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番外編
あの日の良夫 ~背徳のJSエルフ、ココの場合~
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「おいっちに、さんっしっ……」
その日、良夫は朝から人小屋の庭に出て、暖かな太陽の光を浴びながら、豊満な肉体をユサユサと揺さぶっていた。
一見すると、無邪気な中年男性が全裸で自らの贅肉と戯れているように見えるが、そうではない。
良夫は、ラジオなしラジオ体操をしているのである。
良夫は思ったのだ。
今のところ、エルフ少女たちとは良好なセックスライフを送れている。
しかし、良夫もすでに41歳。しかも前世の死因は床オナ中の心停止という、硝子の心臓を持つ男なのだ。
いつ、彼女たちの要求に応えられなくなるか分からない。
いや、それどころか、ナニをしている最中にいきなりポックリ逝ってしまってもおかしくはないのである。
この世界に来てから、なぜか体調は良好であり、セックス中に息切れして動けなくなるようなこともないのだが、それがいつまでも続くとは限らないのだ。
だから良夫は、彼女たちとの素晴らしい生活を少しでも長く続けるため、痩せることを決意した。
その第一段階が、朝のラジオなしラジオ体操である。
「ごーろっく、しっち、はっち……」
「おう、おはよう、ヨシオさん。今日は早いんだな」
「あ、ジャック、おはようございます」
良夫が体を前後に曲げる運動にさしかかったところで、家政夫のジャックが現れた。
エプロン姿で包丁を持っている所を見るに、朝食の準備をするため軒先に吊した野菜を取りに来たのだろう。
「それで、何やってるんだ?」
「ああ、これはですね、ラジオ体操といって、体を健康に保つための……」
「『ラジオ』体操だと……!?」
質問された良夫はラジオ体操の説明を続けていたが、ジャックの耳には入っていなかった。
それもそのはず、この世界においての『ラジオ』とは、電波による音声放送の事ではない。
この世界でのラジオは、森に生息する、鋭い牙と強靭な顎をもつ小型の野生動物の名前なのだ。
その性質は、極めて凶暴で好戦的。
明らかに自分より強くて大きい相手にも全力で襲いかかっていくため、薬草採取などで森を探索する冒険者から、最も恐れられている動物である。
とはいっても、所詮はただの動物。魔物ほど強いわけではない。
では、なぜそこまで恐れられているのかというと、それは彼らの攻撃方法にあった。
ラジオは、自分の縄張りに侵入した他の生物を見るやいなや、ものすごい勢いで走り寄り、一直線に噛みついて行くのである────チンコ目掛けて。
そして噛みついたが最後、食いちぎるまで絶対に離さない。
そのあまりにも無残な攻撃方法から、『オーク殺し』という異名まで付けられ(オークのチンコはデカくて有名なため)、実際、オークもラジオの生息地域は避けて通ると言われている。
そんな男の天敵とも言えるラジオの名を冠した体操を、良夫はしているのだ。
しかもジャックが目撃したのは、ちょうど良夫が腰に手を当てて体を反らしている場面。
まるで『さあ、俺のチンコを噛め!』とでも言っているかのような体勢だ。
「────という訳で、どうです、ジャックも一緒にやりませんか?」
「……はっ! い、いや、ヨシオさん、とてもじゃないが、俺には無理だ!」
自らの思考から解放されたジャックは、良夫の誘いを全力で断った。
「えっ、いや、そんなに難しいものじゃ……」
「……あらためて尊敬するよ、ヨシオさん……いや、ここまで来ると、むしろ恐ろしいとすら思える」
「はぁ……?」
「俺に出来るのは、せいぜい精がつく物を作る事ぐらいだ……情けないことだがな……」
「は、はぁ……」
こうして盛大な勘違いをしたまま、ジャックは去って行った。
良夫に対する尊敬と畏怖を、さらに強固なものとしながら……。
◇
────その後は至って平穏な、何事も起きない一日であった。
外に出て村を散歩するなりすれば、すぐにでもエルフっ娘たちとニャンニャン(死語)出来ただろうが、良夫がそれをすることはない。
なぜなら良夫は、ペットとしての立場を完全に受け入れているからだ。
もし自分が外を出歩いている時に、誰かが会いに来てくれて、すれ違いになってしまったら……
そう考えると、とてもではないが人小屋を離れることは出来なかった。
「さて、それじゃあ、今日はもう寝ることにしましょうか」
水を浴びて体を清めた良夫は、明日に備えて寝ることにした。
以前の良夫であれば日課の床オナをしてから眠るところだが、この世界に来てからは一度もそんな無駄撃ちをしたことはない。
いま良夫は、エルフの為に生きている。
良夫の体も、心も、チンポも、精液も、性欲も、そして愛も。
全てはエルフのものであり、自ら喜んで彼女たちに捧げているのだ。
「明日はどなたかにご奉仕できますように……」と、この世界に自分を投げ捨て……もとい、遣わしてくれた神に祈りを捧げながら良夫は布団を捲り上げ……
「…………」
「…………」
そして、静止した。
布団の中から良夫を見つめる、一対の瞳と目が合ったからだ。
それは少女だった。
それは清楚な白いネグリジェを着ていた。
それは緑の瞳をもつ、美しくも儚げなエルフだった。
そしてそれは……
「パパ……?」
良夫の娘だった。
────いや、そんな訳ない。
何人かのエルフが妊娠しているのは事実だが、まだお腹が膨らんですらいない状態なのだ。
確実に偽物……というか、いつものエルフの悪ふざけであろう。
…………しかし、エルフの少女の、ほんのりと桜色に色づいた小さな唇から発せられた「パパ」という言葉を耳にした、その瞬間。
良夫の心臓は、かつて無い大きさで脈動した(不整脈ではない)。
自分をパパと呼びながらも、隠しきれない情欲を瞳の奥に秘めた少女の姿に、良夫の中に眠っていた、あまりにも背徳的な欲望が目を覚ましたのだ。
「パパ……おちんちん、おっきくなってるよ? 痛いの?」
エルフの少女は、演技を続ける。
まるで、なにも知らない無垢な少女であるかのように。
「いえ、大丈夫で……大丈夫だよ」
そして良夫も、演技を始める。
表向きは優しい父親でありながらも、自らの娘に欲情し、その幼い体を貪ろうとする鬼畜な父親の演技を。
二人は初対面であり、なんの打ち合わせもしていないにも関わらず、完璧な連携でロールプレイをしていた。
「パパ、どうしたの? いつもと違う……ココ、恐い」
エルフの少女──ココがさりげなく自分の名前を良夫に伝えれば、
「大丈夫だよ、ココ。お父さんに任せておけば、大丈夫だからね」
良夫もすぐさま、それに合わせて名前を呼ぶ。
そして良夫はベッドに腰掛けると、安心させるようにココの頭を撫でた。
「ん……」
眼を閉じ、ココは徐々にその不安気な表情を和らげていく。
ハ○ウッドの天才子役も真っ青な演技力である。
対して良夫には、ココほどの演技力は無い。
しかし、ここから先は演技など必要ないだろう。
良夫はただ鬼畜な父親として、目の前の少女を貪ればいいのだから。
良夫はココの頭を撫でていた手を止めると、その手をゆっくりと移動させ、ネグリジェの隙間から侵入させた。
「あっ……んっ、パパ、どうして、ココのお胸を触るの?」
「それはね、ココのお胸が、ちゃんと育ってるか確かめるためだよ」
狼に化けた婆さんのようなことを言いながら、良夫は指先でココの乳首を探り当て、転がす。
小さな乳首は、すでに硬く隆起し、コリコリとした感触を指先に伝えてきた。
「んっ……パパ……そこ、なんか、へんな感じ」
「どんな感じだい?」
「んっ……ふっ……じんじんして、びりびりして、あたまが、ふわってする……」
「それはね、ココ……ココの体が「パパにもっとさわって欲しい」って言ってるんだよ」
「……そう、なの?」
潤んだ瞳で見つめられ、良夫のチンコがビクリと跳ねた。
「……そうだよ、ココ。……でも、そこだけじゃないんだ。きっと、他にも「パパにさわって欲しい」って言ってる場所があるはずだから、探してごらん?」
「んっ……わかった……」
良夫に言われた通り、ココは目を閉じた。
実際には、すでに太ももを摺り合わせている隙間からくちゅくちゅと水音が響いているのだから、あらたまって探す必要など無い。
だがそこはそれ、様式美というやつである。
「パパぁ……なんだか、お股がへんなの……」
ココが薄く目を開き、熱の籠もった声で良夫に囁いた。
それが、良夫の限界だった。
「…………っ!」
良夫はネグリジェの中から手を引き抜くと、その巨体には似合わぬ機敏さでココの足下に移動する。
そして無言のままにココの両脚を割り開いた。
「パパ……そんなところ、見ちゃだめ……はずかしいよ……」
ココは、ネグリジェの下になにも身につけていなかった。
その華奢な体に似つかわしい、一本の筋だけが走るキレイな割れ目からは、透明な蜜が止めどなく溢れ、シーツを濡らしていた。
「ココっ!」
「あぅっ!♡」
良夫はココの名を叫ぶと、その小さな割れ目にむしゃぶりついた。
舌先で筋をなぞり、蜜を舐め取り、皮に埋もれた陰核をほじる。
「あっ、あっ、パパっ!♡ パパっ!♡」
ココはその舌から逃げるどころか、むしろ良夫の頭を小さな手で押さえ込み、股間に押しつけるように力を込めた。
────そのまま数分間、執拗な舐め回しは続いた。
良夫が、内側にまで深く侵入させていた舌をようやく引き抜いたとき、ココの割れ目はすっかり様相を変えていた。
閉じていた一本の筋は花弁のように花開き、その奥に見える小さな膣口は、白濁した粘液を滲ませながら物欲しそうにひくついている。
ぎしり……
ベッドを軋ませながら、良夫はココに覆い被さった。
「あっ……」
良夫の、先走りに塗れた熱い先端が花弁に触れ、ココが微かな声を漏らす。
花弁の入り口は小さく、狭い。
しかし良夫が体重をかけていくと、それは信じられないほど柔軟に伸縮し、カリの部分を呑み込みながら同時に締め付けてきた。
「うぅ……っ」
あまりの快感に、良夫が呻きを漏らす。
ただ名器、というだけではない。
良夫は今、自分の娘を犯しているのだ。
その強烈な背徳感がスパイスとなって、かつて無い興奮を良夫にもたらしていた。
「パパ……」
脳を焼くような快楽に酔いしれていた良夫は、その声ではっと我に返った。
見下ろせば、緑色の濡れた瞳が良夫を見つめている。
……そうだ、このまま自分だけが気持ちよくなっていては意味が無い。
娘にも……ココにも、教えてあげなければならないのだ。
────父親に犯される、禁断の快楽というものを
良夫は、今にも射精してしまいそうな愚息を必死に叱咤しながら、絡み付く肉襞を掻き分け、奥に進んでいく。
「あぁ……パパ……♡」
父親に貫かれながら、ココが甘い声を漏らす。
もはやココも良夫も、コレが近親相姦ごっこだということを忘れていた。
良夫にとってココは可愛い実の娘であり、ココにとって良夫は血の繋がった優しい父親だった。
そう思い込んでいながら、繋がっていることに罪悪感など一切無く、むしろその先を互いに心から渇望していた。
そう、最大の禁忌である────近親膣内射精だ。
「ココっ!」
「パパぁっ!♡」
良夫が激しく腰を動かす。
ココの狭い膣内を、良夫のチンポが容赦なく擦り上げ、先端が何度も子宮口を叩いた。
「ココっ! ココっ! ココぉっ!」
「パパっ!♡ パパっ!♡ パパぁっ!♡」
互いに呼び合うことで興奮を高めながら、二人の動きは加速していき……
「うっ、ううっ……!」
「~~~~~っ♡♡♡」
限界は、すぐに訪れた。
禁断の行為だからこそ、それが与える快楽は強い。
二人は粘膜を数回擦り合わせただけで、あっけなく達してしまったのだ。
良夫のチンポから、ビュルビュルと大量の精液が吐き出され、ココの小さな子宮を満たしていく。
長い、長い、射精だった。
ココの腹部が、ほんのりと膨らむほどの射精だった。
これまでの良夫の功績を考えれば、ココは確実に孕んだであろう。
……だが二人とも、これで終わりにするつもりなど毛頭無かった。
「ココ……」
「パパ……」
どちらからともなく求め合った二人は、ベッドを軋ませながら律動を開始した。
結合部から溢れた精液が泡立つほど、激しく、濃密に────
────そして、翌朝起こしに来たジャックに発見されるまで、禁断のごっこ遊びは続いたのだった。
その日、良夫は朝から人小屋の庭に出て、暖かな太陽の光を浴びながら、豊満な肉体をユサユサと揺さぶっていた。
一見すると、無邪気な中年男性が全裸で自らの贅肉と戯れているように見えるが、そうではない。
良夫は、ラジオなしラジオ体操をしているのである。
良夫は思ったのだ。
今のところ、エルフ少女たちとは良好なセックスライフを送れている。
しかし、良夫もすでに41歳。しかも前世の死因は床オナ中の心停止という、硝子の心臓を持つ男なのだ。
いつ、彼女たちの要求に応えられなくなるか分からない。
いや、それどころか、ナニをしている最中にいきなりポックリ逝ってしまってもおかしくはないのである。
この世界に来てから、なぜか体調は良好であり、セックス中に息切れして動けなくなるようなこともないのだが、それがいつまでも続くとは限らないのだ。
だから良夫は、彼女たちとの素晴らしい生活を少しでも長く続けるため、痩せることを決意した。
その第一段階が、朝のラジオなしラジオ体操である。
「ごーろっく、しっち、はっち……」
「おう、おはよう、ヨシオさん。今日は早いんだな」
「あ、ジャック、おはようございます」
良夫が体を前後に曲げる運動にさしかかったところで、家政夫のジャックが現れた。
エプロン姿で包丁を持っている所を見るに、朝食の準備をするため軒先に吊した野菜を取りに来たのだろう。
「それで、何やってるんだ?」
「ああ、これはですね、ラジオ体操といって、体を健康に保つための……」
「『ラジオ』体操だと……!?」
質問された良夫はラジオ体操の説明を続けていたが、ジャックの耳には入っていなかった。
それもそのはず、この世界においての『ラジオ』とは、電波による音声放送の事ではない。
この世界でのラジオは、森に生息する、鋭い牙と強靭な顎をもつ小型の野生動物の名前なのだ。
その性質は、極めて凶暴で好戦的。
明らかに自分より強くて大きい相手にも全力で襲いかかっていくため、薬草採取などで森を探索する冒険者から、最も恐れられている動物である。
とはいっても、所詮はただの動物。魔物ほど強いわけではない。
では、なぜそこまで恐れられているのかというと、それは彼らの攻撃方法にあった。
ラジオは、自分の縄張りに侵入した他の生物を見るやいなや、ものすごい勢いで走り寄り、一直線に噛みついて行くのである────チンコ目掛けて。
そして噛みついたが最後、食いちぎるまで絶対に離さない。
そのあまりにも無残な攻撃方法から、『オーク殺し』という異名まで付けられ(オークのチンコはデカくて有名なため)、実際、オークもラジオの生息地域は避けて通ると言われている。
そんな男の天敵とも言えるラジオの名を冠した体操を、良夫はしているのだ。
しかもジャックが目撃したのは、ちょうど良夫が腰に手を当てて体を反らしている場面。
まるで『さあ、俺のチンコを噛め!』とでも言っているかのような体勢だ。
「────という訳で、どうです、ジャックも一緒にやりませんか?」
「……はっ! い、いや、ヨシオさん、とてもじゃないが、俺には無理だ!」
自らの思考から解放されたジャックは、良夫の誘いを全力で断った。
「えっ、いや、そんなに難しいものじゃ……」
「……あらためて尊敬するよ、ヨシオさん……いや、ここまで来ると、むしろ恐ろしいとすら思える」
「はぁ……?」
「俺に出来るのは、せいぜい精がつく物を作る事ぐらいだ……情けないことだがな……」
「は、はぁ……」
こうして盛大な勘違いをしたまま、ジャックは去って行った。
良夫に対する尊敬と畏怖を、さらに強固なものとしながら……。
◇
────その後は至って平穏な、何事も起きない一日であった。
外に出て村を散歩するなりすれば、すぐにでもエルフっ娘たちとニャンニャン(死語)出来ただろうが、良夫がそれをすることはない。
なぜなら良夫は、ペットとしての立場を完全に受け入れているからだ。
もし自分が外を出歩いている時に、誰かが会いに来てくれて、すれ違いになってしまったら……
そう考えると、とてもではないが人小屋を離れることは出来なかった。
「さて、それじゃあ、今日はもう寝ることにしましょうか」
水を浴びて体を清めた良夫は、明日に備えて寝ることにした。
以前の良夫であれば日課の床オナをしてから眠るところだが、この世界に来てからは一度もそんな無駄撃ちをしたことはない。
いま良夫は、エルフの為に生きている。
良夫の体も、心も、チンポも、精液も、性欲も、そして愛も。
全てはエルフのものであり、自ら喜んで彼女たちに捧げているのだ。
「明日はどなたかにご奉仕できますように……」と、この世界に自分を投げ捨て……もとい、遣わしてくれた神に祈りを捧げながら良夫は布団を捲り上げ……
「…………」
「…………」
そして、静止した。
布団の中から良夫を見つめる、一対の瞳と目が合ったからだ。
それは少女だった。
それは清楚な白いネグリジェを着ていた。
それは緑の瞳をもつ、美しくも儚げなエルフだった。
そしてそれは……
「パパ……?」
良夫の娘だった。
────いや、そんな訳ない。
何人かのエルフが妊娠しているのは事実だが、まだお腹が膨らんですらいない状態なのだ。
確実に偽物……というか、いつものエルフの悪ふざけであろう。
…………しかし、エルフの少女の、ほんのりと桜色に色づいた小さな唇から発せられた「パパ」という言葉を耳にした、その瞬間。
良夫の心臓は、かつて無い大きさで脈動した(不整脈ではない)。
自分をパパと呼びながらも、隠しきれない情欲を瞳の奥に秘めた少女の姿に、良夫の中に眠っていた、あまりにも背徳的な欲望が目を覚ましたのだ。
「パパ……おちんちん、おっきくなってるよ? 痛いの?」
エルフの少女は、演技を続ける。
まるで、なにも知らない無垢な少女であるかのように。
「いえ、大丈夫で……大丈夫だよ」
そして良夫も、演技を始める。
表向きは優しい父親でありながらも、自らの娘に欲情し、その幼い体を貪ろうとする鬼畜な父親の演技を。
二人は初対面であり、なんの打ち合わせもしていないにも関わらず、完璧な連携でロールプレイをしていた。
「パパ、どうしたの? いつもと違う……ココ、恐い」
エルフの少女──ココがさりげなく自分の名前を良夫に伝えれば、
「大丈夫だよ、ココ。お父さんに任せておけば、大丈夫だからね」
良夫もすぐさま、それに合わせて名前を呼ぶ。
そして良夫はベッドに腰掛けると、安心させるようにココの頭を撫でた。
「ん……」
眼を閉じ、ココは徐々にその不安気な表情を和らげていく。
ハ○ウッドの天才子役も真っ青な演技力である。
対して良夫には、ココほどの演技力は無い。
しかし、ここから先は演技など必要ないだろう。
良夫はただ鬼畜な父親として、目の前の少女を貪ればいいのだから。
良夫はココの頭を撫でていた手を止めると、その手をゆっくりと移動させ、ネグリジェの隙間から侵入させた。
「あっ……んっ、パパ、どうして、ココのお胸を触るの?」
「それはね、ココのお胸が、ちゃんと育ってるか確かめるためだよ」
狼に化けた婆さんのようなことを言いながら、良夫は指先でココの乳首を探り当て、転がす。
小さな乳首は、すでに硬く隆起し、コリコリとした感触を指先に伝えてきた。
「んっ……パパ……そこ、なんか、へんな感じ」
「どんな感じだい?」
「んっ……ふっ……じんじんして、びりびりして、あたまが、ふわってする……」
「それはね、ココ……ココの体が「パパにもっとさわって欲しい」って言ってるんだよ」
「……そう、なの?」
潤んだ瞳で見つめられ、良夫のチンコがビクリと跳ねた。
「……そうだよ、ココ。……でも、そこだけじゃないんだ。きっと、他にも「パパにさわって欲しい」って言ってる場所があるはずだから、探してごらん?」
「んっ……わかった……」
良夫に言われた通り、ココは目を閉じた。
実際には、すでに太ももを摺り合わせている隙間からくちゅくちゅと水音が響いているのだから、あらたまって探す必要など無い。
だがそこはそれ、様式美というやつである。
「パパぁ……なんだか、お股がへんなの……」
ココが薄く目を開き、熱の籠もった声で良夫に囁いた。
それが、良夫の限界だった。
「…………っ!」
良夫はネグリジェの中から手を引き抜くと、その巨体には似合わぬ機敏さでココの足下に移動する。
そして無言のままにココの両脚を割り開いた。
「パパ……そんなところ、見ちゃだめ……はずかしいよ……」
ココは、ネグリジェの下になにも身につけていなかった。
その華奢な体に似つかわしい、一本の筋だけが走るキレイな割れ目からは、透明な蜜が止めどなく溢れ、シーツを濡らしていた。
「ココっ!」
「あぅっ!♡」
良夫はココの名を叫ぶと、その小さな割れ目にむしゃぶりついた。
舌先で筋をなぞり、蜜を舐め取り、皮に埋もれた陰核をほじる。
「あっ、あっ、パパっ!♡ パパっ!♡」
ココはその舌から逃げるどころか、むしろ良夫の頭を小さな手で押さえ込み、股間に押しつけるように力を込めた。
────そのまま数分間、執拗な舐め回しは続いた。
良夫が、内側にまで深く侵入させていた舌をようやく引き抜いたとき、ココの割れ目はすっかり様相を変えていた。
閉じていた一本の筋は花弁のように花開き、その奥に見える小さな膣口は、白濁した粘液を滲ませながら物欲しそうにひくついている。
ぎしり……
ベッドを軋ませながら、良夫はココに覆い被さった。
「あっ……」
良夫の、先走りに塗れた熱い先端が花弁に触れ、ココが微かな声を漏らす。
花弁の入り口は小さく、狭い。
しかし良夫が体重をかけていくと、それは信じられないほど柔軟に伸縮し、カリの部分を呑み込みながら同時に締め付けてきた。
「うぅ……っ」
あまりの快感に、良夫が呻きを漏らす。
ただ名器、というだけではない。
良夫は今、自分の娘を犯しているのだ。
その強烈な背徳感がスパイスとなって、かつて無い興奮を良夫にもたらしていた。
「パパ……」
脳を焼くような快楽に酔いしれていた良夫は、その声ではっと我に返った。
見下ろせば、緑色の濡れた瞳が良夫を見つめている。
……そうだ、このまま自分だけが気持ちよくなっていては意味が無い。
娘にも……ココにも、教えてあげなければならないのだ。
────父親に犯される、禁断の快楽というものを
良夫は、今にも射精してしまいそうな愚息を必死に叱咤しながら、絡み付く肉襞を掻き分け、奥に進んでいく。
「あぁ……パパ……♡」
父親に貫かれながら、ココが甘い声を漏らす。
もはやココも良夫も、コレが近親相姦ごっこだということを忘れていた。
良夫にとってココは可愛い実の娘であり、ココにとって良夫は血の繋がった優しい父親だった。
そう思い込んでいながら、繋がっていることに罪悪感など一切無く、むしろその先を互いに心から渇望していた。
そう、最大の禁忌である────近親膣内射精だ。
「ココっ!」
「パパぁっ!♡」
良夫が激しく腰を動かす。
ココの狭い膣内を、良夫のチンポが容赦なく擦り上げ、先端が何度も子宮口を叩いた。
「ココっ! ココっ! ココぉっ!」
「パパっ!♡ パパっ!♡ パパぁっ!♡」
互いに呼び合うことで興奮を高めながら、二人の動きは加速していき……
「うっ、ううっ……!」
「~~~~~っ♡♡♡」
限界は、すぐに訪れた。
禁断の行為だからこそ、それが与える快楽は強い。
二人は粘膜を数回擦り合わせただけで、あっけなく達してしまったのだ。
良夫のチンポから、ビュルビュルと大量の精液が吐き出され、ココの小さな子宮を満たしていく。
長い、長い、射精だった。
ココの腹部が、ほんのりと膨らむほどの射精だった。
これまでの良夫の功績を考えれば、ココは確実に孕んだであろう。
……だが二人とも、これで終わりにするつもりなど毛頭無かった。
「ココ……」
「パパ……」
どちらからともなく求め合った二人は、ベッドを軋ませながら律動を開始した。
結合部から溢れた精液が泡立つほど、激しく、濃密に────
────そして、翌朝起こしに来たジャックに発見されるまで、禁断のごっこ遊びは続いたのだった。
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