11 / 190
第一章
仮面舞踏会
しおりを挟む
アルバート殿下との食事を終え、もう一度、ミス・リーンの店まで戻って着換えてから、秘書官のロベルトさんに送られて家に帰ると、なんと玄関ホールで祖母が待っていた。
「おばあ様?!」
「いったい何事です? お前はこんな時刻まで!」
「えっと……その……」
王子殿下にドレスを作ってもらった上に、夕食をご馳走になっていた、なんて愛人にでもなったかのようで、さすがに祖母には言えず、わたしが口ごもると、背後から付き添ってきたロベルトさんがキリっと礼儀正しく敬礼し、祖母に言った。
「アルバート殿下の主席秘書官、ロベルト・リーンです。殿下のご命令により、ご令嬢をお送りしてまいりました」
祖母もロベルトさんの様子に、ハッと気づいて居住まいを立たす。
「……孫のエルスペスがお世話になります。ウルスラ・アシュバートンです。わざわざご足労をおかけします」
「本日は、数日後に控えた特別業務のための打ち合わせでして、ご令嬢をお借りいたしました。申し訳ございません」
「……特別業務……」
「は、殿下におかれましては、陸軍司令としての重要任務の一旦を担うために、ご令嬢の協力が欠かせません。もし、業務が伸びた場合は、必ず護衛をつけて送り届けますので、ご安心ください」
「……そうですか。でも、孫は七月で退職すると――」
「我々は前線での時間が長く、どうしても司令部での業務に不慣れであります。ご令嬢の協力がなければ、任務を遂行できない状態です。いましばらくは、このまま協力をお願いしたいと、殿下もおっしゃっておられます」
どうしても必要な任務が「パーティーのパートナー」「間諜ごっこの片棒」だなんて、絶対に言えない。わたしが祖母とロベルトさんのやり取りをビクビクしながら見ていると、祖母も諦めたのか頷いた。
「そういうことなら。ですが、エルスペスは今は落ちぶれたとはいえ、未婚の、元は伯爵家の娘です。アルバート殿下はレコンフィールド公爵のご令嬢と結婚が決まっていると聞いております。いくら仕事でも、未婚の娘が夜遅くなるのは外聞も悪うございます。どうか孫娘の評判が落ちるようなことは、避けてくださらないと」
「もちろんです、レディ・アシュバートン」
「信じてよろしいのですね? アルバート殿下を」
「もちろんです、レディ」
祖母はもはや伯爵夫人ではないけれど、ロベルトの言葉にはかつての栄光の日々をくすぐられたのだろう、満更でもなさそうな表情で、軽く頭を下げると寝室へと下がっていった。
「はあー」
祖母がメアリーに付き添われて寝室に消えると、わたしは思わずため息をつく。
「どうも申し訳ありません、ロベルトさん」
「いや、いいよ。……うちの殿下が悪いんだしね」
そして、わたしの耳元で囁く。
「ドレスはこっちで預かっておくから」
「はい。この家にあんなものを持ち込んだら、大騒ぎになります」
「んじゃねー」
ひらひらと手を振って、ロベルトさんは戻って行った。……ほんと、王子の秘書官って大変。
翌日からの一週間は穏やかに過ぎた。わたしはいつも通り徒歩で出勤し、時間通りに働いて、書類をタイプで作成する。クルツ主任のチェックを受け、殿下のサインをもらう。……時々、本部までお使いに行く。本部の事務官とやり取りしていると、遠くからハートネル中尉が何か言いたげな表情で見ていたが、わたしは無視した。
が、その金曜の夜が例のパーティ―だった。わたしは殿下と馬車に同乗して、十番街のミス・リーンの店に乗り付ける。奥の部屋で着換えさせられたドレスは、光沢のある鮮やかな青に、黒いレースが胸元と袖、スカートの裾にあしらわれて、そしてシルエットは非常に現代的だった。腰回りはピッチリ身体に沿っていて、膝の上あたりから広がるような奇妙な形――人魚ラインと言うらしい。前の方が短くて膝頭が隠れるギリギリ、後ろは脹脛を覆い、黒いレースが襞をつくって足を取り囲んでいる。
足元にボリュームがあるため、上半身は小さめに、亜麻色の髪はタイトにまとめて、黒いレースの髪飾りをつける。ミス・リーンはボブヘアにしたかったようだが、祖母への言い訳が思いつかないので断固拒否した。やや開いた胸元を飾るのは、やはりサファイアとプラチナのネックレス。お揃いの、長く垂れる耳飾り。踵の高い黒い靴を履いたわたしに、ミス・リーンが差し出したのは――。
「今日の催しは仮面舞踏会だから、これを――」
銀の地に、黒い、蜘蛛の巣のようなレースを飾りつけた仮面。
「こ、こんなの着けるんですか?」
いかにも視界が悪く、ハイヒールと合わせ技で絶対に転ぶ。
「だって仮面舞踏会だもの」
「なんだってそんな……」
「オーランド卿が女連れで顔出せるのは、その手の催しだけよ。……戦争が終わって、みんなちょっとばかり羽が伸ばしたい、そういう手合いがはしゃぐための会なのよ」
今回の大戦で、爵位貴族の既得権益はかなり削られ、多くが財政難に喘いでいる。ノーブレス・オブリージュの意識が高いため、貴族出身士官の死亡率は、平民出身士官の数倍に上るとも言う。後継者を失い、領地が宙に浮いてしまった大領主もいる。没落に瀕する貴族階級に代わって、機を見るに敏な商業資本家の一部――つまり、爵位を持たない中産階級――が力を伸ばした。だが、社交界はまだまだ、貴族の牙城だ。正式な舞踏会、晩餐会となると、爵位や家柄、格式が物を言い、新興の資本家は成金と馬鹿にされる。
彼ら新興の成金が金に飽かせて開く催し――戦争末期から、王都で密かに開かれていたのが、仮面舞踏会なのだそうだ。……そんなものが開かれていたなんて、日々の食事にも事欠くわたしたち貧乏人は全く知らなかった……。
仮面をつけると、周囲が見えにくくて、フラつくわたしを見かね、ミス・リーンがアドバイスする。
「直前までは仮面を外しておいた方がいいわ。……酔うわよ?」
「……今日はお酒を飲まないことにします」
仮面に酔うなんてこと、想像したこともなかった。わたしがミス・リーンの腕にすがるようにしてソファのあるサロンに出て行くと、すでにかっちり盛装した殿下が待っていた。黒く艶やかなイブニングコートに、わたしのドレスと共布で仕立てたタイとポケットチーフの青が鮮やかだ。普段、背後に流して固めている前髪を前に垂らし、お揃いの蜘蛛の巣模様の仮面をかぶれば、よくよく観察しなければアルバート殿下とは気づかれない……と本人は言うが、本当にそうだろうか?
わたしの懸念に、殿下は苦笑した。
「大丈夫だ。俺はここ数年、前線にいて、王都には戻っていない。新聞に載る写真、肖像は戦争前の、まだ十代のガキの時のものだし、最近の写真は戦争中の、軍服でしかも遠景のものしか認めていない。――敵側に顔が知られたら、狙われる可能性があったからな。だから、王都の、それもこんな会でチャラチャラ遊んでるやつらが、俺の今の顔を知るわけないんだ」
殿下はわたしの前に腕を差し出して言う。
「さ、視界が悪いなら俺に縋れ。ちゃんとエスコートしてやるから」
「はあ……乗りかかった船ですからお伴いたしますけど……」
わたしが渋々、殿下の腕に黒いレースの手袋をした手をかけると、殿下がクスリと笑う。
「ああ、それから、俺は、……リジーだ。リジー・オーランド」
「リジー?」
なんとなく聞き覚えがあるような気がして、わたしが首を傾げる。
「……それが偽名ですか?」
「偽名……というかだな、おしのびの時はそれで通してる。俺の洗礼名がレジナルドなんだ」
殿下は第三王子ではあるが、オーランド伯爵の爵位も持っていて、お忍びの時はこちらを名乗るということなのか。
「エルシー、楽しんできてねー」
「……仕事なんですよね?」
陽気に手を振るミス・リーンに見送られ、わたしは殿下のエスコートで、いかにも身分ある人のお忍び風の馬車の乗り込んだ。
「おばあ様?!」
「いったい何事です? お前はこんな時刻まで!」
「えっと……その……」
王子殿下にドレスを作ってもらった上に、夕食をご馳走になっていた、なんて愛人にでもなったかのようで、さすがに祖母には言えず、わたしが口ごもると、背後から付き添ってきたロベルトさんがキリっと礼儀正しく敬礼し、祖母に言った。
「アルバート殿下の主席秘書官、ロベルト・リーンです。殿下のご命令により、ご令嬢をお送りしてまいりました」
祖母もロベルトさんの様子に、ハッと気づいて居住まいを立たす。
「……孫のエルスペスがお世話になります。ウルスラ・アシュバートンです。わざわざご足労をおかけします」
「本日は、数日後に控えた特別業務のための打ち合わせでして、ご令嬢をお借りいたしました。申し訳ございません」
「……特別業務……」
「は、殿下におかれましては、陸軍司令としての重要任務の一旦を担うために、ご令嬢の協力が欠かせません。もし、業務が伸びた場合は、必ず護衛をつけて送り届けますので、ご安心ください」
「……そうですか。でも、孫は七月で退職すると――」
「我々は前線での時間が長く、どうしても司令部での業務に不慣れであります。ご令嬢の協力がなければ、任務を遂行できない状態です。いましばらくは、このまま協力をお願いしたいと、殿下もおっしゃっておられます」
どうしても必要な任務が「パーティーのパートナー」「間諜ごっこの片棒」だなんて、絶対に言えない。わたしが祖母とロベルトさんのやり取りをビクビクしながら見ていると、祖母も諦めたのか頷いた。
「そういうことなら。ですが、エルスペスは今は落ちぶれたとはいえ、未婚の、元は伯爵家の娘です。アルバート殿下はレコンフィールド公爵のご令嬢と結婚が決まっていると聞いております。いくら仕事でも、未婚の娘が夜遅くなるのは外聞も悪うございます。どうか孫娘の評判が落ちるようなことは、避けてくださらないと」
「もちろんです、レディ・アシュバートン」
「信じてよろしいのですね? アルバート殿下を」
「もちろんです、レディ」
祖母はもはや伯爵夫人ではないけれど、ロベルトの言葉にはかつての栄光の日々をくすぐられたのだろう、満更でもなさそうな表情で、軽く頭を下げると寝室へと下がっていった。
「はあー」
祖母がメアリーに付き添われて寝室に消えると、わたしは思わずため息をつく。
「どうも申し訳ありません、ロベルトさん」
「いや、いいよ。……うちの殿下が悪いんだしね」
そして、わたしの耳元で囁く。
「ドレスはこっちで預かっておくから」
「はい。この家にあんなものを持ち込んだら、大騒ぎになります」
「んじゃねー」
ひらひらと手を振って、ロベルトさんは戻って行った。……ほんと、王子の秘書官って大変。
翌日からの一週間は穏やかに過ぎた。わたしはいつも通り徒歩で出勤し、時間通りに働いて、書類をタイプで作成する。クルツ主任のチェックを受け、殿下のサインをもらう。……時々、本部までお使いに行く。本部の事務官とやり取りしていると、遠くからハートネル中尉が何か言いたげな表情で見ていたが、わたしは無視した。
が、その金曜の夜が例のパーティ―だった。わたしは殿下と馬車に同乗して、十番街のミス・リーンの店に乗り付ける。奥の部屋で着換えさせられたドレスは、光沢のある鮮やかな青に、黒いレースが胸元と袖、スカートの裾にあしらわれて、そしてシルエットは非常に現代的だった。腰回りはピッチリ身体に沿っていて、膝の上あたりから広がるような奇妙な形――人魚ラインと言うらしい。前の方が短くて膝頭が隠れるギリギリ、後ろは脹脛を覆い、黒いレースが襞をつくって足を取り囲んでいる。
足元にボリュームがあるため、上半身は小さめに、亜麻色の髪はタイトにまとめて、黒いレースの髪飾りをつける。ミス・リーンはボブヘアにしたかったようだが、祖母への言い訳が思いつかないので断固拒否した。やや開いた胸元を飾るのは、やはりサファイアとプラチナのネックレス。お揃いの、長く垂れる耳飾り。踵の高い黒い靴を履いたわたしに、ミス・リーンが差し出したのは――。
