23 / 43
23、書斎*
しおりを挟む
僕はローズマリーの唇を貪りながら薄いモスリンのドレスの裾を捲り上げ、スカートの中に手を滑りこませる。絹のペチコートの下に、ドロワースは穿いていなかった。
僕は強引に彼女を膝の上に引っ張り上げ、背後から抱きかかえる。顔を横に向けさせて口づけを深めながら、片手を前に回して茂みを掻きわけ、秘裂を指で辿る。ローズマリーの唇がわななくのを無視してさらに舌を絡める。
「ふっ……んっ……」
もう片方の手でうなじをがっちりと抱え込んでいるから、逃げようにも逃げられない。秘裂を割って敏感な場所をまさぐれば、ローズマリーの腰が動き、秘所はしっとりと潤ってくる。
上と下と、二か所で体液が水音を立てる。鼻から抜けるローズマリーの息が上がり、腕の中の身体をくねらせて身もだえている。膨らんできた尖りを親指で刺激しながら、中指を蜜口に差し込み、ゆっくりと抜き差しする。あふれ出す蜜を塗り込め、小刻みに動かしてやれば、ローズが苦し気に首を振るので、僕は唇を解放した。
「はあっ、はあっ……あっ……ああっ……だめっ、こんな、ところでっ……」
ローズは両手で僕の肩にしがみつき、身体をのけ反らせて快感に喘ぐ。僕はもう一つの手でスカートを大きく捲りあげて秘部を露出すると、片手で花びらを広げ、指を二本に増やして内部を掻きまわす。クリトリスの裏側にあたる、内部の敏感な場所をひっかくように動かし、同時に親指でクリトリスをギュッと押した。
「あああっ……」
一気に蜜が溢れ、ローズが両脚を硬直させ、全身を震わせて達した。形のよい眉を顰め、唇を半ば開いて、紫色の瞳には涙が浮かび、白い喉を反らせて、天を仰ぐ。
――ローズは、イくときの顔がとても綺麗だ。何度でもイかせて、その顔を見たくなる。
「綺麗だ、ローズ……その顔、もっと見せて」
「あっ、あっ、ああっ、だめっ、もうっ……いらいあす、やめっ……あああっ」
僕は絶頂して息も絶え絶えなローズをさらに嬲り続け、もう一度イくまで弄んだ。溢れた涙が目じりから流れるのを、僕は唇で吸いあげる。
僕は手早くトラウザーズの前を寛げ、昂った欲望を取り出す。ドレスの裾をたくし上げて白い尻を露出させ、背後から一気に貫いた。
「ああっ……こんな、とこでっ……やあっ……」
「大丈夫、誰も、来ない……」
僕は背後からローズをきつく抱きしめ、一つになる感触を味わう。奥まで繋がった状態で、僕に熱い襞が絡みつき、蠢く。腰から融けそうな快楽がぞわぞわと背筋を這いあがり、華奢な体が折れてしまうのではと思うほど腕に力を籠める。
「ローズ……ううっ……ローズ……悦い……好きだ……」
「いらい、あす……ああっ……」
僕は背後から抱き込むようにしてローズの顔を横に向け、唇を塞ぐ。それから僕は彼女の細い腰を両手で持ち、彼女の中を突き上げるように腰を動かす。
「あっ、あっ、あっ……ああっ、奥、当たって……ああっ……」
最奥を突くたびにローズの内部が震え、甘い声が響く。僕は片手を前に回して、敏感な尖りを摘まんだ。中がきゅっと締まり、僕は射精感を堪えて奥歯を噛みしめる。
「くっ……ここ、好きなんだ……もっと、弄ってあげる、イって……何度でも……ローズ……」
「ああっ、あっ、あっ、あっ……ああっ、やっ……あぁあ――――っ」
内部を突かれながらクリトリスをいじられて、ローズがついに陥落する。絶頂する彼女の締め付けに僕も限界に至り、彼女の中で果てた。
「こんな、ところで……よくないわ」
「したくなっちゃったんだから、しょうがないよ」
少し拗ねたような表情でローズが言う。快楽の余韻が抜けきれないのか、彼女の態度がしどけなくて、それもまた可愛らしい。
僕は本を拾いあげ、ページを開く。
「君はどんな詩が好き? 読んであげるよ……」
「待って、今は頭が働かない……」
ローズマリーがまだ整わない息で僕に抱き着く。
「イライアス……わたし、やっぱりあなたがわからない……」
「僕に抱かれるのは嫌?」
ローズマリーがはしばらく考えて首を振った。
「……嫌じゃないわ、あなたは優しくしてくれる……今までの人とは違う」
「今までの男は乱暴だった?」
「わからない……そんなものだと思っていたから……」
ローズマリーが、僕の顔を正面から見る。紫色の瞳が涙で潤んでいた。
「デニスの若様の時は初めてで……ベッドに水を持ってきてくれって言われて、そのままベッドに引きずり込まれたの……怖くて、逃げられなかった」
僕はローズマリーの告白に目を見開く。
「……そう。怖かったね。デニスがそんな男だと僕は思っていなかったけど、若くて傲慢な頃ならば、そういうこともあるかもしれないね」
デニスと知り合ったのは、彼と僕の従妹、ライラの婚約が調ってからだから、デニスは礼儀正しく快活な男だという印象しかなかった。――だから、野戦病院で告白を聞いて驚いたのだけれど。
「……その後は、なし崩しだったわ。誰にも相談できなかったし、クビにされたらって思ったら、逆らえなかった……」
「使用人を奴隷のように扱うことが許されていると、誤解している人間は残念ながら多い。……君は悪くないよ」
「時々は優しかったのよ。愛してるとも言ってくださった。結婚して、うちの借金も肩代わりしてくれるって――信じたかったの。愛されているんだって……なのに。子供ができたって言ったら、俺の子じゃないって言われたわ……」
ローズマリーの紫の瞳から真珠のような涙の粒が溢れ、白い頬を転がり落ちていく。僕は痛ましくて思わずその頬に口づけ、涙の粒を吸った。
デニスが、ローズマリーに対して全く気持ちがなかったということはないだろう。もしそうだったら、デニスは彼女のことをきれいさっぱり忘れ去ったかもしれないから。
デニスは最期に、ライラに愛していると伝えて欲しい僕に言った。
ライラに出逢って、デニスはライラを本当に愛して、そうして自分のかつて犯した罪を初めて自覚したのかもしれない。
僕がローズに出逢って、かつて犯した罪を自覚したように――
ローズの両の頬を両手で包み、僕は彼女に口づける。ローズの両手が縋るように僕の頭を抱え、うなじをたどり、背中に抱き着いてくる。
「……本当に、わたしでいいの? 男に捨てられて、子持ちで、妻子持ちとも寝てまた捨てられた女よ?」
「君が、いい」
「可哀想な女に同情して、拾ってくれるの?」
僕は笑った。
「捨てられたのを拾うわけじゃない。僕は君を奪いに行くつもりだったから」
僕の言葉に、ローズマリーが縋るような目で言った。
「イライアス……お願い。捨てないで。……私も、ルーカスも……それから、この子も」
まだ膨らまない腹に手を当てて懇願するローズマリーを、僕はもう一度抱き寄せる。
「捨てないよ。やっと僕のものになったのに。全部、僕のものだ。……約束する」
だが、ローズマリーは僕の腕の中でかぶりを振った。
「約束はいらないの。デニスも、クライブも約束したわ、そして捨てたの……約束はしないで。……イライアス、わたし……」
ローズマリーは僕に抱きついて、囁くように言った。
「自分が、あなたにふさわしくないってわかってるのに……あなたに縋ってしまう。あなたに、捨てられたら……」
僕は不安に震える身体を抱きしめて耳元で囁いた。
「ローズ、もっと縋って。捨てないから。……愛してる」
僕は強引に彼女を膝の上に引っ張り上げ、背後から抱きかかえる。顔を横に向けさせて口づけを深めながら、片手を前に回して茂みを掻きわけ、秘裂を指で辿る。ローズマリーの唇がわななくのを無視してさらに舌を絡める。
「ふっ……んっ……」
もう片方の手でうなじをがっちりと抱え込んでいるから、逃げようにも逃げられない。秘裂を割って敏感な場所をまさぐれば、ローズマリーの腰が動き、秘所はしっとりと潤ってくる。
上と下と、二か所で体液が水音を立てる。鼻から抜けるローズマリーの息が上がり、腕の中の身体をくねらせて身もだえている。膨らんできた尖りを親指で刺激しながら、中指を蜜口に差し込み、ゆっくりと抜き差しする。あふれ出す蜜を塗り込め、小刻みに動かしてやれば、ローズが苦し気に首を振るので、僕は唇を解放した。
「はあっ、はあっ……あっ……ああっ……だめっ、こんな、ところでっ……」
ローズは両手で僕の肩にしがみつき、身体をのけ反らせて快感に喘ぐ。僕はもう一つの手でスカートを大きく捲りあげて秘部を露出すると、片手で花びらを広げ、指を二本に増やして内部を掻きまわす。クリトリスの裏側にあたる、内部の敏感な場所をひっかくように動かし、同時に親指でクリトリスをギュッと押した。
「あああっ……」
一気に蜜が溢れ、ローズが両脚を硬直させ、全身を震わせて達した。形のよい眉を顰め、唇を半ば開いて、紫色の瞳には涙が浮かび、白い喉を反らせて、天を仰ぐ。
――ローズは、イくときの顔がとても綺麗だ。何度でもイかせて、その顔を見たくなる。
「綺麗だ、ローズ……その顔、もっと見せて」
「あっ、あっ、ああっ、だめっ、もうっ……いらいあす、やめっ……あああっ」
僕は絶頂して息も絶え絶えなローズをさらに嬲り続け、もう一度イくまで弄んだ。溢れた涙が目じりから流れるのを、僕は唇で吸いあげる。
僕は手早くトラウザーズの前を寛げ、昂った欲望を取り出す。ドレスの裾をたくし上げて白い尻を露出させ、背後から一気に貫いた。
「ああっ……こんな、とこでっ……やあっ……」
「大丈夫、誰も、来ない……」
僕は背後からローズをきつく抱きしめ、一つになる感触を味わう。奥まで繋がった状態で、僕に熱い襞が絡みつき、蠢く。腰から融けそうな快楽がぞわぞわと背筋を這いあがり、華奢な体が折れてしまうのではと思うほど腕に力を籠める。
「ローズ……ううっ……ローズ……悦い……好きだ……」
「いらい、あす……ああっ……」
僕は背後から抱き込むようにしてローズの顔を横に向け、唇を塞ぐ。それから僕は彼女の細い腰を両手で持ち、彼女の中を突き上げるように腰を動かす。
「あっ、あっ、あっ……ああっ、奥、当たって……ああっ……」
最奥を突くたびにローズの内部が震え、甘い声が響く。僕は片手を前に回して、敏感な尖りを摘まんだ。中がきゅっと締まり、僕は射精感を堪えて奥歯を噛みしめる。
「くっ……ここ、好きなんだ……もっと、弄ってあげる、イって……何度でも……ローズ……」
「ああっ、あっ、あっ、あっ……ああっ、やっ……あぁあ――――っ」
内部を突かれながらクリトリスをいじられて、ローズがついに陥落する。絶頂する彼女の締め付けに僕も限界に至り、彼女の中で果てた。
「こんな、ところで……よくないわ」
「したくなっちゃったんだから、しょうがないよ」
少し拗ねたような表情でローズが言う。快楽の余韻が抜けきれないのか、彼女の態度がしどけなくて、それもまた可愛らしい。
僕は本を拾いあげ、ページを開く。
「君はどんな詩が好き? 読んであげるよ……」
「待って、今は頭が働かない……」
ローズマリーがまだ整わない息で僕に抱き着く。
「イライアス……わたし、やっぱりあなたがわからない……」
「僕に抱かれるのは嫌?」
ローズマリーがはしばらく考えて首を振った。
「……嫌じゃないわ、あなたは優しくしてくれる……今までの人とは違う」
「今までの男は乱暴だった?」
「わからない……そんなものだと思っていたから……」
ローズマリーが、僕の顔を正面から見る。紫色の瞳が涙で潤んでいた。
「デニスの若様の時は初めてで……ベッドに水を持ってきてくれって言われて、そのままベッドに引きずり込まれたの……怖くて、逃げられなかった」
僕はローズマリーの告白に目を見開く。
「……そう。怖かったね。デニスがそんな男だと僕は思っていなかったけど、若くて傲慢な頃ならば、そういうこともあるかもしれないね」
デニスと知り合ったのは、彼と僕の従妹、ライラの婚約が調ってからだから、デニスは礼儀正しく快活な男だという印象しかなかった。――だから、野戦病院で告白を聞いて驚いたのだけれど。
「……その後は、なし崩しだったわ。誰にも相談できなかったし、クビにされたらって思ったら、逆らえなかった……」
「使用人を奴隷のように扱うことが許されていると、誤解している人間は残念ながら多い。……君は悪くないよ」
「時々は優しかったのよ。愛してるとも言ってくださった。結婚して、うちの借金も肩代わりしてくれるって――信じたかったの。愛されているんだって……なのに。子供ができたって言ったら、俺の子じゃないって言われたわ……」
ローズマリーの紫の瞳から真珠のような涙の粒が溢れ、白い頬を転がり落ちていく。僕は痛ましくて思わずその頬に口づけ、涙の粒を吸った。
デニスが、ローズマリーに対して全く気持ちがなかったということはないだろう。もしそうだったら、デニスは彼女のことをきれいさっぱり忘れ去ったかもしれないから。
デニスは最期に、ライラに愛していると伝えて欲しい僕に言った。
ライラに出逢って、デニスはライラを本当に愛して、そうして自分のかつて犯した罪を初めて自覚したのかもしれない。
僕がローズに出逢って、かつて犯した罪を自覚したように――
ローズの両の頬を両手で包み、僕は彼女に口づける。ローズの両手が縋るように僕の頭を抱え、うなじをたどり、背中に抱き着いてくる。
「……本当に、わたしでいいの? 男に捨てられて、子持ちで、妻子持ちとも寝てまた捨てられた女よ?」
「君が、いい」
「可哀想な女に同情して、拾ってくれるの?」
僕は笑った。
「捨てられたのを拾うわけじゃない。僕は君を奪いに行くつもりだったから」
僕の言葉に、ローズマリーが縋るような目で言った。
「イライアス……お願い。捨てないで。……私も、ルーカスも……それから、この子も」
まだ膨らまない腹に手を当てて懇願するローズマリーを、僕はもう一度抱き寄せる。
「捨てないよ。やっと僕のものになったのに。全部、僕のものだ。……約束する」
だが、ローズマリーは僕の腕の中でかぶりを振った。
「約束はいらないの。デニスも、クライブも約束したわ、そして捨てたの……約束はしないで。……イライアス、わたし……」
ローズマリーは僕に抱きついて、囁くように言った。
「自分が、あなたにふさわしくないってわかってるのに……あなたに縋ってしまう。あなたに、捨てられたら……」
僕は不安に震える身体を抱きしめて耳元で囁いた。
「ローズ、もっと縋って。捨てないから。……愛してる」
14
お気に入りに追加
489
あなたにおすすめの小説
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
身代わり婚~暴君と呼ばれる辺境伯に拒絶された仮初の花嫁
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【決してご迷惑はお掛けしません。どうか私をここに置いて頂けませんか?】
妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけらた。さらに城から追い出されそうになるものの、ある人物に救われて下働きとして置いてもらえる事になるのだった―。
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる