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7、婚約
馬車の中で
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事切れた侍女を冷静に見下ろしていた恭親王は、アデライードの身体がぐらりと傾いだのを視界の端に捉え、ゴブレットを放り投げて頽れるアデライードを支えた。ふぁさり、と白金色の髪が乱れて舞い、薔薇のような芳香が恭親王の鼻をくすぐった。
アデライードを両腕に大事そうに抱え、ぎらつく双眸でルキニウスを射抜いた。
「どうやら太陰宮は西からきた鼠だらけのようだぞ、ルキニウス」
さすがの〈禁苑三宮〉の長たちも一言も発することができない。我に返ったメイローズが、葡萄酒の壺を抱えたまま、死んだ侍女に近づいてその様子を見て言う。
「鉱物性の、即効性のある毒のようです」
恭親王は片腕にアデライードを抱え、もう片方の手で卓上の水の入ったゴブレットを取り上げ、水を口に含んで口の中を濯ぐと、ぺっと行儀悪く床に吐き捨てた。
「そうだろうな。私は魔力で体内に入った毒を無毒化できるから何ともないけれど、普通ならひとたまりもないくらい強い毒だ。壺の中身を調べさせろ」
「姫様!姫様、大丈夫でございますの?!あああ、何てこと!あんな恐ろしい!」
恭親王の腕に抱き込まれたアデライードは、背後から金切り声を上げて騒ぐエイダの声に徐々に意識を浮上させ、恭親王の腕の中で身じろぎした。そして、自分を恭親王から奪回しようとするエイダを、恭親王が乱暴に引きはがしている状況に、ぱちぱちと瞬きする。
恭親王はエイダに容赦ない肘打ちを食らわせながら、ルキニウス他、〈禁苑三宮〉の長に鋭い一瞥を投げて言った。
「ここで食う物は信用できぬ。別邸に引き上げる」
そしてアデライードの顔を覗き込むと、聞いた。
「行くぞ。……歩けるか?」
頭の中がショートしたよう呆けていたアデライードは、ただただ翡翠色の瞳を見開いて、恭親王の顔を見上げるだけだ。その様子に、恭親王は黒い目を眇める。
「お姫様には少しばかり刺激が強すぎたようだな、悪かった」
そう言うやいなや、アデライードの膝の裏に腕をかけてふわりと抱き上げた。突然足元から掬い上げられ、視界が高くなったアデライードは戸惑い、咄嗟に恭親王の首に両腕を回して縋りつく。
「メイローズ、お前はここに残ってあとで状況を説明しに来い。ゾラ、馬車を出すぞ」
「きゃー、姫様!なんてことでしょう!婚約者とはいえ、あんまりでございますよ!姫様を下してくださいませってば!」
相変わらずぎゃあぎゃあと喧しいエイダを、まるでいないもののように無視して、恭親王はアデライードを抱え上げて大股で歩き出す。聖職者たちが茫然と口を開けて見送る中、太陽宮のジュルチ僧正だけが我に返って追い付いてきた。
「お待ちください、恭親王殿下、……僧兵を警護にお付けいたします」
「不要だ。騎馬と馬車で全速力で走る。馬に乗らぬ僧兵など、足手まといだ」
「しかし……」
ジュルチ僧正を振り捨てて、早足で廊下を行くと、後ろから小さな革のカバンを抱えたエイダ修道女が走って追いかけてきた。
「お待ちくださいませ……殿下……お荷物が……」
ちらりと一瞥をくれた恭親王がゾラに顎をしゃくって見せる。ゾラがその意図を察してエイダの荷物を持つと、恭親王はさらに足を速め、風のような速度で回廊を進み、瞬く間に正面の玄関に出た。それに付いてくるエイダはやはり只者ではない。
待機させてあった馬車に恭親王がアデライードを抱えたまま乗り込み、ゾラがその足元にカバンを置く。アデライードは恭親王の膝の上に抱えられていたが、先ほどの血を吐いた侍女の様子が脳裏に甦り、恐怖で震えが止まらず、男の膝の上に乗っているという異常な事態に気が付かない。アデライードが震えていることに気づいた恭親王が、肩に回していた腕の力を強め、アデライードの顔を自分の胸に押し付けるように抱きしめた。
「大丈夫だ……心配ない」
頭上から低く甘い声が降ってきて、大きな手がプラチナブロンドを撫でる。自分を抱き込んでいる見知らぬ感覚と体温に茫然とするが、耳慣れた金切り声にアデライードは我に返る。見ると、続いて馬車に乗り込もうとしたエイダが、侍従武官のゾラに押さえられて排除されている。
「お、お待ちくださいませ、わたくしも姫様とご一緒に……」
「その薄汚い女は不要だ。追い返せ」
恭親王が冷酷に命令すると、ゾラは力ずくでエイダを引き剥がして馬車の扉を閉め、御者台に上る。合図を受けてゾラは周囲の騎馬隊に指示を出し、馬車は走り始めた。アデライードが慌てて身を起こして箱馬車の後ろの窓から見ると、置き去りにされ半狂乱になって叫ぶエイダ修道女と、慌てて走ってきて、何やら叫んでいるジュルチ僧正の姿が目に入った。
「後程僧兵を護衛に差し向けますーー!」
ジュルチの叫び声が風と馬車の騒音にかき消される――。
ものすごいスピードで爆走する馬車の振動の中、アデライードは細身だが逞しい腕にしっかりと抱え込まれていた。筋肉質の胸が顔の前にある。金釦と金糸の刺繍に飾られた黒い服の下は、今まで触れたことのない硬い身体と、微かな汗の臭い。先ほどの恐ろしい情景に頭の芯がぼうっとなって、何も考えられないでいた。
ふと視線を感じて見上げると、青年が至近距離から彼女を見つめている。黒い瞳が熱を帯びて煌めき、彼の周囲は金色の龍が揺らめく焔のように立ち昇っては舞い、アデライードの銀の龍に戯れかけている。はっとして身じろぎし、接近し過ぎた身体を離そうと胸を押すも、馬車の振動に邪魔されて却って力を込めて抱き込まれる。自分が心の底ではこの状況を嫌がっていないのは、自身の纏う銀の〈王気〉が怒りや嫌悪の色を帯びていないことでわかる。むしろ誘いかける金の龍に戯れ返し、光の粉を散らしながら身を絡ませ合っている。その龍の戯れ合いを見て、何故だかアデライードは猛烈な羞恥心を感じた。
男がアデライードの頭に顔を押し付け、大きく息を吸い込む。ぐっと腕に力を籠め、強く抱きしめられる。まるで、ずっと探していた宝物を見つけたように、もう離さないとでも言うように、頑丈な檻に囚われて、男の伏せられた黒く長い睫毛がすぐ目の前にあった。
あまりに顔が近いことに驚いて、身体を反らそうとしたが、男はアデライードをがっちりと抱え込んだまま、唇を額に押し付けた。額から直接流れ込む男の〈王気〉と柔らかい感触に動揺し、肩を掴んだ腕に力を入れて本格的に抵抗を試みる。だが、鋼のような男の体はびくともせず、唇がこめかみに流れ、滑らかな頬を伝い下りてやがて唇を塞いだ。
唇から唇へ、互いの〈王気〉が融けあい交じり合い、頭の芯から痺れるような何かが走り抜ける。それでも羞恥と理性が勝って、男の肩に両腕を突っ張って逃れようとするが、うなじの後ろを押さえ込まれて阻まれる。そのまま深く口づけられて、唇を割って熱くぬるっとした何かがアデライードの口内に侵入してきた。それが相手の舌だと気づくまで、しばらくかかる。縦横に口の中を蹂躙され、舌を舌で絡めとられ、唾液を吸い上げられると、唇を通してアデライードの体内に侵入してきた男の〈王気〉が体中を巡り、アデライードの脳髄を甘く浸食して蕩かしていく。
自分の〈王気〉と、男の〈王気〉が体内で交じり合い、溶けあい、甘美な毒のようにアデライードの全身を侵していく。知らずに身体が震え、腰を捩った。指は男の硬い肩を掴み、爪を立ててしまう。
(怖い……融けてしまう……)
大きな掌が彼女の細い身体の線を服の上から確かめるようになぞる。ぐっと腕に力が込められて、骨が軋む。このまま殺されるのではないかと思うほどの力だが、なぜかその力を恐ろしいとは感じず、ただ、自分自身が男によって造り変えられてしまいそうなのが、怖い。熱い舌に口内だけでなく、頭の芯まで灼かれていく。
アデライードを両腕に大事そうに抱え、ぎらつく双眸でルキニウスを射抜いた。
「どうやら太陰宮は西からきた鼠だらけのようだぞ、ルキニウス」
さすがの〈禁苑三宮〉の長たちも一言も発することができない。我に返ったメイローズが、葡萄酒の壺を抱えたまま、死んだ侍女に近づいてその様子を見て言う。
「鉱物性の、即効性のある毒のようです」
恭親王は片腕にアデライードを抱え、もう片方の手で卓上の水の入ったゴブレットを取り上げ、水を口に含んで口の中を濯ぐと、ぺっと行儀悪く床に吐き捨てた。
「そうだろうな。私は魔力で体内に入った毒を無毒化できるから何ともないけれど、普通ならひとたまりもないくらい強い毒だ。壺の中身を調べさせろ」
「姫様!姫様、大丈夫でございますの?!あああ、何てこと!あんな恐ろしい!」
恭親王の腕に抱き込まれたアデライードは、背後から金切り声を上げて騒ぐエイダの声に徐々に意識を浮上させ、恭親王の腕の中で身じろぎした。そして、自分を恭親王から奪回しようとするエイダを、恭親王が乱暴に引きはがしている状況に、ぱちぱちと瞬きする。
恭親王はエイダに容赦ない肘打ちを食らわせながら、ルキニウス他、〈禁苑三宮〉の長に鋭い一瞥を投げて言った。
「ここで食う物は信用できぬ。別邸に引き上げる」
そしてアデライードの顔を覗き込むと、聞いた。
「行くぞ。……歩けるか?」
頭の中がショートしたよう呆けていたアデライードは、ただただ翡翠色の瞳を見開いて、恭親王の顔を見上げるだけだ。その様子に、恭親王は黒い目を眇める。
「お姫様には少しばかり刺激が強すぎたようだな、悪かった」
そう言うやいなや、アデライードの膝の裏に腕をかけてふわりと抱き上げた。突然足元から掬い上げられ、視界が高くなったアデライードは戸惑い、咄嗟に恭親王の首に両腕を回して縋りつく。
「メイローズ、お前はここに残ってあとで状況を説明しに来い。ゾラ、馬車を出すぞ」
「きゃー、姫様!なんてことでしょう!婚約者とはいえ、あんまりでございますよ!姫様を下してくださいませってば!」
相変わらずぎゃあぎゃあと喧しいエイダを、まるでいないもののように無視して、恭親王はアデライードを抱え上げて大股で歩き出す。聖職者たちが茫然と口を開けて見送る中、太陽宮のジュルチ僧正だけが我に返って追い付いてきた。
「お待ちください、恭親王殿下、……僧兵を警護にお付けいたします」
「不要だ。騎馬と馬車で全速力で走る。馬に乗らぬ僧兵など、足手まといだ」
「しかし……」
ジュルチ僧正を振り捨てて、早足で廊下を行くと、後ろから小さな革のカバンを抱えたエイダ修道女が走って追いかけてきた。
「お待ちくださいませ……殿下……お荷物が……」
ちらりと一瞥をくれた恭親王がゾラに顎をしゃくって見せる。ゾラがその意図を察してエイダの荷物を持つと、恭親王はさらに足を速め、風のような速度で回廊を進み、瞬く間に正面の玄関に出た。それに付いてくるエイダはやはり只者ではない。
待機させてあった馬車に恭親王がアデライードを抱えたまま乗り込み、ゾラがその足元にカバンを置く。アデライードは恭親王の膝の上に抱えられていたが、先ほどの血を吐いた侍女の様子が脳裏に甦り、恐怖で震えが止まらず、男の膝の上に乗っているという異常な事態に気が付かない。アデライードが震えていることに気づいた恭親王が、肩に回していた腕の力を強め、アデライードの顔を自分の胸に押し付けるように抱きしめた。
「大丈夫だ……心配ない」
頭上から低く甘い声が降ってきて、大きな手がプラチナブロンドを撫でる。自分を抱き込んでいる見知らぬ感覚と体温に茫然とするが、耳慣れた金切り声にアデライードは我に返る。見ると、続いて馬車に乗り込もうとしたエイダが、侍従武官のゾラに押さえられて排除されている。
「お、お待ちくださいませ、わたくしも姫様とご一緒に……」
「その薄汚い女は不要だ。追い返せ」
恭親王が冷酷に命令すると、ゾラは力ずくでエイダを引き剥がして馬車の扉を閉め、御者台に上る。合図を受けてゾラは周囲の騎馬隊に指示を出し、馬車は走り始めた。アデライードが慌てて身を起こして箱馬車の後ろの窓から見ると、置き去りにされ半狂乱になって叫ぶエイダ修道女と、慌てて走ってきて、何やら叫んでいるジュルチ僧正の姿が目に入った。
「後程僧兵を護衛に差し向けますーー!」
ジュルチの叫び声が風と馬車の騒音にかき消される――。
ものすごいスピードで爆走する馬車の振動の中、アデライードは細身だが逞しい腕にしっかりと抱え込まれていた。筋肉質の胸が顔の前にある。金釦と金糸の刺繍に飾られた黒い服の下は、今まで触れたことのない硬い身体と、微かな汗の臭い。先ほどの恐ろしい情景に頭の芯がぼうっとなって、何も考えられないでいた。
ふと視線を感じて見上げると、青年が至近距離から彼女を見つめている。黒い瞳が熱を帯びて煌めき、彼の周囲は金色の龍が揺らめく焔のように立ち昇っては舞い、アデライードの銀の龍に戯れかけている。はっとして身じろぎし、接近し過ぎた身体を離そうと胸を押すも、馬車の振動に邪魔されて却って力を込めて抱き込まれる。自分が心の底ではこの状況を嫌がっていないのは、自身の纏う銀の〈王気〉が怒りや嫌悪の色を帯びていないことでわかる。むしろ誘いかける金の龍に戯れ返し、光の粉を散らしながら身を絡ませ合っている。その龍の戯れ合いを見て、何故だかアデライードは猛烈な羞恥心を感じた。
男がアデライードの頭に顔を押し付け、大きく息を吸い込む。ぐっと腕に力を籠め、強く抱きしめられる。まるで、ずっと探していた宝物を見つけたように、もう離さないとでも言うように、頑丈な檻に囚われて、男の伏せられた黒く長い睫毛がすぐ目の前にあった。
あまりに顔が近いことに驚いて、身体を反らそうとしたが、男はアデライードをがっちりと抱え込んだまま、唇を額に押し付けた。額から直接流れ込む男の〈王気〉と柔らかい感触に動揺し、肩を掴んだ腕に力を入れて本格的に抵抗を試みる。だが、鋼のような男の体はびくともせず、唇がこめかみに流れ、滑らかな頬を伝い下りてやがて唇を塞いだ。
唇から唇へ、互いの〈王気〉が融けあい交じり合い、頭の芯から痺れるような何かが走り抜ける。それでも羞恥と理性が勝って、男の肩に両腕を突っ張って逃れようとするが、うなじの後ろを押さえ込まれて阻まれる。そのまま深く口づけられて、唇を割って熱くぬるっとした何かがアデライードの口内に侵入してきた。それが相手の舌だと気づくまで、しばらくかかる。縦横に口の中を蹂躙され、舌を舌で絡めとられ、唾液を吸い上げられると、唇を通してアデライードの体内に侵入してきた男の〈王気〉が体中を巡り、アデライードの脳髄を甘く浸食して蕩かしていく。
自分の〈王気〉と、男の〈王気〉が体内で交じり合い、溶けあい、甘美な毒のようにアデライードの全身を侵していく。知らずに身体が震え、腰を捩った。指は男の硬い肩を掴み、爪を立ててしまう。
(怖い……融けてしまう……)
大きな掌が彼女の細い身体の線を服の上から確かめるようになぞる。ぐっと腕に力が込められて、骨が軋む。このまま殺されるのではないかと思うほどの力だが、なぜかその力を恐ろしいとは感じず、ただ、自分自身が男によって造り変えられてしまいそうなのが、怖い。熱い舌に口内だけでなく、頭の芯まで灼かれていく。
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