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一竅
2、僧院を出る
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門番に帰参を告げた後の展開は、シウリンの予想と大きく違っていた。待っていたかのように、色のなまっちろい、小太りのシシル準導師がころころと転がるようにやってきて、事情もろくに聞かずに――それは予想通りだったが――シウリンを懲罰房でなく、院長室に連れていったのだ。
むしろ、これは悪い予兆だ。懲罰房どころでない、重い罰則が与えられるのだろうか?
だが、指輪の件を院長に話すよい機会だ。
シウリンは内心怯えていたが、それを表に出さないように、平然とした態度を保って、院長室に入った。シシル準導師はその様子を面白くなさそうに見ている。もともと、シシルはシウリンのこういう大人びた、こまっしゃくれた所が気に入らず、ことさらに欠点をあげつらって罰を与えようとしてきたのだ。シウリンの方が一枚も二枚も上手で、彼に弱みを見せなかったのだが。
院長室には、院長と副院長と師のジュルチ僧都、そして見知らぬ騎士と思しき俗人が二人いた。
「シウリンをお連れしました」
シシル準導師はシウリンを連れて部屋に入ると、さも当然というように自分も部屋に残ろうとしたが、院長はそれを留め、下がるように言った。
「しかし……私は沙弥の監督官で……」
院長が厳しい表情で首を振ると、シシルは悔しそうな顔でシウリンを睨んで出ていった。
扉が閉まると、シウリンは院長を見た。門限破りは重罪だが、人助けをしたのだから、卑屈になる必要はない、と心の中で言い聞かせる。
だが、院長はシウリンの門限破りを咎めもせず、遅れた理由も尋ねなかった。
「沙弥シウリン、そなたは……今年十二歳になる。孤児で、両親はおらぬ」
シウリンは面食らったが、素直に認めた。
「はい。そうです」
院長は白い眉毛の下の、茶色い眼に苦悩の色を湛えながら、静かに言った。
「わしらはそなたに謝らねばならぬ。……そなたの両親は実は生きておられる。そなたは事情があって、この僧院に預けられたが、今日、僧院を出、聖地を出て、東の帝国の帝都に行くのだ。……還俗して、両親のもとに戻ることになった」
言われたことが理解できず、シウリンは思わず聞き返す。
「リョウシン?テイト?……でも、来年は太陽神殿の学院に入る予定では……?」
シウリンは助けを求めるように、副院長の隣に立つジュルチ僧都を見る。武術と魔術制御の師であるジュルチが院長に掛け合い、シウリンがより高度な教育を受けられるように、取り計らってくれたのだ。
シウリンに体術や棒術、そして魔術制御も教授するジュルチは二十代半ばの体格のいい男だ。それが眉間に深い縦皺を刻み、悲しそうな目で首を振った。シウリンは、自分がここに来る前に、ジュルチと大人たちの間で何らかの話し合いがあったことを知る。ジュルチが説得しても駄目だったのなら、もはやシウリンには抗いようがない。
シウリンの問いを院長はおそらく意識的に無視した。
「そちらの騎士二人は、そなたの両親がよこされた迎えだ。今日、今すぐにここを発ち、東の国の帝都に向かうように」
シウリンはその俗人を見る。二人とも二十代の半ばくらい、揃いの紺色の官服のようなものを着、剣を佩いている。一人は背が高くがっちりとした身体つきに、真っ黒な髪をやや長めにし、端正だがやや険のある顔つきで、もう一人はそれに比べれば背が低く、ややふくよかではあるが、体格は悪くない。実直そうで、優し気な風貌の男だ。彼らは無言でシウリンに近づいてくると、背の高い方の男が彼が羽織っているマント――という名の四角い布――をはぎ取り、もう一人の男が手触りのいい上質な毛織のマントを肩に着せかけ、首元のベルトを結ぶ。さらにどこから出したのか毛織の帽子を被せてきた。
「剃髪していることが知られると困りますで、我々が良いと言うまで帽子は取らないでください」
背の高い男が事務的だが丁寧な口調で語りかけ、シウリンは目を丸くする。シウリンの頭は混乱の極みである。
テイト?テイトとは何だ? 東の国? を出るということなのか?
「では参りましょう。……院長殿、この件はくれぐれも内密に」
「承知しておる」
騎士ら二人が、シウリンに対し、部屋を出るようにと促す。茫然と立っていた、シウリンの理解力が、ようやく追いついてきた。
自分はこの僧院から出ていくのだ。聖地を出て、東の国に行く。ゲンゾク……還俗? 僧侶ではなく、俗人になると言うの?
「ちょっと待ってください。……そんなに突然……今すぐですか?」
「そのように申し上げました」
「そんな……せめて、お世話になった方々にお礼を申し上げ、お別れを言う時間を下さい」
それはシウリンとしては当然の要求だが、背の高い騎士は無情にも首を振る。
「なりませぬ。事情を他の者たちに悟られたくはないのです。このまま、何も言わずに僧院を出ていただきます」
見ると、背の低い方の騎士は何とも気まずそうにシウリンと周囲の僧侶たちを見回し、痛ましげに眉を顰める。どうやら背の高い方が上役で、背の低い方の彼は逆らえぬらしい。
これはもう、どうにもならぬ、とシウリンは観念した。そこで、騎士を留めて、
「では、せめてここにおられる方々にだけでも、きちんと御挨拶をさせてください。あなたがたが、挨拶もまともにできぬ礼儀知らずを連れてこい、と命じられているなら諦めますが」
とまっすぐ目を見て言った。思わず二人が黙り込んだ隙に、シウリンは院長とその横でおどおどしている副院長、苦渋に満ちた表情で立っているジュルチ僧都を見て、丁寧に頭を下げた。
「長いことお世話になりました。皆さま方のお導きに感謝いたします。……もし、機会がありましたら、僧院の他の者たちにも、僕が感謝していたとお伝えください。……それから、その……ジュルチ僧都様、……マニ僧都様にもよろしくお礼申し上げてください」
院長が、慈悲のこもった眼差しで答えた。そしてその奥に何かやり切れないような、切ないような光があるのを、シウリンは見て取った。今回のことは、院長ですら口を挟めないことなのだ。
「うむ。そなたの優秀さは、ジュルチ僧都やマニ僧都より聞いておる。よい僧になると思っておったが……。どこに暮らそうと、僧俗に関わらず陰陽は加護を与えてくださる。ただただ身体を大切に、精進を続けるがよい」
「ありがとうございます」
シウリンが院長に礼を言うと、ジュルチがシウリンを抱きしめた。
「シウリン、おぬしには陰陽の加護がついておる。それからどこに居ようが、どんな人間になろうが、俺はおぬしの師だ。本当に嫌になったらいつでも戻ってこい。……俺もマニも、おぬしのためならいくらでも、一肌脱ごう」
「先生……ありがとうございます。先生も、お酒はほどほどになさってください。マニ先生にも、あまり根を詰めないように、お伝えください」
シウリンが黒目がちの涼やかな目元を潤ませて言うと、ジュルチはその手を大きな両手でがっしりと握った。副院長も感極まったように目を真っ赤にしている。
シウリンはもう一度、丁寧に頭を下げると騎士二人に向き直った。見ると、背の高い方の騎士が言った。
「では参りましょう」
シウリンは頷くと、二人の間に挟まれて、部屋を出た。
人払いがされているのか、院長室から玄関まで誰も出てこない。玄関前には、さっきはなかった箱馬車が停まり、全身黒ずくめの護衛騎士が一人と、御者が待っていた。
「僕の私物は……?」
「全て、置いていってください。新しいものをこちらで準備いたします」
シウリンは馬車に乗る前に、僧院を振り向いた。物心ついて以来、シウリンの世界の、全てだった場所だ。孤児院からずっと一緒だった仲間たちに、何も告げずに僧院を後にすることが、とてつもない裏切りに感じられる。
「お早く」
急かされて、馬車に乗ると、二人の騎士が一緒に乗りこんで来て、シウリンの向かい側に座り、扉を閉めて窓のカーテンも閉めた。中は真っ暗だ。荷馬車の荷台以外に乗ったことのないシウリンは、ふかふかの座面にも戸惑う。
御者の隣には黒ずくめの護衛騎士が座るようだ。
「太陽神殿に。夜が明けたら一番に転移門を通過したい。急げ」
隣の騎士の言葉に、シウリンは思わず息を飲む。
転移門だって!――帝都に行くと言っていたが、まさか転移門を利用するなんて。転移門を利用できるのは特別な許可を受けた場合のみで、シウリン如きが一生通過することはないと思っていたから、衝撃をうけた。同時に、本当に聖地を出るのかと思うと、恐怖心すら沸き起こる。
馬車がガラガラと動き始める。門番が明けた門を無言で通りすぎる。カーテンを開けることは許されなかった。
シウリンは、まるで囚人のように僧院から連れ去られた。
むしろ、これは悪い予兆だ。懲罰房どころでない、重い罰則が与えられるのだろうか?
だが、指輪の件を院長に話すよい機会だ。
シウリンは内心怯えていたが、それを表に出さないように、平然とした態度を保って、院長室に入った。シシル準導師はその様子を面白くなさそうに見ている。もともと、シシルはシウリンのこういう大人びた、こまっしゃくれた所が気に入らず、ことさらに欠点をあげつらって罰を与えようとしてきたのだ。シウリンの方が一枚も二枚も上手で、彼に弱みを見せなかったのだが。
院長室には、院長と副院長と師のジュルチ僧都、そして見知らぬ騎士と思しき俗人が二人いた。
「シウリンをお連れしました」
シシル準導師はシウリンを連れて部屋に入ると、さも当然というように自分も部屋に残ろうとしたが、院長はそれを留め、下がるように言った。
「しかし……私は沙弥の監督官で……」
院長が厳しい表情で首を振ると、シシルは悔しそうな顔でシウリンを睨んで出ていった。
扉が閉まると、シウリンは院長を見た。門限破りは重罪だが、人助けをしたのだから、卑屈になる必要はない、と心の中で言い聞かせる。
だが、院長はシウリンの門限破りを咎めもせず、遅れた理由も尋ねなかった。
「沙弥シウリン、そなたは……今年十二歳になる。孤児で、両親はおらぬ」
シウリンは面食らったが、素直に認めた。
「はい。そうです」
院長は白い眉毛の下の、茶色い眼に苦悩の色を湛えながら、静かに言った。
「わしらはそなたに謝らねばならぬ。……そなたの両親は実は生きておられる。そなたは事情があって、この僧院に預けられたが、今日、僧院を出、聖地を出て、東の帝国の帝都に行くのだ。……還俗して、両親のもとに戻ることになった」
言われたことが理解できず、シウリンは思わず聞き返す。
「リョウシン?テイト?……でも、来年は太陽神殿の学院に入る予定では……?」
シウリンは助けを求めるように、副院長の隣に立つジュルチ僧都を見る。武術と魔術制御の師であるジュルチが院長に掛け合い、シウリンがより高度な教育を受けられるように、取り計らってくれたのだ。
シウリンに体術や棒術、そして魔術制御も教授するジュルチは二十代半ばの体格のいい男だ。それが眉間に深い縦皺を刻み、悲しそうな目で首を振った。シウリンは、自分がここに来る前に、ジュルチと大人たちの間で何らかの話し合いがあったことを知る。ジュルチが説得しても駄目だったのなら、もはやシウリンには抗いようがない。
シウリンの問いを院長はおそらく意識的に無視した。
「そちらの騎士二人は、そなたの両親がよこされた迎えだ。今日、今すぐにここを発ち、東の国の帝都に向かうように」
シウリンはその俗人を見る。二人とも二十代の半ばくらい、揃いの紺色の官服のようなものを着、剣を佩いている。一人は背が高くがっちりとした身体つきに、真っ黒な髪をやや長めにし、端正だがやや険のある顔つきで、もう一人はそれに比べれば背が低く、ややふくよかではあるが、体格は悪くない。実直そうで、優し気な風貌の男だ。彼らは無言でシウリンに近づいてくると、背の高い方の男が彼が羽織っているマント――という名の四角い布――をはぎ取り、もう一人の男が手触りのいい上質な毛織のマントを肩に着せかけ、首元のベルトを結ぶ。さらにどこから出したのか毛織の帽子を被せてきた。
「剃髪していることが知られると困りますで、我々が良いと言うまで帽子は取らないでください」
背の高い男が事務的だが丁寧な口調で語りかけ、シウリンは目を丸くする。シウリンの頭は混乱の極みである。
テイト?テイトとは何だ? 東の国? を出るということなのか?
「では参りましょう。……院長殿、この件はくれぐれも内密に」
「承知しておる」
騎士ら二人が、シウリンに対し、部屋を出るようにと促す。茫然と立っていた、シウリンの理解力が、ようやく追いついてきた。
自分はこの僧院から出ていくのだ。聖地を出て、東の国に行く。ゲンゾク……還俗? 僧侶ではなく、俗人になると言うの?
「ちょっと待ってください。……そんなに突然……今すぐですか?」
「そのように申し上げました」
「そんな……せめて、お世話になった方々にお礼を申し上げ、お別れを言う時間を下さい」
それはシウリンとしては当然の要求だが、背の高い騎士は無情にも首を振る。
「なりませぬ。事情を他の者たちに悟られたくはないのです。このまま、何も言わずに僧院を出ていただきます」
見ると、背の低い方の騎士は何とも気まずそうにシウリンと周囲の僧侶たちを見回し、痛ましげに眉を顰める。どうやら背の高い方が上役で、背の低い方の彼は逆らえぬらしい。
これはもう、どうにもならぬ、とシウリンは観念した。そこで、騎士を留めて、
「では、せめてここにおられる方々にだけでも、きちんと御挨拶をさせてください。あなたがたが、挨拶もまともにできぬ礼儀知らずを連れてこい、と命じられているなら諦めますが」
とまっすぐ目を見て言った。思わず二人が黙り込んだ隙に、シウリンは院長とその横でおどおどしている副院長、苦渋に満ちた表情で立っているジュルチ僧都を見て、丁寧に頭を下げた。
「長いことお世話になりました。皆さま方のお導きに感謝いたします。……もし、機会がありましたら、僧院の他の者たちにも、僕が感謝していたとお伝えください。……それから、その……ジュルチ僧都様、……マニ僧都様にもよろしくお礼申し上げてください」
院長が、慈悲のこもった眼差しで答えた。そしてその奥に何かやり切れないような、切ないような光があるのを、シウリンは見て取った。今回のことは、院長ですら口を挟めないことなのだ。
「うむ。そなたの優秀さは、ジュルチ僧都やマニ僧都より聞いておる。よい僧になると思っておったが……。どこに暮らそうと、僧俗に関わらず陰陽は加護を与えてくださる。ただただ身体を大切に、精進を続けるがよい」
「ありがとうございます」
シウリンが院長に礼を言うと、ジュルチがシウリンを抱きしめた。
「シウリン、おぬしには陰陽の加護がついておる。それからどこに居ようが、どんな人間になろうが、俺はおぬしの師だ。本当に嫌になったらいつでも戻ってこい。……俺もマニも、おぬしのためならいくらでも、一肌脱ごう」
「先生……ありがとうございます。先生も、お酒はほどほどになさってください。マニ先生にも、あまり根を詰めないように、お伝えください」
シウリンが黒目がちの涼やかな目元を潤ませて言うと、ジュルチはその手を大きな両手でがっしりと握った。副院長も感極まったように目を真っ赤にしている。
シウリンはもう一度、丁寧に頭を下げると騎士二人に向き直った。見ると、背の高い方の騎士が言った。
「では参りましょう」
シウリンは頷くと、二人の間に挟まれて、部屋を出た。
人払いがされているのか、院長室から玄関まで誰も出てこない。玄関前には、さっきはなかった箱馬車が停まり、全身黒ずくめの護衛騎士が一人と、御者が待っていた。
「僕の私物は……?」
「全て、置いていってください。新しいものをこちらで準備いたします」
シウリンは馬車に乗る前に、僧院を振り向いた。物心ついて以来、シウリンの世界の、全てだった場所だ。孤児院からずっと一緒だった仲間たちに、何も告げずに僧院を後にすることが、とてつもない裏切りに感じられる。
「お早く」
急かされて、馬車に乗ると、二人の騎士が一緒に乗りこんで来て、シウリンの向かい側に座り、扉を閉めて窓のカーテンも閉めた。中は真っ暗だ。荷馬車の荷台以外に乗ったことのないシウリンは、ふかふかの座面にも戸惑う。
御者の隣には黒ずくめの護衛騎士が座るようだ。
「太陽神殿に。夜が明けたら一番に転移門を通過したい。急げ」
隣の騎士の言葉に、シウリンは思わず息を飲む。
転移門だって!――帝都に行くと言っていたが、まさか転移門を利用するなんて。転移門を利用できるのは特別な許可を受けた場合のみで、シウリン如きが一生通過することはないと思っていたから、衝撃をうけた。同時に、本当に聖地を出るのかと思うと、恐怖心すら沸き起こる。
馬車がガラガラと動き始める。門番が明けた門を無言で通りすぎる。カーテンを開けることは許されなかった。
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