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三竅
5、秋の夜
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撃鞠の練習の後、部屋に帰って一風呂浴び、汗を流してホッと涼んでいると、成郡王が遊びにきた。最近、成郡王はシウリンの部屋に遊びに来る事が多い。一つには、弟とはいえ皇后腹の皇子を呼び出すことができないこと。もう一つは、母である宝林がイライラしていることが多いせいらしい。成郡王の住むのは清寧殿だが、二十七世婦の一人である宝林では一つの宮丸々独占はできず、他の才人やら婕妤やらいう宮女も同居している。年頃の皇子が住むのも少々不具合が多いのであるが、皇帝から半ば忘れられている成郡王に対する特別な配慮など期待できない。大概の皇子宮では三人から五人の秀女が妍を競うものなのだが、宮が手狭であるという理由で、成郡王は三年前からずっと一人の秀女だけを置いているという。
シウリンはメイローズに命じて早めの夕食の支度をさせる。いい月が出る夜とのことで、中庭の池の畔の四阿に準備をさせて、それまで〈陰陽〉を囲みながら冷えた果実水など飲んでいると、グインの小宦官が使いに来て、グインと肅郡王もこの後遊びに来ると言う。慌てて夕食を四人分に追加させる。先日の水遊び以来、東宮の二人まで鴛鴦宮のユエリン皇子の部屋に入り浸りである。
「何が気に入ったんだろうねぇ」
パタパタと扇子で仰ぎながら、シウリンが少しばかり迷惑そうに言った。いつも突然やって来るから、準備が大変なのである。
「ああ、グインのところもお父上がいろいろ面倒くさいみたいだから、居心地が悪いんだよ。その点、皇后陛下は干渉がなくて羨ましい」
今夜も皇后は皇帝の居宮によばれているのである。だいたい、月の半分はいないから、シウリンは気楽なものだ。
「グインが来るってことは、今夜も遅くまで居座るよね……フォン、今日は誰の当番だった?」
シウリンが脇に控えていた小宦官のフォンに尋ねる。
「今日は五の日ございますから、木蓮様ですね」
「そう……来客があって今夜は無理そうだと伝えてくれる?一日そのままずらすから」
「承知いたしました」
伝言を伝えるために下がっていくフォンの後ろ姿を見送って、成郡王が言った。
「曜日で秀女の当番を決めているの?」
「そう。それが一番公平だから」
「特別に好きな子はいないの?」
「いない。面倒くさいからやだな、ってのは実はいるけれど、口に出すと揉めるから、黙ってる」
玻璃のグラスの底に沈んだ果肉を銀の匙ですくいながらシウリンが言うと、成郡王が言った。
「母上がね……そろそろ秀女を交代させるって言うんだ」
「へえ……三年目……だっけ? それ、長いの? よくわからないけど」
「普通は、長くても二年くらいらしいけど。普通である必要なんてないよね?」
成郡王は、グラスをぐるぐると銀の匙で掻き回している。
「僕は、石竹に側に居て欲しいのに、母上は四つも年上なんて、ダメだって……」
「気に入っているなら、側室にすればいいんじゃないの? ゲルもデュクトもそう言うよ? 僕は今いる子はどれもそこまで好きじゃないから、どうでもいいんだけれど。追い返すわけにもいかないから、置いているんだよ」
シウリンは成郡王に言った。成郡王は睫毛を伏せて言った。
「結婚するまでは、側室はダメだって……。ただでさえ、僕のところなんて嫁の来てがないのに、側室付きなんてことになったら、ますます誰も来なくなっちゃうからって」
母の身分が低い成郡王とはいえ、皇子は皇子。結婚相手となれば十二貴嬪家の正室腹の娘に限られる。が、出世がほぼ見込めない成郡王に、大事な娘を差し出そうという大貴族など、まずいない。成郡王の母の宝林としては、経済的にも政治的にも、少しでも後ろ盾になってくれそうな、割のいい結婚相手を見つけたいと躍起になっているのだ。せめて身辺を身綺麗にして、正妻一人を大切にするというポーズは見せておきたい。
