1 / 1
神様の娘になる
しおりを挟む
初めまして、私は桜野莉音普通の高校生になるはずだった
あれは高校の入学式にいく途中、車に轢かれそうになっている猫がいて気づいたら私は猫の元に走っていて車に轢かれていた
そして…
「ここは…?」
「初めまして桜野莉音さん」
そうして話しかけてきたのは短い白銀の髪に金色の瞳の美人な男性だった
「あなたは?」
「私はアルティマという世界の創造神アイテールと申します。まずはあなたに謝らなければならないことがあります。」
「創造神…?謝るって何をですか?」
「あなたに助けていただいた猫なのですが、私の分身体なのです。私は時々他の世界に分身体を送ってここから見ているのです。ここは神の間と呼ばれる場所で基本的に動けないのです。アルティマならば分身体を送る必要はないのですが、他の世界ですから」
それから一息ついてまた話し始めた
「そして、あなたが亡くなってしまったのが私のせいなので、アルティマに転生し特典をつけさせていただこうと思います」
「ということは異世界チート転生?」
「チート…というのはわかりませんがアルティマは魔法が存在し、魔獣などもいるので強くないと生き残れませんからね」
「わかりました」
「それで一つお願いがあるのですが…」
お願いってなんだろう、何か特別な使命とかあるのかな?
「何ですか?」
「父様と、呼んで欲しいのですが」
「…えっ?」
「アルティマには他にも神がいるのですが家族というより上司と部下なので家族が欲しかったのです。莉音さんはとても勇敢で優しい心の持ち主なので、莉音さんのような娘が欲しかったのです。ダメ…でしょうか」
…なんかすごく断りづらいし、いいかな?それにこんなかっこいいお父さん欲しかったし
「わかった。父様、私のことも名前呼び捨てにして欲しい。というか生まれ変わるから父様に名前つけて欲しいな」
「名前、ですか」
「うん」
「うーん、ディアーナはどうでしょう?」
「ディアーナ…、素敵な名前だね。ローマ神話の月の女神」
「ありがとう」
そう言った父様は綺麗に笑った
「それじゃあそろそろアルティマに送るね」
私の足元が光りだした
「うん、またね」
「またね、ディアーナ。私のかわいい愛娘」
そう言った父様の声は聞こえなかった
あれは高校の入学式にいく途中、車に轢かれそうになっている猫がいて気づいたら私は猫の元に走っていて車に轢かれていた
そして…
「ここは…?」
「初めまして桜野莉音さん」
そうして話しかけてきたのは短い白銀の髪に金色の瞳の美人な男性だった
「あなたは?」
「私はアルティマという世界の創造神アイテールと申します。まずはあなたに謝らなければならないことがあります。」
「創造神…?謝るって何をですか?」
「あなたに助けていただいた猫なのですが、私の分身体なのです。私は時々他の世界に分身体を送ってここから見ているのです。ここは神の間と呼ばれる場所で基本的に動けないのです。アルティマならば分身体を送る必要はないのですが、他の世界ですから」
それから一息ついてまた話し始めた
「そして、あなたが亡くなってしまったのが私のせいなので、アルティマに転生し特典をつけさせていただこうと思います」
「ということは異世界チート転生?」
「チート…というのはわかりませんがアルティマは魔法が存在し、魔獣などもいるので強くないと生き残れませんからね」
「わかりました」
「それで一つお願いがあるのですが…」
お願いってなんだろう、何か特別な使命とかあるのかな?
「何ですか?」
「父様と、呼んで欲しいのですが」
「…えっ?」
「アルティマには他にも神がいるのですが家族というより上司と部下なので家族が欲しかったのです。莉音さんはとても勇敢で優しい心の持ち主なので、莉音さんのような娘が欲しかったのです。ダメ…でしょうか」
…なんかすごく断りづらいし、いいかな?それにこんなかっこいいお父さん欲しかったし
「わかった。父様、私のことも名前呼び捨てにして欲しい。というか生まれ変わるから父様に名前つけて欲しいな」
「名前、ですか」
「うん」
「うーん、ディアーナはどうでしょう?」
「ディアーナ…、素敵な名前だね。ローマ神話の月の女神」
「ありがとう」
そう言った父様は綺麗に笑った
「それじゃあそろそろアルティマに送るね」
私の足元が光りだした
「うん、またね」
「またね、ディアーナ。私のかわいい愛娘」
そう言った父様の声は聞こえなかった
0
お気に入りに追加
13
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。
【書籍化決定】断罪後の悪役令嬢に転生したので家事に精を出します。え、野獣に嫁がされたのに魔法が解けるんですか?
氷雨そら
恋愛
皆さまの応援のおかげで、書籍化決定しました!
気がつくと怪しげな洋館の前にいた。後ろから私を乱暴に押してくるのは、攻略対象キャラクターの兄だった。そこで私は理解する。ここは乙女ゲームの世界で、私は断罪後の悪役令嬢なのだと、
「お前との婚約は破棄する!」というお約束台詞が聞けなかったのは残念だったけれど、このゲームを私がプレイしていた理由は多彩な悪役令嬢エンディングに惚れ込んだから。
しかも、この洋館はたぶんまだ見ぬプレミアム裏ルートのものだ。
なぜか、新たな婚約相手は現れないが、汚れた洋館をカリスマ家政婦として働いていた経験を生かしてぴかぴかにしていく。
そして、数日後私の目の前に現れたのはモフモフの野獣。そこは「野獣公爵断罪エンド!」だった。理想のモフモフとともに、断罪後の悪役令嬢は幸せになります!
✳︎ 小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
精霊に好かれた私は世界最強らしいのだが
天色茜
ファンタジー
普通の女子高校生、朝野明莉沙(あさのありさ)は、ある日突然異世界召喚され、勇者として戦ってくれといわれる。
だが、同じく異世界召喚された他の二人との差別的な扱いに怒りを覚える。その上冤罪にされ、魔物に襲われた際にも誰も手を差し伸べてくれず、崖から転落してしまう。
その後、自分の異常な体質に気づき...!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる