義理の父のせいで婚約は破棄されました。最初からハッピーエンドを望むなんて間違ってたのかな。

「ねぇ、婚約破棄するか、
 私を殺して復讐を達成するか。
 フリート、貴方はどっちがいい?」

「え、、、?」


貴方が私に近づいた目的を、
私ははじめから気づいていたのよ。

   
「どちらでも、好きな方を選んでくれていいのよ?」

私はにっこりと微笑んだ。


私達の結末に
ハッピーエンドなんてないの。


父は、
私達の婚約をめちゃくちゃにした。
24h.ポイント 7pt
11
小説 34,570 位 / 190,634件 恋愛 15,290 位 / 57,550件

あなたにおすすめの小説

妊娠できない婚約者とは婚約破棄でしょうか?私ではないあの女は貴方の望みを全て叶えているの?

五月ふう
恋愛
婚約破棄してほしい。その言葉は思っているよりも重い言葉だった。なぜ婚約破棄したいの?アイは目に涙をいっぱいに溜めて言った。どうしても、婚約破棄しないといけない理由がある。それはーーー。

大嫌いな婚約者と婚約破棄しようと思うのですが。君のことを記憶からなくしたいくらい、大嫌いなんだ。

五月ふう
恋愛
婚約して?お願い。カノハは僕の目を真っ直ぐに見て言った。僕とカノハが婚約して、一ヶ月たった頃だった。婚約破棄は私の望みよ!ずっとおかしいと思ってた!僕が持つ秘密に君は気がついたんだね。

妾の妊娠によって婚約破棄となりました。それは、彼女が巧妙に仕掛けた罠だった。

五月ふう
恋愛
「王子デュークの子供を  妊娠したのは私なんだから、  私が正妃になるに  決まってるでしょ?」 「そんな!!  デュークが浮気した上に  妊娠までさせるなんて!!  なにかの間違いよ!!」 「嘘じゃないわ。  負け惜しみしたってむだよ、  アスラ。」 「デューク一体  どういうことなの?!」 「レオナに騙されたんだ。  だが、僕には  妊娠したと言い張る彼女を  否定することができない。」 それは 彼女が巧妙に仕掛けた罠だった。

【短編】浮気症の公爵様から離縁されるのを待っていましたが、彼はこの婚姻を続けるつもりのようです。私を利用しようとしたって無駄ですよ、公爵様?

五月ふう
恋愛
「私と離縁してくれますか?公爵様?」 16歳のとき、ユナ・ハクストルは公爵リューク・イタルクに嫁いだ。 愛とは何か。恋とは何か。 まだ何も知らない彼女は公爵との幸せな未来を夢見ていた。だが、リュークには10人を超える愛人がいて、ユナを愛するつもりは無かった。 ねぇ、公爵様。私を馬鹿にしていると痛い目を見ますよ?

幼馴染の婚約者は奪われ婚約破棄となりました。

五月ふう
恋愛
「ごめん、アンダーソン。  私やっぱり  貴方と婚約破棄するわ。」 私はソファーの上に正座をした。 私の名前はリリィ・ストラス。 ストラス家の次女で、 皇太子アンダーソンの許嫁だ。 ソファーに足を投げ出して、 本を読んでいたアンダーソンは ぱたんと本を閉じた。 「なんで?」

愛人が妊娠したから私とは婚約破棄したいのですか?

五月ふう
恋愛
愛人が妊娠したから、婚約破棄したいと言うことですか?宰相娘カナリアは婚約者であるレイヤにそう尋ねた。レイヤと婚約してから、まだ一ヶ月しか経ってないのに、、。そんなことしたらどうなるか、わかってますよね?

愛されていないのですね、ではさようなら。

杉本凪咲
恋愛
夫から告げられた冷徹な言葉。 「お前へ愛は存在しない。さっさと消えろ」 私はその言葉を受け入れると夫の元を去り……

(完結)「君を愛することはない」と言われました。夫に失恋した私は・・・・・・

青空一夏
恋愛
私は貧乏男爵家の四女アロイーズ。容姿にも自信がなかった私は、貴族令嬢として生きるよりは仕事を持って生きようとした。看護婦養成所に行き、看護婦となり介護の勉強もし、大きな病院に勤めたのだ。 「貴族のくせにそんな仕事に就いて・・・・・・嘆かわしい」 「看護師なんて貴族令嬢のやることじゃないわよね」  社交界ではそんな評価で、両親も私を冷めた目で見ていた。だから、私は舞踏会や夜会に出ることはなかった。その夜会に出る為に着るドレスだって高価すぎて、私には分不相応なものだったから。  それでも私はこの仕事にプライドを持って、それなりに充実した暮らしをしていた。けれどお父様はそんな私に最近、お見合い話をいくつも持ってくる。 「お前は見栄えは良くないが、取り柄ができて良かったなぁ。実はマロン公爵家から結婚の申し込みがきている」 「公爵家からですか? なにかのお間違いでしょう?」 「いいや。マロン公爵の父上で後妻を希望なのだ」 「その方のお歳はいくつですか?」 「えっと。まぁ年齢は70歳ぐらいだが、まだ若々しい方だし・・・・・・」  私にくる結婚の釣書は、息子に爵位を譲った老貴族ばかりになった。無償で介護をするための嫁が欲しいだけなのは想像できる。なので私は一生、独身でいいと思っていた。  ところが、ドビュッシー伯爵家の麗しい次男クレマンス様から結婚を申し込まれて・・・・・・  看護婦養成所や介護師養成所などあります。看護婦はこの異世界では貴族令嬢がする仕事ではないと思われています。医学的にはある程度発達した異世界ですが、魔女や聖獣も存在します。青空独自のゆるふわ設定異世界。