帝国は一夫一妻多妾制、とは言うが、何人もの側室を抱えているのは一部の色好みか、幼少から女に囲まれた生活に慣れている皇子くらいのものである。むしろ帝国の貴族層では正妻の地位が高く、強固な一夫一婦制を維持していると言っていい。故に、十二貴嬪家の令嬢の中には、多くの妃嬪や側室を抱える皇族に嫁ぐのを忌避する風潮すらある。
要するに、成郡王としては長く身辺に置いた秀女を側室に上げたいのだが、少しでもよい結婚相手を見繕いたい母宝林に反対され、さらに秀女を交代させよと言われているというのだ。
こういう問題になるとシウリンは何とも答えようがない。そもそも帝国の貴族制度について、シウリンはあまりに無知であったから。
「……母上に、もう一度お願いしてみたら?」
シウリンが控えめに成郡王に言うと、成郡王は気弱そうな微笑を浮かべて頷いた。
「そうだね。それしかないかも……」
何となく暗い雰囲気になったあたりで、乱暴な足音がしてグイン皇子と肅郡王の兄弟がやってきた。やはり今日も、どう見てもグインがボスで、兄のはずの肅郡王は下僕かいいとこ取り巻きにしか見えない。
「おっす! 何だ、お前らまで湿気た面して! 辛気臭ぇ親父の説教から逃げてきたってのに、勘弁しろよ」
「……相変わらずだよね。説教したくなる君の父上の気持ちもわかるよ……」
シウリンがあまりの傍若無人さに眉を顰めると、グインは豪快に笑った。
「なーに言ってやがる。おめぇの落馬なんて、うちの親父が呪ったせいだなんて噂されてんだぞ、親父に同情してる余裕なんてねーだろーが!」
ちょうど食事の準備が整ったとメイローズが呼びにきて、四人で四阿に移動する。皇后の不在の日であれば、ある程度の自由が許されるようになっていた。
まずは前菜五品。普段のシウリンはあまり贅沢はしないが、友人が来た以上もてなさなければ鴛鴦宮の、ひいては皇后の威信にも関わってしまう。枝豆の酒粕漬け、水晶肴肉、兎肉の山椒風味、春雨の和え物、そしてシウリンの好きな松花蛋豆腐。
野菜料理は奶油青菜に香姑(キノコ)炒め、魚介は芙蓉炒蟹に紅焼排翅、清湯燕窩。肉はユエリン皇子の好物|(ということになっている)東坡肉に饅頭とネギを添えて。点心は水晶餃に芹菜餃子、グインのリクエストで湯麺が出て、デザートは芝麻球。
成人している兄達のために醸造酒を出したら、成人前のグインも一丁前にガンガン飲みだして、全然足りないというので焼酎まで追加して散々飲み食いする。食の細いシウリンは、途中からはかなりセーブして、ただ友人たちの健啖ぶりに呆れるばかりだ。
「やっぱこの宮はメシがうめえよなー」
グインが高価な鱶鰭を惜しげもなくばくばく喰いながら、感心する。鴛鴦宮は皇后宮だけあって、独立の厨を備えている。他の宮の分は火事を恐れて大膳房で一括して作る。よって力の弱い妃嬪はアレが食べたいといった注文など付けられないし、遠い宮だと料理が冷めてしまう。東宮は独立の厨を持つが、グイン曰く、厨師の腕がイマイチで、さらに親父の食い物の趣味が悪い、らしい。
「僕の宮に鱶鰭も燕窩も、回ってきたことないなぁ」
成郡王がしみじみと言う。人気のある食材は、有力妃嬪の宮を優先するので、非力な宮まで回らないらしい。
「どうしてそういう不公平をするかなぁ。食べ物の恨みは恐ろしいっていうのにさ」
シウリンは鱶鰭も燕窩もそれほど好きではないので、そんなものが来なくてもどうってことはないのだが、同じ皇子でさらに一つしか違わないのに、成郡王と自身との待遇の差に申し訳ない思いしか湧かない。
「まあしょうがないよ。皇子に生まれて、少なくとも食べ物に不自由はしていないし。人間、どうしたって平等ではないんだから」
成郡王が肩を竦める。庶民から見れば雲上人の皇子たちにも、仔細にみればそれこそ天上人間の開きがある。貧しい暮らしを知るだけに、シウリンは目の前の溢れるほどの料理と、それを全く疑問に思わないグインの豪快な食べっぷりを見比べてしまうのだった。
あらたか料理を片づけ、後はそのまま四阿で月を見ながらの酒盛りとなる。シウリンと成郡王と肅郡王は少し甘い白い葡萄酒を冷やして、グインは西方渡の葡萄の蒸留酒やら言う酒をちびちび舐めていた。つまみは木の実と、胡麻を入れ、甘みを抑えたパリパリの焼き菓子と、定番の向日葵の種。
叢で、秋の虫が鳴いていた。
シウリンはメイローズに命じて早めの夕食の支度をさせる。いい月が出る夜とのことで、中庭の池の畔の四阿に準備をさせて、それまで〈陰陽〉を囲みながら冷えた果実水など飲んでいると、グインの小宦官が使いに来て、グインと肅郡王もこの後遊びに来ると言う。慌てて夕食を四人分に追加させる。先日の水遊び以来、東宮の二人まで鴛鴦宮のユエリン皇子の部屋に入り浸りである。
「何が気に入ったんだろうねぇ」
パタパタと扇子で仰ぎながら、シウリンが少しばかり迷惑そうに言った。いつも突然やって来るから、準備が大変なのである。
「ああ、グインのところもお父上がいろいろ面倒くさいみたいだから、居心地が悪いんだよ。その点、皇后陛下は干渉がなくて羨ましい」
今夜も皇后は皇帝の居宮によばれているのである。だいたい、月の半分はいないから、シウリンは気楽なものだ。
「グインが来るってことは、今夜も遅くまで居座るよね……フォン、今日は誰の当番だった?」
シウリンが脇に控えていた小宦官のフォンに尋ねる。
「今日は五の日ございますから、木蓮様ですね」
「そう……来客があって今夜は無理そうだと伝えてくれる?一日そのままずらすから」
「承知いたしました」
伝言を伝えるために下がっていくフォンの後ろ姿を見送って、成郡王が言った。
「曜日で秀女の当番を決めているの?」
「そう。それが一番公平だから」
「特別に好きな子はいないの?」
「いない。面倒くさいからやだな、ってのは実はいるけれど、口に出すと揉めるから、黙ってる」
玻璃のグラスの底に沈んだ果肉を銀の匙ですくいながらシウリンが言うと、成郡王が言った。
「母上がね……そろそろ秀女を交代させるって言うんだ」
「へえ……三年目……だっけ? それ、長いの? よくわからないけど」
「普通は、長くても二年くらいらしいけど。普通である必要なんてないよね?」
成郡王は、グラスをぐるぐると銀の匙で掻き回している。
「僕は、石竹に側に居て欲しいのに、母上は四つも年上なんて、ダメだって……」
「気に入っているなら、側室にすればいいんじゃないの? ゲルもデュクトもそう言うよ? 僕は今いる子はどれもそこまで好きじゃないから、どうでもいいんだけれど。追い返すわけにもいかないから、置いているんだよ」
シウリンは成郡王に言った。成郡王は睫毛を伏せて言った。
「結婚するまでは、側室はダメだって……。ただでさえ、僕のところなんて嫁の来てがないのに、側室付きなんてことになったら、ますます誰も来なくなっちゃうからって」
母の身分が低い成郡王とはいえ、皇子は皇子。結婚相手となれば十二貴嬪家の正室腹の娘に限られる。が、出世がほぼ見込めない成郡王に、大事な娘を差し出そうという大貴族など、まずいない。成郡王の母の宝林としては、経済的にも政治的にも、少しでも後ろ盾になってくれそうな、割のいい結婚相手を見つけたいと躍起になっているのだ。せめて身辺を身綺麗にして、正妻一人を大切にするというポーズは見せておきたい。
帝国は一夫一妻多妾制、とは言うが、何人もの側室を抱えているのは一部の色好みか、幼少から女に囲まれた生活に慣れている皇子くらいのものである。むしろ帝国の貴族層では正妻の地位が高く、強固な一夫一婦制を維持していると言っていい。故に、十二貴嬪家の令嬢の中には、多くの妃嬪や側室を抱える皇族に嫁ぐのを忌避する風潮すらある。
要するに、成郡王としては長く身辺に置いた秀女を側室に上げたいのだが、少しでもよい結婚相手を見繕いたい母宝林に反対され、さらに秀女を交代させよと言われているというのだ。
こういう問題になるとシウリンは何とも答えようがない。そもそも帝国の貴族制度について、シウリンはあまりに無知であったから。
「……母上に、もう一度お願いしてみたら?」
シウリンが控えめに成郡王に言うと、成郡王は気弱そうな微笑を浮かべて頷いた。
「そうだね。それしかないかも……」
何となく暗い雰囲気になったあたりで、乱暴な足音がしてグイン皇子と肅郡王の兄弟がやってきた。やはり今日も、どう見てもグインがボスで、兄のはずの肅郡王は下僕かいいとこ取り巻きにしか見えない。
「おっす! 何だ、お前らまで湿気た面して! 辛気臭ぇ親父の説教から逃げてきたってのに、勘弁しろよ」
「……相変わらずだよね。説教したくなる君の父上の気持ちもわかるよ……」
シウリンがあまりの傍若無人さに眉を顰めると、グインは豪快に笑った。
「なーに言ってやがる。おめぇの落馬なんて、うちの親父が呪ったせいだなんて噂されてんだぞ、親父に同情してる余裕なんてねーだろーが!」
ちょうど食事の準備が整ったとメイローズが呼びにきて、四人で四阿に移動する。皇后の不在の日であれば、ある程度の自由が許されるようになっていた。
まずは前菜五品。普段のシウリンはあまり贅沢はしないが、友人が来た以上もてなさなければ鴛鴦宮の、ひいては皇后の威信にも関わってしまう。枝豆の酒粕漬け、水晶肴肉、兎肉の山椒風味、春雨の和え物、そしてシウリンの好きな松花蛋豆腐。
野菜料理は奶油青菜に香姑(キノコ)炒め、魚介は芙蓉炒蟹に紅焼排翅、清湯燕窩。肉はユエリン皇子の好物|(ということになっている)東坡肉に饅頭とネギを添えて。点心は水晶餃に芹菜餃子、グインのリクエストで湯麺が出て、デザートは芝麻球。
成人している兄達のために醸造酒を出したら、成人前のグインも一丁前にガンガン飲みだして、全然足りないというので焼酎まで追加して散々飲み食いする。食の細いシウリンは、途中からはかなりセーブして、ただ友人たちの健啖ぶりに呆れるばかりだ。
「やっぱこの宮はメシがうめえよなー」
グインが高価な鱶鰭を惜しげもなくばくばく喰いながら、感心する。鴛鴦宮は皇后宮だけあって、独立の厨を備えている。他の宮の分は火事を恐れて大膳房で一括して作る。よって力の弱い妃嬪はアレが食べたいといった注文など付けられないし、遠い宮だと料理が冷めてしまう。東宮は独立の厨を持つが、グイン曰く、厨師の腕がイマイチで、さらに親父の食い物の趣味が悪い、らしい。
「僕の宮に鱶鰭も燕窩も、回ってきたことないなぁ」
成郡王がしみじみと言う。人気のある食材は、有力妃嬪の宮を優先するので、非力な宮まで回らないらしい。
「どうしてそういう不公平をするかなぁ。食べ物の恨みは恐ろしいっていうのにさ」
シウリンは鱶鰭も燕窩もそれほど好きではないので、そんなものが来なくてもどうってことはないのだが、同じ皇子でさらに一つしか違わないのに、成郡王と自身との待遇の差に申し訳ない思いしか湧かない。
「まあしょうがないよ。皇子に生まれて、少なくとも食べ物に不自由はしていないし。人間、どうしたって平等ではないんだから」
成郡王が肩を竦める。庶民から見れば雲上人の皇子たちにも、仔細にみればそれこそ天上人間の開きがある。貧しい暮らしを知るだけに、シウリンは目の前の溢れるほどの料理と、それを全く疑問に思わないグインの豪快な食べっぷりを見比べてしまうのだった。
あらたか料理を片づけ、後はそのまま四阿で月を見ながらの酒盛りとなる。シウリンと成郡王と肅郡王は少し甘い白い葡萄酒を冷やして、グインは西方渡の葡萄の蒸留酒やら言う酒をちびちび舐めていた。つまみは木の実と、胡麻を入れ、甘みを抑えたパリパリの焼き菓子と、定番の向日葵の種。
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