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プロローグ
しおりを挟む何をやってもうまくいかない男が突然の隕石の落下で死亡。
そして神様の謝罪と共に別の世界へ転生することになる。
男の名前は雨宮・流星<アメミヤ・リュウセイ>。
中年真っ盛りのさえない四五才である。
職業は派遣社員。正社員時代にあったあることがきっかけで、彼はその道を選んだ。
少年の姿をした神様が彼に言う。
「うんうん、いいよ。それでいいよ。君にはこれからある世界のある場所に行って欲しいんだ。基本何もしないでいいよ。その世界で自由にしてくれればいい。君がもしもその世界に手を出したいなら出せばいし、出したくなければ適当にしてくれればいい。僕からはなにも要求はしない。だが君からの要求には可能な限り手助けをしてあげる。そういうことなんだよ」
彼の望みは何もしないでいい生活。
苦しまない生活。
努力が無駄にならない生活。
できれば努力なしがベスト。
楽に生きたい!
さて、そんな彼の切なる願いは叶うのでしょうか?
結果はこの先を見てのお楽しみということで……。
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