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Nessun dorma!
春の嵐
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夜よ、消え失せろ!
星どもよ、沈め!
暁に、我は勝利せん!
――Giacomo Puccini(1857-1924)“Turandot”
***********
「ねえ、リジー。今度はこのご本読んで?」
荒野からの風でガタガタと窓枠が揺れ、ヒースの野を吹き抜ける風の音がする。春の初め、ストラスシャーには嵐が吹き荒れる。灰色の空が重く垂れこめ、ゴロゴロと遠雷が響き、時折、空が白く光った。
外で過ごすことのできない日は、執事のアーチャーに鍵を借りて、図書館で過ごす。高い天井までびっしりの本棚。革の背表紙に金の文字。薄暗い部屋には昼間っからランプに灯を入れ、淡い光に照らされて、漂う埃が時々、キラッと金色に光る。書物独特の、埃とカビの臭い。
――当時七歳だったわたしは、文字をようやく覚え始めたところで、とてもじゃないが物語などは読めない。綺麗な挿絵のある本や画集をめくり、お話はリジーに読んでもらうのだ。
わたしが見つけてきたのは、美しい異国風の挿絵のついた物語の本。脚立に座って高い場所の本をめくっていた彼は、わたしの差し出す本を見て、すぐに読んでいた本を閉じ、言った。
「いいよ、ちょっと待って。すぐに降りるから」
ギシッと脚立を軋ませて降り立つと、彼はわたしから本を受け取り、タイトルを見る。
「『千と一日物語』――ああ、外国の昔話だね? 素敵な挿絵がついてる」
その本は、幼いわたしにはかなり大きくて分厚く、ずっしりと重い。でも、彼はやすやすと片手で持って、わたしの背中を押して言った。
「じゃあ、そこのソファに座って」
結局、本が大きすぎてわたしの膝では支えきれないので、本をソファの上に広げ、わたしたちはソファの前の、分厚い絨毯の上に直に腰を下ろす。
「リジー、お尻が痛いわ」
わたしが文句を言えば、リジーはわたしを抱き上げ、膝の上に座らせてくれた。彼も大人よりは背も低くて痩せているけれど、わたしよりはうんと、大きい。
「さあ、どのお話を読む?」
リジーが目次のページを開いて尋ねるが、わたしはまだ、字が読めない。
「どんなお話があるの? お姫様のお話がいいわ」
「お姫様……? カラフ王子とカタイの王女の物語、っというのがあるね。これにする?」
「うん、それ読んで!」
わたしが頷けば、彼の長い指がそのページを開く。ページの左側には文字が、反対側には東洋風の美麗な挿絵が描かれている。額縁のような枠の中には濃い緑色の蔓薔薇の装飾画。赤い薔薇がポツポツと咲き、画面の中央には見たこともないような、赤茶色の屋根を何段にも重ねた不思議な塔のある、宮殿。奇妙に枝の曲がった樹木。描かれた人物は見たこともないような、やたら大きな袖のある襞の多い服を着て、黒い奇妙な帽子を被っている。
「……むかしむかし、はるか東の大陸に、カタイという大きな国がありました。皇帝にはそれはそれは、美しいお姫様がいました。その名を、トゥーランドット姫と言いました」
「変な名前!」
「東洋の人は変な名前なんだよ」
リジーはわたしの髪を撫でながら言う。
「きっと向こうの人にしてみれば、エルスペス、なんてとっても変な名前だと思うに違いないよ」
「エルスペスはこの辺りでも十分、変わった名前って言われるわ」
わたしが背後のリジーを振り向いて、唇を尖らせる。
「そんなことはないよ、少し古風だけど、可愛い名前だよ」
「……普通の名前がよかったわ……」
リジーは金色の瞳を細めると、続きを読み始めた。
「トゥーランドット姫にはたくさんの求婚者がいましたが――」
「キューコン? お花の球根?」
「……ええっと、結婚してください、ってお願いすることだよ」
「お花の球根を持って頼みに行くのかな? クロッカスですがお願いしますって」
「……そういう人もいるかもしれないね……」
なかなか本題に入らなくても、リジーは怒ることなく、にこにことわたしの髪を撫でる。
「たくさんの若者がお姫様に結婚を申し込みました。しかし、お姫様は、お姫様の出した謎を解いた人と結婚する、と言いました。その謎はとても難しくて、誰一人、解くことはできません。……お姫様は、謎解きに失敗した若者たち全員を、殺してしまいました」
「……ナゾ……って、なぞなぞ?」
「そうだよ?」
「なぞなぞ解けないと、殺されちゃうの?」
「そうだね、怖いお姫様だね? でもお姫様はすごく美人だったから、何人もの若者が求婚して、そして謎が解けなくて、殺されてしまったんだ」
「あり得ないわ!」
わたしは叫んだ。
「なぞなぞが解けないくらいで人を殺すなんて! どんな美人でも普通はお断りよ!」
突然、昔のできごとを思い出したのは、結婚式の後、オーランド邸の部屋で、入浴と着替えを済ませた後だった。
春の夜の、なんとなく湿った空気のせいだろうか。
それとも、昼間のガーデンパーティーで嗅いだ、花や緑の香のせいだろうか。
窓枠を揺らす、春の夜の嵐のせいかもしれない。
好天にも恵まれ、たくさんの人に祝われ、とても素晴らしい結婚式だった。――おばあさまが生きていてくださったら、きっと喜んでくださっただろう。
そう残念に思う半面、祖母が存命であれば、結婚前から同棲して、世間からは愛人だなんて思われていた相手との結婚を、簡単には許してもらえなかっただろうと気づき、わたしは薄いレースの寝間着の襟をそっと、かきあわせた。
もし、おばあさま生きていたら、きっとアルバート殿下の所業を辛辣に罵り、あるいは国王陛下に対しても、ローズの恨みをぶつけたに違いない。
祖母や、父やローズや、わたしたちアシュバートン家が王家から受けてきた理不尽な仕打ちを、帳消しにはできないと祖母は言い放っただろう。
それでも――
祖母は厳しいけれど、優しい人だった。アルバート殿下がリジーだとわかっていたのに、無理に仕事を辞めさせることはしなかった。
おばあさまもずっと、リジーのことは気にかけていたのだ。だから、父の出征も、アルバート殿下を庇っての戦死も、すべて受け入れていた。王家を憎んでも、リジーのことを切り捨てることはできなかった。だからきっと、時間をかければお許しいただけたはず――
わたしはベッドから滑り降り、ガタガタと揺れる窓辺に近づく。
分厚いジャガード地のカーテンを手繰り、窓ガラスに触れ、少しだけ、窓を開ける。
ヒュー!
僅かな隙間から、ぶわっと湿気を帯びた空気が吹き込み、カーテンが大きく膨らむ。沈丁花の甘い香りと、雪柳の小さな白い花びらが数枚、ひらひらと風に運ばれて室内に入ってくる。見上げれば、虹色の暈のかかった白い月。月明りが庭の木々を照らし、甘い香りが漂ってくる。
オーランド邸の庭は、リンドホルムの城に比べればこじんまりとしていて、それでも手入れが行き届き、春を待ちかねたように、さまざまな花が一斉に咲いている。
リンドホルムはそろそろヒースの季節。
あの荒地全体がほんのりとピンク色に染まって――
パタン、とドアの音がして、誰かが部屋に入ってきた。
「エルシー?」
振り向けば、入浴を済ませてバスローブを羽織っただけの、殿下が大股に部屋を横切ってくる。
「すごい風だな! 部屋が湿ってしまうぞ?」
「……ええ、すぐに閉めます。ちょっとだけ、春の夜の空気を吸いたかったの」
風が吹くたびにぶわりぶわりと膨らむカーテンに邪魔されながら、わたしが殿下に応えれば、近づいた殿下はわたしを背後から抱き込むようにして、肩越しに月を眺める。
「いい月だ。……でも暈がかかっているから、明日は雨だな」
「結婚式が今日でよかった! 本当に素晴らしいお天気で!」
「俺の日ごろの行いのおかげだな」
「それだけは、あり得ないわ……」
わたしの呟きを無視して、殿下は背後からこめかみにキスをした。春の花の香に満ちた、湿った空気をいっぱいに孕んだカーテンが、わたしたちの周囲で踊っている。まるでカーテンのバルーンが暴れているみたい。
「なんだかおかしい」
「……そうだな?」
殿下がわたしの身体を向きを変えて、窓に背中を押し付けるようにして、唇を塞ぐ。啄むような軽く、優しい口づけに、わたしは彼の逞しい首すじに腕を回し、体を預ける。
沈丁花の香り、湿った土の匂い。風に舞いあげられ、吹き込んでくる、粉雪のように小さな雪柳の白い花びら。
「そろそろ、窓を閉めよう。……冷えてしまう」
吹き荒れる風と舞い上がるカーテンと格闘しながら、殿下は窓を閉めた。
星どもよ、沈め!
暁に、我は勝利せん!
――Giacomo Puccini(1857-1924)“Turandot”
***********
「ねえ、リジー。今度はこのご本読んで?」
荒野からの風でガタガタと窓枠が揺れ、ヒースの野を吹き抜ける風の音がする。春の初め、ストラスシャーには嵐が吹き荒れる。灰色の空が重く垂れこめ、ゴロゴロと遠雷が響き、時折、空が白く光った。
外で過ごすことのできない日は、執事のアーチャーに鍵を借りて、図書館で過ごす。高い天井までびっしりの本棚。革の背表紙に金の文字。薄暗い部屋には昼間っからランプに灯を入れ、淡い光に照らされて、漂う埃が時々、キラッと金色に光る。書物独特の、埃とカビの臭い。
――当時七歳だったわたしは、文字をようやく覚え始めたところで、とてもじゃないが物語などは読めない。綺麗な挿絵のある本や画集をめくり、お話はリジーに読んでもらうのだ。
わたしが見つけてきたのは、美しい異国風の挿絵のついた物語の本。脚立に座って高い場所の本をめくっていた彼は、わたしの差し出す本を見て、すぐに読んでいた本を閉じ、言った。
「いいよ、ちょっと待って。すぐに降りるから」
ギシッと脚立を軋ませて降り立つと、彼はわたしから本を受け取り、タイトルを見る。
「『千と一日物語』――ああ、外国の昔話だね? 素敵な挿絵がついてる」
その本は、幼いわたしにはかなり大きくて分厚く、ずっしりと重い。でも、彼はやすやすと片手で持って、わたしの背中を押して言った。
「じゃあ、そこのソファに座って」
結局、本が大きすぎてわたしの膝では支えきれないので、本をソファの上に広げ、わたしたちはソファの前の、分厚い絨毯の上に直に腰を下ろす。
「リジー、お尻が痛いわ」
わたしが文句を言えば、リジーはわたしを抱き上げ、膝の上に座らせてくれた。彼も大人よりは背も低くて痩せているけれど、わたしよりはうんと、大きい。
「さあ、どのお話を読む?」
リジーが目次のページを開いて尋ねるが、わたしはまだ、字が読めない。
「どんなお話があるの? お姫様のお話がいいわ」
「お姫様……? カラフ王子とカタイの王女の物語、っというのがあるね。これにする?」
「うん、それ読んで!」
わたしが頷けば、彼の長い指がそのページを開く。ページの左側には文字が、反対側には東洋風の美麗な挿絵が描かれている。額縁のような枠の中には濃い緑色の蔓薔薇の装飾画。赤い薔薇がポツポツと咲き、画面の中央には見たこともないような、赤茶色の屋根を何段にも重ねた不思議な塔のある、宮殿。奇妙に枝の曲がった樹木。描かれた人物は見たこともないような、やたら大きな袖のある襞の多い服を着て、黒い奇妙な帽子を被っている。
「……むかしむかし、はるか東の大陸に、カタイという大きな国がありました。皇帝にはそれはそれは、美しいお姫様がいました。その名を、トゥーランドット姫と言いました」
「変な名前!」
「東洋の人は変な名前なんだよ」
リジーはわたしの髪を撫でながら言う。
「きっと向こうの人にしてみれば、エルスペス、なんてとっても変な名前だと思うに違いないよ」
「エルスペスはこの辺りでも十分、変わった名前って言われるわ」
わたしが背後のリジーを振り向いて、唇を尖らせる。
「そんなことはないよ、少し古風だけど、可愛い名前だよ」
「……普通の名前がよかったわ……」
リジーは金色の瞳を細めると、続きを読み始めた。
「トゥーランドット姫にはたくさんの求婚者がいましたが――」
「キューコン? お花の球根?」
「……ええっと、結婚してください、ってお願いすることだよ」
「お花の球根を持って頼みに行くのかな? クロッカスですがお願いしますって」
「……そういう人もいるかもしれないね……」
なかなか本題に入らなくても、リジーは怒ることなく、にこにことわたしの髪を撫でる。
「たくさんの若者がお姫様に結婚を申し込みました。しかし、お姫様は、お姫様の出した謎を解いた人と結婚する、と言いました。その謎はとても難しくて、誰一人、解くことはできません。……お姫様は、謎解きに失敗した若者たち全員を、殺してしまいました」
「……ナゾ……って、なぞなぞ?」
「そうだよ?」
「なぞなぞ解けないと、殺されちゃうの?」
「そうだね、怖いお姫様だね? でもお姫様はすごく美人だったから、何人もの若者が求婚して、そして謎が解けなくて、殺されてしまったんだ」
「あり得ないわ!」
わたしは叫んだ。
「なぞなぞが解けないくらいで人を殺すなんて! どんな美人でも普通はお断りよ!」
突然、昔のできごとを思い出したのは、結婚式の後、オーランド邸の部屋で、入浴と着替えを済ませた後だった。
春の夜の、なんとなく湿った空気のせいだろうか。
それとも、昼間のガーデンパーティーで嗅いだ、花や緑の香のせいだろうか。
窓枠を揺らす、春の夜の嵐のせいかもしれない。
好天にも恵まれ、たくさんの人に祝われ、とても素晴らしい結婚式だった。――おばあさまが生きていてくださったら、きっと喜んでくださっただろう。
そう残念に思う半面、祖母が存命であれば、結婚前から同棲して、世間からは愛人だなんて思われていた相手との結婚を、簡単には許してもらえなかっただろうと気づき、わたしは薄いレースの寝間着の襟をそっと、かきあわせた。
もし、おばあさま生きていたら、きっとアルバート殿下の所業を辛辣に罵り、あるいは国王陛下に対しても、ローズの恨みをぶつけたに違いない。
祖母や、父やローズや、わたしたちアシュバートン家が王家から受けてきた理不尽な仕打ちを、帳消しにはできないと祖母は言い放っただろう。
それでも――
祖母は厳しいけれど、優しい人だった。アルバート殿下がリジーだとわかっていたのに、無理に仕事を辞めさせることはしなかった。
おばあさまもずっと、リジーのことは気にかけていたのだ。だから、父の出征も、アルバート殿下を庇っての戦死も、すべて受け入れていた。王家を憎んでも、リジーのことを切り捨てることはできなかった。だからきっと、時間をかければお許しいただけたはず――
わたしはベッドから滑り降り、ガタガタと揺れる窓辺に近づく。
分厚いジャガード地のカーテンを手繰り、窓ガラスに触れ、少しだけ、窓を開ける。
ヒュー!
僅かな隙間から、ぶわっと湿気を帯びた空気が吹き込み、カーテンが大きく膨らむ。沈丁花の甘い香りと、雪柳の小さな白い花びらが数枚、ひらひらと風に運ばれて室内に入ってくる。見上げれば、虹色の暈のかかった白い月。月明りが庭の木々を照らし、甘い香りが漂ってくる。
オーランド邸の庭は、リンドホルムの城に比べればこじんまりとしていて、それでも手入れが行き届き、春を待ちかねたように、さまざまな花が一斉に咲いている。
リンドホルムはそろそろヒースの季節。
あの荒地全体がほんのりとピンク色に染まって――
パタン、とドアの音がして、誰かが部屋に入ってきた。
「エルシー?」
振り向けば、入浴を済ませてバスローブを羽織っただけの、殿下が大股に部屋を横切ってくる。
「すごい風だな! 部屋が湿ってしまうぞ?」
「……ええ、すぐに閉めます。ちょっとだけ、春の夜の空気を吸いたかったの」
風が吹くたびにぶわりぶわりと膨らむカーテンに邪魔されながら、わたしが殿下に応えれば、近づいた殿下はわたしを背後から抱き込むようにして、肩越しに月を眺める。
「いい月だ。……でも暈がかかっているから、明日は雨だな」
「結婚式が今日でよかった! 本当に素晴らしいお天気で!」
「俺の日ごろの行いのおかげだな」
「それだけは、あり得ないわ……」
わたしの呟きを無視して、殿下は背後からこめかみにキスをした。春の花の香に満ちた、湿った空気をいっぱいに孕んだカーテンが、わたしたちの周囲で踊っている。まるでカーテンのバルーンが暴れているみたい。
「なんだかおかしい」
「……そうだな?」
殿下がわたしの身体を向きを変えて、窓に背中を押し付けるようにして、唇を塞ぐ。啄むような軽く、優しい口づけに、わたしは彼の逞しい首すじに腕を回し、体を預ける。
沈丁花の香り、湿った土の匂い。風に舞いあげられ、吹き込んでくる、粉雪のように小さな雪柳の白い花びら。
「そろそろ、窓を閉めよう。……冷えてしまう」
吹き荒れる風と舞い上がるカーテンと格闘しながら、殿下は窓を閉めた。
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