「今日の催しは仮面舞踏会だから、これを――」
銀の地に、黒い、蜘蛛の巣のようなレースを飾りつけた仮面。
「こ、こんなの着けるんですか?」
いかにも視界が悪く、ハイヒールと合わせ技で絶対に転ぶ。
「だって仮面舞踏会だもの」
「なんだってそんな……」
「オーランド卿が女連れで顔出せるのは、その手の催しだけよ。……戦争が終わって、みんなちょっとばかり羽が伸ばしたい、そういう手合いがはしゃぐための会なのよ」
今回の大戦で、爵位貴族の既得権益はかなり削られ、多くが財政難に喘いでいる。ノーブレス・オブリージュの意識が高いため、貴族出身士官の死亡率は、平民出身士官の数倍に上るとも言う。後継者を失い、領地が宙に浮いてしまった大領主もいる。没落に瀕する貴族階級に代わって、機を見るに敏な商業資本家の一部――つまり、爵位を持たない中産階級――が力を伸ばした。だが、社交界はまだまだ、貴族の牙城だ。正式な舞踏会、晩餐会となると、爵位や家柄、格式が物を言い、新興の資本家は成金と馬鹿にされる。
彼ら新興の成金が金に飽かせて開く催し――戦争末期から、王都で密かに開かれていたのが、仮面舞踏会なのだそうだ。……そんなものが開かれていたなんて、日々の食事にも事欠くわたしたち貧乏人は全く知らなかった……。
仮面をつけると、周囲が見えにくくて、フラつくわたしを見かね、ミス・リーンがアドバイスする。
「直前までは仮面を外しておいた方がいいわ。……酔うわよ?」
「……今日はお酒を飲まないことにします」
仮面に酔うなんてこと、想像したこともなかった。わたしがミス・リーンの腕にすがるようにしてソファのあるサロンに出て行くと、すでにかっちり盛装した殿下が待っていた。黒く艶やかなイブニングコートに、わたしのドレスと共布で仕立てたタイとポケットチーフの青が鮮やかだ。普段、背後に流して固めている前髪を前に垂らし、お揃いの蜘蛛の巣模様の仮面をかぶれば、よくよく観察しなければアルバート殿下とは気づかれない……と本人は言うが、本当にそうだろうか?
わたしの懸念に、殿下は苦笑した。
「大丈夫だ。俺はここ数年、前線にいて、王都には戻っていない。新聞に載る写真、肖像は戦争前の、まだ十代のガキの時のものだし、最近の写真は戦争中の、軍服でしかも遠景のものしか認めていない。――敵側に顔が知られたら、狙われる可能性があったからな。だから、王都の、それもこんな会でチャラチャラ遊んでるやつらが、俺の今の顔を知るわけないんだ」
殿下はわたしの前に腕を差し出して言う。
「さ、視界が悪いなら俺に縋れ。ちゃんとエスコートしてやるから」
「はあ……乗りかかった船ですからお伴いたしますけど……」
わたしが渋々、殿下の腕に黒いレースの手袋をした手をかけると、殿下がクスリと笑う。
「ああ、それから、俺は、……リジーだ。リジー・オーランド」
「リジー?」
なんとなく聞き覚えがあるような気がして、わたしが首を傾げる。
「……それが偽名ですか?」
「偽名……というかだな、おしのびの時はそれで通してる。俺の洗礼名がレジナルドなんだ」
殿下は第三王子ではあるが、オーランド伯爵の爵位も持っていて、お忍びの時はこちらを名乗るということなのか。
「エルシー、楽しんできてねー」
「……仕事なんですよね?」
陽気に手を振るミス・リーンに見送られ、わたしは殿下のエスコートで、いかにも身分ある人のお忍び風の馬車の乗り込んだ。
18
お気に入りに追加
3,255
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。
鯖
恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。
パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる