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異世界の勇者
第二十二話、二人のユウ
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「はへぇ……♡」
リビングの床には、メイが大きく股を開いた状態でうつ伏せに倒れていた。
三回連続で中出しされたことにより開ききったアナルからは、絶頂の余韻で痙攣するたびに夥しい量の精液が溢れ出し、床に白濁した水たまりを作り出している。
「見てごらん、スー。メイの後ろの穴を。
初めての時はもう少し早く収縮してたんだけど、今じゃ僕の形を覚えてしまって、なかなか元に戻らないんだ。
……ふふふ、スーはどっちからがいい? どっちの穴を、先にあんなふうにして欲しい?
こっちの、すぐヌルヌルになるイヤらしい前の穴かい? それとも、僕の指を締め付けて離さない後ろの穴かい?」
「あっ♡ はぁ……っ♡ ど、どちらでもっ♡ どちらでも、お好きな方をお使いください……♡ ユウ様ぁ……♡」
そして、メイを気絶させた張本人であるユウはといえば、例のごとく扉の隙間からメイとのセックスを覗いていたスーを捕まえて膝の上に乗せると、未だに未使用のままのマンコとアナルを二本の指で同時に責め立てていた。
「う~ん……どっちでもいいって言われると、迷っちゃうなぁ……
…………そうだ。それじゃあ、僕はこのままスーがイクまで両方イジり続けるから、どっちの穴で気持ちよくなっちゃったのか教えてよ。イッた方の穴に入れてあげるから」
「ひっ♡ む、無理ですっ♡ そんなの……あっ、あぁっ、無理ですぅっ♡」
言葉でもスーを弄びながら、ユウはマンコに入れた親指と、アナルに入れた中指の動きをよりいっそう激しくしていく。
「~~~~~っ!!♡♡」
グチュグチュと音を立てながらの容赦ない二穴責めに、スーは両脚を指先までピンと伸ばしながら、唇をキツく噛み締めて背を仰け反らせた。
そして、ユウがアナルとマンコ、二つの穴の中から間の肉をつまむように、指先をギュッと閉じた瞬間────
「~~~~っ!?♡ あぁぁあああああああっ!!♡♡」
プシュプシュと潮を吹きながら、スーは絶頂した。
その吹き出した愛の雫は、ちょうどふたりの前に倒れていたメイの体に容赦なく降りかかっていく。
だが、そんなことを気にしている余裕がスーにはあるはずもなく、気づいたところで途中で絶頂を止めるような芸当ができる訳もない。
「ひっ……♡ ふひっ……♡」
結局、スーはユウの体にもたれ掛かるように体重を預けたまま、蕩けたような顔でメイに飛沫を浴びせ続けるしかなかった。
「ふふふ……イっちゃったね、スー。
……さあ、どっちだった? 前の穴か、それとも後ろの穴か……今スーは、どっちでイったんだい?」
「ひぅっ……♡ しょ、しょんなの……わ、分からないれしゅ……♡」
「どっちが気持ちよかったのか、分からないのかい?」
「は……はひ……♡」
「それは、どっちも気持ちよかったから?」
「しょ、しょう、れしゅ……♡」
当然といえば当然だが、激しい絶頂で朦朧とするスーからは、明瞭な答えなど返ってこない。
「そう…………それはちょうど良かったよ、スー」
しかしユウはむしろ満足げに頷くと、ウネウネと蠢き続けるスーの穴から指を抜き取り、その視線をリビングの扉がある方向に向けた。
そこには────
「やあ、ただいま────ユウ」
「やあ、おかえり────ユウ」
────クロウを背面駅弁ファックしながら市場から帰ってきた、もうひとりのユウの姿があった。
◇
「まっ、待っれ……待っれくらさい……! なんれ、ユウしゃまがふたりも……」
立ち上がったユウに背面駅弁スタイルで抱え上げられながら、スーは呂律の回らない舌で必死にユウに問いかけた。
「それはもちろん────」
「────スーに最高の初体験をしてもらうためさ」
それに対し、前と後ろに立つ二人のユウがサラウンドで答えを返してくる。
「しょ、しょんなの……」
と、常識的に考えてありえないユウの言葉を否定しかけたスーだったが、逆にユウであればこそ、そんな馬鹿げた理由でも分裂しかねないと思い直し、言葉を飲み込んだ。
「ふふふ……まぁ、半分は冗談だけど────」
「────でももう半分は、『せっかくだからこの機会に、スーに最高の初体験を経験させてあげよう』ってことでふたりの意見が一致したんだよ?」
「そうそう。だから難しいことは考えずに────」
「────スーはだた、快楽を受け入れてくれればいいんだよ」
「ひっ!?♡」
後ろにいるユウのチンポがアナルに、前にいるユウのチンポがマンコにセットされ、スーは体を硬直させて息を飲む。
スーとて、いつかユウに抱かれることは覚悟していたし、むしろそれを望んでもいた。
マンコだろうとアナルだろうと、求められればどちらでも喜んで捧げるつもりだった。
しかし、その二つを同時に────しかも二人に増えたユウに前後から挟まれての初体験となれば、あまりにも想定外過ぎて覚悟もなにもあったものではない。
「あっ♡ ひっ♡ しょんな……どっちもなんてぇ……っ♡」
喜んでいいのか、それとも恐怖するべきなのか……
喜怒哀楽の感情を通り越して、もはや混乱するしかないスーの未使用マンコと未使用アナルに、二本の勇者チンポが押し付けられ────
ヌッ…………ズルンッ!
「ぎっ……!? ひぃぃぃぃぃぃ…………っ!!♡♡」
この日のために調教され続けてきた二つの穴は、抵抗らしい抵抗もなく、先程まで入っていた指の数倍は太いそれを易々と奥まで飲み込んだのだった。
リビングの床には、メイが大きく股を開いた状態でうつ伏せに倒れていた。
三回連続で中出しされたことにより開ききったアナルからは、絶頂の余韻で痙攣するたびに夥しい量の精液が溢れ出し、床に白濁した水たまりを作り出している。
「見てごらん、スー。メイの後ろの穴を。
初めての時はもう少し早く収縮してたんだけど、今じゃ僕の形を覚えてしまって、なかなか元に戻らないんだ。
……ふふふ、スーはどっちからがいい? どっちの穴を、先にあんなふうにして欲しい?
こっちの、すぐヌルヌルになるイヤらしい前の穴かい? それとも、僕の指を締め付けて離さない後ろの穴かい?」
「あっ♡ はぁ……っ♡ ど、どちらでもっ♡ どちらでも、お好きな方をお使いください……♡ ユウ様ぁ……♡」
そして、メイを気絶させた張本人であるユウはといえば、例のごとく扉の隙間からメイとのセックスを覗いていたスーを捕まえて膝の上に乗せると、未だに未使用のままのマンコとアナルを二本の指で同時に責め立てていた。
「う~ん……どっちでもいいって言われると、迷っちゃうなぁ……
…………そうだ。それじゃあ、僕はこのままスーがイクまで両方イジり続けるから、どっちの穴で気持ちよくなっちゃったのか教えてよ。イッた方の穴に入れてあげるから」
「ひっ♡ む、無理ですっ♡ そんなの……あっ、あぁっ、無理ですぅっ♡」
言葉でもスーを弄びながら、ユウはマンコに入れた親指と、アナルに入れた中指の動きをよりいっそう激しくしていく。
「~~~~~っ!!♡♡」
グチュグチュと音を立てながらの容赦ない二穴責めに、スーは両脚を指先までピンと伸ばしながら、唇をキツく噛み締めて背を仰け反らせた。
そして、ユウがアナルとマンコ、二つの穴の中から間の肉をつまむように、指先をギュッと閉じた瞬間────
「~~~~っ!?♡ あぁぁあああああああっ!!♡♡」
プシュプシュと潮を吹きながら、スーは絶頂した。
その吹き出した愛の雫は、ちょうどふたりの前に倒れていたメイの体に容赦なく降りかかっていく。
だが、そんなことを気にしている余裕がスーにはあるはずもなく、気づいたところで途中で絶頂を止めるような芸当ができる訳もない。
「ひっ……♡ ふひっ……♡」
結局、スーはユウの体にもたれ掛かるように体重を預けたまま、蕩けたような顔でメイに飛沫を浴びせ続けるしかなかった。
「ふふふ……イっちゃったね、スー。
……さあ、どっちだった? 前の穴か、それとも後ろの穴か……今スーは、どっちでイったんだい?」
「ひぅっ……♡ しょ、しょんなの……わ、分からないれしゅ……♡」
「どっちが気持ちよかったのか、分からないのかい?」
「は……はひ……♡」
「それは、どっちも気持ちよかったから?」
「しょ、しょう、れしゅ……♡」
当然といえば当然だが、激しい絶頂で朦朧とするスーからは、明瞭な答えなど返ってこない。
「そう…………それはちょうど良かったよ、スー」
しかしユウはむしろ満足げに頷くと、ウネウネと蠢き続けるスーの穴から指を抜き取り、その視線をリビングの扉がある方向に向けた。
そこには────
「やあ、ただいま────ユウ」
「やあ、おかえり────ユウ」
────クロウを背面駅弁ファックしながら市場から帰ってきた、もうひとりのユウの姿があった。
◇
「まっ、待っれ……待っれくらさい……! なんれ、ユウしゃまがふたりも……」
立ち上がったユウに背面駅弁スタイルで抱え上げられながら、スーは呂律の回らない舌で必死にユウに問いかけた。
「それはもちろん────」
「────スーに最高の初体験をしてもらうためさ」
それに対し、前と後ろに立つ二人のユウがサラウンドで答えを返してくる。
「しょ、しょんなの……」
と、常識的に考えてありえないユウの言葉を否定しかけたスーだったが、逆にユウであればこそ、そんな馬鹿げた理由でも分裂しかねないと思い直し、言葉を飲み込んだ。
「ふふふ……まぁ、半分は冗談だけど────」
「────でももう半分は、『せっかくだからこの機会に、スーに最高の初体験を経験させてあげよう』ってことでふたりの意見が一致したんだよ?」
「そうそう。だから難しいことは考えずに────」
「────スーはだた、快楽を受け入れてくれればいいんだよ」
「ひっ!?♡」
後ろにいるユウのチンポがアナルに、前にいるユウのチンポがマンコにセットされ、スーは体を硬直させて息を飲む。
スーとて、いつかユウに抱かれることは覚悟していたし、むしろそれを望んでもいた。
マンコだろうとアナルだろうと、求められればどちらでも喜んで捧げるつもりだった。
しかし、その二つを同時に────しかも二人に増えたユウに前後から挟まれての初体験となれば、あまりにも想定外過ぎて覚悟もなにもあったものではない。
「あっ♡ ひっ♡ しょんな……どっちもなんてぇ……っ♡」
喜んでいいのか、それとも恐怖するべきなのか……
喜怒哀楽の感情を通り越して、もはや混乱するしかないスーの未使用マンコと未使用アナルに、二本の勇者チンポが押し付けられ────
ヌッ…………ズルンッ!
「ぎっ……!? ひぃぃぃぃぃぃ…………っ!!♡♡」
この日のために調教され続けてきた二つの穴は、抵抗らしい抵抗もなく、先程まで入っていた指の数倍は太いそれを易々と奥まで飲み込んだのだった。
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