな印象の皇子である。
「そなたらは北方辺境に参れ!司隷の騎士団より精鋭を率いて北辺の護りを固めよ!」
「「「はい!」」」
「襄親王! 宣郡王! 熹郡王!」
「「「はい」」」
賢親王の声に、長い髪をうなじで結んだ襄親王と、三十半ばほど、三十歳くらいの青年が立ち上がる。宣郡王は第五皇子、熹郡王は第六皇子である。今回はまだ若い襄親王の、補佐役として巡検に参加するのだ。
「そなたらは東方辺境へ参れ!帝都の騎士団より精鋭を率いて東方の備えを固めよ!」
「はい」
「定郡王! 威郡王! 安郡王!」
「「「は!」」」
立ち上がったのは賢親王の皇子二人と、第一皇子嘉親王の皇子である。いずれも二十歳前後で、今日の撃鞠の主審と副審を務めていた。
「そなたらは南方辺境へ参れ! 禁軍より精鋭を率い、南方の辺境を鎮守せよ!」
「「「は!」」」
「以上の皇子たちを中心に、各騎士団、禁軍より聖騎士の精鋭を選抜し、各二百騎の部隊を編成して出立する。天と陰陽の加護の下、龍皇帝陛下以来の皇帝の聖恩を辺境に施すのだ! 天と陰陽に調和あれかし!」
「「「「「天と陰陽に調和あれかし!」」」」」
皇子たちと騎士団の怒号をシウリンらが茫然と聞いていると、少しこそこそとした声が聞こえてきた。どうやら、毎年であれば皇子たちはほぼ全員が名を呼ばれて立ち上がるのである。巡検を免除されているのは、病気であるもの、もしくは皇太子や賢親王のように重責を担っている者、あるいは嘉親王のようにすでに嫡子にその責を譲ったものに限られる。だが今年は、まだ若い皇子たちが四人、席に座ったままだ。何より、当然呼ばれるはずだと思っていた自身の名が、呼ばれることなく終わった成郡王と肅郡王は蒼白を通り越して、倒れそうに衝撃を受けていた。
「なお」
怒号の静まるのを待って、賢親王が言った。
「本年成人を迎えた第十四皇子成郡王及び皇孫肅郡王は、通例ならば三か月の長期巡検に赴くべきだが、そこにいる第十五皇子ユエリンと皇孫グインが来年に成年を迎える。昨年は襄親王のために長期巡検をおこない、今年、来年ともに行うのは騎士団の負担が大きい。よって、二名の長期巡検は来年、ユエリンとグインの成人を待って、合同で行うことにする。全て聖上陛下の騎士団への恩典であると心得よ!」
「「「「謝、万歳! 万歳、万歳、万万歳!!」」」」
賢親王の言葉に、謎が解けた騎士団の面々は一斉に答拝した。
(くっそー! こうなったら意地でも勝ってやる!)
見た目にそぐわない、負けず嫌いなところのあるシウリンが、穆郡王にパスすると見せかけて、背後の成郡王にバックパスした。それを受けた成郡王にマークが動いたところでさっと前に出る。即座に成郡王からシウリンにパスが返って、それをすぐさま確保し、門めがけて叩きこんだ――。
最年少の皇子の活躍に、観客席は沸いた。汗だくになりながら馬から降りたシウリンを、興奮したゾーイが迎え入れ、ぎゅっと抱きしめてバンバン背中を叩いて喜びを表現する。ゾラも走ってきてシウリンを讃える。
「すげぇ! すげぇっすよ、殿下! 一月前はあんなにヘタックソだったのに!」
「失礼すぎるだろう、ゾラ。少し下手気味だったぐらいに訂正しろ!」
二人に大げさなぐらい褒められ、デュクトも普段よりも苦みの少ない笑顔でシウリンを迎えた。
「上達されましたし、ここ一番の勝負強さが素晴らしい! 教えがいがありますよ!」
負けた紅組の方では、走り続けてぐったりしたグインが芝生で大の字になっている。
「もう無理! 動けねぇ!」
ゲルフィンが冷えた水を持って走り寄り、主を介抱する。
勝負はついたものの、ほぼ、互角の戦いに、観客たちは温かい拍手を惜しみなく送る。もうすぐ十月。冬月に入れば、成人した皇子たちは皆、辺境へと巡検に赴かねばならない。撃鞠は、その前哨と親睦を兼ねた行事なのである。
その夜、皇子たちと傅役および文武の侍従官を始め、各騎士団から集められた貴種の聖騎士たちは、皇子の健闘を讃え、また来たる巡検への慰労を兼ねて、前朝の太極殿で宴席が催された。三公九卿以下の官僚群、そして各騎士団の要人が居並ぶ中、今日の主役である皇子たちは正面中央の皇帝の御坐近くに席を与えられ、正装して行儀よく座っていなければならない。第十五皇子であるユエリン皇子までに至る、多くの皇子たちが皆、その場に集められていた。
本来ならば、まだ成人前のシウリンはこのような宴席に出る義務はない。反対側の末席に座るグインが露骨に面倒くさそうにしているのを見て、シウリンもほっとする。
横目に見ると、隣に座る成郡王に至っては緊張で顔が蒼白になっている。料理が運ばれ、酒も注がれるが、食べ始めていいものかどうか、さっぱりわからない。
あまりきょろきょろするのもな、と思いながら、目だけで周囲を見回すと、すっとさりげなくデュクトが立ってきて、背後に屈みこむようにして、耳元で囁いた。
その声音と耳にかかる熱い息が、いつかの夜を思い出させてぶるりと身震いしてしまう。
「殿下はまだ成人されていませんので、乾杯が済んだら頃合いを見て退席いたします」
「わかった……」
この秋宴は巡検に出る皇子と聖騎士への壮行の宴であるから、未成人で巡検に出る予定のない、シウリンやグインには関係がないのだ。
やや待って、皇帝の出御が知らされ、その場にいた百官が立ち上がる。当然、シウリンたち皇子たちも会場掛の宦官たちに促され、立ち上がって皇帝を迎えた。
前後を宦官に挟まれるようにして、皇帝が御坐にお出ましになった。皇太子と賢親王がその左右、一段低く設えられた席の前に立つ。
「再拝せよ!」
美髯を蓄えた謁者の号令に従い、皆が一斉に礼をする。
「「「万歳!」」」
百官の怒号のような歓呼に皇帝は余裕を持って応えると、手で座るように示した。
「座れ!」
謁者の号令に、百官が応じる。
「「「謝、万歳!」」」
百官以下が席に着いたところで、謁者が宴の開始を告げた。
杯を掲げて、一人の高官らしき老人が進み出る。全員、杯を両手で持ち、額の前に掲げる。
「秋の佳き日、皇帝陛下の聖恩に感謝を奉り、秋の巡検が無事に成し遂げられますよう、天と陰陽とに祈願申し上げる。乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
杯の酒を全員が一斉に飲み干し、頭上で杯を振る。飲み干したことを示すためである。
老人が下がると、次いで賢親王が立ち上がる。居並ぶ百官に全く怯むことなく、朗々たる美声で語り始めた。
「秋の佳き日、皇子たちの戦いを天と陰陽は嘉し賜うた。今年も十月の朔より皇子を中心に四方の辺境へ巡検を行う。ついてはまず、順親王! 高郡王!」
「「は!」」
順親王と、その隣にいた二十歳前後の青年が、大きな声で応えて立ち上がった。第八皇子高郡王は長身の偉丈夫で、順親王とよく似た貴族的な容貌をしてはいる。
「そなたらは西方辺境へ参れ! 皇宮騎士団より精鋭を率いて辺境の備えを確かめよ!」
「はい!」
「礼郡王、文郡王、穆郡王!」
「「「は!」」」
賢親王の呼びかけに、普段はいがみ合う同い年の皇子と、その隣にいた背の高い男が立ち上がる。第七皇子の礼郡王は二十代の半ばほど、少し頬骨の出た、物静かな印象の皇子である。
「そなたらは北方辺境に参れ!司隷の騎士団より精鋭を率いて北辺の護りを固めよ!」
「「「はい!」」」
「襄親王! 宣郡王! 熹郡王!」
「「「はい」」」
賢親王の声に、長い髪をうなじで結んだ襄親王と、三十半ばほど、三十歳くらいの青年が立ち上がる。宣郡王は第五皇子、熹郡王は第六皇子である。今回はまだ若い襄親王の、補佐役として巡検に参加するのだ。
「そなたらは東方辺境へ参れ!帝都の騎士団より精鋭を率いて東方の備えを固めよ!」
「はい」
「定郡王! 威郡王! 安郡王!」
「「「は!」」」
立ち上がったのは賢親王の皇子二人と、第一皇子嘉親王の皇子である。いずれも二十歳前後で、今日の撃鞠の主審と副審を務めていた。
「そなたらは南方辺境へ参れ! 禁軍より精鋭を率い、南方の辺境を鎮守せよ!」
「「「は!」」」
「以上の皇子たちを中心に、各騎士団、禁軍より聖騎士の精鋭を選抜し、各二百騎の部隊を編成して出立する。天と陰陽の加護の下、龍皇帝陛下以来の皇帝の聖恩を辺境に施すのだ! 天と陰陽に調和あれかし!」
「「「「「天と陰陽に調和あれかし!」」」」」
皇子たちと騎士団の怒号をシウリンらが茫然と聞いていると、少しこそこそとした声が聞こえてきた。どうやら、毎年であれば皇子たちはほぼ全員が名を呼ばれて立ち上がるのである。巡検を免除されているのは、病気であるもの、もしくは皇太子や賢親王のように重責を担っている者、あるいは嘉親王のようにすでに嫡子にその責を譲ったものに限られる。だが今年は、まだ若い皇子たちが四人、席に座ったままだ。何より、当然呼ばれるはずだと思っていた自身の名が、呼ばれることなく終わった成郡王と肅郡王は蒼白を通り越して、倒れそうに衝撃を受けていた。
「なお」
怒号の静まるのを待って、賢親王が言った。
「本年成人を迎えた第十四皇子成郡王及び皇孫肅郡王は、通例ならば三か月の長期巡検に赴くべきだが、そこにいる第十五皇子ユエリンと皇孫グインが来年に成年を迎える。昨年は襄親王のために長期巡検をおこない、今年、来年ともに行うのは騎士団の負担が大きい。よって、二名の長期巡検は来年、ユエリンとグインの成人を待って、合同で行うことにする。全て聖上陛下の騎士団への恩典であると心得よ!」
「「「「謝、万歳! 万歳、万歳、万万歳!!」」」」
賢親王の言葉に、謎が解けた騎士団の面々は一斉に答拝した。
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